THE ROLLING STONES - FOXBORO 1989 1ST NIGHT(2CD) [MPORT TITLE]

THE ROLLING STONES - FOXBORO 1989 1ST NIGHT(2CD) [MPORT TITLE]

販売価格: 3,800(税込)

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商品詳細

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Live at Sullivan Stadium, Foxboro, MA. USA 29th September 1989 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE)

 1989年から1990年にかけての「STEEL WHIEELS」ツアーは、我々にとってローリング・ストーンズが初めて身近に感じられた時期として、日本人にとっては永遠に忘れられない輝かしい日々だと思います。何しろ一時は解散報道まで広く伝えられたストーンズが復活…からのツアー再開。あのアルバム「STEEL WHIEELS」リリースとアメリカ・ツアーの発表は誰にとっても興奮を抑えきれない思いだったことでしょう。まだアメリアの日程が発表されただけで、後に狂騒曲となる日本公演の可能性は未だに解らなかった時期。それ以前にストーンズが再び動き出したという喜びのあまり、アメリカ・ツアーに参戦した日本人は数知れません。
 一方でストーンズが復活してツアーを行った一方で、89年のアメリカ・ツアーはスカッと音がいいオーディエンス録音のアイテムがなかなかリリースされませんでした。スタジアムばかりを回った話題のツアーだったことから、テーパーがよいポジションを確保できなかったことが反映された結果でしょう。あるいはCDで出されたまではよかったものの、チャプターが打たれていないシェア・スタジアムなんていうゾッとするようなアイテムが登場してしまったのも懐かしい思い出かと。大体、89年ツアーからもうすぐ30年ですよ?つい最近だと思っていたのに、時の流れは早すぎる…
 オーディエンスものでコレ!というアイテムが登場しない内にツアー終盤でアトランティック・シティの生中継が実現してしまい、なおさら89年ツアーに関してはオーディエンス録音のアイテムが完全に立ち遅れてしまいました。そうこうしている内にツアーは二年目に突入、東京ドームやウェンブリースタジアムのサウンドボードまでもが登場するに至って、いよいよ89年「STEEL WHEELS」ツアーはオーディエンス録音アイテムに恵まれない時期となってしまいました。

 そうしたサウンドボード系アイテムのラッシュが落ち着いたところで、ようやくオーディエンス録音のアイテムがポツポツと登場。ツアー終了後に流出が続いたスクリーン映像音声のサウンドボードはギター・バランスが不自然であったかと思えばアトランティック・シティはツアー最終日。かなりの長期に及んだ89年ツアーの全貌を窺い知るにはオーディエンス録音アイテムの登場が必須でした。
 近年リリースしてまいりました「SHEA STADIUM 1989」あるいは「SHEA STADIUM 1989 FINAL NIGHT」は正にマニア待望と言えたアイテムであったことから、あっという間にSold Out。サウンドボード録音だけでは窺い知れないツアーの熱狂を捉えたアイテムをマニアが待ち望んでいたことの証でしょう。
 そして今回リリースされる89年ツアーのオーディエンス録音は9月29日のボストンはフォックスボロ、サリヴァン・スタジアムでの超アッパー・ボルテージなショーを捉えた極上音源。厳密に言いうとこの音源、当店が過去にリリースしたプロショット映像のDVD「DALLAS 1989 2ND NIGHT」の初回納品分ギフトとして付属したCD-R「BOSTON 1989 1ST NIGHT」でアイテム化された実績がありました。今回も同じオーディエンス録音を使用していますが、最近になってネット上に現れたアップグレード・バージョンを限定のプレスCDに封じ込めています。
 はっきり言って「BOSTON 1989〜」との差は歴然。元々が上質なオーディエンス録音ではありましたが、ロー・ジェネレーションなマスターを使用したことによって、一皮むけたかのような鮮度の向上とクリアネスを実現。正にアッパーなバージョンと呼ぶに相応しい状態でのリリースと相成りました。
 この音源は「SHEA STADIUM 1989 FINAL NIGHT」に負けじと賑やかな臨場感が実に面白く、例えば「Ruby Tuesday」のコーラス部分で合唱するのが待ちきれない観客がカウントを始めるなど、単に賑やかなだけでない愉快な盛り上がりが楽しめます。それでいて演奏の見通しを塞いでしまうようなバランスではないのだから、優秀な録音状態がお見事。
 惜しむらくはいくつかの曲でイントロの微弱なカットが起こっていること、それ以上に89年ツアーでは意外とレアだったキースの「Before They Make Me Run」がエンディングに向かっていたところで録音が終わってしまうところが残念。しかし別音源というものが存在しない日ですので、これらのカットに関しては補填を行っていません。

 それでもなお、この音質はプレスCDでのリリースに余りある魅力を持っています。先に触れたようなスタジアムでの録音ながら、音像は驚くまでにオン。中でもキースのギターがド迫力な音像で捉えられている場面が多々あり、例えば「Sad Sad Sad」での弾きまくりなどは鳥肌モノかと。
 何しろバンド全体の演奏がこの日は異様なスピード感であり、特に「Bitch」から「Undercover Of The Night」、さらに「Paint It Black」でも爽快な勢いが素晴らしい。おまけにミックのテンションが相当にアッパーなコンディションであり、当時は新曲だった「Rock And A Hard Place」に至ってはツアー屈指の名演だと断言できます!
 当時はストーンズが再始動すると共に円熟期に踏み入れたものだと思っていたものですが、そんなツアーですら30年近い時が経過した今、まだまだ若い勢いがあったのだと痛感させられずにはいられません。「Sympathy For The Devil」でもキースの半端ない弾きまくりぶりが凄まじく、挙句の果てには勢い余って「Brown Sugar」のイントロをやり直す気まずい空気感までも(爆笑)極上音質で味わえる。いやはや、1989年のストーンズはまだまだ若かった、アメリカ・ツアーの中でも指折りのホットなパフォーマンスがここに!

Disc 1 (70:06)
1. Continental Drift 2. Start Me Up 3. Bitch 4. Sad Sad Sad 5. Undercover Of The Night
6. Harlem Shuffle 7. Tumbling Dice 8. Miss You 9. Ruby Tuesday 10. Play With Fire
11. Dead Flowers 12. Rock And A Hard Place 13. Mixed Emotions 14. Honky Tonk Women
15. Midnight Rambler

Disc 2 (65:56)
1. You Can't Always Get What You Want 2. Little Red Rooster 3. Before They Make Me Run
4. Happy 5. Paint It Black 6. 2000 Light Years From Home 7. Sympathy For The Devil
8. Gimme Shelter 9. It's Only Rock 'n Roll 10. Brown Sugar 11. Satisfaction
12. Jumping Jack Flash