VIXEN - ROCK CITY 1989(1CDR + DVDR) [Shades 1244]

VIXEN - ROCK CITY 1989(1CDR + DVDR) [Shades 1244]

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商品詳細

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Live at Rock City, Nottingham, UK 22nd February 1989 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

 音楽的な技術とセンス、そして類い希な美貌を併せ持ち、“女性版BON JOVI”と呼ばれた名バンドVIXEN。そんな彼女たちが“本物”だった事を証明するオリジナル録音が登場です。
 そんな本作に記録されているのは「1989年2月22日ノッティンガム公演」。その一部始終を伝える極上オーディエンス録音です。彼女たちは黄金時代に公式ライヴ盤を残さなかったわけですが、本作はその乾きを癒すのに絶好の歴史的決定盤なのです。決定盤たる所以はサウンド・クオリティや演奏にあるものの、実はむせ返る時代感も大事な要素のひとつ。その意味を説明するためにも、まずは当時のスケジュールからショウのポジションを確かめてみましょう。

●1988年
《9月『VIXEN』発売》
・10月30日-12月16日:北米#1(37公演)
●1989年
・1月3日-2月24日:欧州(37公演)←★ココ★
・2月28日-3月2日:日本(3公演)
・3月18日:MTV SPRING BREAK
・4月5日-8月5日:北米#2(79公演)
・8月19日:ミルトンキーンズ公演

 これが1988年/1989年のVIXEN。デビュー作『VIXEN』をリリースした彼女たちは全米ツアーを開始。その勢いを駆って欧州→日本へと進出していきました。本作のノッティンガム公演は、そんな「欧州」レッグの35公演目もあたるコンサートでした。この欧州ツアーは彼女たちにとって初めての海外であり初渡英。VIXENを初めて目撃した英国と、大洋を渡って世界の広さを知った彼女たちのパッションが交錯するライヴアルバムなのです。
 そんな歴史的な現場で記録された本作は、初期VIXENを代表する名録音中の名録音。何しろ、本作を手掛けたのはかの名匠“Crazy S.”氏。80年代中期/後期に極上録音を大量に残した英国の偉人ですが、本作はそのオリジナル・カセットからダイレクトにデジタル化された銘品なのです。実際、そのサウンドは驚異的。とにかく極太でド密着。録音した本人から譲られたオリジナル・マスターだから迷いはしませんが、距離感など微塵もなくガンガン迫ってくる芯と克明なディテールはサウンドボード並……と言いますか、そんじょそこらFM放送も蹴散らす凄まじさ。あまりにもパワフルなためにオープニング「Charmed Life」の序盤でオーバーピークになる瞬間もありますが、それも曲の中盤に差し掛かる頃には改善。その後は「まるでサウンドボード」を地で行くド級のダイレクト・サウンドが存分に楽しめるのです。
 そんなスーパー・サウンドで描かれるのは、初期だからこその激レア曲もたっぷりのフルショウ。ここでセットを整理しておきましょう。

●VIXEN(8曲)
・Charmed Life/Love Made Me/Cruisin'/Cryin'/Edge Of A Broken Heart/Hell Raisers/I Want You To Rock Me/Give It Away
●その他(4曲)
・未発表曲:Big Brother
・カバー:(Where Do You) Draw the Line/You Ought To Know By Now/Train Kept A Rollin'

……と、このようになっています。『VIXEN』の全12曲(CDボートラ含む)のうち8曲が大盤振る舞いされ、さらに後の『RARE VINTAGE』まで未発表だった「Big Brother」も披露されている。そして、それ以上に初期ムードを醸しているのが数々のカバー曲。バンドのデビュー期はオリジナル曲の認知が低いために有名なカバー曲で会場を盛り上げるのが常道で、そのセレクトがバンドの本質をえぐり出したりもする。後々、オリジナルと差し替えられていくカバーは初期の醍醐味でもあるのです。そして、VIXENの場合はタイニー・ブラッドショー(と言うかヤードバーズ)の「Train Kept A-Rollin’」や日本では八神純子の「パープルタウン」としても有名なレイ・ケネディの「You Ought To Know By Now」。さらにテッド・ニュージェント(作曲はブライアン・アダムス)の「(Where Do You) Draw the Line」を熱演していく。スタンダードだけではない選曲も、オリジナル以上に身体に馴染んだアグレッシヴな演奏も極上サウンドで楽しめるのです。
 そして、そんなセット以上に熱いのが現場感。言うまでもなく彼女たちは美貌輝く美女ぞろいなわけですが、演奏力も超一流。その実力を目の当たりにした英国キッズの熱狂がえらくリアルなのです。もちろん、最初からそれなりに盛り上がってはいるのですが、それもどこか物見遊山風。ド派手なルックスにお気楽に声援を送っている感じなのですが、1曲また1曲とタイトにビシビシと決めまくる演奏にぶちのめされ、その声援が本気になっていく。そしてパワフルなドラムソロ、テクニカルなベースソロを体験した辺りではすっかり虜になっているのです。
 分かりやすく言いますと、最初は「姉ちゃん達。いいぞー!」だった声援が「おぉ、こいつらスゲェ」に変わっていく。「I Want You To Rock Me」のコール&レスポンスの凄さと言ったら……。耳の肥えた英国野郎共を力ずくで納得させ、従えさせる。まるでハリウッドの娯楽映画のような見事なカタルシス。そんな現場を極上体験できるライヴアルバムなのです。

 ド級のサウンド・クオリティだけでも黄金時代VIXENを代表するライヴアルバムですが、さらに初期ならではのレア曲、歴史的なムードもたっぷりとパンパンに詰まった1枚です。歴史的な名作ひしめく名匠“Crazy S.”氏のコレクションでも格別な“極めつけの大傑作”。どうぞ、思う存分お楽しみください!

(59:52)
1. Opening S.E.(Foxy Lady)
2. Charmed Life
3. Love Made Me
4. Cruisin'
5. (Where Do You) Draw the Line
6. Cryin'
7. Edge Of A Broken Heart
8. Hell Raisers
9. Roxy Petrucci Drum Solo
10. Share Pedersen Bass Solo
11. I Want You to Rock Me
12. You Ought To Know By Now
13. Give It Away
14. Train Kept A Rollin'
15. Big Brother

Janet Gardner - Vocal
Jan Kuehnemund - Guitar
Share Pedersen - Bass
Roxy Petrucci - Drums

Special Thanks: Crazy S.

★★特別企画

★黄金時代の本生ステージ伝える名匠“Crazy S.”マスターによる極上ライヴアルバム『ROCK CITY 1989』。その初回納入分に限り、同じく初の欧州ツアーを代表する極上プロショット『ONE NIGHT ALONE』が特別に付属いたします。

VIXEN - ONE NIGHT ALONE (DVDR)
Live at The 3 Club, Dusseldorf, Germany 5th January 1989 PRO-SHOT
Reunion Live at SIR Studios, Hollywood, CA, USA 3rd August 2004 PRO-SHOT

 本編ライヴアルバムはサウンド・ショウ・ドキュメント……どのポイントから聴いても初期VIXENを……いえ、黄金時代トータルでも並ぶ物のない超名盤です。その舞台となった初の欧州ツアーは、貴重なマルチカメラ・プロショットが残された事でも知られています。そこで、デビュー直後の初期を代表する2大傑作を一度にご体験いただけるよう、特別ボーナス付属決定です!
 そんな本作に収められているのは、2つのTV番組。「1989年デュッセルドルフ公演」のマルチカメラ・プロショットをメインに、2004年の再結成イベントを特集したVH1の特番“BAND REUNITED”をボーナス収録した1枚です。それぞれ個性も意味も大きく異なりますので、個別にご紹介していきましょう。

【メイン:1989年デュッセルドルフ公演(約43分)】
 まず登場するのは、本作のメインとなるライヴ映像。本編『ROCK CITY 1989』解説の日程で言うところの「欧州」レッグの5公演目である「1989年1月5日デュッセルドルフ公演」のマルチカメラ・プロショットです。デビュー時代の貴重なプロショットなわけですが、クオリティも素晴らしい。当時のTV番組を録画したエアチェックだけにオフィシャル級とまでは言えませんが、ダビング痕のないマスター鮮度は絶品で、マルチカメラのカット割りもプロフェッショナルなサウンド・ミックスも鉄壁です。
 そして、その光景こそが凄い。女性を言い訳にしない技巧派ぶりは『ROCK CITY 1989』でも十二分に伝わりましたが、映像のインパクトはさらに絶大。全身黒レザーに身を包み、巨大耳かきの綿毛のようなブロンドを振り乱してタイト極まりないHR/HMを繰り出していく。メロディ自体は親しみやすくキャッチーなのに「ポップとは呼ばせない」と言わんばかりのアグレッションやパワーを振りまいているのです。
 放送枠に沿った43分という尺は物足りなくはあるものの、えらくパワフルなロキシー・ペトルッチのドラムソロや、チョッパーやビリー・シーンばりのタッピングまで交えたシェア・ペダーセンのベースソロもばっちり。本編『ROCK CITY 1989』では聴けないレア曲「One Night Alone」もマルチカメラ・プロショットで楽しめます。

【ボーナス:2004年“BAND REUNITED”(約42分)】
 続いて収録されているのは、上記から15年後の2004年に放送されたTV番組。VIXENはメンバーを入れ替えながら活動再開と休止を繰り返してきたわけですが、2004年にはオリジナル・メンバーによる一夜だけの再結成が実現。その経緯とステージをフィーチュアした特番“BAND REUNITED”を収録しています。
 こちらは21世紀放送だけあってオフィシャル級プロショットなわけですが、クオリティ以上に注目なのが番組内容そのもの。番組VJがメンバー1人ひとりの元を訪れてインタビュー。想い出や近況を聴き出しながら再結成を打診し、実際のステージへと向かっていくドキュメンタリー仕立てなのです。その姿が最高。すっかりお母さんとなって「今は2歳の子供のためだけに歌っている」と笑うジャネット、変わらぬ美貌でバンドの歴史を語るジャン、雑貨店(?)で働きつつBUBBLEについても語るシェア、豪邸の庭で突撃取材にビックリする顔が普通のオバサン(笑)なロクシー。やや「あのヒトは今」的ではありますが、4人それぞれに違った輝き方が面白かったりもするのです。
 久々の再会を果たしたスタジオで歓談し、リハーサルを重ね、少しずつ「ミュージシャン」の顔になっていく4人。最後はもちろん再結成ステージ。2曲「Edge Of A Broken Heart」「Rev It Up」を演奏するのですが、駆けつけたファンの熱気も感動的なら、番組冒頭で「普通の人」だったのがウソのように輝きを取り戻したパフォーマンスも素晴らしい。ロック史にはさまざまな再結成が繰り返されてきましたが、その実態を垣間見るような傑作番組なのです。

 デビュー直後を代表するマルチカメラ・プロショットと、15年の再結成劇を詳らかにするリユニオン特番。長いVIXENの歴史でも“あの4人”に絞り込んだプロショット集です。歴史的な大傑作ライヴアルバムである『ROCK CITY 1989』のイメージを膨らませてくれるだけでなく、さらに彼女たちの魅力へ踏みこむ映像傑作。どうぞ、この機会にじっくりとお楽しみください。

Live at The 3 Club, Dusseldorf, Germany 5th January 1989

1. Charmed Life
2. Love Made Me
3. One Night Alone
4. Cruisin'
5. Cryin'
6. Edge Of A Broken Heart
7. Hell Raisers
8. Roxy Petrucci Drum Solo
9. Share Pedersen Bass Solo
10. I Want You to Rock Me
11. You Ought To Know By Now

BONUS: Bands Reunited
Reunion Live at SIR Studios, Hollywood, CA, USA 3rd August 2004

1. Introduction
2. Jan Kuehnemund
3. Share Pedersen(Share Ross)
4. Roxy Petrucci
5. Janet Gardner
6. Reunion Day
7. Rehearsals
8. Before The Show
9. Edge Of A Broken Heart
10. Rev It Up

Janet Gardner - Vocal
Jan Kuehnemund - Guitar
Share Pedersen - Bass
Roxy Petrucci - Drums

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 84min.

Ltd Bonus DVDR for "OCK CITY 1989"(Shades 1244)