NEIL YOUNG - LOS ANGELES 1983: MIKE MILLARD FIRST GENERATION TAPE(2CDR) [Uxbridge 1429]

NEIL YOUNG - LOS ANGELES 1983: MIKE MILLARD FIRST GENERATION TAPE(2CDR) [Uxbridge 1429]

販売価格: 2,500(税込)

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商品詳細

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Universal Amphitheatre, Los Angeles, CA, USA 23rd January 1983 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND

 世界中のマニアを毎週驚かせ続けてくれているマイク・ミラードが遺したテープ公開、最新の音源はニール・ヤング1983年のソロ・ツアーでした。これも今までミラードが録音していたと知られていなかった公演であり、やはり世界中のマニアを驚かせています。80年代のニールのステージを捉えたミラード録音と言えば好評発売中の「COSTA MESA 1989: MIKE MILLARD FIRST GENERATION TAPES」が挙げられますが、今回の音源はそこまで音質が良くありません。
公開時に「weird tour, weird tape」と称されたことからも察せられるでしょう。今回の録音はファースト・ジェネレーション・コピーなのですが、何故か曲間がことごとくカットされていた上に、音質がモノラルなのです。その上「Don't Be Denied」辺りからレンジの狭い音になりはじめ、ライブ後半はいよいよレンジが狭くなってしまう。そしてオープニングに演奏された「The Old Laughing Lady」は未収録。そのせいで「weird tape」と称されたのですね。
こうした要因から推測するにミラードが録音はしたものの、一曲目を録り損ねた上にモノラルになってしまったことから、トレーダー間にあまり出回らせなかった音源なのではないでしょうか?

とはいえミラード録音の貴重な音源には変わりなく、音像自体は十分に大きいオーディエンス録音なのはさすが。今回のリリースに際してはミラードが録り損ねた「The Old Laughing Lady」を「recorder 1」にて補填。今回のミラード録音を合わせてこの日は三種類のオーディエンス録音が存在するのですが、音質的に一番優れているのがこちら。ところが「recorder 1」もまた曲間のカットが激しく、先の曲を歌い終えた後でニールが発した「thank you Los Angeles」という台詞を「recorder 2」から補填。音質的には三種類の中で一番劣る音源なのですが、唯一曲間のカットがないというのがメリット。
これによってミラード録音から失われたオープニングを再現し、なおかつ全曲収録を実現してみせました。

そうした問題を解消してみせた今回のリリースですが、演奏内容は最高。ニールが全編弾き語りというステージなだけでなく、それまでと違い彼の代表曲がずらりと並んだ魅力的な選曲です。実際この選曲や演奏内容の素晴らしさが好評に次ぐ好評を呼び、何と二月には弾き語りでマディソン・スクエア・ガーデン公演を実現させるという快挙を達成。
しかし70年代と違い、例えば「Don't Be Denied」ではスクリーンに過去のニールやCSNYの映像が映されるという演出で会場を沸かせていますし、「Old Man」ではバンジョーの音をシーケンサーで鳴らしながら演奏するなど、単なる弾き語りだけでない演出を盛り込んだことも好評を博したのです。
ところが好評によってツアーを引き延ばしたまではよかったものの、冬に行ったせいでニールが風邪をこじらせてしまい、最後は彼の体調不良から強制終了となってしまいます。それだけにニールの体調がよく、なおかつ会場のサイズ的にもちょうどよかったこの日のユニバーサル・アンフィシアターでのステージを捉えたミラード音源は83年のソロ・ツアーを楽しむには打ってつけ。
とは一筋縄でいかないニール・ヤング。全編を弾き語りにしつつ、それでいてライブ終盤は当時リリースされたばかりのアルバム「TRANS」からのテクノ・ナンバーで締めくくるという意表を突いた展開。それが「weird tour」と称された所以でした。おまけにテクノ・チューンが演奏される際は会場の出音が大きくなってオーディエンス録音の音が割れがちなのですが、案の定ここでも最後の「Computer Age」では音が歪み気味。
それでも「Heart Of Gold」に「Helpless」、そして「Ohio」といった目くるめく名曲が惜しげもなく披露されており、実際に会場も大盛り上がり。この雰囲気がリアルに感じられるのがミラード録音の面目躍如。実に聞きやすい名曲連続の弾き語りライブであり、なるほど好評だったというのも納得。最初に触れた理由から今回はCD-Rでのリリースとなりますが、それでも未収録曲までしっかり補填して抜かりはありません!

Disc 1 (47:45)
1. Old Laughing Lady
2. Motor City
3. Revolution Blues
4. Don't Let It Bring You Down
5. Soul Of A Woman
6. Are There Anymore Real Cowboys?
7. Old Man
8. My Boy
9. Helpless
10. Dance Dance Dance
11. Heart Of Gold
12. Don't Be Denied
13. Pochahontas

Disc 2 (43:30)
1. Sail Away
2. Powderfinger
3. Ohio
4. Human Highway
5. After The Goldrush
6. Transformer Man
7. My My, Hey Hey (Out Of The Blue)
8. Mr. Soul
9. Comes A Time
10. I Am A Child
11. Computer Age