BEDLAM - BLACK BEAST(1CDR) [Shades 343]
BEDLAM - BLACK BEAST(1CDR)
[Shades 343]
販売価格: 1,500円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at West Palm Peach Auditorium, West Palm Beach, Florida, USA 15th February 1974 TRULY AMAZING SOUND
BLACK SABBATHの決定盤「1974」に合わせ、英国ハードロック愛好家にはなんとも嬉しいライブアルバムが登場! BLACK SABBATHの「SABBATH BLOODY SABBATH」に伴うUSツアーに、前座として起用されたBEDLAMのオーディエンス録音です。ツアーは1974年1月末から始まり、2月いっぱいはBEDLAMが前座を務めました。当時としてはかなり優秀な録音で、聴きやすくもヴィンテージな雰囲気もたっぷり。オーディエンス録音とは言っても、よくありがちなバスドラの軽さやオーディエンスノイズはほとんどなく、ライン録音のように芯のしっかりしたサウンドで、各楽器のセパレートも抜群。曲間の拍手がなければサウンドボードと思ったかもしれません。最初3分ほどテープ由来の歪みがありますが、その後は安定して楽しむ事ができます。
BEDLAMと言えば、我らがコージー・パウエルのリーダーバンド。BECK, BOGERT & APPICE結成を目論んでいたジェフ・ベックと袂を分かったコージーは、デイヴ&デニーのボール兄弟と合流、ヴォーカルにフランク・アイエロを迎えてBEDLAMを結成します。ボール兄弟とコージーは1968年から組んでいたバンド仲間であり、ACE KEFFORD STANDやBIG BERTHAでも一緒だった盟友。コージーのアーリーキャリアには欠かせない兄弟です。3人が早くから目指していたサウンドは、ズバリ“CREAM”。JEFF BECK GROUP以前のBIG BERTHAなどでは、そのまんまなパフォーマンスでしたが、BEDLAMではアイエロを加えることで“歌の巧いCREAM”を実現したわけです。実際、彼の熱く伸びるハイトーンは実に魅力的で、COZY POWELL'S HAMMERや「TILT」など、後年まで“コージーの声”としてファンを魅了しました。
デビュー・アルバムが「英国ハードロックの粋」と話題になったBEDLAMですが、CREAMタイプ故に本領はライブを聴かねば話は始まりません。おおよそコージーしか注目されないバンドではありますが、ドラマーだけでCREAM的なライブが演れる道理がない。本作を聴いていただければ、まずボール兄弟にド肝を抜かれる事でしょう。
特に凄いのがデニー・ボール。バキバキとうねりまくるグルーヴは終始ライブをリードしており、若きコージーを向こうに回しても、かき消されるどころか時に圧倒するほどの大活躍。彼らの後にはメインアクトにSABBATHが控えているわけですが、さしものギーザーもさぞや気合いを注入された事でしょう。しかも、ただの派手ベースではなく、コージーとの相性が抜群。さすがに長年の盟友だけあって、CREAMさながらに喧嘩しつつも硬質なサウンドが幾何学的に絡み合い、グルーヴを“組み上げていく”独特なパートナーシップ。後年さまざまなベーシストと組むコージーですが、ベスト・パートナーはデニーだったのではないでしょうか(なぜ彼をRAINBOWに誘ってくれなかったのか……)。
そして、やはりコージー! “ベックの気紛れに合わせる”が至上命題だったJEFF BECK GROUPではあり得ない自由を謳歌し、様式美のRAINBOWとも違うブルーズ・ロックで奔放に叩きまくる若き暴れ馬! 本作はテーマ曲を使用しない、普通のドラムソロが聴けるのも貴重なポイントなのですが、それ以上にライブ全部がドラムソロかのごとき叩きっぷり。ハードロックやプログレ、ネオクラシカルなど、コージーは様々なタイプのバンドで叩きましたが、血に刻まれたスタイルはブルーズ・ロックだ、そう言わんばかりの魂のドラミングが炸裂する。RAINBOWしか知らない方が聴いたら、「さすが自分のバンド、ここまでやるのか」と驚かれることでしょう。
強烈なリズム隊の話ばかりになってしまいましたが、PROCOL HARUM入りした事で知られるデイヴ・ボールも、アルバート・キングの影響を感じさせる味わいのブルーズ・ギターを披露し、力強い英国ヴォイスで歌い込むアイエロも見事。BIG BERTHAには望めなかった「巧い歌」と「カッコイイ楽曲」がそろっているのは、本当に素晴らしい。もう何周聴いたか分かりませんが、聴き進めるほどに引き込まれ、どんどん過熱していくステージはまったく隙なしの無敵艦隊、“これぞ英国ハードロックの理想型だ!”と叫びたい衝動を抑えるのが大変なくらいです。
多彩なコージーのキャリアの中でも、ベストバンドの1つとして数えられるBEDLAM。どこへ加入しても「俺様が主役」なコージーが本当に主役を張ってるだけでなく、コージーファンでなくてもぶん殴られるような衝撃の大傑作ライブ、これを聴かずに英国ロックは語れない!
1. I Believe In You
2. The Beast
3. Hot Lips
4. The Fool incl. Guitar, Bass & Drum Solo
5. Set Me Free
Frank Aiello - Vocals Dave Ball - Guitar Dennis Ball - Bass Cozy Powell - Drums
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at West Palm Peach Auditorium, West Palm Beach, Florida, USA 15th February 1974 TRULY AMAZING SOUND
BLACK SABBATHの決定盤「1974」に合わせ、英国ハードロック愛好家にはなんとも嬉しいライブアルバムが登場! BLACK SABBATHの「SABBATH BLOODY SABBATH」に伴うUSツアーに、前座として起用されたBEDLAMのオーディエンス録音です。ツアーは1974年1月末から始まり、2月いっぱいはBEDLAMが前座を務めました。当時としてはかなり優秀な録音で、聴きやすくもヴィンテージな雰囲気もたっぷり。オーディエンス録音とは言っても、よくありがちなバスドラの軽さやオーディエンスノイズはほとんどなく、ライン録音のように芯のしっかりしたサウンドで、各楽器のセパレートも抜群。曲間の拍手がなければサウンドボードと思ったかもしれません。最初3分ほどテープ由来の歪みがありますが、その後は安定して楽しむ事ができます。
BEDLAMと言えば、我らがコージー・パウエルのリーダーバンド。BECK, BOGERT & APPICE結成を目論んでいたジェフ・ベックと袂を分かったコージーは、デイヴ&デニーのボール兄弟と合流、ヴォーカルにフランク・アイエロを迎えてBEDLAMを結成します。ボール兄弟とコージーは1968年から組んでいたバンド仲間であり、ACE KEFFORD STANDやBIG BERTHAでも一緒だった盟友。コージーのアーリーキャリアには欠かせない兄弟です。3人が早くから目指していたサウンドは、ズバリ“CREAM”。JEFF BECK GROUP以前のBIG BERTHAなどでは、そのまんまなパフォーマンスでしたが、BEDLAMではアイエロを加えることで“歌の巧いCREAM”を実現したわけです。実際、彼の熱く伸びるハイトーンは実に魅力的で、COZY POWELL'S HAMMERや「TILT」など、後年まで“コージーの声”としてファンを魅了しました。
デビュー・アルバムが「英国ハードロックの粋」と話題になったBEDLAMですが、CREAMタイプ故に本領はライブを聴かねば話は始まりません。おおよそコージーしか注目されないバンドではありますが、ドラマーだけでCREAM的なライブが演れる道理がない。本作を聴いていただければ、まずボール兄弟にド肝を抜かれる事でしょう。
特に凄いのがデニー・ボール。バキバキとうねりまくるグルーヴは終始ライブをリードしており、若きコージーを向こうに回しても、かき消されるどころか時に圧倒するほどの大活躍。彼らの後にはメインアクトにSABBATHが控えているわけですが、さしものギーザーもさぞや気合いを注入された事でしょう。しかも、ただの派手ベースではなく、コージーとの相性が抜群。さすがに長年の盟友だけあって、CREAMさながらに喧嘩しつつも硬質なサウンドが幾何学的に絡み合い、グルーヴを“組み上げていく”独特なパートナーシップ。後年さまざまなベーシストと組むコージーですが、ベスト・パートナーはデニーだったのではないでしょうか(なぜ彼をRAINBOWに誘ってくれなかったのか……)。
そして、やはりコージー! “ベックの気紛れに合わせる”が至上命題だったJEFF BECK GROUPではあり得ない自由を謳歌し、様式美のRAINBOWとも違うブルーズ・ロックで奔放に叩きまくる若き暴れ馬! 本作はテーマ曲を使用しない、普通のドラムソロが聴けるのも貴重なポイントなのですが、それ以上にライブ全部がドラムソロかのごとき叩きっぷり。ハードロックやプログレ、ネオクラシカルなど、コージーは様々なタイプのバンドで叩きましたが、血に刻まれたスタイルはブルーズ・ロックだ、そう言わんばかりの魂のドラミングが炸裂する。RAINBOWしか知らない方が聴いたら、「さすが自分のバンド、ここまでやるのか」と驚かれることでしょう。
強烈なリズム隊の話ばかりになってしまいましたが、PROCOL HARUM入りした事で知られるデイヴ・ボールも、アルバート・キングの影響を感じさせる味わいのブルーズ・ギターを披露し、力強い英国ヴォイスで歌い込むアイエロも見事。BIG BERTHAには望めなかった「巧い歌」と「カッコイイ楽曲」がそろっているのは、本当に素晴らしい。もう何周聴いたか分かりませんが、聴き進めるほどに引き込まれ、どんどん過熱していくステージはまったく隙なしの無敵艦隊、“これぞ英国ハードロックの理想型だ!”と叫びたい衝動を抑えるのが大変なくらいです。
多彩なコージーのキャリアの中でも、ベストバンドの1つとして数えられるBEDLAM。どこへ加入しても「俺様が主役」なコージーが本当に主役を張ってるだけでなく、コージーファンでなくてもぶん殴られるような衝撃の大傑作ライブ、これを聴かずに英国ロックは語れない!
1. I Believe In You
2. The Beast
3. Hot Lips
4. The Fool incl. Guitar, Bass & Drum Solo
5. Set Me Free
Frank Aiello - Vocals Dave Ball - Guitar Dennis Ball - Bass Cozy Powell - Drums