JULIAN LENNON - U.S. TOUR 1985(2CDR) [Uxbridge 1430]
JULIAN LENNON - U.S. TOUR 1985(2CDR)
[Uxbridge 1430]
販売価格: 2,500円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Fox Theatre, Detroit, MA, USA 23rd April 1985 PERFECT SOUND
Warfield Theatre, San Francisco, CA, USA 6th May 1985 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND
ジュリアン・レノンが1984年にファースト・アルバム「VALOTTE」を引っ提げてアーティスト・デビューを果たした際には大きな注目を浴びました。何しろあの偉大な父、ジョンの息子がミュージシャンとしてデビューしたのだから脚光を浴びないはずがない。それに84年といえば彼の父が非業の死を遂げた記憶がまだ生々しく、それ故に息子がミュージシャンを継いでくれたことに多くの人が感銘を受けたのでした。
その反面、日本やイギリスでは「ジョンの息子」というレッテルや期待が大きすぎて当時はジュリアンの音楽が正当に評価されなかったように思えてなりません。幸いなことに現在アルバム「VALOTTE」は1980年代半ばに生み出されたポップ/ロック・アルバムの名作として再評価されており、それでいて国内盤が廃盤になってしまったことからオークションにCDが現れると必ず買い手がつくという人気ぶり。この「VALOTTE」というアルバムは何といっても曲が抜群にイイ。
特にアメリカでは同アルバムが年間チャートの17位に入るほどのヒットを記録。そこで85年に入ってからジュリアン初のライブ・ツアーが3月から5月にかけて敢行されます。シアター・クラスの会場を回った本ツアーはどこも満員札止め状態の大盛況。この活況ぶりを受けてか、同ツアーからはリアルタイムでキニーを始め日本製のLPがいくつかリリースされたほどでした。
ところが時代が経過するにつれてジュリアンの活動が顧みられなくなってしまい、CDでこのツアーの音源がアイテムとしてのリリースされることはなく、ジュリアンの鮮烈なデビュー当時の活動が見過ごされてしまいます。そんな状況に業を煮やしてか、先月ネット上に奇しくも二種類のオーディエンス録音が一気に登場しました。それらはどちらも非常に良好な音質であったことはもちろん、当時アメリカでジュリアンの人気がどれだけ盛り上がっていたかを如実に物語ってくれるリアルなドキュメントでもあったという。
当時リリースされた日本製LPを記憶している方なら思い出されるかもしれませんが、このツアーでのジュリアンに対するアメリカのオーディエンスの熱狂がとにかく凄まじい。やたら女性からキャアキャアいわれていて、今では死後と化した「黄色い歓声」が文字通り飛び交う。これはビートルズはおろか、ジョンのことすら知らないであろうアメリカの十代の女子たちの心をジュリアンが掴んでいたことを証明しています。
考えてみれば、あの甘いマスクでポップな曲を優しい声で歌うジュリアンに人気が出ないはずがない。あくまで父の影がつきまとっていた日本やイギリスの見方と違い、アメリカでは1985年型ニュー・アイドルの登場的な受け止め方をされたことが凄まじい人気を巻き起こした秘訣でした。それでいて単なるアイドルではなくイイ曲を書けて歌えるのだから最強。
二月に登場したジュリアンの85年アメリカ・ツアー音源からもその熱狂がありありと伝わってくる。当時アナログでリリースされていたのはヒューストンとニューヨーク、そしてLAでしたが、今回はデトロイトとツアー最終の地であるサンフランシスコ。
まず一枚目に収録されたデトロイトはオープニングの「Well I Don't Know」が未収録ではありますが、ステレオでクリアー、しかも広がりのある音質がとても聞きやすい。そして何といっても終始キャアキャアいってる女子の盛り上がりに圧倒されます。もっとも録音者の周囲にそうした声を上げる人物が皆無であったことは幸いでした。中でも大ヒットを記録した「Valotte」をジュリアンが歌い始めた時の悲鳴にも似た歓声は彼の凄まじい人気ぶりをリアルに伝えてくれます。ちなみにこちらの音源はピッチが高めでしたので、リリースに際してしっかりアジャスト。
一方サンフランシスコはモノラルならではのどっしりとした質感が魅力で、しかもオープニングの「Well I Don't Know」から完全収録。こちらも相変わらずの人気ぶりが伝わってくるものの、デトロイトと比べると歓声にメリハリがあり(笑)もっとロックコンサートらしい盛り上がり。この日はツアー最終日の前日という位置でもあり、それまでのツアーをこなしてきた自信からか、ジュリアンの落ち着きを払った振る舞いが印象的。例えば「Big Mama」では観客に曲名を叫ばせた思えば「Stand By Me」ではイントロをじらしてみせるといった具合。
このようにどちらの公演もそれぞれの魅力ある音質である上、何よりデビュー当時ならではのジュリアンのはつらつとしたパフォーマンスが素晴らしい。まだファースト・アルバムしかないアーティストということからディスク一枚にサクッと収まる聞きやすさも魅力。そして何よりアルバム「VALOTTE」の名曲満載。一躍時代の寵児となったジュリアンの絶頂期パフォーマンスをカップリング!
Disc 1 (67:13)
Fox Theatre, Detroit, MA, USA 23rd April 1985
1. O.K. for You
2. On the Phone
3. Lonely
4. Say You're Wrong
5. Let Me Be
6. Valotte
7. Jesse
8. Space
9. Big Mama
10. Band Introductions (tape flip)
11. Too Late for Goodbyes
12. Stand By Me
13. Day Tripper
14. Slippin' and Slidin' (Peepin' and Hidin')
Disc 2 (71:12)
Warfield Theatre, San Francisco, CA, USA 6th May 1985
1. Introduction
2. I Don't Know
3. Ok For You
4. On The Phone
5. Lonely
6. Say You're Wrong
7. Let Me Be
8. Valotte
9. Jesse
10. Space
11. Big Mama
12. band introductions
13. Too Late For Goodbyes
14. Stand By Me
15. Day Tripper
16. Slippin' and Slidin' (Peepin' and Hidin')
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Fox Theatre, Detroit, MA, USA 23rd April 1985 PERFECT SOUND
Warfield Theatre, San Francisco, CA, USA 6th May 1985 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND
ジュリアン・レノンが1984年にファースト・アルバム「VALOTTE」を引っ提げてアーティスト・デビューを果たした際には大きな注目を浴びました。何しろあの偉大な父、ジョンの息子がミュージシャンとしてデビューしたのだから脚光を浴びないはずがない。それに84年といえば彼の父が非業の死を遂げた記憶がまだ生々しく、それ故に息子がミュージシャンを継いでくれたことに多くの人が感銘を受けたのでした。
その反面、日本やイギリスでは「ジョンの息子」というレッテルや期待が大きすぎて当時はジュリアンの音楽が正当に評価されなかったように思えてなりません。幸いなことに現在アルバム「VALOTTE」は1980年代半ばに生み出されたポップ/ロック・アルバムの名作として再評価されており、それでいて国内盤が廃盤になってしまったことからオークションにCDが現れると必ず買い手がつくという人気ぶり。この「VALOTTE」というアルバムは何といっても曲が抜群にイイ。
特にアメリカでは同アルバムが年間チャートの17位に入るほどのヒットを記録。そこで85年に入ってからジュリアン初のライブ・ツアーが3月から5月にかけて敢行されます。シアター・クラスの会場を回った本ツアーはどこも満員札止め状態の大盛況。この活況ぶりを受けてか、同ツアーからはリアルタイムでキニーを始め日本製のLPがいくつかリリースされたほどでした。
ところが時代が経過するにつれてジュリアンの活動が顧みられなくなってしまい、CDでこのツアーの音源がアイテムとしてのリリースされることはなく、ジュリアンの鮮烈なデビュー当時の活動が見過ごされてしまいます。そんな状況に業を煮やしてか、先月ネット上に奇しくも二種類のオーディエンス録音が一気に登場しました。それらはどちらも非常に良好な音質であったことはもちろん、当時アメリカでジュリアンの人気がどれだけ盛り上がっていたかを如実に物語ってくれるリアルなドキュメントでもあったという。
当時リリースされた日本製LPを記憶している方なら思い出されるかもしれませんが、このツアーでのジュリアンに対するアメリカのオーディエンスの熱狂がとにかく凄まじい。やたら女性からキャアキャアいわれていて、今では死後と化した「黄色い歓声」が文字通り飛び交う。これはビートルズはおろか、ジョンのことすら知らないであろうアメリカの十代の女子たちの心をジュリアンが掴んでいたことを証明しています。
考えてみれば、あの甘いマスクでポップな曲を優しい声で歌うジュリアンに人気が出ないはずがない。あくまで父の影がつきまとっていた日本やイギリスの見方と違い、アメリカでは1985年型ニュー・アイドルの登場的な受け止め方をされたことが凄まじい人気を巻き起こした秘訣でした。それでいて単なるアイドルではなくイイ曲を書けて歌えるのだから最強。
二月に登場したジュリアンの85年アメリカ・ツアー音源からもその熱狂がありありと伝わってくる。当時アナログでリリースされていたのはヒューストンとニューヨーク、そしてLAでしたが、今回はデトロイトとツアー最終の地であるサンフランシスコ。
まず一枚目に収録されたデトロイトはオープニングの「Well I Don't Know」が未収録ではありますが、ステレオでクリアー、しかも広がりのある音質がとても聞きやすい。そして何といっても終始キャアキャアいってる女子の盛り上がりに圧倒されます。もっとも録音者の周囲にそうした声を上げる人物が皆無であったことは幸いでした。中でも大ヒットを記録した「Valotte」をジュリアンが歌い始めた時の悲鳴にも似た歓声は彼の凄まじい人気ぶりをリアルに伝えてくれます。ちなみにこちらの音源はピッチが高めでしたので、リリースに際してしっかりアジャスト。
一方サンフランシスコはモノラルならではのどっしりとした質感が魅力で、しかもオープニングの「Well I Don't Know」から完全収録。こちらも相変わらずの人気ぶりが伝わってくるものの、デトロイトと比べると歓声にメリハリがあり(笑)もっとロックコンサートらしい盛り上がり。この日はツアー最終日の前日という位置でもあり、それまでのツアーをこなしてきた自信からか、ジュリアンの落ち着きを払った振る舞いが印象的。例えば「Big Mama」では観客に曲名を叫ばせた思えば「Stand By Me」ではイントロをじらしてみせるといった具合。
このようにどちらの公演もそれぞれの魅力ある音質である上、何よりデビュー当時ならではのジュリアンのはつらつとしたパフォーマンスが素晴らしい。まだファースト・アルバムしかないアーティストということからディスク一枚にサクッと収まる聞きやすさも魅力。そして何よりアルバム「VALOTTE」の名曲満載。一躍時代の寵児となったジュリアンの絶頂期パフォーマンスをカップリング!
Disc 1 (67:13)
Fox Theatre, Detroit, MA, USA 23rd April 1985
1. O.K. for You
2. On the Phone
3. Lonely
4. Say You're Wrong
5. Let Me Be
6. Valotte
7. Jesse
8. Space
9. Big Mama
10. Band Introductions (tape flip)
11. Too Late for Goodbyes
12. Stand By Me
13. Day Tripper
14. Slippin' and Slidin' (Peepin' and Hidin')
Disc 2 (71:12)
Warfield Theatre, San Francisco, CA, USA 6th May 1985
1. Introduction
2. I Don't Know
3. Ok For You
4. On The Phone
5. Lonely
6. Say You're Wrong
7. Let Me Be
8. Valotte
9. Jesse
10. Space
11. Big Mama
12. band introductions
13. Too Late For Goodbyes
14. Stand By Me
15. Day Tripper
16. Slippin' and Slidin' (Peepin' and Hidin')