PUBLIC IMAGE LIMITED - IRVINE 1992: PRE-FM MASTER(1CDR) [Uxbridge 1362]

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商品詳細

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Live at Crawford Hall, University of California, Irvine, CA, USA 26th March 1992 STEREO SBD
Westwood One Pre-FM Master

 SEX PISTOLS再編を前に大きな節目に立っていた1992年のPiL。そのステージを超極上サウンドボードで楽しめる“オフィシャル代わり”の決定盤が登場です。
 そんな本作に収められているのは「1992年3月26日アーバイン公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。80年代を通して精力的に活動してきたPiLでしたが、90年代に突入すると共に沈静化。1992年には完全に活動を休止するわけですが、その前に最終作『THAT WHAT IS NOT』とワールド・ツアーが大々的に行われました。本作は、そんな時代を象徴するライヴアルバムの代表作なのです。まずは、そんな当時のスケジュールからショウのポジションを確かめてみましょう。

・2月7日:ティフアナ公演
《2月24日『THAT WHAT IS NOT』発売》
・2月25日+28日:プロモ出演
・3月13日-4月24日:北米#1(33公演)←★ココ★
・5月2日-7日:英国(5公演)
・6月6日+7月4日+8月28日:欧州(3公演)
・9月2日-18日:南米/北米#2(10公演)
《活動休止》

 これが1992年のPiL。1年間に50公演以上のライヴをこなすスケジュールは十分に活動的なのですが、よくよく見ると連日ステージと移動をひたすら繰り返す「ツアー」と呼べるのは「北米#1」だけ。本作のアーバイン公演は、その真っ直中にあたる10公演目のコンサートでした。
 このショウは名門“WESTWOOD ONE”でラジオ放送された事でも知られ、そのエアチェックの数々が気は群を生み出してきた定番の1つ。長らく1992年を代表してきたショウでした。本作もそのFMサウンドボードなのですが、凡百のエアチェックとはワケが違う。“WESTWOOD ONE”のプリFMマスターからダイレクトにCD化された究極ジェネの1枚なのです。
 実際、本作のクオリティは完全オフィシャル級。ひと口に「FM放送サウンドボード」とは言っても、実は個性もクオリティも千差万別。中にはオーディエンス録音の方が遙かにマシというモノも少なくありません。そんな中で“WESTWOOD ONE”は安心のブランドともなっている。各楽器を丁寧に捉えたサウンドボードというだけでなく、家庭用オーディオでの再生を前提としたミックスは鳴りの美しさまで行き届いた完成度を誇り、歓声の被せ方1つとっても音楽作品としての気品を備えている。さまざまなバンド/アーティストでも“WESTWOOD ONE”放送は準公式な扱いとなっているのです。
 コレクター間では英国の名門BBCにさえ匹敵するほど信頼されている“WESTWOOD ONE”ですが、本作もその金看板を汚さず、むしろ名声を高める素晴らしさ。上記した美点がすべて最高峰レベルで揃っており、プリFMマスターだからこそ隅々まで美しく、アナログらしいナチュラル感も瑞々しいのです。そして、そんな極めつけのサウンドで描かれるのは「生演奏版THAT WHAT IS NOT」とでも言えそうな終末期だからこそのショウ。ここでセットも整理しておきましょう。

●ザット・ホワット・イズ・ノット(6曲)
・Love Hope/Think Tank/Acid Drops/Luck's Up/Cruel/Covered
●その他(6曲)
・ジス・イズ・ホワット・ユー・ウォント:This Is Not A Love Song
・ALBUM:Rise
・HAPPY?:Rules and Regulations/The Body
・9/ナイン:Disappointed
・『ハートブルー』サントラ:Criminal

……と、このようになっています。ショウの半分が『THAT WHAT IS NOT』ナンバーで占められ、アルバム全10曲中6曲が大盤振る舞い。しかも「Cruel」のように再結成語にも演奏される曲もあるにはありますが、他はほぼ1992年のみの貴重曲なのです。さらに言いますと、映画『ハートブルー』に提供された「Criminal」もこのツアーだけの限定曲ですし、「Rules and Regulations」も再結成後にはほぼ演奏されていない。アンサンブルもさることながら、セットも他のどの時期とも違うカラーが強烈で、まるで別バンドのようにさえ感じるショウなのです。
 活動停止を目前にして、80年代とは違う世界を打ち立てた「90年代のPiL」。本作は、そのステージを伝えるオフィシャル代わりの代表作です。それこそ、正規スタジオ作『THAT WHAT IS NOT』と同等の価値を持つ超決定サウンドボードの最高峰更新盤。どうぞ、存分にご堪能ください。

(69:36)
01. Intro
02. This Is Not A Love Song
03. Criminal
04. Love Hope
05. Think Tank
06. Rules & Regulations
07. Disappointed
08. Acid Drops
09. Luck's Up
10. Cruel
11. The Body
12. Covered
13. Rise (Part I)

John Lydon – vocals
John McGeoch – guitar
Allan Dias – bass
Torgun Mann - guitar
Mike Joyce – drums

STEREO SOUNDBOARD RECORDING