ANDERSON BRUFORD WAKEMAN HOWE - REBIRTH ON THE EDGE: TOKYO 1990 2ND NIGHT(2CDR) [Windmill 008]
ANDERSON BRUFORD WAKEMAN HOWE - REBIRTH ON THE EDGE: TOKYO 1990 2ND NIGHT(2CDR)
[Windmill 008]
販売価格: 2,500円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at NHK Hall, Tokyo, Japan 2nd March 1990 TRULY AMAZING SOUND(from Original Masters)
1990年に“70年代の夢”を届けてくれたABWH。あの想い出が鮮やかに蘇るライヴ・イン・ジャパンが登場です。本作が収録されたのは「1990年3月2日:NHKホール」公演。そのオリジナル録音です。
1973年の初来日以降YESは長らく日本とはご無沙汰となり、2度目は15年後の“BIG GENERATOR TOUR 1988”。その際には大ヒットを飛ばす“90125 YES”であり、熱狂を巻き起こすもプログレッシヴ・ロックを牽引していた“あのYES”とは違っていました。しかし、3度目にして夢が甦った。しかも、今度は初のビル・ブルーフォード入りのYES。オリジネイターが叩く「Heart Of The Sunrise」や「Close To The Edge」「And You And I」は『YESSONGS』ですら叶わなかった夢の夢。それを目の当たりにする時が来た……そんな想いが溢れ吹き出てこぼれ出す来日公演でした。
本作は、そんな空間に全身を浸せるリアルなオーディエンス録音。この来日はサウンドボード・アルバム『CLOSE TO THE MASTER(Virtuoso 228-230)』も大定番として君臨していますが、それも含めて当時の日程からショウのポジションを確認してみましょう。
・3月1日:NHKホール
・3月2日:NHKホール 【本作】
・3月4日:NHKホール 『CLOSE TO THE MASTER』ボーナス
・3月5日:大阪フェスティバルホール
・3月7日:横浜文化体育館『CLOSE TO THE MASTER』
・3月8日:中野サンプラザ
以上、全6公演。大阪1公演以外はすべて関東公演であり、冒頭はNHKホール3DAYS。『CLOSE TO THE MASTER』には3月4日公演のサウンドボード4曲分がボーナス収録されていましたが、本作はまったくの別日。NHKホール3連続の中日にあたるコンサートでした。
そんなショウを収めたのは、実に素晴らしいオーディエンス・サウンド。生々しい熱狂が吸い込まれているのでサウンドボードと間違えることはありませんが、芯のクッキリした演奏音は実に逞しく、感触もオン。距離感もさほどない会場音響はディテールを隠すことなく、煌びやかなキーボードやジョン・アンダーソンのエンジェリック・ヴォイスに“降り注ぎ感”を加えてくれる。下手なサウンドボードよりもシンフォニックな美しさ、荘厳さを厚くしてくれる美しい録音なのです。
さらに嬉しいのが観客の息吹。実は、本作には結構声援や拍手が記録されており、そのムードがすこぶる良いのです。先ほど当時の状況を掻い摘みましたが、本作には“ついに夢が叶う”という期待、それを目の当たりにする熱狂が超リアル。「Time And A Word」の開演時も燃えていますが、その後連発するソロパートも熱い。「Clap/Mood For A Day」が終わるや凄い熱狂が渦巻き、リックのソロ・パートも盛大な声援が飛ぶ。「Long Distance Runaround」や「Heart Of The Sunrise」「And You And I」など、冒頭フレーズの1音だけで燃え上がり、まるで某テレビ番組の「超ウルトラ・ドン!」かのように会場中が即応。ドラムソロも予感を感じただけでカタカナの絶叫「ブラッフォードォ!」が飛び交う(この頃はブルーフォードではありませんでしたね)のです。YESはさまざまなメンバーで幾度となく日本を訪れましたが、この待ちに待った感はいかなる来日公演とも違う。“ABWHだけ”・“1990年だけ”の熱量です。
こう書くとなんだか熱狂まみれの録音のように思われるかも知れませんし、実際にそれは事実だったりもする。しかし、それが聴きづらくならないのが本作のマジックなのです。実のところ、夢の叶った現場は「一挙手一投足を見逃すまい」「1音たりとも聞き逃すものか」という集中力に満ちた場でもある。さらに当時の日本はまだ洋楽ブームの余熱を引きずっており、大好きな曲で騒ぐというムードではなく、演奏に対するリスペクト最優先。曲間やキメに反応する熱狂が苛烈を究めつつも、それがサッと引いて静寂に包まれる。複雑なアンサンブルも細部まで話し声1つにさえ邪魔されずたっぷりと味わえるのです。
セットについては『CLOSE TO THE MASTER』でもお馴染みですので割愛しますが、この熱量・現実感はサウンドボードでは味わえない。『閃光』レパートリーと70年代ナンバーの熱量差も鮮やかだったりしますが、それもまた1990年のリアル。その至福と夢の空間に浸りきり、YESミュージックを全身で浴びられる素晴らしきオリジナル録音です。どうぞ、この機会に存分にお楽しみください。
Disc 1(73:18)
1. Time And A Word/Owner Of A Lonely Heart/Teakbois 2. Clap 3. Mood For A Day
4. Wakeman Solo 5. Long Distance Runaround/Bruford Solo 6. Birthright
7. And You And I 8. Themes 9. Levin/Bruford Duet 10. Brother Of Mine
Disc 2(68:34)
1. Zo-san 2. The Meeting 3. Close To The Edge 4. Heart Of The Sunrise
5. Order Of The Universe 6. Roundabout 7. I've Seen All Good People
Jon Anderson - Vocals Bill Bruford - Drums Steve Howe - Guitars
Rick Wakeman - Keyboards Julian Colbeck - Keyboards
Tony Levin - Bass Milton McDonald - Guitars
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at NHK Hall, Tokyo, Japan 2nd March 1990 TRULY AMAZING SOUND(from Original Masters)
1990年に“70年代の夢”を届けてくれたABWH。あの想い出が鮮やかに蘇るライヴ・イン・ジャパンが登場です。本作が収録されたのは「1990年3月2日:NHKホール」公演。そのオリジナル録音です。
1973年の初来日以降YESは長らく日本とはご無沙汰となり、2度目は15年後の“BIG GENERATOR TOUR 1988”。その際には大ヒットを飛ばす“90125 YES”であり、熱狂を巻き起こすもプログレッシヴ・ロックを牽引していた“あのYES”とは違っていました。しかし、3度目にして夢が甦った。しかも、今度は初のビル・ブルーフォード入りのYES。オリジネイターが叩く「Heart Of The Sunrise」や「Close To The Edge」「And You And I」は『YESSONGS』ですら叶わなかった夢の夢。それを目の当たりにする時が来た……そんな想いが溢れ吹き出てこぼれ出す来日公演でした。
本作は、そんな空間に全身を浸せるリアルなオーディエンス録音。この来日はサウンドボード・アルバム『CLOSE TO THE MASTER(Virtuoso 228-230)』も大定番として君臨していますが、それも含めて当時の日程からショウのポジションを確認してみましょう。
・3月1日:NHKホール
・3月2日:NHKホール 【本作】
・3月4日:NHKホール 『CLOSE TO THE MASTER』ボーナス
・3月5日:大阪フェスティバルホール
・3月7日:横浜文化体育館『CLOSE TO THE MASTER』
・3月8日:中野サンプラザ
以上、全6公演。大阪1公演以外はすべて関東公演であり、冒頭はNHKホール3DAYS。『CLOSE TO THE MASTER』には3月4日公演のサウンドボード4曲分がボーナス収録されていましたが、本作はまったくの別日。NHKホール3連続の中日にあたるコンサートでした。
そんなショウを収めたのは、実に素晴らしいオーディエンス・サウンド。生々しい熱狂が吸い込まれているのでサウンドボードと間違えることはありませんが、芯のクッキリした演奏音は実に逞しく、感触もオン。距離感もさほどない会場音響はディテールを隠すことなく、煌びやかなキーボードやジョン・アンダーソンのエンジェリック・ヴォイスに“降り注ぎ感”を加えてくれる。下手なサウンドボードよりもシンフォニックな美しさ、荘厳さを厚くしてくれる美しい録音なのです。
さらに嬉しいのが観客の息吹。実は、本作には結構声援や拍手が記録されており、そのムードがすこぶる良いのです。先ほど当時の状況を掻い摘みましたが、本作には“ついに夢が叶う”という期待、それを目の当たりにする熱狂が超リアル。「Time And A Word」の開演時も燃えていますが、その後連発するソロパートも熱い。「Clap/Mood For A Day」が終わるや凄い熱狂が渦巻き、リックのソロ・パートも盛大な声援が飛ぶ。「Long Distance Runaround」や「Heart Of The Sunrise」「And You And I」など、冒頭フレーズの1音だけで燃え上がり、まるで某テレビ番組の「超ウルトラ・ドン!」かのように会場中が即応。ドラムソロも予感を感じただけでカタカナの絶叫「ブラッフォードォ!」が飛び交う(この頃はブルーフォードではありませんでしたね)のです。YESはさまざまなメンバーで幾度となく日本を訪れましたが、この待ちに待った感はいかなる来日公演とも違う。“ABWHだけ”・“1990年だけ”の熱量です。
こう書くとなんだか熱狂まみれの録音のように思われるかも知れませんし、実際にそれは事実だったりもする。しかし、それが聴きづらくならないのが本作のマジックなのです。実のところ、夢の叶った現場は「一挙手一投足を見逃すまい」「1音たりとも聞き逃すものか」という集中力に満ちた場でもある。さらに当時の日本はまだ洋楽ブームの余熱を引きずっており、大好きな曲で騒ぐというムードではなく、演奏に対するリスペクト最優先。曲間やキメに反応する熱狂が苛烈を究めつつも、それがサッと引いて静寂に包まれる。複雑なアンサンブルも細部まで話し声1つにさえ邪魔されずたっぷりと味わえるのです。
セットについては『CLOSE TO THE MASTER』でもお馴染みですので割愛しますが、この熱量・現実感はサウンドボードでは味わえない。『閃光』レパートリーと70年代ナンバーの熱量差も鮮やかだったりしますが、それもまた1990年のリアル。その至福と夢の空間に浸りきり、YESミュージックを全身で浴びられる素晴らしきオリジナル録音です。どうぞ、この機会に存分にお楽しみください。
Disc 1(73:18)
1. Time And A Word/Owner Of A Lonely Heart/Teakbois 2. Clap 3. Mood For A Day
4. Wakeman Solo 5. Long Distance Runaround/Bruford Solo 6. Birthright
7. And You And I 8. Themes 9. Levin/Bruford Duet 10. Brother Of Mine
Disc 2(68:34)
1. Zo-san 2. The Meeting 3. Close To The Edge 4. Heart Of The Sunrise
5. Order Of The Universe 6. Roundabout 7. I've Seen All Good People
Jon Anderson - Vocals Bill Bruford - Drums Steve Howe - Guitars
Rick Wakeman - Keyboards Julian Colbeck - Keyboards
Tony Levin - Bass Milton McDonald - Guitars