OZZY OSBOURNE - ULTIMATE LIVE IN PHILADELPHIA(2CD + Ltd Bonus DVDR) [ZODIAC 122]

OZZY OSBOURNE - ULTIMATE LIVE IN PHILADELPHIA(2CD + Ltd Bonus DVDR) [ZODIAC 122]

販売価格: 3,800(税込)

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商品詳細

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Live at Spectrum, Philadelphia, PA. USA 18th September 1986 PERFECT SOUND(from Original Masters)

 ある日本人から直接手渡された1本のカセット・テープ。そこには、彼自身が本場に渡り、その耳で確かめてきた音の光景が詰まっていました。数々のミュージシャンの来日公演を収めてきたテーパーが、1986年にアメリカへ渡って記録したライヴ・アルバム。それが本作です。もちろん、ネットはおろかトレードでも一切出回っていない、全世界初登場の蔵出し音源。録音から約30年、ついに日の目を見たマスターを永久保存のプレス・アルバムでリリースいたします!

 およそ30年に渡って秘匿されてきたカセットに記録されていたのは、1986年のオジー・オズボーン。“THE U.S. ULTIMATE SIN TOUR 1986”のフィラデルフィア公演です。幾多の来日公演を収めてきたテーパーだけに、そのサウンドは本当に素晴らしい。このツアーでは、名匠Crazy S.コレクションの「THE ULTIMATE BLITZ(Langley Deluxe 020)」や「ULTIMATE SIN IN CHICAGO(ZODIAC 024)」といった傑作もありますが、本作のクリアさはそれらの傑作と同等かそれ以上。先の傑作群では、所々オーバーピークになる箇所もありましたが、本作ではそういったビビリさえないのです。さすがに“会場の特性を知り尽くした”とは言えないものの、日本人らしいきめ細やかな配慮が行き届いた端正な録音が美しい 。オジーの客席録音というと、ベースが拾い切れていないものが多いのですが、本作はしっかりと記録していながら、出しゃばりすぎない絶妙な低音まで楽しめる。後にMOLEY CRUEへ加入するランディ・カスティロのグルーヴも活き活きと躍動し、いつになく通りの良いオジーのヴォーカルも絶好調です。
 しかし、一番輝いているのは、やはり天才ギタリスト、ジェイク・E・リー! “BARK AT THE MOON TOUR”でも、はち切れんばかりの若さで爆弾きを聴かせてくれましたが、彼の本領発揮と言えば、“THE ULTIMATE SIN TOUR 1986”以外にありません。なにしろ、アルバムのほとんどを書き上げ、ステージでも音楽監督として全面的に掌握したツアーなのですから。しかも、その後はすぐに脱退してしまい、BADLANDSではブルースロックへと転向してしまった。もちろん、BADLANDSも素晴らしかったですが、ジェイクに一番望まれているのは、LAメタル的なポップなハードロックでしょう。つまり、本作は、ジェイクの人生でキャリアで最も輝いた瞬間を収めているのです!
 実際、爆弾きはそのままに、より“サウンド”にもこだわった演奏が素晴らしい。エフェクトを深くかけて広大なスケール感を醸す「Thank God For The Bomb」、実にアメリカ的な乾いた風の幻想を聴かせる「Killer Of Giants」、グルーヴとポップさで転がす「Secret Loser」……ほかのツアーでは聴けない「THE ULTIMATE SIN」の名曲群がたっぷりと楽しめる。「Never Know Why」「The Ultimate Sin」がないのは悔やまれますが、「Bark At The Moon」「Shot In The Dark」の2大代表曲もばっちりです。
 そんなジェイク・ミュージックを彩っているのは、カラッと乾いていながら切れ味の鋭いサウンド。ずっしりとしたSABBATHやザック・ワイルドの重みとも、しっとりとした泣きのランディ・ローズとも違う、しなやかな切れ味。実際、大量に演奏されるランディ時代の名曲ですら、湿度よりもしなやかでシャープさが際立って聞こえます。“曲本来の姿じゃない”と言いたいのではありません。湿度が抜けた分、メロディ自体が持つ流るような美しさが、キラキラと輝き、軽やかに舞う。“THE ULTIMATE SIN TOUR 1986”ならではの特色でもありますが、本作のオーディエンス・サウンドは、その色合いが殊更強烈。やはり本場アメリカ以外だからかも知れません。Crazy S.のイギリス録音「THE ULTIMATE BLITZ」や日本公演の「ULTIMATE BUDOKAN(Shades 061)」等もリリースされていますが、当時のジェイクとオジー(とシャロン)が狙ったオーディエンスは、あくまでアメリカ。楽曲を邪魔することはないものの、歌いに歌い、曲間で狂喜が一気に吹き出すオーディエンス・ノイズ。まさに、このサウンドを世界一望んでいる観客に違いない。そんなオーディエンスに囲まれたライヴなのです。

 思えば、この時ほど、ランディ・ローズの幻影を感じさせないツアーはなかったかも知れません。ランディと共演したボブ・デイズリー、ドン・エイリー、トミー・アルドリッチは去り、ランディを敬愛して止まないザックやジョー・ホームズとも出会っていない。ランディと面識のないメンバーで固められつつ、伝説への敬意ではなく、同世代のライバル意識を感じさせるアンサンブルなのです。
 本作はなによりも、ジェイク・ミュージックの輝きこそが眩しい1本ですが、ランディの存在感が極めて希薄な分、楽曲自体の輝きがクローズアップされ「作曲家:ランディ」や「メロディ・メイカー:オジー」も浮き立ってくる。そんな不思議なライヴです。THE BEATLES譲りのオジー・メロディを、LAメタル人脈のジェイクが見事にまとめ上げ、日本が誇る名テーパーが記録しきった1本。約30年前に全世界を席巻したワールドワイド・メタルをプレス2CDに詰め込んで、あなたにお届けします。

Disc 1(50:02)
1. Intro 2. Carmina Burana 3. Bark At The Moon 4. Suicide Solution 5. Mr. Crowley
6. Shot In The Dark 7. I Don't Know 8. Killer Of Giants 9. Jake E. Lee Guitar Solo
10. Thank God For The Bomb 11. Flying High Again

Disc 2(31:34)
1. Band Introduction 2. Secret Loser 3. Randy Castillo Drum Solo / Secret Loser (Reprise)
4. Iron Man 5. Crazy Train 6. Paranoid

Ozzy Osbourne - Vocal Jake E. Lee - Guitar Phil Soussan - Bass Randy Castillo - Drums
John Sinclair - Keyboards


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★★特別企画

★名録音「ULTIMATE LIVE IN PHILADELPHIA」に、当時の傑作オーディエンス映像「ULTIMATE LIVE IN DETROIT」が特別に付属いたします。

OZZY OSBOURNE - ULTIMATE LIVE IN DETROIT(Special Bonus DVDR)
Live at Joe Louis Arena, Detroit, MI. USA 4th April 1986 AMAZING SHOT!!!

 日本人らしい端正なサウンドで、華々しい全盛の“ジェイク・ミュージック”を捉えきった傑作「ULTIMATE LIVE IN PHILADELPHIA」。その華やかさは、目で見てこそ真価が分かるというもの。そこで登場するのが、「1986年4月4日デトロイト公演」のフルショウ映像の本作です!
 「1986年4月4日」と言えば、カンサスシティ公演の公式ビデオ「THE ULTIMATE OZZY」の3日後。「THE ULTIMATE OZZY」では、カットがあり、ところどころPVも挟まれてコンサートの雰囲気をぶち壊しにしていましたが、客席収録の本作にはカットもPVもなく、観客目線100%のリアル・ライヴが楽しめます。その旨味は冒頭から炸裂。カルミナ・ブラーナが荘厳に鳴り響くなか、スポットライトに照らされて浮かび上がるのは……邪悪な巨像に鎮座するオジー! そして、スモークが立ちこめる空気を「Bark At The Moon」の鋭いリフが切り裂く!! 「THE ULTIMATE OZZY」では、PVや小芝居に置き換えられていたドラマティックな演出が、観客の熱狂とともに臨場感たっぷりに迫ってくるのです。
 その後も、ダイナミックにオジーやジェイクのズームを多用しつつも、手ぶれは一切なし。抜群の安定感で華やかな“LAメタル調のオジー”が存分に味わえます。正直なところ、「神風」バンダナを足に巻いたジェイクが一番好きなのですが、煌びやかなロングコート・ジェイクもやはりカッコイイ。“BARK AT THE MOON TOUR”のような階段はない代わりに、ステージは広々としていて、所狭しと暴れ回り、くるくる回っては弾く・弾く・弾く! アーミング代わりのジェイク・フェイクもしっかり見えるズームがたっぷりの上に、「THE ULTIMATE OZZY」ではPVだった「Shot In The Dark」「The Ultimate Sin」もしっかり押さえられている。まさに、ジェイク・ワールド全開の1本なのです。このツアーの映像自体が貴重ですが、その上にこのクオリティで楽しめるとは……。

 「ULTIMATE LIVE IN PHILADELPHIA」のイマジネーションを数倍に膨らませてくれるだけでなく、オフィシャル・ライヴのリアル・バージョンとしても楽しめる傑作映像です。ぜひ、新たな新発掘と合わせ、ポップでシャープな“全世界対応メタルのオジー・オズボーン”を心ゆくまでご覧ください!

(81:39)
1. Introduction 2. Carmina Burana 3. Bark At The Moon 4. Suicide Solution 5. Never Know Why
6. Mr. Crowley 7. Shot In The Dark 8. I Don't Know 9. Killer Of Giants 10. Guitar Solo
11. Thank God For The Bomb 12. Flying High Again 13. Secret Loser 14. Drum Solo
15. The Ultimate Sin 16. Iron Man 17. Crazy Train 18. Paranoid

COLOUR NTSC Approx.82min.

Ltd Bonus DVDR for "ULTIMATE LIVE IN PHILADELPHIA"(ZODIAC 122)