OZZY OSBOURNE - LEICESTER 1988(2CDR) [Shades 1230]

OZZY OSBOURNE - LEICESTER 1988(2CDR) [Shades 1230]

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商品詳細

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Live at Polytechnic, Leicester, UK 11th July 1988 PERFECT SOUND(from Original Masters)

 80年代末にオジーと出会い、半生の相棒となったザック・ワイルド。その出会い直後のステージを現場体験できる傑作オリジナル録音が登場です。
 そんな本作に刻まれているのは「1988年7月11日レスター公演」。その絶品オーディエンス録音です。本作最大のポイントは、かの世界的名匠“Crazy S.”氏のオリジナル・カセットによるサウンドにありますが、ショウ自体も強烈。正式参加したばかりのザックが暴れまくるライヴアルバムなのです。どれほど加入直後だったのか。まずは、『NO REST FOR THE WICKED』時代のスケジュールを振り返ってポジションを確かめてみましょう。

●1987年
《5月:ザック・ワイルド加入》
・7月17日+28日/12月15日:ウォームアップ
●1988年
《5月:ギーザー・バトラー加入》
・7月7日-23日:英国(12公演) ←★ココ★
《10月22日『NO REST FOR THE WICKED』発売》
・11月16日-12月31日:北米#1(29公演)
●1989年
・1月6日-30日:北米#2(15公演)
・2月27日-3月10日:日本(7公演)
・3月29日-5月5日:欧州(27公演)
・6月1日-8月5日:北米#3(52公演)
・8月13日:モスクワ(1公演)
《8月:ギーザー・バトラー脱退》

 これがザック加入からギーザー脱退までの流れ。ザックは1987年春に加入し、ウォームアップ的なギグを数回行いながら『NO REST FOR THE WICKED』を制作。ギーザー加入をもってワールド・ツアーを開始します。そのキックオフ地は母国イギリス。本作のレスター公演は、その「英国」ツアーの4公演目。つまり、ザック加入から数えても7回目という極初期のステージだったわけです。
 そんなショウを記録した本作は、苛烈なダイレクト・サウンド。名匠“Crazy S.”にしてはオーバーピーク気味になるところもあったりしますが、それだけにド密着感と極太な芯のダイレクト感が絶大。オジーのヴォーカルもランディ・カスティロのドラミングもまったくのゼロ距離で轟き、一声/一打に余韻や鳴りが感じられないほど超タイト。もちろん、ザックのギターにしても然り。いかにピッキングの嵐が吹き荒れ、ハーモニクスが狂い舞ってもその輪郭がクッキリと切り立ち、1音1音がヴァイヴの次元で克明なのです。
 そんな兆ビビッド・サウンドで描かれるのは、若きザックが爆裂するフルショウ。オジー引退宣言前のザック時代と言えば、公式ライヴアルバム『LIVE & LOUD』も浮かびますが、本作は“NO REST FOR THE WICKED TOUR”なので当然セットも異なる。ここで、比較しながら整理してみましょう。

●サバス時代(4曲)
・Sweet Leaf(★)/War Pigs/Iron Man(★)/Paranoid
●ランディ時代(5曲)
・ブリザード・オブ・オズ:Suicide Solution/Mr. Crowley/I Don't Know/Crazy Train
・ダイアリー・オブ・ア・マッドマン:Flying High Again
●ジェイク時代(2曲)
・月に吠える:Bark At The Moon
・罪と罰:Shot In The Dark
●ノー・レスト・フォー・ザ・ウィケッド(3曲)
・Demon Alcohol(★)/Bloodbath In Paradise(★)/Tattooed Dancer(★)
※注:「★」印は公式ライヴアルバム『LIVE & LOUD』では聴けない曲。

……と、このようになっています。「Sweet Leaf」「Iron Man」といったサバス曲も美味しいですが、やはり注目は『NO REST FOR THE WICKED』ナンバー。まだアルバムが発売されていなかったせいか「Miracle Man」がないものの、このツアーでしか演奏していないレアな「Demon Alcohol」「Bloodbath In Paradise」「Tattooed Dancer」がたっぷりと楽しめるのです。また、NO REST FOR THE WICKED TOUR”と言えば、1989年フィラデルフィア公演のプロショットが有名ですが、それはツアー後期の「北米#3」。「Bark At The Moon」「Demon Alcohol」辺りは、あのプロショットでも聴けない名曲なのです。
 そして、そのセットを紡ぐ演奏こそが激烈。開演から「Bark At The Moon」というのが猛烈にフレッシュですし、弾いて弾いて弾き倒すザックが凄い。常に遠慮なしなザックではありますが、当時はまだギターヒーロー大戦時代であり、そこに割って入らんとする21歳の若武者だった。そのエネルギーは底なしで、まさに活火山のようにヘヴィで荒れ狂うフレーズが吹き出すのです。
 その後、紆余曲折の中でオジーと別離や邂逅を繰り返し、気がつけばアイオミ、ランディに次ぐ“第三の相棒”となったザック・ワイルド。単に長く付き合うだけの手下のようなミュージシャンならいくらでもいるでしょうが、ザックは違った。彼が傑出した逸材だったからこそオジーは現在もなお帝王であり続け、サバスからソロに戻っても君臨しているのです。そんな半生の相棒と出会ったばかりの極初期のステージを燃えるサウンドで体験できる灼熱のオリジナル録音。どうぞ、思う存分ブン殴られてください!

Disc 1 (33:55)
1. Carmina Bunara
2. Bark At The Moon
3. Suicide Solution
4. Mr. Crowley
5. Band Introduction
6. Demon Alcohol
7. Shot In The Dark
8. I Don't Know

Disc 2 (50:06)
1. Flying High Again
2. Bloodbath In Paradise
3. Guitar Solo
4. Sweet Leaf
5. War Pigs
6. Tattooed Dancer
7. Randy Castillo Drum Solo
8. Tattooed Dancer(Reprise)
9. Iron Man
10. Crazy Train
11. Paranoid

Ozzy Osbourne - Vocals
Zakk Wylde - Guitar
Geezer Butler - Bass
Randy Castillo - Drums
John Sinclair - Keyboards

Special Thanks: Crazy S.