WHITE LION - COPENHAGEN 1991(2CDR) [Shades 847]

WHITE LION - COPENHAGEN 1991(2CDR) [Shades 847]

販売価格: 2,500(税込)

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商品詳細

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Live at Saga Rockteater, Copenhagen, Denmark 23rd May 1991 TRULY PERFECT SOUND

 素晴らしくキャッチーでセンスの塊だったメロディアス・ハードの名バンド、WHITE LION。その全盛期に残された極上ライヴアルバムが登場です。
 本作に収められているのは「1991年5月23日コペンハーゲン公演」。解散前の最終アルバム『MANE ATTRACTION』リリースの約1ヶ月後、ツアーの一貫で訪れたマイク・トランプの帰郷ライヴです。
 とにかく、まず驚くのがクオリティ。再生すると共に流れ出るのは「ラジオ放送?」と耳を疑うような美麗サウンド。事実としてはオーディエンス録音なのですが、とてもそうは思えない。ヘッドフォンでよくよく耳を澄ませばスネアの鳴りやギターの音響に「やっぱりオーディエンスか」とも思うものの、それでも客録の常識外。特に素晴らしいのは、低音の逞しさと端正なディテール。オーディエンス録音ではエッジがボケがちなベースもゴリゴリとオンに捉えられており、1音の立ち上がりから消音まで鮮やか。バスドラのキックも鋭く美しく記録されている。その上に乗るギターはピッキングのニュアンスまで感じられ、ヴォーカルは歌詞の単語1つに込められた情感までしっかりと伝わるのです。
 さらに客録離れしているのは、極少のオーディエンス・ノイズ。録音ポジションまでは伝わっていないのですが、間近な手拍子も話し声もまったくない。曲間になれば盛大な喝采や口笛、声援も聞こえはするのですが、それがステージよりも遙か彼方に聞こえる。通常ならどんなにラインっぽい録音でも曲間になると「あぁ、やっぱりオーディエンスだ」と思うのですが、本作は逆に「これ、オーディエンス……だよね?」となる。もちろん、演奏中は言うに及ばず。実のところ、歓声をミックスするFM放送やオフィシャル作品より、よほど演奏に集中できてしまうバランスなのです。
 そんなサウンドで描かれるのは、素晴らしきヴィト・ブラッタのギターワークも眩しいメロディアス・ハードの桃源郷。大ヒット作『PRIDE』と最終作『MANE ATTRACTION』を軸としつつ、代表曲が一気呵成に押し寄せる超ベスト選曲。実際、解散時に出たベスト盤『THE BEST OF WHITE LION』の全13曲中11曲が披露される。その上に来て、ラストにはお楽しみのカバー連発「Gimme Some Lovin’」「Tush」も炸裂する。名曲だらけにして、ショウならではの起伏もシッカリと味わえる、まさに“本生演奏版のベスト盤”なのです。
 そんなセットを演奏するバンドも素晴らしい。1988年の来日公演では「歌が今いち」「ギターがラフ」とも言われましたが、2年の間に急成長したのか、故郷だからリラックスしているのか、堂々としたパフォーマンスを聴かせてくれる。特に嬉しいのは、クリアに録音されたヴィトのギター。爽やかに、軽やかに、それでいて親しげなフレーズが気持ち良さそうに舞い踊る。エディ・ヴァン・ヘイレンと比較されることもありましたが、その音の並べ方、フレーズのセンスはエディ級に素晴らしくてもやはりヴィト独特。これほどの名手なら引く手あまただと思うのですが、このツアーを最後に音楽業界から去ってしまうとは……。本作は、そんなヴィトの“最後の輝き”でもあるのです。

 素晴らしくキャッチーでありながら、あくまでも躍動的にロックしていたWHITE LION。その本質はステージのこそあった。ベスト選曲ライヴを本生の旨みたっぷりな極上のサウンドで捉えきった銘品。たった4枚の名作で消えてしまったマイク&ヴィトの輝き。どうぞ、本作でもう一度味わってください。

★超高音質です。

Disc 1(54:15)
1. Intro 2. Lights And Thunder 3. Hungry 4. Tell Me 5. Fight To Survive
6. Little Fighter 7. Love Don't Come Easy 8. Don't Give Up 9. Broken Heart
10. Blue Monday 11. Cry For Freedom

Disc 2(66:23)
1. Warsong 2. She's Got Everything 3. Leave Me Alone 4. Wait 5. Radar Love 6. When The Children Cry
7. All You Need Is Rock And Roll 8. Gimme Some Lovin' 9. Tush

Mike Tramp - vocals Vito Bratta - guitars Tommy T-Bone Caradonna - bass
Jimmy DeGrasso - drums