AC/DC - MANCHESTER 1986(2CDR) [Shades 1305]

AC/DC - MANCHESTER 1986(2CDR) [Shades 1305]

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商品詳細

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Live at the Apollo, Manchester, UK 13th January 1986 TRULY PERFECT SOUND

 絶頂期と何ら変わらぬ凄まじい演奏と貴重ナンバーが美味しい秘境“FLY ON THE WALL Tour”。その現場を極上体験させてくれる新発掘ライヴアルバムが登場です。
 そんな本作が記録されたのは「1986年1月13日マンチェスター公演」。その強力オーディエンス録音です。1986年と言えば、2つの交錯する時期でもあり、それによってセットも異なっていました。まずは、その辺を整理する意味でも当時のスケジュールから振り返ってみましょう。

●1985年
・1月15日+19日:ROCK IN RIO出演
《6月28日『FLY ON THE WALL』発売》
・9月4日-11月24日:北米#1(58公演)
●1986年
・1月13日-2月27日:欧州(28公演)←★ココ★
《5月24日『WHO MADE WHO』発売》
・7月31日-9月20日:北米#2(42公演)

 これが1985年/1986年のAC/DC。『FLY ON THE WALL』のリリース後にワールド・ツアーを開始しますが、その「北米#1+欧州」が“FLY ON THE WALL Tour”で、サントラ盤『WHO MADE WHO』を挟んだ「北米#2」が“WHO MADE WHO Tour”でした。本作のマンチェンスター公演は前者にあたる「欧州」レッグ。約2ヶ月ぶりに再始動した1986年一発目の初日でした。
 そんなキックオフの現場で記録された本作は、極太な芯に目も醒める極上サウンド。とにかく距離感がない。波形とにらめっこしながら分析すればホール鳴りも検出できるのでしょうが、ヘッドフォンで耳を澄ましてもボケも曇りも感じ取れない。曲間になると沸き立つ喝采や拍手がオーディエンスらしいと言えばらしい(「Whole Lotta Rosie」「Let There Be Rock」「Hells Bells」の大合唱が凄い!)のですが、これくらいならラジオ放送にもありがちなだしな……と迷うレベル。ぶっちゃけた話、ディレイを効かせすぎていたスタジオ作『FLY ON THE WALL』よりもシャキッとしていて、「これぞAC/DC本来の出音!」と膝を叩きたくなるのです。
 そのド直球サウンドで描かれるのは、貴重曲が美味しい“FLY ON THE WALL Tour”のフルショウ。サイモン・ライト時代のライヴというと『PLUG ME IN』で公式化された1983年ヒューストン公演もありますが、本作はそこでも聴けないレパートリーが山盛り。ここで比較しながらセットを整理しておきましょう。

●ボン・スコット時代(8曲)
・ハイ・ヴォルテージ:The Jack(★)/T.N.T.(★)
・悪事と地獄:Dirty Deeds Done Dirt Cheap/Jailbreak(★)
・ロック魂:Whole Lotta Rosie(★)/Let There Be Rock(★)
・パワーエイジ:Sin City
・地獄のハイウェイ:Highway to Hell(★)
●ブライアン・ジョンソン時代(8曲)
・バック・イン・ブラック:Back in Black/You Shook Me All Night Long(★)/Shoot to Thrill/Hells Bells
・悪魔の招待状:For Those About to Rock (We Salute You)(★)
・フライ・オン・ザ・ウォール:Fly on the Wall(★)/Shake Your Foundations(★)/Sink the Pink(★)

……と、このようになっています。大代表曲の美味しいサイモン・バージョンがズラリと並ぶ中で、耳を惹くのはやはり『FLY ON THE WALL』ナンバー。いずれもこのツアーでしか演奏されなかったレア曲ばかりですし、しかもスタジオ盤よりも音がナチュラル&タイト。本来あるべきAC/DCらしいサウンドで演奏されると『BACK IN BLACK』や『FOR THOSE ABOUT TO ROCK (WE SALUTE YOU)』に収録されたとしても違和感のない名曲だったと思い知られるのです。
 常に怪物であり続けたAC/DCヒストリーの中にあると若干凹みがちとなってしまう『FLY ON THE WALL』時代。しかしそんな時代だからこそのレア曲が美味しく、演奏時代は80年代ならではの苛烈さをキープしていました。本作は、そんなショウをサウンドボードばりのド直球サウンドでフル体験できてしまう貴重な大傑作。こんなライヴアルバムに出逢えてしまうから、アンダーグラウンド録音は止められない。コレクター冥利に尽きる一作、どうぞ思う存分お楽しみください!

★「1986年1月13日マンチェスター公演」の強力オーディエンス録音。とにかく極太な芯が距離感なく迫る密着サウンドで、ぶっちゃけた話がディレイを効かせすぎていたスタジオ作『FLY ON THE WALL』よりもシャキッとしているほど。このツアーでしか演奏されなかった『FLY ON THE WALL』ナンバーが美味しく、スタジオ盤よりも音がナチュラル&タイトな本来あるべきAC/DCらしいサウンドで楽しめる大傑作ライヴアルバムです。

(リマスター・メモ)
★かなり高いピッチを修正。素晴らしい音質です。

Disc 1 (54:50)
1. Fly on the Wall
2. Back in Black
3. Shake Your Foundations
4. Dirty Deeds Done Dirt Cheap
5. You Shook Me All Night Long
6. Sin City
7. Jailbreak
8. The Jack
9. Shoot to Thrill
10. Highway to Hell

Disc 2(37:32)
1. Sink the Pink
2. Whole Lotta Rosie
3. Let There Be Rock
4. Hells Bells
5. T.N.T.
6. For Those About to Rock

Brian Johnson - Vocals
Angus Young - Guitar
Malcolm Young - Guitar
Cliff Williams - Bass
Simon Wright - Drums