BLACK SABBATH - IN NIAGARA FALLS 1976/1978(4CDR) [Shades 1079]

BLACK SABBATH - IN NIAGARA FALLS 1976/1978(4CDR) [Shades 1079]

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商品詳細

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Convention Centre, Niagara Falls, NY, USA 10th December 1976 & 8th September 1978 TRULY AMAZING SOUND

 70年代末期に行われた因縁深き“TECHNICAL ECSTASY TOUR”と“NEVER SAY DIE TOUR”。その同会場コレクションに新たなる傑作が登場です。そんな本作に記録されているのは「1976年12月10日+1978年9月8日ナイアガラ・フォールズ公演」。双方の超個性派オーディエンス録音です。

【因縁深い同会場コレクションの最新弾】
 いかに同会場とは言っても、年の違うライヴをカップリングしているのには意味があります。本作に目を留められた方ならご存じかも知れませんが、この2つのツアーは本当に因縁めいている。一般には「オジー時代の後期」以外の意味はありませんが、コレクターには違う。ツアーを代表する極上音源がことごとく同会場で記録されているのです。当店では、そんな同会場ライヴアルバムをシリーズでアーカイヴ。本作は、その最新弾にあたるのです。まずは、そのコレクションを整理しておきましょう。

【北米編】
●ピッツバーグ公演(’76年12月8日/’78年9月2日)
 →プレス3CD『PITTSBURGH 1976/1978: THE ULTIMATE EDITION』
●フレズノ公演(’76年11月9日/’78年9月22日)
 →プレス3CD『IN FRESNO』
●ナッシュヴィル公演(’77年2月9日/’78年11月19日)
 →プレス2CD『IN NASHVILLE 1978』&ボーナス2CDR『IN NASHVILLE 1977』
●ナイアガラ・フォールズ公演(’76年12月10日/’78年9月8日)
 →4CDR ★本作★

【欧州編】
●オッフェンバッハ公演(’77年4月7日/’78年10月11日)
 →4CDR『IN OFFENBACH』
●ハマースミス公演(’77年3月13日/’78年6月10日+19日)
 →5CDR『HAMMERSMITH STORY 1977-1978』

 以上、6作品。公式級サウンドボード『PITTSBURGH 1976/1978: THE ULTIMATE EDITION』を筆頭に、奇跡の超絶オーディエンス『IN FRESNO』等々、SABBATHの70年代後期を代表する名作がズラリ。コレクターなら1本ならずとも聴いたことのあるのではないでしょうか。これだけの傑作群が同会場というだけでも因縁めいていますが、さらにセットも酷似。キーボーディンスト:ジェラルド・ウッドルフの有無は大きな違いではあるものの、「Symptom Of The Universe」で開演して新曲を交えてコンパクトに楽曲を聴かせる前半、「Dirty Women」から各種ソロやジャムで遠大に盛り上がる後半と、ほとんど同じ流れになっている。これほど定点観測に相応しいツアーは英国ロックでも極めて珍しいのです。

【怒号飛び交う一触即発なショウの現場】
 さて、本作はそんなシリーズ最新弾。ディスク1-2(1976年編)は従来から有名な録音ですが、ディスク3-4(1978年編)はこれまで存在は知られていてもコアなコレクター間でしか流通してこなかった貴重なもの。それをカップリングした4枚組オーディエンス・セットです。そのクオリティは見事なリアル・オーディエンス。1976年編(ディスク1-2)は“TECHNICAL ECSTASY TOUR”の有名録音だけにクリアさが素晴らしく、1978年編もこれまで秘匿されてきたのが不思議なほどオンな芯が力強く、真っ直ぐに飛び込む安定感もズバ抜けている。さすがにどちらも奇跡の『IN FRESNO』には及びませんが、じっくりと演奏に浸りきれる名録音。もちろん、細心マスタリングで磨き上げており、1976年編(ディスク1-2)ではピッチ既発で大幅に狂っていたピッチを整え、1978年編(ディスク3-4)にしてもやや丸みのある原音をブライトに調整。録音自体の可能性を最大限に引き出しただけでなく、カップリングに相応しいサウンドを実現しました。
 そして、ベストに仕上がったサウンド以上に本作を際立たせているのは現場のリアリズム。実のところ、1976年編(ディスク1-2)は殺伐とした客席ムードでも有名な音源でして、冒頭「Symptom Of The Universe」が終わるや「座れ!」「座れつってんだろ、この豚野郎!!」といった怒声が飛び交うのです。「War Pigs」辺りで一度は落ち着くものの、再び炎上。「うるせぇ、黙れ!」と返す観客もいれば「座りやがれぇ♪」とふざけて歌い出す輩まで出てくる始末。何とも殺伐としているのです。これだけでも個性的ですが、実は2年後の1978年編(ディスク3-4)も同じだからビックリ。1976年ほどしつこくはないものの、中盤「Black Sabbath」が終わった後で「座れ!」の大騒ぎが巻き起こる。「同じショウ!?」と耳を疑うほどですが、確実に演奏が異なりますし、なにより「All Moving Parts (Stand Still)」や「Gypsy」「Never Say Die」といった各ツアーの象徴ナンバーが演奏されているのだから同じハズがない。“ナイアガラ・フィールズ”のロックファンが殺気立っているのかも知れませんが、それにしても会場中で同じ騒ぎが起きているとは考えづらく、奇跡的な類似なのです。やはり“TECHNICAL ECSTASY TOUR”/“NEVER SAY DIE TOUR”には、何か因縁があるとしか思えない……。

 本来であれば“TECHNICAL ECSTASY TOUR”では珍しい「Megalomania(再結成後も演奏されず、本作が歴史上最後の記録です)」や、やけにハッキリ聞こえる「She's Gone」のアウトロにも触れるべきなのですが、それ以上に殺伐としたムードが圧倒的すぎる。姉妹ツアー“TECHNICAL ECSTASY TOUR”&“NEVER SAY DIE TOUR”の同会場コレクションでも飛び抜けて個性的な4枚組です。怒号が乱れ飛ぶ殺伐とした現場で70年代SABBATHの熱演を実体験できる超リアル盤。ぜひ、たっぷりとご堪能ください。

Niagara Falls Convention Centre, Niagara Falls, NY, USA 10th December 1976

Disc 1 (39:17)
1. Supertzar
2. Symptom Of The Universe
3. Snowblind
4. All Moving Parts (Stand Still)
5. War Pigs
6. Gypsy
7. Black Sabbath 

Disc 2 (51:49)
1. Intro. 
2. Megalomania 
3. Dirty Women 
4. Drum Solo 
5. Guitar Solo 
6. Rock 'n' Roll Doctor
7. Jam
8. Iron Man
9. Children Of The Grave
10. Paranoid

Niagara Falls Convention Centre, Niagara Falls, NY, USA 8th September 1978

Disc 3 (34:48)
1. Supertzar
2. Symptom Of The Universe
3. Snowblind
4. War Pigs 
5. Never Say Die 
6. Black Sabbath 

Disc 4 (51:57)
1. Intro. 
2. Dirty Women 
3. Rock 'n' Roll Doctor 
4. Drum Solo/Jam 
5. Guitar Solo/Jam
6. Electric Funeral 
7. Iron Man 
8. Fairies Wear Boots 
9. Paranoid 
10. She's Gone Outro.

Ozzy Osbourne - Vocals
Tony Iommi - Guitar
Geezer Butler - Bass
Bill Ward - Drums
Gerald Woodroffe - Keyboards (on Disc 1 & 2)