BLACK SABBATH - COPENHAGEN 1970(1CD) [ZODIAC 407]

BLACK SABBATH - COPENHAGEN 1970(1CD) [ZODIAC 407]

販売価格: 2,500(税込)

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商品詳細

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K.B. Hallen, Copenhagen, Denmark 12th December 1970 PERFECT SOUND

 2020年になって突如、目覚ましい新発掘が連発している70年代のBLACK SABBATH。その新たな秘宝にして、50年前の最長記録を大幅更新するライヴアルバムが爆誕しました。もちろん無論、永久保存プレスCDで登場です!

【デビュー年“1970”の新発掘リール・マスター】
 そんな本作に刻まれているのは「1970年12月12日コペンハーゲン公演」。その絶品オーディエンス録音です。本作最大のポイントは素晴らしいサウンドとかつてない長尺ぶりなのですが、まずはショウのポジション。1970年と言えば、衝撃デビュー作『BLACK SABBATH』だけでなく永遠の名盤『PARANOID』もリリースし、大定番プロショット『BRUSSELS 1970』や超絶サウンドボード『MONTREUX 1970』も残された超・重要年。それらも含め、“運命の1年”を丸ごと振り返ってみましょう。

《1月9日シングル『Evil Woman』発売》
・1月13日-2月13日:英国(6公演)
《2月13日『BLACK SABBATH』発売》
・3月4日-6月15日:欧州#1(69公演)
《6月16日-17日『PARANOID』制作》
・6月21日-9月15日:欧州#2a(27公演)←※MONTREUX 1970
《9月18日『PARANOID』発売》
・9月20日-10月26日:欧州#2b(21公演)←※BRUSSELS 1970
・10月30日-11月28日:北米(31公演)
・12月5日-19日:欧州#3(6公演)←★ココ★

 これが運命の動き出した1970年の全体像。「欧州#2a」の8月末までが“BLACK SABBATH TOUR”、9月からを“PARANOID TOUR”とするのが一般的ですが、日程では10日ほどの空きしかなく、実質的には連続しています。『MONTREUX 1970』や『BRUSSELS 1970』は『PARANOID』発売前後のライヴでしたが、本作のコペンハーゲン公演はグッと後期。「欧州#3」の2公演目にあたるコンサートでした。
 そんなショウを記録した本作は、端麗な美録音。以前から「Wicked World」だけが知られてきたショウですが、本作は最新発掘の大元リール・マスターからダイレクトにデジタル化された完全版。サウンドボードと間違えるようなド密着タイプではないものの、かと言って距離感もなく、微細部まで鮮やか。一瞬ボリュームが変わるようなパートもありますが、とにかく録音自体がえらく綺麗に録れていて、ヴィンテージ録音にありがちなゴワゴワ感もビビりもない。4人の紡ぐ音が微細部まで瑞々しく耳に飛び込むのです。しかも、本作はそんな美録音の可能性を追究した最高峰盤。もちろん、原音のナチュラルさは微塵も損なっていませんが、やや丸みのあった高音の抜けを良くしつつ、全体のバランスも微調整。この際もヒスノイズが強くならないように細心の注意を払い、美しいままによりクッキリ感を味わえるサウンドに仕上げました。

【Paranoidを2回演奏するほど出し切った70分超えのフルショウ】
 そんなサウンドで描かれるのは、2大名盤『BLACK SABBATH』+『PARANOID』を濃縮還元したようなフルショウ。1970年のライヴアルバムと言えば、みんな大好き『MONTREUX 1970』こそが象徴として君臨しておりますが、本作は比較にならないほど長い! まずは比較しながらセットを整理してみましょう。

●黒い安息日(3曲)
・Behind The Wall Of Sleep/Black Sabbath(★)/Wicked World(★)
●パラノイド(6曲・7テイク)
・Paranoid(2テイク)/N.I.B./War Pigs/Iron Man/Hand Of Doom/Fairies Wear Boots
※注:「★」印はサウンドボード超名盤『MONTREUX 1970』でも聴けない曲。

……と、このようになっています。『MONTREUX 1970』にはない「Black Sabbath」「Wicked World」も特に珍しくはない……と思いきや、実はここまで揃っていることが激レア。新曲「Paranoid」で幕を開けたショウは、当時演奏できる曲をプレイし尽くし、アンコールに二度目の「Paranoid」を繰り出すほど。本作のランニングタイムは73分あるのですが、実はこれこそがサバス初の70分超え録音。もしかしたら、他のショウでも70分以上プレイしていたのかも知れませんが、録音は途中が省かれていたり、最後までテープがなかったり。完全記録は他にないのです。
 しかも、これほどの長尺の名録音はその後もしばらく登場していない。1972年になると70分超えもチラホラ出てくるものの音が悪く、1973年は音も尺もお話にならない。本作に匹敵するサウンド&長さとなると、あの『CALIFORNIA JAM 1974: The Complete Master(Zodiac 343)』まで一切ないのです。

 このところ70年代の新発掘が続いていましたが、極論するとそれらのポイントは「音質」だけでした。もっとハッキリ言ってしまえば、『LIVE AT LAST』や『LIVE LONGEST.. . DIE AT LAST』で聴けたツアーの(極上)オーディエンス体験だった。しかし、本作は違います。『MONTREUX 1970』や『BRUSSELS 1970』でも知ることの出来なかった、1970年のフルショウ。「Paranoid」を2回演奏するほどすべてを出し切ったショウの全貌を素晴らしいサウンドで楽しめてしまう驚異の新発掘アルバムなのです。
 これこそ英国ロックの重鎮BLACK SABBATHが姿を現した“1970年”の真実。その究極体験。どうぞ、永久保存プレスCDで思う存分味わってください。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

(72:58)
1. Intro. 
2. Paranoid
3. N.I.B.
4. War Pigs
5. Behind The Wall Of Sleep
6. Iron Man
7. Black Sabbath
8. Hand Of Doom
9. Wicked World
10. Guitar solo
11. Wicked World (reprise)
12. Fairies Wear Boots
13. Paranoid ★二度目