DOKKEN - IOWA JAM '86(1CDR) [Shades 1090]

DOKKEN - IOWA JAM '86(1CDR) [Shades 1090]

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商品詳細

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Live at Iowa State Fairgrounds Grandstand, Des Moines, Iowa, USA 26th May 1986 TRULY PERFECT SOUND

 名作『UNDER LOCK AND KEY』を発表し、成功の階段を駆け上がっていた1986年のDOKKEN。そんな黄金期に立ち会える極上ライヴアルバムが登場です。
 そんな本作に刻まれているのは「1986年5月26日デモイン公演」。AEROSMITH、テッド・ニュージェント、METALLICA, ARMORED SAINTも参加したフェスティバル“IOWA JAM '86”に出演した際の超絶級オーディエンス録音です。このメンツだけで目眩がしそうな豪華フェスですが、DOKKEN自身に目を向けるとキャリア最大となる“UNDER LOCK AND KEY TOUR”の一幕でもありました。その全盛ぶりを知る意味でも、まずはワールド・ツアーの全体像からショウのポジションを確かめてみましょう。

●1985年
《11月22日『UNDER LOCK AND KEY』発売》
・11月30日-12月5日:日本(5公演)
●1986年
・1月8日-2月16日:北米#1(21公演)
・3月7日-4月28日:欧州(39公演)
・5月11日-9月13日:北米#2(79公演)←★ココ★
●1987年
・1月27日+2月10日:北米#3(2公演)

 これが『UNDER LOCK AND KEY』にまつわる活動概要。アルバムのリリースは1985年の終盤で、その直後に初来日が実現。年明けから本格的なワールド・ツアーを開始したのですが、この1986年だけで139公演。この公演数はDOKKEN史上ぶっちぎりの最多であり、まさに売り出し真っ盛りだった。特に後半の「北米#2」は4ヶ月で約80公演という超過密スケジュールであり、ドンとジョージでなくてもウンザリするような多忙ぶりでした。そんな中で、本作のデモイン公演は「北米#2」の13公演目。軌道に乗りつつ、殺人的なスケジュールがまだ深刻になる前のコンサートでした。
 そんなショウを記録した本作は、まさに「超」をずらずらと並べたい極上オーディエンス録音。とにかく、超克明。極太の芯に距離感はないわ、カミソリ・ギターのエッジがギラッギラだわ、ドラムは1打1打が超タイトだわ、ヴォーカルに架かるちょっとしたエフェクトまでクッキリしてるわ……。その原因は、恐らく現場。“IOWA JAM '86”はオープン・スペースのスタジアムで開催されたフェスであり、音を反射する壁も天井もない。そのため反響ゼロでPAの出力音をダイレクトに拾っているのです。もちろん、野外だからと言って必ずしも名録音になるとは限らず、音が風に流れたり、距離でボケボケになる事もしばしば。しかし、本作にはその心配はゼロ。これまた推測で恐縮ですが、恐らくは会場に立てられたPA塔の真ん前だったのでしょう。それこそ、そんじょそこらのFM放送さえ裸足で逃げ出すような超密着・極太サウンドなのです。
 そんなド密着サウンドで描かれるショウは、まさに全力疾走のDOKKEN。フェスだけにショート・セットではあるのですが、そこに黄金時代の名曲をギュウ詰めしている。ここでその内容を整理しておきましょう。

●TOOTH AND NAIL(4曲)
・Tooth And Nail、When Heaven Comes Down、Into The Fire、Alone Again
●UNDER LOCK AND KEY(5曲)
・Unchain The Night、In My Dreams、It's Not Love、Lightning Strikes Again、Just Got Lucky

……と、このようになっています。ご覧の通り、2大名盤『TOOTH AND NAIL』『UNDER LOCK AND KEY』を見事なまでに濃縮還元。『BEAST FROM THE EAST』では聴けない「Lightning Strikes Again」もあったりしますが、必殺の名曲だけがアルバム1枚分のサイズで押し寄せる。デビュー作さえ無視した濃度は『THE BEST OF DOKKEN』よりもさらに濃ゆく、ある意味で究極の黄金期ベストなのです。
 そして、そんな濃厚セットを紡ぐ演奏も特濃。若きドン・ドッケンの歌声は繊細ながらも力強く、瑞々しく、美しい。ここに至るまでの「北米#1」「欧州」レッグで鍛え抜かれただけに演奏も練度も凄まじく、リズムも強靱なら三声コーラスもビシッと決まっている。そして何より、ジョージ・リンチのカミソリ・ギター! 本作のド密着サウンドと全盛ツアーの勢いは圧倒的で、ソロはキレッキレならリフはザックザク。これまで幾多のオーディエンス記録を耳にしてきましたが、ここまで鋭いエッジのギターはちょっと思い浮かばない。彼のキャリアでも最高峰であろうキレ味をたっぷりと現場サウンドで浴びられるのです。

 とにかく全盛、とにかく濃厚。この勢いを鋭さと美しさは『BEAST FROM THE EAST』以上。DOKKENがいかに凄まじいライヴバンドだったのかを思い知らされる特濃1枚です。もはやオーディエンスか、サウンドボードかの違いも意味を成さないライヴアルバムの大傑作。どうぞ、心ゆくまで存分にご堪能ください!

★マスターテープ・コピー。驚異の超高音質録音。

(54:04)
1. Unchain The Night 2. Tooth And Nail 3. When Heaven Comes Down 4. In My Dreams
5. Into The Fire 6. Alone Again 7. It's Not Love 8. Lightning Strikes Again 9. Just Got Lucky

Don Dokken - Vocals George Lynch - Guitars Jeff Pilson - Bass Mick Brown - Drums