【取り寄せ】TEDESCHI TRUCKS BAND - AMAGASAKI 2019(2CDR) [Uxbridge 1051]

【取り寄せ】TEDESCHI TRUCKS BAND - AMAGASAKI 2019(2CDR) [Uxbridge 1051]

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商品詳細

Live at Amashin Archaic Hall, Amagasaki, Japan 11th June 2019 TRULY AMAZING SOUND(from Original Masters)

 5度目の来日を果たした現代最強のライヴアクト、TEDESCHI TRUCKS BAND。その最速レポートとなるオリジナル録音が登場です。
 そんな本作が記録されたのは「2019年6月11日:あましんアルカイックホール」公演。その傑作オーディエンス録音です。今回は第一報ですが、これからもレポートは続くと思われますので、まずはその日程の中でショウのポジションを確かめてみましょう。

・6月11日:あましんアルカイックホール 【本作】
・6月12日:Zepp Nagoya
・6月14日:東京ドームシティホール
・6月15日:東京ドームシティホール
・6月16日:東京ドームシティホール

 以上、全5公演。今回は5度目にして2014年と並ぶ最多公演でもありました。本作の尼崎公演は、その初日にあたるコンサートです。さて、そんな第一報となる本作ですが、クオリティも絶品。録音家本人から譲られた本作だけのオリジナル・マスターなのですが、実に端正な美録音。空気感も吸い込んでおり、サウンドボードと間違えるタイプでこそないのですが、それは欠点ではなく美点。もちろん、ホール鳴りでボケボケになったら元も子もありませんが、本作は違う。逞しく極太な芯が真っ直ぐに届き、それにともなってディテールもはっきりと分かる。その上で、オーラのようにほんのりと立ち上る鳴りが厚みを演出し、ビートを力強く、メロディに得も言われぬ色気と艶を与えている。
 その美しさは、観客の息吹にまで及んでいる。現場の熱狂も正確に記録されているのですが、間近な声援や奇声が一切ない。曲間になると盛大な喝采が沸き上がりつつ、それが妙に遠く、広い。しかも遠くで鳴る拍手の1打1打まで感じ取れるクリアさのために、打音に遠近感があり、うねる拍手の海の立体感も感じさせてくれる。極太の演奏と歌声をたっぷりと楽しませてくれつつ、オーディエンスだからこその美しさ、スケール感も同時に味わわせてくれる名録音なのです。
 そんなサウンドで描かれるショウこそ、“最強のライヴアクト”を証明する素晴らしさ。フレキシブルにセットを変え、多種多様なカバーで楽しませてくれるバンドだけに今回も全公演が異なるセットリスト。他のバンドであれば、“絶対必須の1曲”くらいはあるものですが、5公演と通して必ず演奏された曲は1つもありませんでした。そして、初日のセットと言うと……

●REVELATOR
・Midnight In Harlem、Bound For Glory
●MADE UP MIND
・Part Of Me
●LET ME GET BY
・Don't Know What It Means、Laugh About It、I Want More
●SIGNS/HIGH & MIGHTY
・Shame、Hard Case、High & Mighty
●カバー
・The Letter(THE BOX TOPS)、Down In The Flood(ボブ・ディラン)、Somebody Pick Up My Pieces(ウィリー・ネルソン)、Get Out Of My Life, Woman(リー・ドーシー)、How Blue Can You Get?(ジョニー・ムーア)
※( )内はオリジナル・アーティスト

 ……と、このようになっていました。「High & Mighty」は『SIGNS』セッションで録音されつつ、アルバムには未収録となりシングルで発売された曲。カバーは東京初日に近いセレクションで、「How Blue Can You Get?」はJOHNNY MOORE'S THREE BLAZERS……というより、B.B.キングでお馴染みのスタンダードです。
 そんなセットを演じるは、握る拳が痛くなり、タメ息の漏れる熱演。急逝したコフィ・バーブリジュの代わりにゲイブ・ディクソンを迎え、ベースもブランドン・ブーンに交代した新編成ですが、そのアンサンブルはまるで共に生まれ育ったかのように強固。もちろん、デレクのスライドは色気たっぷりに泣き叫び、スーザンの歌声もディープで芳醇。初日からグルーヴと滋味をたっぷりと発散し、“最強”と言われる生演奏の凄味を見せつけてくれるのです。

 2010年フジロックの初来日から9年、ここ日本でもじわじわと支持が根付いてきたTEDESCHI TRUCKS BAND。そんな彼らの最新ジャパンツアーをいち早く体験できるライヴアルバムの大傑作です。第一報にして傑作となる2枚組。どうぞ、当代きってのライヴアクトをじっくりとお楽しみください。

Disc 1 (51:40)
1. Intro 2. Shame 3. Part of Me 4. Don't Know What It Means 5. The Letter 6. Down in the Flood
7. Somebody Pick Up My Pieces 8. High & Mighty 9. Laugh About It 10. Hard Case

Disc 2 (67:05)
1. Get Out of My Life, Woman 2. Midnight in Harlem 3. I Want More 4. How Blue Can You Get?
5. Bound for Glory

Susan Tedeschi - Guitar, Vocals Derek Trucks - Guitar Brandon Boone - Bass
Gabe Dixon - Keyboards Tyler Greenwell - Drums, Percussion JJ Johnson - Drums, Percussion
Kebbi Williams - Saxophone Elizabeth Lea - Trombone Ephraim Owens - Trumpet
Mike Mattison - Vocals Mark Rivers - Vocals Alecia Chakour - Vocals