OZZY OSBOURNE - OAKLAND 1989(2CD) [ZODIAC 277]
OZZY OSBOURNE - OAKLAND 1989(2CD)
[ZODIAC 277]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Oakland Arena, Oakland, CA. USA 15th January 1989 TRULY PERFECT SOUND
サバスの盟友ギーザー・バトラーと、新たなる盟友ザック・ワイルド。歴代最強とも言われるラインナップで世界を揺るがした“NO REST FOR THE WICKED TOUR”の極上ライヴアルバムが登場です。
本作に収められているのは「1989年1月15日オークランド公演」。このツアーでは日本公演も実現し、公式のミニアルバム『JUST SAY OZZY』も残されています。まずは、その辺りも含めてワールドツアーの全容からショウのポジションをイメージしてみましょう。
【1987年】
・7月17日+28日+12月15日:ウォームアップ
【1988年】
・7月7日-23日:欧州#1(12公演)
《9月28日『NO REST FOR THE WICKED』発売》
・11月16日-12月31日:北米#1(29公演)
【1989年】
・1月6日-30日:北米#2(15公演)←★ココ★
・2月27日-3月10日:日本(7公演)
・3月29日-5月5日:欧州#2(27公演)
・6月1日-8月5日:北米#3(52公演)←※公式
・8月13日:モスクワ(1公演)
当時の記録にはあやふやな点も残るものの、おおよそこれがツアーの概要です。当店では傑作『NO REST FOR THE ROSEMONT(Zodiac 024)』でもレポートしましたが、あちらは「北米#1」。本作のオークランド公演は年明けをまたいだ「北米#2」7公演目にあたるコンサートです。
そんな本作は、最近になって発掘された新マスター。80年代にメタル系の傑作録音を連発した「Karl Lundmark」の秘蔵コレクションで、大元のオリジナル・カセットからダイレクトにデジタル化した極上品なのです。実際、本作のサウンドは驚異的に素晴らしい。冒頭「Carmina Bunara」から凄まじい熱狂が渦巻くオーディエンス録音だけに「まるでサウンドボード」というタイプではありませんが、いざ開演するや極太・肉厚な楽音がすべてを蹂躙。しかも会場反響による距離感がほとんどなく、ディテールまで恐ろしく鮮やか。熱狂がなければ、それこそ「サウンドボードみたい」と呼ぶに相応しいクリア・サウンドなのです。
そのクオリティで描かれるショウがもう、最高。新加入ザックの爆裂な弾きっぷりからして強烈。現在でもザックはワイルドの権化ですが、今ほどグリスやハーモニクスをわざとらしく強調するのではなく、それでいてシャープに速い。特にランディ・ローズの名曲群は(同年代で自分流を貫いたジェイクとは違い)彼が乗り移ったかのように美しく弾き倒している。それでいてコピーに走るのではなく、押さえきれない(押さえる気もない)若々しい勢いでアップグレード。ジェイクよりもランディで、今のザックよりも素直なギターが炸裂しているのです。
そんなザック以上に“若さ”を感じさせるのは、御大オジーその人。とにかく声は若々しいし、ハイも良く出るし、メロディはハズさないし、伸びも素晴らしい。この後もザックと長くコラボレーションしていくわけですが、この声は“NO REST FOR THE WICKED TOUR”なればこそ。アルコール癖から抜けるのはツアー後のはずですが、非常に丁寧で勢いもある。アイオミ、ランディに次ぐ“後半生の相棒”を得た充実感なのでしょうか。80年代でもズバ抜けて絶好調のヴォーカリゼイションをたっぷりと聴かせてくれるのです。
そんな若々しい彼らが紡ぐセットも美味しい。まずは『NO REST FOR THE WICKED』の新曲。『LIVE & LOUD』では聴けない「Bloodbath In Paradise」「Tattooed Dancer」、それに『JUST SAY OZZY』にもない「Fire In The Sky」。次作『NO MORE TEARS』で人間宣言してしまうオジーですが、ここでは徹頭徹尾“プリンス・オブ・ダークネス”。金属的で、邪悪で、リフも最高にイカしていた『NO REST FOR THE WICKED』の旨みが炸裂。特に超速の「Tattooed Dancer」は『JUST SAY OZZY』よりも何十倍もスリリングっ! バラード「Fire In The Sky」にしてもオジーのハイノートが綺麗に伸び、いかに絶好調なのかが分かる。何から何まで“新生オジー!”を強烈にアピールしてくるライヴアルバムなのです。
とにかく強烈だったザック・ワイルドのデビュー。“ヒーロー発掘人”と呼ばれたオジーですが、ザックこそが最後の決定打でした。本作は、その衝撃を本生100%サウンドで封じ込めた大傑作です。大人しい『JUST SAY OZZY』では窺い知れない“NO REST FOR THE WICKED TOUR”の真価、ツアーベストのサウンドでたっぷりとお楽しみください!
Disc 1(66:51)
1. Carmina Burana 2. I Don't Know 3. Flying High Again 4. Mr. Crowley 5. Shot In The Dark
6. Bloodbath In Paradise 7. Guitar Solo 8. Sweet Leaf 9. War Pigs 10. Tattooed Dancer
11. Drum Solo 12. Tattooed Dancer(reprise) 13. Fire In The Sky
Disc 2(28:32)
1. MC 2. Miracle Man 3. Suicide Solution 4. Iron Man 5. Crazy Train
6. Bark at the Moon 7. Paranoid
Ozzy Osbourne - Vocal Zakk Wylde - Guitar Geezer Butler - Bass Randy Castillo - Drums
John Sinclair - Keyboards
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Oakland Arena, Oakland, CA. USA 15th January 1989 TRULY PERFECT SOUND
サバスの盟友ギーザー・バトラーと、新たなる盟友ザック・ワイルド。歴代最強とも言われるラインナップで世界を揺るがした“NO REST FOR THE WICKED TOUR”の極上ライヴアルバムが登場です。
本作に収められているのは「1989年1月15日オークランド公演」。このツアーでは日本公演も実現し、公式のミニアルバム『JUST SAY OZZY』も残されています。まずは、その辺りも含めてワールドツアーの全容からショウのポジションをイメージしてみましょう。
【1987年】
・7月17日+28日+12月15日:ウォームアップ
【1988年】
・7月7日-23日:欧州#1(12公演)
《9月28日『NO REST FOR THE WICKED』発売》
・11月16日-12月31日:北米#1(29公演)
【1989年】
・1月6日-30日:北米#2(15公演)←★ココ★
・2月27日-3月10日:日本(7公演)
・3月29日-5月5日:欧州#2(27公演)
・6月1日-8月5日:北米#3(52公演)←※公式
・8月13日:モスクワ(1公演)
当時の記録にはあやふやな点も残るものの、おおよそこれがツアーの概要です。当店では傑作『NO REST FOR THE ROSEMONT(Zodiac 024)』でもレポートしましたが、あちらは「北米#1」。本作のオークランド公演は年明けをまたいだ「北米#2」7公演目にあたるコンサートです。
そんな本作は、最近になって発掘された新マスター。80年代にメタル系の傑作録音を連発した「Karl Lundmark」の秘蔵コレクションで、大元のオリジナル・カセットからダイレクトにデジタル化した極上品なのです。実際、本作のサウンドは驚異的に素晴らしい。冒頭「Carmina Bunara」から凄まじい熱狂が渦巻くオーディエンス録音だけに「まるでサウンドボード」というタイプではありませんが、いざ開演するや極太・肉厚な楽音がすべてを蹂躙。しかも会場反響による距離感がほとんどなく、ディテールまで恐ろしく鮮やか。熱狂がなければ、それこそ「サウンドボードみたい」と呼ぶに相応しいクリア・サウンドなのです。
そのクオリティで描かれるショウがもう、最高。新加入ザックの爆裂な弾きっぷりからして強烈。現在でもザックはワイルドの権化ですが、今ほどグリスやハーモニクスをわざとらしく強調するのではなく、それでいてシャープに速い。特にランディ・ローズの名曲群は(同年代で自分流を貫いたジェイクとは違い)彼が乗り移ったかのように美しく弾き倒している。それでいてコピーに走るのではなく、押さえきれない(押さえる気もない)若々しい勢いでアップグレード。ジェイクよりもランディで、今のザックよりも素直なギターが炸裂しているのです。
そんなザック以上に“若さ”を感じさせるのは、御大オジーその人。とにかく声は若々しいし、ハイも良く出るし、メロディはハズさないし、伸びも素晴らしい。この後もザックと長くコラボレーションしていくわけですが、この声は“NO REST FOR THE WICKED TOUR”なればこそ。アルコール癖から抜けるのはツアー後のはずですが、非常に丁寧で勢いもある。アイオミ、ランディに次ぐ“後半生の相棒”を得た充実感なのでしょうか。80年代でもズバ抜けて絶好調のヴォーカリゼイションをたっぷりと聴かせてくれるのです。
そんな若々しい彼らが紡ぐセットも美味しい。まずは『NO REST FOR THE WICKED』の新曲。『LIVE & LOUD』では聴けない「Bloodbath In Paradise」「Tattooed Dancer」、それに『JUST SAY OZZY』にもない「Fire In The Sky」。次作『NO MORE TEARS』で人間宣言してしまうオジーですが、ここでは徹頭徹尾“プリンス・オブ・ダークネス”。金属的で、邪悪で、リフも最高にイカしていた『NO REST FOR THE WICKED』の旨みが炸裂。特に超速の「Tattooed Dancer」は『JUST SAY OZZY』よりも何十倍もスリリングっ! バラード「Fire In The Sky」にしてもオジーのハイノートが綺麗に伸び、いかに絶好調なのかが分かる。何から何まで“新生オジー!”を強烈にアピールしてくるライヴアルバムなのです。
とにかく強烈だったザック・ワイルドのデビュー。“ヒーロー発掘人”と呼ばれたオジーですが、ザックこそが最後の決定打でした。本作は、その衝撃を本生100%サウンドで封じ込めた大傑作です。大人しい『JUST SAY OZZY』では窺い知れない“NO REST FOR THE WICKED TOUR”の真価、ツアーベストのサウンドでたっぷりとお楽しみください!
Disc 1(66:51)
1. Carmina Burana 2. I Don't Know 3. Flying High Again 4. Mr. Crowley 5. Shot In The Dark
6. Bloodbath In Paradise 7. Guitar Solo 8. Sweet Leaf 9. War Pigs 10. Tattooed Dancer
11. Drum Solo 12. Tattooed Dancer(reprise) 13. Fire In The Sky
Disc 2(28:32)
1. MC 2. Miracle Man 3. Suicide Solution 4. Iron Man 5. Crazy Train
6. Bark at the Moon 7. Paranoid
Ozzy Osbourne - Vocal Zakk Wylde - Guitar Geezer Butler - Bass Randy Castillo - Drums
John Sinclair - Keyboards