BLACK SABBATH - HAMMERSMITH STORY 1975-1976(4CDR) [Shades 1024]
BLACK SABBATH - HAMMERSMITH STORY 1975-1976(4CDR)
[Shades 1024]
販売価格: 2,800円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Hammersmith Odeon, London, UK 22nd October 1975 & 13th January 1976 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND
BLACK SABBATH史50年で最多公演が行われた名会場“ハマースミス・オデオン”。その70年代記録をコンプリートするオーディエンス・セットが登場です。
今週リリースされるのは2タイトル。“SABOTAGE TOUR”のハマースミス公演を総括する本作と、“TECHNICAL ECSTAY TOUR”/“NEVER SAY DIE TOUR”の『HAMMERSMITH STORY 1977-1978(Shades 1025)』。この2本で70年代に残されたハマースミス記録をコンプリートできます。まずは、ハマースミス全公演とシリーズの構成を整理してみましょう。
●“SABBATH BLOODY SABBATH TOUR”
・1974年5月21日
●“SABOTAGE TOUR”
・1975年10月22日【本作:DISC 1-2】
・1976年1月13日【本作:DISC 3-4】
●“TECHNICAL ECSTAY TOUR”
・1977年3月12日
・1977年3月13日【第2弾:DISC 1-2】
・1977年3月14日
・1977年3月15日
●“NEVER SAY DIE TOUR”
・1978年6月1日
・1978年6月10日【第2弾:DISC 3】
・1978年6月19日【第2弾:DISC 4-5】
これが70年代に行われたハマースミス・オデオン全10公演で、そのうちオーディエンス録音が残されているのは5公演。本作は“SABOTAGE TOUR”で実現した2公演をセットした4枚組です。それでは、それぞれ詳しくご紹介していきましょう。
【停電騒ぎも起きた1975年10月22日】
まず登場するのは、伝統の名録音。『SABOTAGE』の英国リリースから2ヶ月後に行われた「1975年10月22日」のフル録音です。古くから1975年屈指の録音として知られてきましたが、本作はその最高峰。従来版より格段にクリアなアップグレード・マスターで、当店では『SUPERSONIC YEARS』としても人気を呼びました。実のところ、このマスターは「Supertzar」や1曲目「Killing Yourself To Live」の冒頭部(合計1分40秒ほど)が欠けていたのですが、そこは従来マスターで補完。この部分でグッと音が良くなることからも、そのアップグレードぶりを実感していただけるでしょう。数少ない“SABOTAGE TOUR”のフル録音であり、サウンドボードの超名盤『LIVE LONGEST… DIE AT LAST』に次ぐオーディエンス最長録音でもあります。
そして、アップグレードしたクオリティこそが絶品。空気感が異様に透き通っており、素晴らしくオンな芯が真っ直ぐに飛び込み、ディテールまでクッキリ。70年代オーディエンスの常識外とも言うべきクリアさでありながら、客録なればこその生々しい現場感まで吸い込んでいる。冒頭1分40秒の音質が今ひとつなためにプレス化が見逃されているものの、十分にプレス級の極上録音なのです。
そのサウンドで歴史に名高い“SABOTAGE TOUR”を体験できるわけですが、さらにこのショウだけのスペシャルがある。それは停電トラブル。「War Pigs」が終了し、さぁ次は目玉の大曲「Megalomania」……となったところで曲が始まらない。実は、このとき会場のライトが落ちてしまった。もともと暗い客席はあまり気にしていないものの、ステージ上の4人はアンプが生きているか確認したり(落ちたのは照明だけだったようです)、ジャムを始めそうで始めない……。そして、照明トラブルは2分半ほどで回復。結局「Megalomania」は演奏されず、巨大ジャム・セクション「Sabbra Cadabra」へと突入していく。その間の「どうしたもんか」感、そんなメンバーを目の当たりにした会場の同様もリアルに記録されているのです。
【SABOTAGE TOUR屈指の名録音1976年1月13日】
続くは3ヶ月後にハマースミスへ戻ってきた「1976年1月13日」のオーディエンス録音。1976年というと『TECHNICAL ECSTAY』のイメージがありますが、それは10月以降。この日は11月に一度キャンセルされた公演の振り替えで、“SABOTAGE TOUR”の最終日でした。
これもまた“SABOTAGE TOUR”屈指と誉れの高い伝統の名録音で「ハマースミス75(ディスク1-2)より良い」と評価するトレーダーもいるほど。あくまで好みの差ではあるものの、1975年よりさらにクリア感が鮮烈。その要因は高音の伸び。アイオミのヘヴィ・リフやギーザーのうねるベースランも克明ですが、そこから突き抜けるオジーのシャウトが超クリア。『SABOTAGE』時代と言えばヴォーカリスト:オジー・オズボーンの全盛期にあたり、後年とは比較にならないほど気持ちよく声が出ている。いっぱし以上のハイトーン・シンガーだったオジーの真価がたっぷりと味わえるのです。
そのサウンドで描かれるのは、ノー・トラブルで「Megalomania」もブチかまされる“SABOTAGE TOUR”の真骨頂。まず何より、セットが美味しすぎる。初期BLACK SABBATHはツアーが違っても大きくセットを変えず、ツアー中のマイナーチェンジを積み重ねて変化していったバンドでした。しかし、この“SABOTAGE TOUR”だけは特別。これ以前の“SABBATH BLOODY SABBATH TOUR”とも異なれば、その後の“TECHNICAL ECSTAY TOUR”とも連続性がない。この後、演奏されなくなる「Killing Yourself To Live」での開演も独特なら、鍵盤奏者ジェラルド・ウッドルフを帯同させた事で可能になった「Spiral Architect」、『SABOTAGE』の超名曲「Hole In The Sky」「Megalomania」と、このツアーだけのナンバーもたっぷり。「Children Of The Grave」も、この後は省略される「Embryo」付きです。
さらに中間部のジャム・セクション「Sabbra Cadabra」も絶品。ギター/ベース/ドラムのソロやジャム、「Sometimes I'm Happy」を盛り込みつつ、「Supernaut」「Iron Man」も大胆に組入れた37分に及ぶ一大メドレー。“SABBATH BLOODY SABBATH TOUR”とは違ってウッドルフによるキーボードも加わって鮮やかですし、コーダには「Sabbra Cadabra」のリプライズではなく、重厚極まる「Black Sabbath」が炸裂する。“TECHNICAL ECSTAY TOUR”以降には別の趣向を試みていくわけですが、ドラマティシズムと良い、フレキシブルさと良い、“SABOTAGE TOUR”こそがベスト。70年代を丸ごとかけて熟達していったメドレーの極みであり、本作こそがその最後の1回。それを極上サウンドで楽しめるのです。
1976年編は「Children Of The Grave」の途中で録音が終了してしまうために完全記録とはいかないのですが、他に欠点らしい欠点がない。コア・マニア達が「サバス史上最高のツアー」と断じる“SABOTAGE TOUR”の本国2公演を極上サウンドで楽しめてしまう極上ライヴ・セットです。
伝統会場“ハマースミス・オデオン”コレクション・シリーズの第1弾ではありますが、それ以上に本作自体が極めつけすぎる4枚組。全録音コレクションに興味がない方でも、絶対不可避の大傑作が登場です。
Hammersmith Odeon, London, UK 22nd October 1975
Disc 1(47:57)
1. Supertzar 2. Killing Yourself To Live 3. Hole In The Sky 4. Snowblind
5. Symptom Of The Universe 6. War Pigs 7. Light Goes Off 8. Sabbra Cadabra 9. Jam
Disc 2(50:36)
1. Guitar Solo 2. Sometimes I'm Happy 3. Drum Solo 4. Supernaut 5. Iron Man
6. Guitar Solo 7. Black Sabbath 8. Spiral Architect 9. Embryo/Children Of The Grave 10. Paranoid
Hammersmith Odeon, London, UK 13th January 1976
Disc 3(41:00)
1. Supertzar 2. Killing Yourself To Live 3. Hole In The Sky 4. Snowblind 5. Symptom Of The Universe
6. War Pigs 7. Megalomania
Disc 4(46:03)
1. Sabbra Cadabra 2. Jam 3. Sometimes I'm Happy 4. Drum Solo 5. Supernaut 6. Iron Man
7. Guitar Solo 8. Black Sabbath 9. Spiral Architect 10. Embryo/Children Of The Grave
Ozzy Osbourne - Vocals Tony Iommi - Guitar Geezer Butler - Bass Bill Ward - Drums
Gerald Woodroffe - Keyboards
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Hammersmith Odeon, London, UK 22nd October 1975 & 13th January 1976 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND
BLACK SABBATH史50年で最多公演が行われた名会場“ハマースミス・オデオン”。その70年代記録をコンプリートするオーディエンス・セットが登場です。
今週リリースされるのは2タイトル。“SABOTAGE TOUR”のハマースミス公演を総括する本作と、“TECHNICAL ECSTAY TOUR”/“NEVER SAY DIE TOUR”の『HAMMERSMITH STORY 1977-1978(Shades 1025)』。この2本で70年代に残されたハマースミス記録をコンプリートできます。まずは、ハマースミス全公演とシリーズの構成を整理してみましょう。
●“SABBATH BLOODY SABBATH TOUR”
・1974年5月21日
●“SABOTAGE TOUR”
・1975年10月22日【本作:DISC 1-2】
・1976年1月13日【本作:DISC 3-4】
●“TECHNICAL ECSTAY TOUR”
・1977年3月12日
・1977年3月13日【第2弾:DISC 1-2】
・1977年3月14日
・1977年3月15日
●“NEVER SAY DIE TOUR”
・1978年6月1日
・1978年6月10日【第2弾:DISC 3】
・1978年6月19日【第2弾:DISC 4-5】
これが70年代に行われたハマースミス・オデオン全10公演で、そのうちオーディエンス録音が残されているのは5公演。本作は“SABOTAGE TOUR”で実現した2公演をセットした4枚組です。それでは、それぞれ詳しくご紹介していきましょう。
【停電騒ぎも起きた1975年10月22日】
まず登場するのは、伝統の名録音。『SABOTAGE』の英国リリースから2ヶ月後に行われた「1975年10月22日」のフル録音です。古くから1975年屈指の録音として知られてきましたが、本作はその最高峰。従来版より格段にクリアなアップグレード・マスターで、当店では『SUPERSONIC YEARS』としても人気を呼びました。実のところ、このマスターは「Supertzar」や1曲目「Killing Yourself To Live」の冒頭部(合計1分40秒ほど)が欠けていたのですが、そこは従来マスターで補完。この部分でグッと音が良くなることからも、そのアップグレードぶりを実感していただけるでしょう。数少ない“SABOTAGE TOUR”のフル録音であり、サウンドボードの超名盤『LIVE LONGEST… DIE AT LAST』に次ぐオーディエンス最長録音でもあります。
そして、アップグレードしたクオリティこそが絶品。空気感が異様に透き通っており、素晴らしくオンな芯が真っ直ぐに飛び込み、ディテールまでクッキリ。70年代オーディエンスの常識外とも言うべきクリアさでありながら、客録なればこその生々しい現場感まで吸い込んでいる。冒頭1分40秒の音質が今ひとつなためにプレス化が見逃されているものの、十分にプレス級の極上録音なのです。
そのサウンドで歴史に名高い“SABOTAGE TOUR”を体験できるわけですが、さらにこのショウだけのスペシャルがある。それは停電トラブル。「War Pigs」が終了し、さぁ次は目玉の大曲「Megalomania」……となったところで曲が始まらない。実は、このとき会場のライトが落ちてしまった。もともと暗い客席はあまり気にしていないものの、ステージ上の4人はアンプが生きているか確認したり(落ちたのは照明だけだったようです)、ジャムを始めそうで始めない……。そして、照明トラブルは2分半ほどで回復。結局「Megalomania」は演奏されず、巨大ジャム・セクション「Sabbra Cadabra」へと突入していく。その間の「どうしたもんか」感、そんなメンバーを目の当たりにした会場の同様もリアルに記録されているのです。
【SABOTAGE TOUR屈指の名録音1976年1月13日】
続くは3ヶ月後にハマースミスへ戻ってきた「1976年1月13日」のオーディエンス録音。1976年というと『TECHNICAL ECSTAY』のイメージがありますが、それは10月以降。この日は11月に一度キャンセルされた公演の振り替えで、“SABOTAGE TOUR”の最終日でした。
これもまた“SABOTAGE TOUR”屈指と誉れの高い伝統の名録音で「ハマースミス75(ディスク1-2)より良い」と評価するトレーダーもいるほど。あくまで好みの差ではあるものの、1975年よりさらにクリア感が鮮烈。その要因は高音の伸び。アイオミのヘヴィ・リフやギーザーのうねるベースランも克明ですが、そこから突き抜けるオジーのシャウトが超クリア。『SABOTAGE』時代と言えばヴォーカリスト:オジー・オズボーンの全盛期にあたり、後年とは比較にならないほど気持ちよく声が出ている。いっぱし以上のハイトーン・シンガーだったオジーの真価がたっぷりと味わえるのです。
そのサウンドで描かれるのは、ノー・トラブルで「Megalomania」もブチかまされる“SABOTAGE TOUR”の真骨頂。まず何より、セットが美味しすぎる。初期BLACK SABBATHはツアーが違っても大きくセットを変えず、ツアー中のマイナーチェンジを積み重ねて変化していったバンドでした。しかし、この“SABOTAGE TOUR”だけは特別。これ以前の“SABBATH BLOODY SABBATH TOUR”とも異なれば、その後の“TECHNICAL ECSTAY TOUR”とも連続性がない。この後、演奏されなくなる「Killing Yourself To Live」での開演も独特なら、鍵盤奏者ジェラルド・ウッドルフを帯同させた事で可能になった「Spiral Architect」、『SABOTAGE』の超名曲「Hole In The Sky」「Megalomania」と、このツアーだけのナンバーもたっぷり。「Children Of The Grave」も、この後は省略される「Embryo」付きです。
さらに中間部のジャム・セクション「Sabbra Cadabra」も絶品。ギター/ベース/ドラムのソロやジャム、「Sometimes I'm Happy」を盛り込みつつ、「Supernaut」「Iron Man」も大胆に組入れた37分に及ぶ一大メドレー。“SABBATH BLOODY SABBATH TOUR”とは違ってウッドルフによるキーボードも加わって鮮やかですし、コーダには「Sabbra Cadabra」のリプライズではなく、重厚極まる「Black Sabbath」が炸裂する。“TECHNICAL ECSTAY TOUR”以降には別の趣向を試みていくわけですが、ドラマティシズムと良い、フレキシブルさと良い、“SABOTAGE TOUR”こそがベスト。70年代を丸ごとかけて熟達していったメドレーの極みであり、本作こそがその最後の1回。それを極上サウンドで楽しめるのです。
1976年編は「Children Of The Grave」の途中で録音が終了してしまうために完全記録とはいかないのですが、他に欠点らしい欠点がない。コア・マニア達が「サバス史上最高のツアー」と断じる“SABOTAGE TOUR”の本国2公演を極上サウンドで楽しめてしまう極上ライヴ・セットです。
伝統会場“ハマースミス・オデオン”コレクション・シリーズの第1弾ではありますが、それ以上に本作自体が極めつけすぎる4枚組。全録音コレクションに興味がない方でも、絶対不可避の大傑作が登場です。
Hammersmith Odeon, London, UK 22nd October 1975
Disc 1(47:57)
1. Supertzar 2. Killing Yourself To Live 3. Hole In The Sky 4. Snowblind
5. Symptom Of The Universe 6. War Pigs 7. Light Goes Off 8. Sabbra Cadabra 9. Jam
Disc 2(50:36)
1. Guitar Solo 2. Sometimes I'm Happy 3. Drum Solo 4. Supernaut 5. Iron Man
6. Guitar Solo 7. Black Sabbath 8. Spiral Architect 9. Embryo/Children Of The Grave 10. Paranoid
Hammersmith Odeon, London, UK 13th January 1976
Disc 3(41:00)
1. Supertzar 2. Killing Yourself To Live 3. Hole In The Sky 4. Snowblind 5. Symptom Of The Universe
6. War Pigs 7. Megalomania
Disc 4(46:03)
1. Sabbra Cadabra 2. Jam 3. Sometimes I'm Happy 4. Drum Solo 5. Supernaut 6. Iron Man
7. Guitar Solo 8. Black Sabbath 9. Spiral Architect 10. Embryo/Children Of The Grave
Ozzy Osbourne - Vocals Tony Iommi - Guitar Geezer Butler - Bass Bill Ward - Drums
Gerald Woodroffe - Keyboards