MOTLEY CRUE - MONSTERS OF ROCK: NUREMBERG 1984(1CD) [ZODIAC 433]

MOTLEY CRUE - MONSTERS OF ROCK: NUREMBERG 1984(1CD) [ZODIAC 433]

販売価格: 2,500(税込)

数量:

商品詳細

★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。


Stadion am Dutzendteich, Nuremberg, Germany 2nd September 1984 ULTIMATE SOUND

 現在、世界中の重金属コレクターを震撼させている新発掘マスター・シリーズに初期MOTLEY CRUE篇が登場。1984年の熱演を永久保存するプレスCDが誕生です!
 そんな本作に刻まれているのは「1984年9月2日ニュルンベルク公演」。英国最大のロック祭からフェスツアーへと進化した“MONSTERS OF ROCK Tour”の一幕で記録された超極上オーディエンス録音です。「MORのモトリー」と言ったら先日リリースされた『MONSTERS OF ROCK 1984: DONINGTON & KARLSRUHE(Shades 1290)』が大好評を賜っている真っ最中ですが、本作は別録音……どころではなく、完全に別公演のライヴアルバム。まずは、その状況を理解するためにも“MONSTERS OF ROCK Tour”の概要から振り返ってみましょう。

・8月18日:ドニントン ←※Shades 1290のDISC 1
・8月25日:ストックホルム(3組のみ)
・8月31日:ヴィンタートゥール(3組のみ)
・9月1日:カールスルーエ ←※Shades 1290のDISC 2
・9月2日:ニュルンベルク ←★本作★
・9月5日:ローマ(2組のみ)
・9月7日:トリノ(2組のみ)

 以上、全7公演の欧州ツアーでした。ただし、ちょっと補足が必要。実は公演地によって出演バンド数に違いがありました。具体的に申しますとドニントン(英国)とカールスルーエ/ニュルンベルク(西独)は7組のフルスケールでしたが、ストックホルム(スウェーデン)/ヴィンタートゥール(スイス)はAC/DC/VAN HALEN/MOTLEY CRUEの3組のみ。ローマ/トリノ(伊)に至ってはAC/DC&MOTLEY CRUEの2組だけでした。更に申しますと、イタリア2公演は同じラインナップにも関わらず、トリノ公演では「MONSTERS OF ROCK」の名称が使われなかったようです。
 閑話休題。本作のニュルンベルク公演が大好評の『Shades 1290』とは別公演なのがご理解いただけるでしょう。ただし、両作は完全に別物ながら無関係でもない。実のところ、どちらも今世界中で話題になっている名録音家「G.Mann」の秘蔵コレクションなのです。しかも、プレス化が実現している事からもご想像頂ける通り、本作こそがズバ抜けた最高傑作なのです。
 実際、本作のサウンドは超極上。野外会場だけに反響ゼロなのは分かりますが、それだけでは説明が付かないほど超タイト/猛烈オン/スーパー・ダイレクト! 恐らくは会場内に設営されたPA塔に向かって真っ直ぐマイクを向けたのでしょう。生々しい現場感も漂いつつ、吐き出される出音をそっくりそのまま綺麗に拾っている。終演BGMとしてNIGHT RANGERの「Touch Of Madness」がかかるのですが、それさえも笑っちゃうほど超高音質だったりするのです。
 もちろん、本作の凄味は『DONINGTON & KARLSRUHE(Shades 1290)』さえ問題外なほどにケタ違い。これまた完全な推測で申し訳ないのですが、恐らく1公演ごとにコツを掴んでいったのだと思います。『Shades 1290』にしてもドニントン録音よりカールスルーエ録音の方がダイレクトになっており、本作で一気に華開いている。まさに「ホップ・ステップ・ジャンプ」で録音が巧くなって行く3段録音。“SHOUT AT THE DEVIL Tour”と言えば、『SAN ANTONIO 1983(Zodiac 405)』のような決定盤サウンドボードも存在するわけですが、それでもなお永久保存プレス化せずにはいられないサウンドなのです。
 さらに、プレス化を果たしたのはサウンドだけではない。その苛烈なライヴ自体が強烈無比なのです。7組が出演するMONSTERS OF ROCKの一番手だけに、持ち時間は40分余りと短いのですが、そこに名曲と若々しいエネルギーが濃縮されている。セットは『Shades 1290』と同一ではありますが、本作は入門にも最適な決定盤ですので再掲しておきましょう。

●華麗なる激情(2曲)
・Piece Of Your Action/Live Wire
●シャウト・アット・ザ・デヴィル(7曲+α)
・A面:Bastard/Shout At The Devil/Looks That Kill/Helter Skelter
・B面:Knock 'Em Dead Kid/Ten Seconds To Love(★)/Red Hot(★)
※注:「★」印は“USフェスティバル”では聴けなかった曲。

 そして、この濃縮セットを叩きつける側も叩きつけられる側も物凄いテンションだから本作は凄い。本作はあくまでも骨太・肉厚な演奏こそが絶大な主役を張っているのですが、現場に集うメタル者の熱狂も超リアル。一番手だけに名曲の大合唱と言うよりはお手並み拝見なムードなのですが、あっと言う間にノックアウト。新世代のヒーローを諸手を挙げて歓迎しており、その歓喜を吸い込む青空が目に浮かぶような開放感が凄い。歴史がうねりを上げて動き出すのが手に取る様に分かるのです。故mのリアリティ、歴史スペクタクルはいかな極上サウンドボード出も味わえないオーディエンス録音だけの専売特許。それを超絶クオリティで満喫できる超ドキュメント・アルバムでもあるのです。
 全世界に新世代のLAメタルを知らしめ、米国産ヘヴィメタルの逆襲を宣言した“SHOUT AT THE DEVIL Tour”。そのハイライトとも言えるMONSTERS OF ROCKを超極上体験できる1枚。歴史が動いた現場、どうぞ永久保存プレスCDでいつでも、いつまでもお楽しみください!

★「1984年9月2日ニュルンベルク公演」の超極上オーディエンス録音。野外会場だけに反響ゼロなのは分かりますが、それだけでは説明が付かないほど超タイト/猛烈オン/スーパー・ダイレクト! 生々しい現場感も漂いつつ、吐き出される出音をそっくりそのまま綺麗に拾っている。約43分の持ち時間に「Bastard」「Knock 'Em Dead Kid」「Piece Of Your Action」といった初期曲と若々しいエネルギーが濃縮されて大開放。SHOUT AT THE DEVIL TourでもハイライトとなるMONSTERS OF ROCKを超極上体験できる1枚です。



(42:42)
1. In The Beginning
2. Bastard
3. Knock 'Em Dead Kid
4. Shout At The Devil
5. Ten Seconds To Love
6. Piece Of Your Action
7. Red Hot
8. Looks That Kill
9. Live Wire
10. Helter Skelter