QUEEN - THE HAGUE 1974(1CDR) [Uxbridge 1417]
QUEEN - THE HAGUE 1974(1CDR)
[Uxbridge 1417]
販売価格: 1,500円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Congresgebouw, The Hague, Netherlands 8th December 1974 TRULY AMAZING SOUND
『SHEER HEART ATTACK』やシングル『Killer Queen』の初ヒットを引っさげて世界に打って出た1974年のQUEEN。その現場をリポートしてくれる貴重なライヴアルバムが登場です。
そんな本作に吹き込まれているのは「1974年12月8日ハーグ公演」。大陸ヨーロッパでも随一の親QUEEN大国であるオランダへ初上陸した際のオーディエンス録音です。“SHEER HEART ATTACK Tour”と言えば、QUEEN初の全米ツアーや初来日が実現した事でも知られ、まさに世界征服の第一歩を踏み出した時期。当時の記録としてはオフィシャル発掘盤『LIVE AT THE RAINBOW '74』もありますので、併せて当時のスケジュールでポジションを確認してみましょう。
●1974年
・10月30日-11月7日:英国#1(8公演)
《11月8日『SHEER HEART ATTACK』発売》
・11月8日-11月20日:英国#2(11公演)←※公式LIVE AT THE RAINBOW '74
・11月23日-12月13日:欧州(10公演)←★ココ★
●1975年
・2月5日-24日:北米#1(16公演)
・3月5日-4月6日:北米#2(21公演)
・4月19日-5月1日:初来日(8公演)
これが“SHEER HEART ATTACK Tour”の全体像。『LIVE AT THE RAINBOW '74』はアルバム発売前後の母国ツアーでしたが、その後に大陸ヨーロッパへ渡航。本作のハーグ公演は、その「欧州」レッグ8公演目にあたるコンサートでした。QUEEN初の大陸進出は前1973年でしたが、その時は西ドイツやルクセンブルクなどでショウケース的なギグ。何カ国も移動とステージを繰り返す「ツアー」はこの時が初めてでした。また、その中でもオランダ公演は歴史的に重要。何しろ、オランダでは『SHEER HEART ATTACK』がナショナル・チャート7位に駆け上がり、シングル『Killer Queen』に至ってはトップ3にランクイン。母国イギリスと並んで早くから火が付いた国でした。しかも、その後もQUEENは醒めなかった。次作『オペラ座の夜』はチャート1位に輝き、以降ほとんどのアルバムがチャートのトップを獲得。1位を逃したアルバム3枚もことごとくトップ10入り(『JAZZ』が3位/『FLASH GORDON』が7位/『A KIND OF MAGIC』が2位)という人気ぶり。親QUEEN国というと日本や南米が挙がりますが、ヨーロッパでは間違いなくオランダ。後年になってロビー・ヴァレンタインやヴァレンシアといったQUEENフォロワー達がオランダから登場しましたが、それも歴史の必然だったのです。
本作は、そんな特別な国との初対面を記録したライヴアルバムですが、クオリティも特別。とにかく目も醒めるようなクリアさにびっくり。もちろん、あくまでもヴィンテージ・オーディエンスの範疇ではありますが、空気感が清々しいほどに晴れ渡り、フレディの歌声は歌詞の一語一語どころか、そこに込められたニュアンスや息づかいまで感じられる。ヴォーカルほどではないにしてもギターもドラムもくっきり/すっきり(残念ながらベースはややオフ気味)としており、距離感のない芯のダイレクト感も十分。下手なFMサウンドボードよりも遙かに美しい名録音なのです。
ハッキリ言って永久保存プレスも当然なくらいに聴きやすいサウンドだったりするのですが、それでもUxbridgeレーベルからのご紹介となったのにも理由がある。それは短さ。実のところ、本作を記録したテーパーの目当てはQUEENではなく、前座を務めたダッチ・プログレの名バンドKAYAK(!)だった。そのため、QUEENの頃にはテープ残量が足りなくなっており、90分テープの半面しか記録できなかったのです(と言いますか、このサウンドでKAYAKが聴いてみたい……)。そんな本作で期待できる曲は何か。カンタンに整理しておきましょう。
●QUEEN II(5曲+α)
・Procession/Ogre Battle/Father To Son/White Queen (As It Began)/The March Of The Black Queen/Son And Daughter
●SHEER HEART ATTACK(5曲)
・Now I'm Here/Flick Of The Wrist/In The Lap Of The Gods/Killer Queen/Bring Back That Leroy Brown
……と、このようになっています。ラストは「Son And Daughter」から雪崩れ込むブライアンのギターソロで、曲に戻る前に終了してしまいます。
収録時間の短さ以外に欠点がまるでなく、サウンド・クオリティ的にも、歴史的意義にしても、『LIVE AT THE RAINBOW '74』を超える熱演ぶりからしても、本来であればプレス化して当然の名録音です。ショウの半分とは言え、貴重な若きQUEENを現場体験できる醍醐味は何物にも代えられない。スペックだけ気にしていると見逃しかねないオランダの秘宝アルバム。どうぞ、この機会にじっくりとご体験ください。
(リマスターメモ)
★ピッチが速いので修正しました。
★ヒスと中域を緩和して聴きやすくしました。
★欧州一の親QUEEN国であるオランダへの初見参となった「1974年12月8日ハーグ公演」の絶品オーディエンス録音。とにかく目も醒めるようなクリアさにびっくり。空気感が清々しいほどに晴れ渡り、フレディの歌声は歌詞の一語一語どころか、そこに込められたニュアンスまで感じられ、ギターもドラムもくっきり/すっきり。下手なFMサウンドボードよりも遙かに美しい名録音です。残念ながらショウの前半だけでテープが終了してしまうのですが、それ以外に欠点がまるでなく、若きQUEENの熱演を現場体験できる醍醐味に溢れたライヴアルバムです。
(44:36)
1. Procession
2. Now I'm Here
3. Ogre Battle
4. Father To Son
5. White Queen
6. Flick Of The Wrist
7. In The Lap Of The Gods
8. Killer Queen
9. The March Of The Black Queen
10. Bring Back That Leroy Brown
11. Son And Daughter
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Congresgebouw, The Hague, Netherlands 8th December 1974 TRULY AMAZING SOUND
『SHEER HEART ATTACK』やシングル『Killer Queen』の初ヒットを引っさげて世界に打って出た1974年のQUEEN。その現場をリポートしてくれる貴重なライヴアルバムが登場です。
そんな本作に吹き込まれているのは「1974年12月8日ハーグ公演」。大陸ヨーロッパでも随一の親QUEEN大国であるオランダへ初上陸した際のオーディエンス録音です。“SHEER HEART ATTACK Tour”と言えば、QUEEN初の全米ツアーや初来日が実現した事でも知られ、まさに世界征服の第一歩を踏み出した時期。当時の記録としてはオフィシャル発掘盤『LIVE AT THE RAINBOW '74』もありますので、併せて当時のスケジュールでポジションを確認してみましょう。
●1974年
・10月30日-11月7日:英国#1(8公演)
《11月8日『SHEER HEART ATTACK』発売》
・11月8日-11月20日:英国#2(11公演)←※公式LIVE AT THE RAINBOW '74
・11月23日-12月13日:欧州(10公演)←★ココ★
●1975年
・2月5日-24日:北米#1(16公演)
・3月5日-4月6日:北米#2(21公演)
・4月19日-5月1日:初来日(8公演)
これが“SHEER HEART ATTACK Tour”の全体像。『LIVE AT THE RAINBOW '74』はアルバム発売前後の母国ツアーでしたが、その後に大陸ヨーロッパへ渡航。本作のハーグ公演は、その「欧州」レッグ8公演目にあたるコンサートでした。QUEEN初の大陸進出は前1973年でしたが、その時は西ドイツやルクセンブルクなどでショウケース的なギグ。何カ国も移動とステージを繰り返す「ツアー」はこの時が初めてでした。また、その中でもオランダ公演は歴史的に重要。何しろ、オランダでは『SHEER HEART ATTACK』がナショナル・チャート7位に駆け上がり、シングル『Killer Queen』に至ってはトップ3にランクイン。母国イギリスと並んで早くから火が付いた国でした。しかも、その後もQUEENは醒めなかった。次作『オペラ座の夜』はチャート1位に輝き、以降ほとんどのアルバムがチャートのトップを獲得。1位を逃したアルバム3枚もことごとくトップ10入り(『JAZZ』が3位/『FLASH GORDON』が7位/『A KIND OF MAGIC』が2位)という人気ぶり。親QUEEN国というと日本や南米が挙がりますが、ヨーロッパでは間違いなくオランダ。後年になってロビー・ヴァレンタインやヴァレンシアといったQUEENフォロワー達がオランダから登場しましたが、それも歴史の必然だったのです。
本作は、そんな特別な国との初対面を記録したライヴアルバムですが、クオリティも特別。とにかく目も醒めるようなクリアさにびっくり。もちろん、あくまでもヴィンテージ・オーディエンスの範疇ではありますが、空気感が清々しいほどに晴れ渡り、フレディの歌声は歌詞の一語一語どころか、そこに込められたニュアンスや息づかいまで感じられる。ヴォーカルほどではないにしてもギターもドラムもくっきり/すっきり(残念ながらベースはややオフ気味)としており、距離感のない芯のダイレクト感も十分。下手なFMサウンドボードよりも遙かに美しい名録音なのです。
ハッキリ言って永久保存プレスも当然なくらいに聴きやすいサウンドだったりするのですが、それでもUxbridgeレーベルからのご紹介となったのにも理由がある。それは短さ。実のところ、本作を記録したテーパーの目当てはQUEENではなく、前座を務めたダッチ・プログレの名バンドKAYAK(!)だった。そのため、QUEENの頃にはテープ残量が足りなくなっており、90分テープの半面しか記録できなかったのです(と言いますか、このサウンドでKAYAKが聴いてみたい……)。そんな本作で期待できる曲は何か。カンタンに整理しておきましょう。
●QUEEN II(5曲+α)
・Procession/Ogre Battle/Father To Son/White Queen (As It Began)/The March Of The Black Queen/Son And Daughter
●SHEER HEART ATTACK(5曲)
・Now I'm Here/Flick Of The Wrist/In The Lap Of The Gods/Killer Queen/Bring Back That Leroy Brown
……と、このようになっています。ラストは「Son And Daughter」から雪崩れ込むブライアンのギターソロで、曲に戻る前に終了してしまいます。
収録時間の短さ以外に欠点がまるでなく、サウンド・クオリティ的にも、歴史的意義にしても、『LIVE AT THE RAINBOW '74』を超える熱演ぶりからしても、本来であればプレス化して当然の名録音です。ショウの半分とは言え、貴重な若きQUEENを現場体験できる醍醐味は何物にも代えられない。スペックだけ気にしていると見逃しかねないオランダの秘宝アルバム。どうぞ、この機会にじっくりとご体験ください。
(リマスターメモ)
★ピッチが速いので修正しました。
★ヒスと中域を緩和して聴きやすくしました。
★欧州一の親QUEEN国であるオランダへの初見参となった「1974年12月8日ハーグ公演」の絶品オーディエンス録音。とにかく目も醒めるようなクリアさにびっくり。空気感が清々しいほどに晴れ渡り、フレディの歌声は歌詞の一語一語どころか、そこに込められたニュアンスまで感じられ、ギターもドラムもくっきり/すっきり。下手なFMサウンドボードよりも遙かに美しい名録音です。残念ながらショウの前半だけでテープが終了してしまうのですが、それ以外に欠点がまるでなく、若きQUEENの熱演を現場体験できる醍醐味に溢れたライヴアルバムです。
(44:36)
1. Procession
2. Now I'm Here
3. Ogre Battle
4. Father To Son
5. White Queen
6. Flick Of The Wrist
7. In The Lap Of The Gods
8. Killer Queen
9. The March Of The Black Queen
10. Bring Back That Leroy Brown
11. Son And Daughter