LED ZEPPELIN - LISTEN TO THIS, EDDIE (3CD) [GRAF ZEPPELIN / LZSC-621]
LED ZEPPELIN - LISTEN TO THIS, EDDIE (3CD)
[GRAF ZEPPELIN / LZSC-621]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
★1977年6月21日お馴染みエディーのオリジナル・ミラード・マスター(Flat Transfer)からのリマスター収録!
★欠落はListen To This Erikのソースで補填。
★帯域をバランス良く調整し、明らかに元音源より聞きやすくなっております。
★天国イントロの音のカスレがない。
★限定で両面印刷のポートレイト附属!
Live at The Forum, Inglewood, California, USA 21st June 1977
ここ最近毎週のように公開される伝説のテーパー、マイク・ミラードによるテープですが、遂にZEPの『エディー』が登場!
一連の公開としては恐らくオーラスでの公開かと思われた(個人の見解です)『エディー』ですが、今回の唐突な登場には驚いた方も多いのではないでしょうか。JEMSのミラード公開・筋目の50回目ということで『エディー』が選ばれたようではありますが、『エディー』というタイトリングにまつわるエピソードも複数説あり、この音源公開直後にはそのタイトル由来の一説ともされる当事者エディ・ヴァン・ヘイレンの訃報もあり、結果的に凄いタイミングとなった今回の『エディー』。
この界隈も近年はすっかり成熟しきってしまい、派手に盛り上がることもあまりありませんが、ひところは様々な『エディー』アイテムがリリースされるたびに、やれ「どれがベストだ」、「いや、これが良い」、「既発の劣化コピーでした笑」などと無限ループの『エディー』ベストアイテム&分析議論も盛んに行われたのも今は昔(遠い目)、それぞれが自分なりの理想の『エディー』を追い求めて右往左往・一喜一憂してきたわけです(?)。ZEPライブに名演は多々あれど、そんな中でも、一際特別なライブが恐らくこの『エディー』であることに異論のある方はさほどいないのではないでしょうか。遂にマスターカセットからのデジタル化が実現した訳です!
ここで既発盤の流れを軽くおさらいしてみますと、アナログ時代からLP化されており(今回のジャケのモチーフにもなっている)、『エディー』と言えばこのアナログ盤のジャケのイメージが強い方もおられるでしょう。
CD時代に初めて全曲収録を実現したのはSIRAバラ盤ですが、どちらかと言うとその直後に登場した旧タラの『OUT ON THE TILES』にて多くの方に広まったのではないかと思います。音のインパクトとしてはその旧タラ盤の時点でもかなり迫力ある処理がなされ、未だにこれが好きと言う方もおられるかも知れませんね。SIRAバラ盤も何かと比較検証時には必ず引き合いに出される代表アイテムで、スピードがかなり速いという問題はありますが、旧タラ盤ほど派手目な処理ではないということで2000年代に入ってから再評価が高まり、未だに中古では意外と見かけない名アイテムですね。SIRAは90年代にもう1回『エディー』のリリースがあり、通称『SIRA MASTER』盤は、中身はSIRAバラ盤の使い回しではなく、絶妙な音処理バランスが演奏と上手くマッチしており『エディー』と言えばコレというくらいセンセーショナルなアイテムとなりました。今現在の耳で改めて聞いて見るとさすがにドンシャリ感がちょっとやり過ぎに感じられますが、このタイトルに思い入れのある方も多いのではないでしょうか。その後2000年代のリリースではスコルピオ盤がSIRA盤などの時代ではなされなかった別ソースの補填により完成度を高め、また近年リリースのNO LABELによる『THE FIRST』及び3つ目の別ソースで補填を施したその改訂版(通称 紫ジャケ盤)が音質的には現状ベストと言ったところで、スコ盤はさすがに低音が出すぎと言ったところでしょう。また今回ミラードマスターを公開した集団JEMSは10年ほど前にもミラードの1st Genバージョンを公開しており、そこでは低域が貧弱でかなりひっこんだサウンドでしたが、カット前後が長いというマニアには見逃せないポイントもあり、そこからCD化したタイトルもありました。
今回JEMSは2個のバージョンを同時公開しており、1個はFlat Transfer、もう一方はMasteredとされるバージョンでした。Flat Transferの方は実際は若干リミッターが掛かっており、また曲間に若干エディットが加えられていたもので、今回はこれをベースに丁寧なリマスターが行われCDに収められています。もう一方のMasteredとされるものは、どうやらマスタリングで全体の音色などを調整したものということではなく、所々で聞こえるミラードの周囲の観衆の口笛などがエディットされたもののようで、そのエディットによりカットや欠落も大幅に増えているようでした。
今回ベースとなるFlat Transferの音質ですが、さすがマスター起こしだけあり以前の1st Genなどのダビングを経た様々なバージョンでは避けることの出来なかったVHSテープ経由による低周波ハムノイズ(低音のブーンってあれ)がなく、非常にスッキリしており、その点だけは良かったのですが、全体の音色バランスには問題があり、低域がスカスカでパンチがなく、しかも中域が出ているため、どうにも霧というか薄膜掛かったような抜けの悪い印象でした。これは以前リリースの'75 LONG BEACH公演のテープと同じような質感であり、どうやらミラード音源の特徴でもあるようです。
よって本盤ではスカスカした低域の補強を中心にEQバランス補正が行われており、間違いなく元音源より聞きやすく、これぞ『エディー』と言えるバージョンに生まれ変わっており、既発SIRA MASTERやNo Label紫ジャケ盤またはSIRAバラ盤などのベストタイトルの音質感もリスペクトしながらバランス重視のマスタリングで、低域と高域もそれなりにオンで、尚且つやかましくなり過ぎない程度に迫力も感じられる、良い塩梅のバランスとなっておりますので一聴の価値が大アリです!このバランス処理により多少のヒスは感じられますが、さすがに元がマスターからのデジタル化だけあってヒスノイズまでもが繊細でナチュラルですので、嫌な感じは全くしません。
なお、ピッチも序盤5曲ほどで僅かに高かったのが適切にアジャストされています。
編集面ですが、所々あった曲間のカットはJEMSの1st Genが質感調整のうえ補填されています。例えばG・ソロのカット部なども何故かJEMSの1stよりも前後が短く、JEMSの1stの方が演奏を多く収録していたのですが、そのような箇所はJEMS 1stを調整して緻密に補填されています。またミラードの音源で元々欠落しているTEN YEARS GONEの曲中カットなどは近年登場して話題となった本公演三つ目のソースであるErikソースで補填されています。Erikソースでの補填箇所は音源が違う(ミラードはステレオだがErikはモノラル)ということで変化が分かりやすいのは否めませんが、JEMS 1stで補填された箇所は絶妙であり、殆ど気にならずに鑑賞頂けます(詳細は曲目記載)。
Original Millard Master Recording決定盤!
限定ナンバリング入りで、ステッカーが添付された仕様。
さらに限定で両面印刷のミニ・ポートレイトが附属(なくなり次第終了)!
CDラベルはピクチャーディスクの永久仕様の愛蔵盤で登場です!
これぞまさに 久 々 の 「Play It Loud!」
DISC 1 (71:12)
1. Introduction ★出だし2秒強初登場
2. The Song Remains The Same
3. The Rover - Sick Again
4. Nobody's Fault But Mine
5. Over The Hills And Far Away
6. Since I've Been Loving You ★演奏後8:35-8:44 Erikソース
7. No Quarter
DISC 2 (56:54)
1. MC
2. Ten Years Gone ★曲中5:06-5:21 Erikソース
3. The Battle Of Evermore
4. Going To California
5. Black Country Woman
6. Bron-Y-Aur Stomp
7. White Summer
8. Black Mountain Side
9. kashmir ★演奏後9:22-9:37Erikソース
DISC 3 (74:58)
1. MC
2. Out On The Tiles - Moby Dick
3. Heartbreaker
4. Guitar Solo ★曲中14:48-14:52ミラード1st Gen
5. Achilles Last Stand ★演奏後9:27-9:32ミラード1st Gen
6. Stairway To Heaven ★イントロのカスレなし ★演奏後12:25-12:35ミラード1st Gen / 12:35-12:44Erikソース /
7. Whole Lotta Love
8. Rock And Roll
★欠落はListen To This Erikのソースで補填。
★帯域をバランス良く調整し、明らかに元音源より聞きやすくなっております。
★天国イントロの音のカスレがない。
★限定で両面印刷のポートレイト附属!
Live at The Forum, Inglewood, California, USA 21st June 1977
ここ最近毎週のように公開される伝説のテーパー、マイク・ミラードによるテープですが、遂にZEPの『エディー』が登場!
一連の公開としては恐らくオーラスでの公開かと思われた(個人の見解です)『エディー』ですが、今回の唐突な登場には驚いた方も多いのではないでしょうか。JEMSのミラード公開・筋目の50回目ということで『エディー』が選ばれたようではありますが、『エディー』というタイトリングにまつわるエピソードも複数説あり、この音源公開直後にはそのタイトル由来の一説ともされる当事者エディ・ヴァン・ヘイレンの訃報もあり、結果的に凄いタイミングとなった今回の『エディー』。
この界隈も近年はすっかり成熟しきってしまい、派手に盛り上がることもあまりありませんが、ひところは様々な『エディー』アイテムがリリースされるたびに、やれ「どれがベストだ」、「いや、これが良い」、「既発の劣化コピーでした笑」などと無限ループの『エディー』ベストアイテム&分析議論も盛んに行われたのも今は昔(遠い目)、それぞれが自分なりの理想の『エディー』を追い求めて右往左往・一喜一憂してきたわけです(?)。ZEPライブに名演は多々あれど、そんな中でも、一際特別なライブが恐らくこの『エディー』であることに異論のある方はさほどいないのではないでしょうか。遂にマスターカセットからのデジタル化が実現した訳です!
ここで既発盤の流れを軽くおさらいしてみますと、アナログ時代からLP化されており(今回のジャケのモチーフにもなっている)、『エディー』と言えばこのアナログ盤のジャケのイメージが強い方もおられるでしょう。
CD時代に初めて全曲収録を実現したのはSIRAバラ盤ですが、どちらかと言うとその直後に登場した旧タラの『OUT ON THE TILES』にて多くの方に広まったのではないかと思います。音のインパクトとしてはその旧タラ盤の時点でもかなり迫力ある処理がなされ、未だにこれが好きと言う方もおられるかも知れませんね。SIRAバラ盤も何かと比較検証時には必ず引き合いに出される代表アイテムで、スピードがかなり速いという問題はありますが、旧タラ盤ほど派手目な処理ではないということで2000年代に入ってから再評価が高まり、未だに中古では意外と見かけない名アイテムですね。SIRAは90年代にもう1回『エディー』のリリースがあり、通称『SIRA MASTER』盤は、中身はSIRAバラ盤の使い回しではなく、絶妙な音処理バランスが演奏と上手くマッチしており『エディー』と言えばコレというくらいセンセーショナルなアイテムとなりました。今現在の耳で改めて聞いて見るとさすがにドンシャリ感がちょっとやり過ぎに感じられますが、このタイトルに思い入れのある方も多いのではないでしょうか。その後2000年代のリリースではスコルピオ盤がSIRA盤などの時代ではなされなかった別ソースの補填により完成度を高め、また近年リリースのNO LABELによる『THE FIRST』及び3つ目の別ソースで補填を施したその改訂版(通称 紫ジャケ盤)が音質的には現状ベストと言ったところで、スコ盤はさすがに低音が出すぎと言ったところでしょう。また今回ミラードマスターを公開した集団JEMSは10年ほど前にもミラードの1st Genバージョンを公開しており、そこでは低域が貧弱でかなりひっこんだサウンドでしたが、カット前後が長いというマニアには見逃せないポイントもあり、そこからCD化したタイトルもありました。
今回JEMSは2個のバージョンを同時公開しており、1個はFlat Transfer、もう一方はMasteredとされるバージョンでした。Flat Transferの方は実際は若干リミッターが掛かっており、また曲間に若干エディットが加えられていたもので、今回はこれをベースに丁寧なリマスターが行われCDに収められています。もう一方のMasteredとされるものは、どうやらマスタリングで全体の音色などを調整したものということではなく、所々で聞こえるミラードの周囲の観衆の口笛などがエディットされたもののようで、そのエディットによりカットや欠落も大幅に増えているようでした。
今回ベースとなるFlat Transferの音質ですが、さすがマスター起こしだけあり以前の1st Genなどのダビングを経た様々なバージョンでは避けることの出来なかったVHSテープ経由による低周波ハムノイズ(低音のブーンってあれ)がなく、非常にスッキリしており、その点だけは良かったのですが、全体の音色バランスには問題があり、低域がスカスカでパンチがなく、しかも中域が出ているため、どうにも霧というか薄膜掛かったような抜けの悪い印象でした。これは以前リリースの'75 LONG BEACH公演のテープと同じような質感であり、どうやらミラード音源の特徴でもあるようです。
よって本盤ではスカスカした低域の補強を中心にEQバランス補正が行われており、間違いなく元音源より聞きやすく、これぞ『エディー』と言えるバージョンに生まれ変わっており、既発SIRA MASTERやNo Label紫ジャケ盤またはSIRAバラ盤などのベストタイトルの音質感もリスペクトしながらバランス重視のマスタリングで、低域と高域もそれなりにオンで、尚且つやかましくなり過ぎない程度に迫力も感じられる、良い塩梅のバランスとなっておりますので一聴の価値が大アリです!このバランス処理により多少のヒスは感じられますが、さすがに元がマスターからのデジタル化だけあってヒスノイズまでもが繊細でナチュラルですので、嫌な感じは全くしません。
なお、ピッチも序盤5曲ほどで僅かに高かったのが適切にアジャストされています。
編集面ですが、所々あった曲間のカットはJEMSの1st Genが質感調整のうえ補填されています。例えばG・ソロのカット部なども何故かJEMSの1stよりも前後が短く、JEMSの1stの方が演奏を多く収録していたのですが、そのような箇所はJEMS 1stを調整して緻密に補填されています。またミラードの音源で元々欠落しているTEN YEARS GONEの曲中カットなどは近年登場して話題となった本公演三つ目のソースであるErikソースで補填されています。Erikソースでの補填箇所は音源が違う(ミラードはステレオだがErikはモノラル)ということで変化が分かりやすいのは否めませんが、JEMS 1stで補填された箇所は絶妙であり、殆ど気にならずに鑑賞頂けます(詳細は曲目記載)。
Original Millard Master Recording決定盤!
限定ナンバリング入りで、ステッカーが添付された仕様。
さらに限定で両面印刷のミニ・ポートレイトが附属(なくなり次第終了)!
CDラベルはピクチャーディスクの永久仕様の愛蔵盤で登場です!
これぞまさに 久 々 の 「Play It Loud!」
DISC 1 (71:12)
1. Introduction ★出だし2秒強初登場
2. The Song Remains The Same
3. The Rover - Sick Again
4. Nobody's Fault But Mine
5. Over The Hills And Far Away
6. Since I've Been Loving You ★演奏後8:35-8:44 Erikソース
7. No Quarter
DISC 2 (56:54)
1. MC
2. Ten Years Gone ★曲中5:06-5:21 Erikソース
3. The Battle Of Evermore
4. Going To California
5. Black Country Woman
6. Bron-Y-Aur Stomp
7. White Summer
8. Black Mountain Side
9. kashmir ★演奏後9:22-9:37Erikソース
DISC 3 (74:58)
1. MC
2. Out On The Tiles - Moby Dick
3. Heartbreaker
4. Guitar Solo ★曲中14:48-14:52ミラード1st Gen
5. Achilles Last Stand ★演奏後9:27-9:32ミラード1st Gen
6. Stairway To Heaven ★イントロのカスレなし ★演奏後12:25-12:35ミラード1st Gen / 12:35-12:44Erikソース /
7. Whole Lotta Love
8. Rock And Roll