GENESIS - BERKELEY 1975(2CD) [Virtuoso 437/438]
GENESIS - BERKELEY 1975(2CD)
[Virtuoso 437/438]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Community Theater, Berkeley, CA, USA 22nd January 1975 TRULY PERFECT SOUND
発掘も目覚ましく、にわかに盛り上がりを見せている“THE LAMB LIES DOWN ON BROADWAY TOUR 1974-1975”のオーディエンス状況。先日の大名盤『SOUTHAMPTON 1975(Virtuoso 433/434)』に続く、衝撃の極上盤が登場です。
そんな本作に収められているのは「1975年1月22日バークリー公演」。その全貌を伝える超極上オーディエンス録音です。前回ご紹介した『SOUTHAMPTON 1975』は母国イギリスでのライヴ合うバムでしたが、本作はアメリカ。まずは、いつものようにワールド・ツアーの全体像を振り返り、ショウのポジションを確かめておきましょう。
●1974年
《11月18日『眩惑のブロードウェイ』発売》
・11月20日-12月18日:北米#1(26公演)
●1975年
・1月9日-2月4日:北米#2(19公演)←★ココ★
・2月19日-4月12日:欧州#1(34公演)
・4月14日-5月2日:英国(16公演)←※『SOUTHAMPTON 1975』
・5月8日-24日:欧州#2(13公演)
これがGENESISの……いえ、英国ロックの歴史に残る物語ツアーの全体像。大きく北米/欧州に分かれており、アルバム発売直後から年末年始にかけてが「北米」、その後が「欧州」でした。その中で本作のバークリー公演は“前半の終盤”。「北米#2」の10公演目にあたるコンサートでした。
そんなショウで記録された本作は「ブロードウェイ・ツアー最高のオーディエンス録音!」と話題を集めているもの。現在、コロナ渦の影響なのか、コレクター間では“ブロードウェイ・ツアー”の客録発掘が盛ん。先日の『SOUTHAMPTON 1975』だけでなく、『ANNECY 1975(Amity 612)』『MUNICH 1975(Amity 611)』など、次々と傑作マスターが登場しています。本作もまた、その流れで現れた1本であり、これまでの諸作を軽々と凌駕してしまう超傑作なのです。
何よりも衝撃的なのは、その図太くも美しい芯。プレス化を果たした『SOUTHAMPTON 1975』も端正ではありましたが、本作の方が遙かに密着感があり、極めてオン。ヘッドフォンで耳を澄ませてようやく気づくレベルのホール鳴りはあるものの、およそ距離感にはなっていない。45年前のショウだけに録音ポジションまでは伝わっていませんが、最前列かPAの真ん前じゃないかと思うほどの密着感なのです。とは言え、意識しないレベルのホール鳴りも重要だったりする。何しろ、“ブロードウェイ・ツアー”はピーター・ガブリエル時代でも随一の極上サウンドボード豊作地帯。単に「サウンドボードっぽい録音」なだけなら驚くに値しません。ところが、本作は無意識下レベルの鳴りが絶妙な幻想感を醸しだし、リアルな喝采と相まって得も言われぬ臨場感を味わわせてくれるのです。特にピーターのヴォーカルは歌詞の1語まで詳細でありながら会場を満たしていくスペクタクルが宿り、バンクスのメロトロンにはぶ厚い包容力がある。そして、ラザフォードのベース。これが非常に面白い。アタックはブリブリとブライトなのですが、そこから立ち上るヴァイヴには会場全体がスピーカーになったようなスケール感がある。サウンドボード並に密着していて超クリアでありながら、ラインではあり得ない“音の世界観”が同居している……まさに客録だけのマジカル・サウンドなのです。
そんな美と魔法のサウンドで描かれるショウも特筆モノ。何より素晴らしいのは、カットの少なさ。“THE LAMB LIES DOWN ON BROADWAY TOUR”のオーディエンス録音に詳しい方ならピンと来ると思いますが、長大な物語ショウには分かりやすい切れ目がほとんどなく、テープ一発で記録するオーディエンスでは1音残らず記録するというのは至難の業。別録音で組合せでもしない限り、テープチェンジでどこかにカットが生じてしまうものなのです。本作も例外ではないものの極めて少ない……と言いますか、「The Waiting Room」後半部の1カ所だけ。『SOUTHAMPTON 1975』を例に出すまでもなく、この長大な体験感は、まさに快挙と言って良いでしょう。
また、物語ショウの終了後もポイント。このツアーではアンコールに「The Musical Box」「Watcher of the Skies」「The Knife」のどれかが演奏されるのが常なのですが、この日の出来によほど満足したのか、本作では2曲「The Musical Box」「Watcher of the Skies」が立て続けに披露されている。実際、曲数ボリュームだけでなく、演奏の充実感にも充ち満ちたフルショウなのです。
ロック史に燦然と輝く“THE LAMB LIES DOWN ON BROADWAY TOUR”。これまでも何度も繰り返してきましたが、『トミー』や『ザ・ウォール』とは違って再演が望めない物語ツアーです。本作は、英国ロックファンなら誰もが渇望する奇跡の現場を極上体験できる大傑作です。極上オーディエンス録音だけが成しうる“美”と“現実感”を永久保存したプレス2CD。どうぞ、心ゆくまで存分にお楽しみください。
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1 (49:44)
1. The Lamb Lies Down on Broadway
2. Fly on a Windshield
3. Broadway Melody of 1974
4. Cuckoo Cocoon
5. In the Cage
6. The Grand Parade of Lifeless Packaging
7. Story of Rael 1
8. Back in NYC
9. Hairless Heart
10. Counting Out Time
11. Carpet Crawlers
12. The Chamber of 32 Doors
Disc 2 (72:20)
1. Story of Rael 2
2. Lilywhite Lilith
3. The Waiting Room
4. Anyway
5. Here Comes the Supernatural Anaesthetist
6. Interlude
7. The Lamia
8. Silent Sorrow in Empty Boats
9. The Colony of Slippermen
10. Ravine
11. The Light Dies Down on Broadway
12. Riding the Scree
13. In the Rapids
14. It
15. The Musical Box
16. Watcher of the Skies
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Community Theater, Berkeley, CA, USA 22nd January 1975 TRULY PERFECT SOUND
発掘も目覚ましく、にわかに盛り上がりを見せている“THE LAMB LIES DOWN ON BROADWAY TOUR 1974-1975”のオーディエンス状況。先日の大名盤『SOUTHAMPTON 1975(Virtuoso 433/434)』に続く、衝撃の極上盤が登場です。
そんな本作に収められているのは「1975年1月22日バークリー公演」。その全貌を伝える超極上オーディエンス録音です。前回ご紹介した『SOUTHAMPTON 1975』は母国イギリスでのライヴ合うバムでしたが、本作はアメリカ。まずは、いつものようにワールド・ツアーの全体像を振り返り、ショウのポジションを確かめておきましょう。
●1974年
《11月18日『眩惑のブロードウェイ』発売》
・11月20日-12月18日:北米#1(26公演)
●1975年
・1月9日-2月4日:北米#2(19公演)←★ココ★
・2月19日-4月12日:欧州#1(34公演)
・4月14日-5月2日:英国(16公演)←※『SOUTHAMPTON 1975』
・5月8日-24日:欧州#2(13公演)
これがGENESISの……いえ、英国ロックの歴史に残る物語ツアーの全体像。大きく北米/欧州に分かれており、アルバム発売直後から年末年始にかけてが「北米」、その後が「欧州」でした。その中で本作のバークリー公演は“前半の終盤”。「北米#2」の10公演目にあたるコンサートでした。
そんなショウで記録された本作は「ブロードウェイ・ツアー最高のオーディエンス録音!」と話題を集めているもの。現在、コロナ渦の影響なのか、コレクター間では“ブロードウェイ・ツアー”の客録発掘が盛ん。先日の『SOUTHAMPTON 1975』だけでなく、『ANNECY 1975(Amity 612)』『MUNICH 1975(Amity 611)』など、次々と傑作マスターが登場しています。本作もまた、その流れで現れた1本であり、これまでの諸作を軽々と凌駕してしまう超傑作なのです。
何よりも衝撃的なのは、その図太くも美しい芯。プレス化を果たした『SOUTHAMPTON 1975』も端正ではありましたが、本作の方が遙かに密着感があり、極めてオン。ヘッドフォンで耳を澄ませてようやく気づくレベルのホール鳴りはあるものの、およそ距離感にはなっていない。45年前のショウだけに録音ポジションまでは伝わっていませんが、最前列かPAの真ん前じゃないかと思うほどの密着感なのです。とは言え、意識しないレベルのホール鳴りも重要だったりする。何しろ、“ブロードウェイ・ツアー”はピーター・ガブリエル時代でも随一の極上サウンドボード豊作地帯。単に「サウンドボードっぽい録音」なだけなら驚くに値しません。ところが、本作は無意識下レベルの鳴りが絶妙な幻想感を醸しだし、リアルな喝采と相まって得も言われぬ臨場感を味わわせてくれるのです。特にピーターのヴォーカルは歌詞の1語まで詳細でありながら会場を満たしていくスペクタクルが宿り、バンクスのメロトロンにはぶ厚い包容力がある。そして、ラザフォードのベース。これが非常に面白い。アタックはブリブリとブライトなのですが、そこから立ち上るヴァイヴには会場全体がスピーカーになったようなスケール感がある。サウンドボード並に密着していて超クリアでありながら、ラインではあり得ない“音の世界観”が同居している……まさに客録だけのマジカル・サウンドなのです。
そんな美と魔法のサウンドで描かれるショウも特筆モノ。何より素晴らしいのは、カットの少なさ。“THE LAMB LIES DOWN ON BROADWAY TOUR”のオーディエンス録音に詳しい方ならピンと来ると思いますが、長大な物語ショウには分かりやすい切れ目がほとんどなく、テープ一発で記録するオーディエンスでは1音残らず記録するというのは至難の業。別録音で組合せでもしない限り、テープチェンジでどこかにカットが生じてしまうものなのです。本作も例外ではないものの極めて少ない……と言いますか、「The Waiting Room」後半部の1カ所だけ。『SOUTHAMPTON 1975』を例に出すまでもなく、この長大な体験感は、まさに快挙と言って良いでしょう。
また、物語ショウの終了後もポイント。このツアーではアンコールに「The Musical Box」「Watcher of the Skies」「The Knife」のどれかが演奏されるのが常なのですが、この日の出来によほど満足したのか、本作では2曲「The Musical Box」「Watcher of the Skies」が立て続けに披露されている。実際、曲数ボリュームだけでなく、演奏の充実感にも充ち満ちたフルショウなのです。
ロック史に燦然と輝く“THE LAMB LIES DOWN ON BROADWAY TOUR”。これまでも何度も繰り返してきましたが、『トミー』や『ザ・ウォール』とは違って再演が望めない物語ツアーです。本作は、英国ロックファンなら誰もが渇望する奇跡の現場を極上体験できる大傑作です。極上オーディエンス録音だけが成しうる“美”と“現実感”を永久保存したプレス2CD。どうぞ、心ゆくまで存分にお楽しみください。
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1 (49:44)
1. The Lamb Lies Down on Broadway
2. Fly on a Windshield
3. Broadway Melody of 1974
4. Cuckoo Cocoon
5. In the Cage
6. The Grand Parade of Lifeless Packaging
7. Story of Rael 1
8. Back in NYC
9. Hairless Heart
10. Counting Out Time
11. Carpet Crawlers
12. The Chamber of 32 Doors
Disc 2 (72:20)
1. Story of Rael 2
2. Lilywhite Lilith
3. The Waiting Room
4. Anyway
5. Here Comes the Supernatural Anaesthetist
6. Interlude
7. The Lamia
8. Silent Sorrow in Empty Boats
9. The Colony of Slippermen
10. Ravine
11. The Light Dies Down on Broadway
12. Riding the Scree
13. In the Rapids
14. It
15. The Musical Box
16. Watcher of the Skies