VAN HALEN - OSAKA 1979 2ND NIGHT(2CD)*2nd Press [ZODIAC 307]

VAN HALEN - OSAKA 1979 2ND NIGHT(2CD)*2nd Press [ZODIAC 307]

販売価格: 3,800(税込)

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商品詳細

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Live at Furitsu Taiikukan, Osaka, Japan 11th September 1979 STEREO SBD

 伝説の初来日から1年3ヶ月で実現したVAN HALENの再来日。その最高峰として君臨する極上サウンドボード・アルバムがセカンド・プレスで再入荷決定です。
 そんな本作に刻まれているのは「1979年9月11日:大阪府立体育館」公演。2年前に発掘され、世界中のコレクターに衝撃を振りまいた極上ステレオ・サウンドボード録音です。2年前……2018年は、VAN HALENコレクターにとって衝撃の1年でした。当店の独自ルートから70年代の超極上サウンドボード・マスターが次々と登場。初登場録音から定番のアップグレード盤まで、多彩な秘宝が大量に登場したのです。しかし、それらはほとんどが海外公演。本作は、満を持して登場した日本公演ステレオ・サウンドボード録音だったのです。まずは、当時のツアー日程からショウのポジションを確認しておきましょう。

・9月3日:京都会館
・9月5日:九電記念体育館
・9月7日:名古屋市公会堂
・9月8日:倉敷市民会館
・9月10日:大阪府立体育館
・9月11日:大阪府立体育館←★本作★
・9月13日:日本武道館

 以上、全7公演。本作の大阪公演はその終盤にあたる6公演目でした。この後デイヴ&VAN HALENの活動は北米に偏重していき、彼らが日本へ戻ってくるのは34年後の2013年。初期の70年代であると同時に、日本に残した黄金時代VH最終盤の輝きでもあるのです。
 そんなショウを記録した本作のクオリティは、超リアルなステレオ・サウンドボード。最近になって発掘された録音ですが、オフィシャル作品のような整えられたサウンドではなく、いかにも発掘感たっぷりな卓直結系。もちろん、それは欠点ではなく美点。空間感覚ゼロの丸出しの演奏音が弾丸のように飛び込んでくる。マイケルのベースはちょっとしたグリスまで超克明に刻まれ、アレックスのドラムは脳内を所狭しと駆け回り、ヴォーカルは頭がマイクになったような没入感。もちろん、ギターもシールドを耳に直結したような超リアルぶり。観客の熱狂はヘッドフォンで耳を澄ませても微か微かに感じ取れるかどうかという超ド級のサウンドボードなのです。
 そんなド級サウンドボードだからこそのちょっと面白いシーンが「You're No Good」。直前のベースソロが凄まじい混沌と宇宙感を醸しつつ、そのまま曲に雪崩れ込む。さぁ、歌い出し!となったところでヴォーカルが入ってこない。遠く遠くでデイヴの声が聞こえるところを見ると、どうやらミックス卓のエンジニアがヴォーカル・スイッチを入れ損なっていた模様。その後、急激にグイッと入ってきます。もちろん、ただのミス・シーンではあるのですが、それさえも荒削りでリアル。1979年の現実に素手で直触りできるサウンドなのです。
 それだけのド級発掘だけに世界中のマニアが騒然となっているわけですが、オリジナルの原音にはやや気になる点もありました。スクラッチと思しきノイズが散見し、ピッチも不安定。特にショウ後半は約半音近くも狂っていました。そこで本作では細心マスタリングで完全トリートメント。もちろん、ド級サウンドボードの旨みにはまったく手を付けず、ノイズを可能な限り除去し、ピッチを正確に仕上げたのです。
 そんなサウンドで轟くショウが凄い、カッコイイ! セットは初来日と同じく『炎の導火線』『伝説の爆撃機』から組まれているわけですが、もちろんバランスもセレクトも大きく異なる。ここでは初来日の象徴盤である『DEFINITIVE TOKYO'S ON FIRE(Zodiac 308)』と比較しながら整理しておきましょう。

●炎の導火線(8曲+α)
・Runnin' With The Devil/On Fire/Jamies Cryin’(★)/Feel Your Love Tonight/Ice Cream Man/Ain't Talkin' 'Bout Love/You Really Got Me/Atomic Punk
●伝説の爆撃機(7曲)
・Light Up The Sky(★)/Somebody Get Me A Doctor/Dance The Night Away(★)/Beautiful Girls(★)/You're No Good(★)/Outta Love Again(★)/Bottoms Up!
※注:「★」印は初来日の象徴盤『DEFINITIVE TOKYO'S ON FIRE』で聴けなかった曲。

……と、このようになっています。その名曲群と若き熱演だけでもお腹いっぱいですが、本作はさらに日本公演だからこその旨みもたっぷり。冒頭から「コンニチワ大阪ニィ! マタ来マシタ、VAN HALEN!!」の絶叫が轟き、間髪入れず爆走する「Light Up The Sky」のカッコ良さ……。その後も「Atomic Punk」や「You're No Good」「Outta Love Again」といった1979年ならではのレパートリーが目白押し。2大名盤『炎の導火線』『伝説の爆撃機』を1つにまとめた極上セットが猛火の如く繰り広げられる。さすがに火炎放射の濃度は伝説の初来日には半歩譲るかも知れませんが、その分バラエティ豊かになったレパートリーはカラフルで、全世界を丸ごと征服した自信はバンドのスケールを何倍にもデッカくしているのです。

 「Atomic Punk」の後半で終わってしまうのは残念ですが、それを忘れるほどにド級の極上サウンドボード。随所でデイヴの「オオザカ!」も轟くライヴ・イン・ジャパンが脳内で爆発するような超絶ライヴアルバムです。黄金時代の彼らが日本に残した最高・最大級の文化遺産、ここに堂々の復刻です。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (32:56)
1. Intro.
2. Light Up The Sky
3. Somebody Get Me A Doctor
4. Drum Solo
5. Runnin' With The Devil
6. Dance The Night Away
7. Beautiful Girls
8. Dave Rap
9. On Fire
10. Bass Solo
11. You're No Good

Disc 2 (52:30)
1. Jamie's Cryin'
2. Osaka Gypsy Woman Blues
3. Feel Your Love Tonight
4. Outta Love Again
5. Ice Cream Man
6. Ain't Talkin' 'Bout Love
7. Guitar Solo
8. You Really Got Me
9. Bottoms Up
10. Growth / Atomic Punk

David Lee Roth - Lead Vocals
Eddie Van Halen - Guitars, Vocals
Michael Anthony - Bass, Vocals
Alex Van Halen - Drums

STEREO SOUNDBOARD RECORDING