W.A.S.P. - FRANKFURT 1984(1CDR) [Shades 1299]

W.A.S.P. - FRANKFURT 1984(1CDR) [Shades 1299]

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商品詳細

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Volksbildungsheim, Frankfurt, Germany 28th September 1984 PERFECT SOUND

 異形のLAメタルで衝撃のデビューを飾った1984年のW.A.S.P.。その衝撃波に揺れるヨーロッパの現場を極上体験させてくれる新発掘ライヴアルバムが登場です。
 そんな本作が記録されたのは「1984年9月28日フランクフルト公演」。そのリアル・オーディエンス録音です。本作は、単なるポッと出のライヴアルバムではありません。現在、世界中の重金属コレクターを震撼させている名録音家「G.Mann」の秘蔵コレクション。このテーパーは1984年の初登場音源を次から次へと公開しており、今週同時リリースされるMOTLEY CRUEの『MONSTERS OF ROCK NUREMBERG 1984(Zodiac 433)』やACCEPTの『MONSTERS OF ROCK 1984(Zodiac 436)』といったプレス・タイトルも、この人物の作品。普段はなかなかプレス化の望めないACCEPTでも永久保存が実現している事からも、そのスゴ腕ぶりが想像いただけるのではないでしょうか。本作は、そんな今話題の達人によるW.A.S.P.篇なのです。
 さて、そんな名手が立ち会ったのはW.A.S.P.初の西ドイツ公演でもありました。まずは、当時のスケジュールからショウのポジションを確かめてみましょう。

●1984年
《8月17日『W.A.S.P.』発売》
・9月18日-26日:英国(8公演) ←※LIVE AT THE LYCEUM
・9月28日-10月13日:欧州(11公演)←★ココ★
・10月18日-23日:初来日(5公演)
・11月9日:ロンドン公演
・11月24日-12月28日:北米#1(22公演)
●1985年
・1月9日-3月29日:北米#2(58公演)
・7月3日-5日:北米#3(3公演)
《11月9日『THE LAST COMMAND』発売》

 これが衝撃デビュー作『W.A.S.P.』発売以降の歩み。ツアーは初英国からスタートしており、大陸ヨーロッパへと進出。そのまま伝説の初来日へと雪崩れ込む流れでした。このツアーからは公式映像を復刻した超傑作プレスDVD『LIVE AT THE LYCEUM, LONDON』が大定番として君臨しておりますが、本作のフランクフルト公演はその4日後。「欧州」レッグの初日であり、日本上陸の約3週間前というタイミングでもありました。
 そんな初ドイツの現場で記録された本作は、現場の空気感もリアルなオーディエンス録音。残念ながらACCEPTとは違ってプレス級には及ばず、ホール鳴りも厚めではあるのですが、そのド真ん中を突っ切る芯は非常に力強い。ホール鳴りも距離感にならず、むしろ演奏にぶ厚いダイナミズムを与え、グイグイと迫ってくるタイプ。現場となったのは約1400人収容の劇場なのですが、目を閉じるとその空間が浮かぶほどにリアルです。
 その現場サウンドで描かれるショウは、デビュー作の生演奏版と呼ぶに相応しい。下記の曲目をご覧の通り、セットの分析など必要なし。アルバム全10曲のうち「B.A.D.」以外の全曲を演奏しつつ、トドメの大ラスには伝説デビューEPの「Animal (Fuck Like A Beast)」を配置するという極悪セットリストが強烈。もちろん、アグレッシヴ&タフではあってもスラッシュ・メタル/ハードコアを通過していないだけにメロディはキャッチーであり、アリス・クーパー/KISS直伝の極度ポップ感覚。それを凄まじいテンションでぶつけられた現場の観客も盛大に盛り上がっていながら、間近声がないのが素晴らしい。沸き立つ1400人の熱気がステージを炙りながらも、極太な演奏音を邪魔しないのです。

 ワイルド&タフでありながらドラマティシズムを内包しつつ、あくまでもキャッチー。思えば、W.A.S.P.はあまりにもドイツ人好みなサウンドだったのかも知れません。そんな彼らと西独シーンが出会った初めての夜にリアル・サウンドで立ち会える1枚です。当時の入門としてはプレスDVD『LIVE AT THE LYCEUM, LONDON』こそが第一ではありますが、あの名作でぶちのめされた方にはピッタリな新発掘の現場体験盤。どうぞ、じっくりとお楽しみください。

★「1984年9月28日フランクフルト公演」の新発掘オーディエンス録音。今、話題の名録音家「G.Mann」の秘蔵コレクションで、ホール鳴りも距離感にならず、演奏にぶ厚いダイナミズムを与え、グイグイと迫ってくる。ショウはデビュー作の生演奏版と呼ぶに相応しく、アルバム全10曲のうち「B.A.D.」以外の全曲を演奏しつつ、トドメの大ラスには伝説デビューEPの「Animal (Fuck Like A Beast)」を配置するという極悪セットリストが強烈。欧州侵攻に乗り出した歴史的な第一夜を現場体験できるドキュメント・アルバムです。

(62:46)
1. Intro (The End) 
2. On Your Knees
3. The Flame
4. Hellion
5. L.O.V.E. Machine
6. Sleeping (In the Fire)
7. Tormentor
8. School Daze
9. The Torture Never Stops
10. I Wanna Be Somebody
11. Animal (Fuck Like a Beast)

Blackie Lawless - Lead Vocals, Bass
Chris Holmes - Guitars
Randy Piper - Guitars, Vocals
Steve Riley - Drums