THE ROLLING STONES - DETROIT 1975 1ST NIGHT(2CD) [IMPORT TITLE]

THE ROLLING STONES - DETROIT 1975 1ST NIGHT(2CD) [IMPORT TITLE]

販売価格: 3,800(税込)

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商品詳細

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Live at Cobo Arena, Detroit, MI, USA 27th July 1975 TRULY AMAZING SOUND(NEW SOURCE)

 ローリング・ストーンズ1975年のデトロイトといえばPAアウトのサウンドボード録音がLP時代から流出していた7月28日の公演が知られていますが、この時デトロイトでは都合二回の公演が行われており、前日の27日が75年ツアーにおけるデトロイト最初のステージでした。その日の音源も一応存在しているのですが、いかんせん音が遠くてコア・マニアしか所有していないといったレベルのオーディエンス録音だったのです。となればアイテムとしてのリリースは望めない。ところが先月、突如としてこの日の新たなオーディエンス録音がネット上に現れました。
 発掘してくれたのはJEMSにKrw_coというおなじみのチーム。今回の音源は典型的なビンテージ・オーディエンスのモノラル録音。音像には距離があって少し団子状な音質なのですが、それでも演奏やミックのボーカルの輪郭が十分にクリアーで聞きこめる。それどころか骨太なモノラル感たっぷりな音質はマニアなら非常に楽しめるというもの。言うまでもありませんが、先に触れた従来から出回っていた遠い音像の音源とは比べ物にならないほどの聞きやすさでもあります。
 ただし今回発掘された音源にも問題があり、いくつかの欠損がみられました。一番大きな個所は「You Gotta Move」の途中から「You Can't Always Get What You Want」の後半にかけてのもの。中でも後者の演奏が7分を過ぎたところでは断続的なカットが生じています。既にダウンロードされたマニアなどは、この辺りで聞くのを諦めてしまったかもしれない。

 そこで今回の限定プレスCDリリースに際しては「You Can't〜」の後半で頻発した細かいカットに対し、最初に触れた別音源を利用して徹底的なアジャストを敢行。聞いてもらえれば分かると思いますが、これによってぶつ切れ状態となってしまっていた演奏の後半を完全にレストア。なおかつ、それぞれにピッチが違っていた音源のそれを正した上で緻密な編集を行いましたので、演奏を完全に聞きとおせるストレスのなさと言ったら、元の音源とは比べ物になりません。それと同時に、このパートを聞けば従来の音源がいかに遠い音像であったかを実感してもらえることでしょう。この音源はビリー・プレストンの「Outta Space」で生じたカットにも用いています。
 またイコライズを加えることで演奏の輪郭も浮きだたせるようにしました。元々が距離のある録音状態だっただけに、そこにメスを入れたことで聞きやすさの向上に大きな貢献を果たしています。もちろんビンテージ・オーディエンスならではの質感を壊すことなく、それでいて聞きやすさに注視した仕上がり、これもまた元の音源をダウンロードしていたマニアを驚かせるに十分なバージョンアップではないかと。

 そして何といっても特筆すべきは、これまで流出サウンドボードで聞き慣れてきたデトロイト二日目よりも俄然演奏内容が充実しているということ。その日に限らず75年アメリカ・ツアー終盤は良くも悪くも演奏がこなれてしまい、このツアーならではのワイルドなハチャメチャさの伝わってこない音源が少なくない。その点この日は75年のストーンズらしさが全編で輝きを放っており、特に二日目のサウンドボードに親しんできたマニアなら、なおさら今回のショーの充実ぶりを実感してもらえるのでは。

 まず「If You Can't Rock Me / Get Off Of My Cloud」からして翌日よりも俄然勢いのある演奏で、それこそ75年らしいワイルドさが伝わってくる。そうした勢いに対し、まるで急ブレーキをかけるかのごとく終わってしまう「Gimme Shelter」のエンディング。あるいは、他のメンバーがまだ準備しているであろうタイミングでキースがイントロを弾き始めてしまった様子が浮かぶ「Tumbling Dice」など、正に75年らしいハチャメチャが随所に感じられて楽しい。かと思えばロニーが「Wild Horses」の間奏で素晴らしいソロを弾いており、そのフレーズの組み立て具合はお見事。逆にこの場面などは、ツアー後半ならではの完成度が現れた場面でしょう。
 そして翌日のサウンドボードには収録されなかったショー後半、「Midnight Rambler」もまた75年らしい勢いやワイルドさに溢れた演奏。これまた例のサウンドボードでは聞けなかったライブ終盤「Rip This Joint」の演奏がまた素晴らしいもの。このように、全体を通した演奏の充実ぶりが翌日を軽く上回っているのは明らかで、なおかつショー全体を聞き通せるというアドバンテージも大きい。「EARLS COURT 1976 1ST NIGHT」などと同様、今回もビンテージ・オーディエンスを収めたタイトルではありますが、マニアなら間違いなく楽しめる音源であり、何より演奏がイイ。やっぱり75年はこうでないと!

★JEMS発掘の初登場 1st Genソース。ピッチ調整済み。カット部分は同日別マスターで補填しました。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (59:50)
1. Honky Tonk Women
2. All Down The Line
3. If You Can't Rock Me
4. Get Off Of My Cloud
5. Star Star
6. Gimme Shelter
7. Ain't Too Proud To Beg
8. You Gotta Move ★1:29 - 最後まで別音源補填。
9. You Can't Always Get What You Want ★0:00 - 7:08 / 7:28 - 7:51 / 7:54 - 7:58 別音源補填。
10. Happy
11. Tumbling Dice
12. It's Only Rock 'n Roll
13. Band Introductions

Disc 2 (50:27)
1. Fingerprint File
2. Wild Horses
3. That's Life ★3:09 - 最後まで別音源補填。
4. Outa Space ★0:00 - 1:31 別音源補填。
5. Brown Sugarp
6. Midnight Rambler
7. Rip This Joint  
8. Street Fighting Man
9. Jumping Jack Flash