COZY POWELL'S HAMMER - THE DRUMS ARE BACK WHERE I BELONG(2CDR) [Shades 317]

COZY POWELL'S HAMMER - THE DRUMS ARE BACK WHERE I BELONG(2CDR) [Shades 317]

販売価格: 2,500(税込)

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商品詳細

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Live at Schwimmbad Musik Club, Heidelberg, Germany 19th November 1992 PERFECT SOUND

 コージー・パウエルが「THE DRUMS ARE BACK」リリース後、トニー・マーティンやニール・マーレイらと合同で行った"COZY POWELL'S HAMMER"としてのドイツツアーより、定番として知られるハイデルベルク公演が、新発掘された別マスター・オーディエンス録音をソースとして、初めての完全収録版でリリースです!
 このハイデルベルク公演は、過去にLangleyレーベルより「STARGAZER」としてリリースされ、昨年も2公演カップリングの「RAISE THE HAMMER」(Shades)としてアップグレード盤が登場するなど、長らく大定番のショウとして親しまれてきました。しかし今回「このショウを実際に観て、現場で録音していた」というテーパーより信頼できるルートを通じてもたらされたマスターには、はっきりと「11月19日」という日付のクレジットがされていました。各種の既発音源と照合した所、本マスターに収録されていた演奏は、ソースは違えど確かに「STARGAZER」と同一のものである事が判明し、これにより以前から"11月15日"と"11月19日"の両説があったハイデルベルク公演は、「ツアー3公演目の11月19日」である事が確定しました。
 先に挙げた「STARGAZER」で知られるソースは、ショウを1枚のCDに収めるべくオープニングや曲間などが大きく切り詰められており、「事実の記録」というオーディエンス録音の性格を考えたとき、問題が残るソースでした。それに対して新たに発見された本音源はこういった作為的な曲間の編集は無く、オープニングイントロの「Mars」からアンコールの「Since You Been Gone」まで、ショウの姿をありのままに収めています(この日は「If There Is A Heaven」も演奏されていましたが、既発ではマスター以前にカットされていた事まで明らかになりました)。合計して既発よりも14分も長い収録時間、新たに見つかった未収録曲・・・本作は当日の全容と真実を明らかにする、歴史的な発見と言っても差し支えないでしょう!
 
 テーパーによればこのハイデルベルク公演は、何と300人(!)クラスの収容人数でショウが行われたとの事です。本音源もそれを反映したサウンドで、ステージとの距離感が非常に近く、生々しくダイレクトな楽音で収録されています。特に低音がパワフルに収められており、コージーのバスドラやニールのベースがビンビンと空気を震わせるような音響は堪りません! 小規模な会場でのオーディエンス録音だけに、ソース違いと言っても音響や入り込む歓声などは大きな差が出にくく、ちょっと聴いた印象では「別ソースではなく既発の全長版ではないか?」とも思われそうですが、「Back Where I Belong」のイントロにおける「Come On Baby!」というラウドな掛け声の他、それぞれの音源で聴けない歓声も入っており、聴き比べれば間違いなく別種の音源だと判断できます。
 オープニングイントロの「Mars」そして「Walking In The Shadow Of The Blues」から、ステージと客席が密接に結びつく独特なムードが素晴らしい空気を漂わせています。このツアーの特色であるRAINBOWの「Stargazer」やBLACK SABBATHの「Anno Mundi」といった名曲はもちろん、なじみが薄い各人のソロ曲に対しても、観客からは大きなリアクションが起きています。「THE DRUMS ARE BACK」におけるコージーのソロ曲「Shout」(「I Wanna Hear You Shout」)は、まるで最初からマーティンが歌っていたかのようなハマり方で、同様にマーティンのソロ曲「Back Where I Belong」や「If It Ain't Worth Fighting For」におけるコージーやニールのプレイも、阿吽の呼吸で抜群のコンビネーションを楽しめます。初登場となるこの日の「If There Is A Heaven」では伸びやかなマーティンの歌が絶品で、マリオ・パーガの味のあるギターとともに、本作の大きな聴き所です。マリオのギターがコージーのドラムとしのぎを削る「Ride To Win」は、「BACK TO WIN - TOUR REHEARSALS 1992」のテイクと比較して聴くことで、より深く味わえるでしょう(なお、既発でドラムソロ後に入っていた「アンコール!」という日本人らしき声は、本音源では確認できません。これは録音ポジションが違うせいでしょう。)。

 いかにコージーが率いるバンドのショウとはいえ、これはRAINBOWのような有名バンドではありません。一つでも音源が残っていた事すら驚きなのに、わずか300人程度のライヴでこのような別音源が発掘されたのですから、奇跡的の一語に尽きます! オープニングからクロージングまでトータルで約90分間、「知っているはず」のショウなのに知らない場面が連発しているの本作の価値は、ファンにとって計り知れないものがあります。
 同時リリースの「THE DRUMS ARE BACK ROUGH MIX」と、前述した「BACK TO WIN - TOUR REHEARSALS 1992」、そして本作を時系列で聴く事で、コージーが'92年に刻んだ活動への理解が飛躍的に高まる事でしょう。およそヘヴィメタル・ハードロックのファンならば、絶対に聴かねばならない2枚組です!

Disc 1
1. Mars Intro 2. Walking In The Shadow Of The Blues 3. Shout 4. Stargazer
5. Long Live Rock 'n' Roll 6. Back Where I Belong 7. Guitar Solo 8. Anno Mundi
9. If It Ain't Worth Fighting For 10. It Ain't Good Enough

Disc 2
1. MC 2. Crying In The Rain 3. If There Is A Heaven 4. Ride To Win 5. Drum Solo incl. 1812 Overture
6. The Gates Of Hell 7. Headless Cross 8. Band Introduction 9. Since You Been Gone

Tony Martin - Vocal Cozy Powell - Drums Neil Murray - Bass Mario Parga - Guitar