THE ROLLING STONES - SEATTLE 1975 REVISITED (2CD) [IMPORT TITLE]
THE ROLLING STONES - SEATTLE 1975 REVISITED (2CD)
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販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Seattle Center Coliseum, Seattle, WA, USA 18th July 1975 PERFECT SOUND(UPGRADE)
ローリング・ストーンズ7月18日のシアトル公演を捉えたモノラル・オーディエンス録音は90年代から散発的にリリースされてきましたが、2009年になってJEMSがマスター・バージョンを発掘してくれたことから音質が一気にアップ。90年代にリリースされていたアイテムがどれもジェネ落ちカセットを元にしていたせいで音質はもとよりピッチの狂いまで生じていたのに対し、安定性も抜群だったことからDACから「ALIVE IN SEATTLE」、当店からは「SEATTLE 1975」がリリースされてたものです。
あれから10年以上の歳月が経過してみれば前者はクリアーだがヒスノイジー、後者はモコモコであり、それぞれに癖のある音質であるように響きます。しかしJEMSが公開してくれた音源の素性の良さは今なお色褪せておらず、2020年のテクノロジーで改めてオーバーホールにトライしたのが今回のリリース、だからこそ「REVISITED」。
モノラル録音された音源でも経年や再生機材との相性によって相位のずれなどが生じてしまうジレンマはビンテージ音源にありがちな現象であり、最近ではビートルズの「SAM HOUSTON COLISEUM 1965 UPGRADE」で音源を改めてモノ化させて音源本来の質感を蘇らせていました。そこでストーンズのシアトル75オーディエンスに関しても左右それぞれの経年から生じる乱れを徹底的にレストア。その上でモノ化させたことで、10年前のリリースにはなかった深みを生み出すことに成功したのです。
その音質の違いは過去二タイトルのリリースと比べても歴然としており、非常にしっとりナチュラルで抜けの良くなった音質のアッパーぶりを実感してもらえることでしょう。JEMSの音源公開時に使われたであろう機材などの問題もあり、なおさらオーバーホールし甲斐のある音源だとも。そしてこの処理によってあくまで自然な形でヒスノイズが程よく減少したのだから一石二鳥というもの。
マイク・ミラードが録音したLAフォーラムや二日間をカップリングしたカウパレスの決定版「IT’S ONLY ROCK’N ROLL」音源などと比べてモノラルでやや距離感のある音像ではありますが、周囲で騒ぐ客などおらず十分に聞きこめる。それが今回のナチュラル感が大幅に増した音質によってさらに聞きやすくなったのです。
それに改めてこの日の演奏を聞いてみれば、これが本当に素晴らしい。1975年ツアーは明らかにコ*インを燃料としたキレッキレな調子の中で進行し、それがツアー前半のミックには特に顕著でした。ところがカウパレス二日目を境として、そうした暴走気味な雰囲気が徐々に鳴りを潜め始めます。75年といえば、あのぶっ飛びミックが最大の魅力だっただけに、なおさらツアー後半の演奏はインパクトが弱まった感が否めません。
ところがシアトルはカウパレスの次の公演地だったにもかかわらず、まるでツアー前半のミックが蘇ったかの如くハイパーなテンションで駆け抜けます。もうオープニングから「Star Star」までは暴走機関車のように飛ばしまくっており、これぞ75年という場面が続出。いい具合にキマッていたということなのかもしれませんが、それにしても聞いていて気持ちがいいほどミックが飛ばしまくる。それに煽られる形でバンドも激しい演奏を聞かせてくれるのが75年の真骨頂というものですよね。カウパレス初日まではそうした暴走が当たり前だっただけに、ツアーが後半に差し掛かったシアトルで例外的に彼が炸裂してくれた様子がよく解ります。
極めつけはこの日の「Midnight Rambler」。冒頭からミックがハイテンションにバンドを引っぱってみせたのはもちろん、彼に煽られたチャーリーのドラミングが大爆発。その演奏はあまりにもテンションが高く、何と二回もクライマックスを迎えるという、これまたキレッキレな展開を見せてくれました。これはもう掛け値なしにツアー後半のベストテイク。一方で「It's Only Rock'n Rollの演奏が乱れる場面は10年前からマニアの間で話題となりましたが、それも勢い余ってのこと。
最新テクノロジーを駆使した緻密なレストアによって、この音源が持っていたモノラル録音ならではの深みやナチュラルさといった本来の魅力を蘇らせた2020年バージョン。先に挙げた過去の二タイトルと比べてもはっきりアッパー版だと断言できる仕上がりです。そんな生まれ変わったバージョンにて改めてシアトル75でのホットでハイパーな演奏ぶりを心ゆくまで味わってください!
(リマスター・メモ)
★非常に高音質ながら低域寄りでかつもう一つ抜けの悪い質感だったため、違和感の出ない方向で抜けを良くするEQ処理をしてます。
癖の強い中域付近を若干カットしたうえで高域を補正してますが、元々ポテンシャルの高いマスターゆえ、EQ補正によるヒスの増大などの弊害のない的確なマスタリングがなされています。
★元音源ではモノラルながら、左右のチャンネルに位相ズレがあるほか帯域差と音量差の問題がありましたので、片チャンネルの揺れや音切れを徹底リペア後、そのリペア・チャンネルを左右に振り分けて完全なモノ・マスターとしてます。元々の音源がモノラル録音なのでこれでokです。
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1 (63:15)
01. Introduction
02. Honky Tonk Women
03. All Down The Line
04. If You Can't Rock Me
05. Get Off Of My Cloud
06. Star Star
07. Gimme Shelter
08. Ain't Too Proud To Beg
09. You Gotta Move
10. You Can't Always Get What You Want
11. Happy
12. Tumbling Dice
13. It's Only Rock 'n Roll
Disc 2 (54:27)
01. Band Introductions
02. Fingerprint File
03. Wild Horses
04. That's Life
05. Outa Space
06. Brown Sugar
07. Midnight Rambler
08. Rip This Joint
09. Street Fighting Man
10. Jumping Jack Flash
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Seattle Center Coliseum, Seattle, WA, USA 18th July 1975 PERFECT SOUND(UPGRADE)
ローリング・ストーンズ7月18日のシアトル公演を捉えたモノラル・オーディエンス録音は90年代から散発的にリリースされてきましたが、2009年になってJEMSがマスター・バージョンを発掘してくれたことから音質が一気にアップ。90年代にリリースされていたアイテムがどれもジェネ落ちカセットを元にしていたせいで音質はもとよりピッチの狂いまで生じていたのに対し、安定性も抜群だったことからDACから「ALIVE IN SEATTLE」、当店からは「SEATTLE 1975」がリリースされてたものです。
あれから10年以上の歳月が経過してみれば前者はクリアーだがヒスノイジー、後者はモコモコであり、それぞれに癖のある音質であるように響きます。しかしJEMSが公開してくれた音源の素性の良さは今なお色褪せておらず、2020年のテクノロジーで改めてオーバーホールにトライしたのが今回のリリース、だからこそ「REVISITED」。
モノラル録音された音源でも経年や再生機材との相性によって相位のずれなどが生じてしまうジレンマはビンテージ音源にありがちな現象であり、最近ではビートルズの「SAM HOUSTON COLISEUM 1965 UPGRADE」で音源を改めてモノ化させて音源本来の質感を蘇らせていました。そこでストーンズのシアトル75オーディエンスに関しても左右それぞれの経年から生じる乱れを徹底的にレストア。その上でモノ化させたことで、10年前のリリースにはなかった深みを生み出すことに成功したのです。
その音質の違いは過去二タイトルのリリースと比べても歴然としており、非常にしっとりナチュラルで抜けの良くなった音質のアッパーぶりを実感してもらえることでしょう。JEMSの音源公開時に使われたであろう機材などの問題もあり、なおさらオーバーホールし甲斐のある音源だとも。そしてこの処理によってあくまで自然な形でヒスノイズが程よく減少したのだから一石二鳥というもの。
マイク・ミラードが録音したLAフォーラムや二日間をカップリングしたカウパレスの決定版「IT’S ONLY ROCK’N ROLL」音源などと比べてモノラルでやや距離感のある音像ではありますが、周囲で騒ぐ客などおらず十分に聞きこめる。それが今回のナチュラル感が大幅に増した音質によってさらに聞きやすくなったのです。
それに改めてこの日の演奏を聞いてみれば、これが本当に素晴らしい。1975年ツアーは明らかにコ*インを燃料としたキレッキレな調子の中で進行し、それがツアー前半のミックには特に顕著でした。ところがカウパレス二日目を境として、そうした暴走気味な雰囲気が徐々に鳴りを潜め始めます。75年といえば、あのぶっ飛びミックが最大の魅力だっただけに、なおさらツアー後半の演奏はインパクトが弱まった感が否めません。
ところがシアトルはカウパレスの次の公演地だったにもかかわらず、まるでツアー前半のミックが蘇ったかの如くハイパーなテンションで駆け抜けます。もうオープニングから「Star Star」までは暴走機関車のように飛ばしまくっており、これぞ75年という場面が続出。いい具合にキマッていたということなのかもしれませんが、それにしても聞いていて気持ちがいいほどミックが飛ばしまくる。それに煽られる形でバンドも激しい演奏を聞かせてくれるのが75年の真骨頂というものですよね。カウパレス初日まではそうした暴走が当たり前だっただけに、ツアーが後半に差し掛かったシアトルで例外的に彼が炸裂してくれた様子がよく解ります。
極めつけはこの日の「Midnight Rambler」。冒頭からミックがハイテンションにバンドを引っぱってみせたのはもちろん、彼に煽られたチャーリーのドラミングが大爆発。その演奏はあまりにもテンションが高く、何と二回もクライマックスを迎えるという、これまたキレッキレな展開を見せてくれました。これはもう掛け値なしにツアー後半のベストテイク。一方で「It's Only Rock'n Rollの演奏が乱れる場面は10年前からマニアの間で話題となりましたが、それも勢い余ってのこと。
最新テクノロジーを駆使した緻密なレストアによって、この音源が持っていたモノラル録音ならではの深みやナチュラルさといった本来の魅力を蘇らせた2020年バージョン。先に挙げた過去の二タイトルと比べてもはっきりアッパー版だと断言できる仕上がりです。そんな生まれ変わったバージョンにて改めてシアトル75でのホットでハイパーな演奏ぶりを心ゆくまで味わってください!
(リマスター・メモ)
★非常に高音質ながら低域寄りでかつもう一つ抜けの悪い質感だったため、違和感の出ない方向で抜けを良くするEQ処理をしてます。
癖の強い中域付近を若干カットしたうえで高域を補正してますが、元々ポテンシャルの高いマスターゆえ、EQ補正によるヒスの増大などの弊害のない的確なマスタリングがなされています。
★元音源ではモノラルながら、左右のチャンネルに位相ズレがあるほか帯域差と音量差の問題がありましたので、片チャンネルの揺れや音切れを徹底リペア後、そのリペア・チャンネルを左右に振り分けて完全なモノ・マスターとしてます。元々の音源がモノラル録音なのでこれでokです。
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1 (63:15)
01. Introduction
02. Honky Tonk Women
03. All Down The Line
04. If You Can't Rock Me
05. Get Off Of My Cloud
06. Star Star
07. Gimme Shelter
08. Ain't Too Proud To Beg
09. You Gotta Move
10. You Can't Always Get What You Want
11. Happy
12. Tumbling Dice
13. It's Only Rock 'n Roll
Disc 2 (54:27)
01. Band Introductions
02. Fingerprint File
03. Wild Horses
04. That's Life
05. Outa Space
06. Brown Sugar
07. Midnight Rambler
08. Rip This Joint
09. Street Fighting Man
10. Jumping Jack Flash