DEEP PURPLE - GOTHENBURG 1991(2CDR) [Shades 1273]

DEEP PURPLE - GOTHENBURG 1991(2CDR) [Shades 1273]

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商品詳細

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Live at Scandinavium, Gothenburg, Sweden 2nd March 1991 TRULY AMAZING SOUND

 今でもリッチー・ブラックモアがフェイバリットと公言する名作『SLAVES AND MASTERS』を生み出しつつ、PURPLE史の特異点となってしまったジョー・リン・ターナー時代。その現場を伝える傑作ライヴアルバムが2作同時リリース決定です。
 本作はその第1弾。「1991年3月2日ヨーテボリ公演」の一部始終を真空パックした絶品オーディエンス録音です。今週同時リリースの2作はどちらも欧州ツアーでありながら時期がかなり違う。その状況をイメージするためにも、たった8ヶ月間だけ実現した“SLAVES AND MASTERS TOUR”の全体像から振り返ってみましょう。

・2月4日-3月17日:欧州#1(30公演) ←★ココ★
・4月10日-5月15日:北米(9公演)
・6月24日-7月3日:アジア(6公演)
・8月16日-24日:南米(7公演)
・9月14日-26日:欧州#2(5公演)
・9月28日+29日:イスラエル(2公演)

 これが1991年のDEEP PURPLE。ツアー冒頭と終盤にヨーロッパ・レッグが設けられており、本作のヨーテボリ公演は序盤「欧州#1」の19公演目。もう少し詳しく言いますと「欧州#1」の冒頭は東欧(3公演)→中欧(14公演)→北欧(4公演)……という流れになっており、本作は北欧ツアーの2公演目にあたるコンサートでした。
 そんなショウで記録された本作は、フレッシュでパワフルなオーディエンス録音。時代を超えると言うよりは時代を映し出すタイプのいわゆるヴィンテージ録音ですが、新発掘の若ジェネ(1stジェネ)マスターだけに実に瑞々しい。とにかく芯が力強くダイレクト感いっぱいで、燃え上がるギターも舞い狂うオルガンもえらくパワフル。特にドラムはスカスカになりがちなスネアさえも質量たっぷりでバスドラもドスドスと五臓六腑を蹴り上げるのです。
 実のところ、あまりにもパワフルでバランス的には今イチでもあった。ネットに登場した原音はドラムの打音ピークでも歪みそうで歪まないギリギリの安定感ではあったのですが、アンサンブル全体では重低音に寄りすぎているのも否めませんでした。そこで本作では細心マスタリングでブラッシュ・アップ。出すぎていた緩和。それに伴って中音域に余裕が生まれ、高音の伸びも鮮やかに感じられるようになった。もちろん、あくまでもヴィンテージ録音の範囲内ではあるものの、DEEP PURPLEの出音に可能な限り肉薄し、音楽アルバムとして心地よく浸りきれるサウンドを実現したのです。
 そんなアップグレード・サウンドで描かれるのは、大票田のヨーロッパで勢いを高めてきたフルショウ。「欧州#1」の象徴と言えば、初日チェコスロバキア公演の長尺プロショットでしょうから、比較しながらセットを整理してみましょう。

●70年代クラシックス
・第II期:Black Night/Lazy/Highway Star/Smoke on the Water
・第III期:Burn
●リユニオン時代
・パーフェクト・ストレンジャーズ:Perfect Strangers/Knocking at Your Back Door
・スレイヴス・アンド・マスターズ:Truth Hurts/The Cut Runs Deep/Fire in the Basement/King Of Dreams/Love Conquers All
●その他
・Difficult to Cure/Hey Joe(★)/Blues(★)
※注:「★」印はオストラヴァ公演の有名プロショットでも聴けない曲。

……と、このようになっています。この他にも各所で「Long Live Rock 'n' Roll」や「Child In Time」「Hush」「Woman From Tokyo」といった名曲群がインクルードされ、ツアー途中で落ちてしまった「King Of Dreams」もまだまだ健在。実に多彩なレパートリーを披露してくれます。
 そして、そんなセット以上に素晴らしいのが演奏そのもの。新ラインナップも19公演目ということでエンジンも暖まり、快調な全力運転が炸裂。特にリッチーはノリにノっており、冒頭の「Burn」から心くすぐる遊ぶフレーズを次から次へと繰り出してくれるのです。そして、練度の向上は自在な遊びに直結してしており、「RAINBOWじゃなくDPだ!」と言わんばかりの即興的ムードも美味しい。ツアーの定番ネタになっていく「Hey Joe」や「Blues」も盛り込まれるようになっています。

 キャッチーだけれどハードポップではなく、ブルージーだけれどブルースロックではない。リッチーのギターが牽引しつつ、ジョン・ロードのオルガンとジョーのハスキーヴォイスが共存することで生まれていた独特な英国ハードロック。その稀少なステージを現場体験できる新発掘1stジェネ・マスターです。どうぞ、じっくりとご堪能ください。

★ジョー・リン・ターナー時代「1991年3月2日ヨーテボリ公演」の絶品オーディエンス録音。新発掘の1stジェネ・マスターからダイレクトにデジタル化されており、とにかく芯が力強くダイレクト感いっぱいで、燃え上がるギターも舞い狂うオルガンもえらくパワフル。特にドラムは質量たっぷりでバスドラもドスドスと五臓六腑を蹴り上げる。ツアー19公演目ということでエンジンも暖まり、快調な全力運転が炸裂。特にリッチーはノリにノっており、「Burn」から心くすぐる遊ぶフレーズを連発するフルショウを体験できます。

Disc 1 (62:26)
1. Intro
2. Burn
3. Black Night (Incl. Long Live Rock 'n' Roll & Child In Time)
4. Truth Hurts
5. The Cut Runs Deep (Incl. Hush)
6. Perfect Strangers
7. Fire in the Basement
8. King Of Dreams
9. Love Conquers All

Disc 2 (51:50)
1. Difficult to Cure
2. Keyboard Solo
3. Knocking at Your Back Door
4. Hey Joe
5. Blues
6. Lazy
7. Highway Star
8. Smoke on the Water (Incl. Drum Solo & Woman From Tokyo)

Ritchie Blackmore - Guitar
Joe Lynn Turner - Vocal
Roger Glover - Bass
Jon Lord - Keyboards
Ian Paice - Drums