RAINBOW - DOWN TO 1979(4CDR) [NON LABEL]

RAINBOW - DOWN TO 1979(4CDR) [NON LABEL]

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商品詳細

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Cobo Hall, Detroit, Michigan 21st September 1979 TRULY AMAZING SOUND
The Spectrum, Philadelphia, Pennsylvania 29th September 1979 TRULY AMAZING SOUND
Long Beach Arena, Santa Monica, Los Angeles, California 11th November 1979 TRULY AMAZING SOUND
Manning Bowl, Lynn, Massachusetts 6th December 1979 TRULY AMAZING SOUND

グラハム・ボネット在籍時のツアーより1979年ライヴの貴重なオーディエンス音源4種類をひとつにパックした、ファン卒倒クラスの一本をリリースします! CD1枚に1公演を収め、4公演を合計して約230分を越える"ぶ厚さ"は、これはもう余りにも重量級すぎる存在感です!

 ディスク1には'79年ツアーの4公演目に当たる、9月21日のミシガン州デトロイト"コボ・ホール"におけるライヴを収録しています。レンジは多少狭いですが、リッチーのギターを始め、バンドの演奏を迫力あるサウンドで聴けます。特にグラハムのヴォーカルは明瞭な輪郭でしっかりと収められており、グラハムのファンは見逃せない音源と言えるでしょう。
 当時アメリカで人気が頂点に達しつつあったBLUE OYSTER CULTの前座だけあって、会場の大きさや観客の多さが音から伝わります。しかしリッチー目当てで足を運んだファンも多いようで、「リッチー!」や「Rainbow!」といった歓声も目立ちます(オープニングでいきなり「Smoke On The Water!」をコールする観客が笑わせてくれます)。グラハムはまだちょっと固めのステージングですが、歌声はさすがの一言で「Eyes Of The World」や「Love's No Friend」では豪快でパワフルな歌唱を聴かせてくれます。グラハムは「俺が歌うのを聴いた途端、観客がこちらを向いた」と回想していますが、まさにその通りのパフォーマンスです。ライヴのハイライト「Lost In Hollywood」は、曲中盤から「Beethoven's 9th」の冒頭にかけてカットが見られますが、それでもドン・エイリーのキーボードイントロからドラムソロまで全体で17分に及ぶパフォーマンスは圧巻です。とりわけコージーのドラムソロはライヴを通しても抜群の聴き応えが味わえます。
 「Long Live Rock 'n' Roll」から続くギタークラッシュにおいては、悲鳴のようなギター・ノイズまで生々しい大迫力の音で捉えられています。残念ながらエンディングを前に録音は終了してしまいますが、当時のオーディエンス・ソースとしても充分上質な録音は、48分間にわたってツアー極初期の貴重なドキュメントを楽しませてくれるでしょう。

 ディスク2ではツアー10公演目の9月29日、ペンシルバニア州フィラデルフィアの"ザ・スペクラム"公演を収めています。会場が大規模な事からオーディエンスノイズが大きめで、サウンドも少々ノイジーに感じる場面はありますが、程好いエコーとワイドな音の広がりはディスク1以上に臨場感を高めています。グラハムはハードロックバンドとしてのステージになじみ始めている上に、この日は絶好調のパワーで最高の声を披露しています。「Eyes Of The World」からショウの全編でアドリブや独自の歌い回しも多く挟んでいるので、彼のファンは序盤から一瞬も聴き逃せない54分間になるでしょう。
 リッチーの「ブランデンブルク協奏曲」をモチーフにしたソロから、バンド演奏による「Over The Rainbow」を経て「All Night Long」に流れるパターンは、アメリカツアーでも前半のみのアレンジです。11月以降は「Since You Been Gone」が加わり変化するので、当時の流れをありのままに確認できるオーディエンス録音は貴重です。この「All Night Long」中盤でのグラハムと観客の掛け合いは、グラハムが素晴らしいパワーと伸びのある声で観客を圧倒しています。
 ディスク1でカットがあった「Lost In Hollywood」もこちらでは全編を余さず楽しめます。この日はグラハムだけでなくバンドメンバー全員の演奏も非常にのっている印象で、リッチーはもちろんコージーやドン、ロジャーのプレイからも、バンドが一体となって突き進むような勢いが吹き出ています。本音源は'79年ツアーでも屈指のテンションを感じさせ、ハイレベルなメンバーが繰り広げる演奏を満喫できるライヴだと言えるでしょう。

 ディスク3へ収められたのは、11月11日のカリフォルニア・ロング・ビーチ・アリーナ公演です。
 10月26日をもってBLUE OYSTER CULTの前座を終えたRAINBOWは、ツアー開始当初の予定に従えば、本来11月5日からドイツツアーを行う予定でしたが、ヘッドライナーとしてアメリカツアーを継続する事となり、まずは11月6日から13日までカリフォルニア州において6公演を消化しました。本音源はそのツアー再開後の5公演目となります。
 本音源はずっと以前に「#9」として登場した音源の上位マスターを使用しています。「#9」はもともとバランスに優れた録音で定評があっただけに、ここでは本作中でも特にまとまりのある安定したサウンドを楽しめます。音響はややデッドな印象ですが、場所によってはギターがライン音源のようなダイレクト感で楽しめます。特に「Over The Rainbow」の導入や「Lost In Hollywood」の曲中、さらに「Beethoven 9th」など、リッチーのプレイが要所となるパートを上質な聴き応えで満喫できるのは、ファンにとって非常に嬉しい事でしょう(なお「Lost In Hollywood」メドレーでのキーボードソロ後半からコージーのドラムソロにかけては、マスターに起因する欠落が見られます)。ディスク1や2では少々ラウド過ぎたギタークラッシュは、迫力を保ちつつも一歩引いて会場全体を俯瞰するような音像で、荒れ狂うステージ上の有り様、盛り上がるオーディエンスの様子を手に取るように確認できます。本音源は「DOWN TO FRONTIER」収録のシカゴ公演とデンバー公演の中間に位置するライヴとして、RAINBOWヒストリーに関心を持つファンには重要な一本となるでしょう。

 本作の最後に位置するディスク4は、'79年ツアーも終盤の12月6日、マサチューセッツ州リンにおけるショウです。このリン公演にも既発音源が存在しますが、それらは妙に速いピッチやパチノイズが気になり、ライヴの正しい姿を伝えているとは言えませんでした。本作ではこれらの要素を丁寧なリマスターで克服し、既発を凌ぐ過去最良の決定版としています。
 見通し・クリアさ・音のバランスとも高いレベルにある上に、これまでの3公演と較べてステージとテーパーの距離感がぐっと近づいた印象で、グラハムRAINBOWのエネルギッシュなライヴを手に取るようなダイレクトサウンドで楽しめます。「Love's No Friend」や「Since You Been Gone」「All Night Long」等ではマスターに起因するカットや欠落が何ヶ所か存在するものの、音の良さは'79年ツアーのオーディエンス録音中でもトップクラスで、熱心なファンならばきっと繰り返し聴き込める音源になるはずです。
 「Love's No Friend」は上記した本音源の良さを凝縮したような聴き応えで、スリリングなリッチーのソロだけでなく、ずば抜けた声のグラハムのパフォーマンスも素晴らしいなど、充実したテイクになっています。同曲の演奏後にはリッチーとグラハムが即興でプレイする「ジングル・ベル」がオーディエンスを巻き込む盛り上がりを見せており、ここも聴き逃せないパートでしょう。この楽しい雰囲気はライヴ後半まで変わらず、アンコールの「Man On The Silver Mountain」や「Lazy」においても色々なお遊びをフィーチャーし、乗りに乗った演奏は聴き手を飽きさせません。「Long Live Rock 'n' Roll」でライヴを締めくくるまで最高のライヴを楽しませてくれます。
 RAINBOWはこのリン公演の後、12月9日のニューヨーク・アルバニー公演を最後にアメリカツアーを終了します。大詰めを迎えた'79年ツアーの記録として本音源の価値は大変高いものがあります。本作は'79年アメリカツアーにおけるライヴの模様を、初期から終盤まで通して確認できる絶好のサンプルと言えるでしょう!

Disc 1
Live at Cobo Hall, Detroit, Michigan 21st September 1979

1. Intro 2. Eyes Of The World 3. Love's No Friend 4. Over The Rainbow 5. All Night Long
6. Keyboards Intro. 7. Lost In Hollywood 8. Guitar Solo/Beethoven 9th
9. Keyboards Solo 10. Drums Solo incl. 1812 Overture 11. Long Live Rock 'N' Roll
12. Kill The King incl. Guitar Crash

Disc 2
Live at The Spectrum, Philadelphia, Pennsylvania 29th September 1979

1. Intro 2. Eyes Of The World 3. Love's No Friend 4. Over The Rainbow 5. All Night Long
6. Keyboards Intro. 7. Lost In Hollywood 8. Guitar Solo/Beethoven 9th 9. Keyboards Solo
10. Drums Solo Incl. 1812 Overture 11. Long Live Rock 'N' Roll 12. Kill The King incl. Guitar Crash
13. Long Live Rock'N'Roll (reprise)

Disc 3
Live at Long Beach Arena, Santa Monica, Los Angeles, California 11th November 1979

1. Land Of Hope And Glory/Soundcheck 2. Introduction 3. Eyes Of The World 4. Love's No Friend
5. Over The Rainbow 6. All Night Long 7. Keyboards Intro. 8. Lost In Hollywood
9. Guitar Solo/Beethoven 9th 10. Keyboards Solo 11. Drum Solo feat. 1812 Overture
12. Lost In Hollywood(Reprise) 13. Guitar Solo/Lazy 14. Man On The SIlver Mountain
15. Blues 16. Long Live Rock 'N' Roll 17. Kill The King incl. Guitar Crash
18. Long Live Rock 'N' Roll(reprise) 19. Over The Rainbow

Disc 4
Live at Manning Bowl, Lynn, Massachusetts 6th December 1979

1. Introduction 2. Eyes Of The World 3. Love's No Friend 4. Since You Been Gone 
5. Brandenburg Concerto/Over The Rainbow 6. All Night Long 7. Keyboard Intro.
8. Lost In Hollywood 9. Guitar Solo/Beethoven 9th 10. Keyboards Solo
11. Drum Solo feat. 1812 Overture 12. Lost In Hollywood(Reprise)
13. Man On The Silver Mountain 14. Lazy 15. Blues 16. Long Live Rock 'N' Roll

Ritchie Blackmore - Guitar Graham Bonnet - Vocals Cozy Powell - Drums
Roger Glover - Bass Don Airey - Keyboards