OZZY OSBOURNE/SCORPIONS - MONSTERS OF ROCK MANNHEIM 1986 VOLUME 2 (3CDR) [Shades 862]

OZZY OSBOURNE/SCORPIONS - MONSTERS OF ROCK MANNHEIM 1986 VOLUME 2 (3CDR) [Shades 862]

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商品詳細

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Live at Maimarktgelande, Mannheim, Germany 31st August 1986 TRULY PERFECT SOUND

 80年代のロックシーンに巨大な足跡を遺したフェス“MONSTERS OF ROCK(以後MOR)”。その一夜を丸ごと録音した傑作オーディエンス・セットが登場です。本作に収められているのは「1986年8月31日マンハイム公演」。そのトータル・オーディエンスの第2弾です。
 MORと言えば、英国の聖地ドニントンが発祥の巨大フェスですが、決して聖地だけではありませんでした。1983年からヨーロッパをツアー形式で巡るようになり、1988年にはアメリカ版、1992年以降は南米版も開催されるようになりました。そんな中で、本作は「1986年の西ドイツ版MOR」を1日丸ごと録音したセットなのです。当店では6枚組『MOR 1986(Langley Deluxe 013)』や4枚組『MOR IN SWEDEN 1986(Shades 503)』もご紹介したことがあり、混乱されるかも知れません。まずは、1986年MORの概要からポジションをイメージしてみましょう。

・8月16日:ドニントン公演『MOR 1986』
・8月23日:ストックホルム公演『MOR IN SWEDEN 1986』
・8月30日:ニュルンベルク公演
・8月31日:マンハイム公演 ←【本作】

 1986年は、以上の4公演。今回収録されているのは、最後のマンハイム公演なのです。このツアーは公演によって出演者も若干異なる。今回は4枚組+3枚組の2セット構成です。その概要を整理しますと……

『MOR MANNHEIM 1986 VOL.1』
・ディスク1:WARLOCK
・ディスク2:BON JOVI
・ディスク3:McAULEY SCHENKER GROUP
・ディスク4:DEF LEPPARD

『MOR MANNHEIM 1986 VOL.2(本作)』
・ディスク1:OZZY OSBOURNE
・ディスク2-3:SCORPIONS

 ……と、総勢7枚組というモンスター・タイトルなのです。実のところ、オジー&SCORPIONSのライヴアルバムは以前ギフト・タイトルでご紹介したこともありますが、本作は別マスター。最近になって登場した極上マスターでして、『VOL.1』も含め、すべて同じ録音家によるコレクション。まさに“丸ごと1日”を体験するのに最高のオーディエンス・セットなのです。
 驚くべきは、そのクオリティ。大元カセットからダイレクトにCD化されたサウンドは「極上」。楽音の芯は逞しく、ディテールまで鮮やか。会場反響ゼロな屋外の旨みが全開な反面、風の音や揺れと言った欠点は一切ない。それこそ「まるでサウンドボード」呼ぶに相応しい異様な名録音。しかも、それが全6組ディスク7枚に渡って貫かれているという……。いやはや、とんでもない録音が飛び出してきたものです。

【ディスク1:OZZY OSBOURNE】
 そして、そのサウンドで描かれるのが我が世の春を謳歌しまくるHR/HMの重鎮たち。特に本作『VOL.2』は大御所OZZY OSBOURNEとSCORPIONSなのですから、それはそれはもう素晴らしいにもほどがある。ディスク1のOZZYは『THE ULTIMATE SIN』のリリースから約半年というタイミングで、ワールドツアーの後半にあたる。
 これはつまり、ジェイク・E・リー時代の終盤ということ。日本公演や数々のライヴアルバムでも1986年オジーの素晴らしさは証明されてきましたが、本作はそのアンサンブルが極限まで高められ、まさに“ジェイク時代の終着点”とも言える出来映え。終盤というとツアー疲れも心配されるところなのですが、単独ツアーからオフを挟んだフェスツアーのために、体調も万全。準トリ出演のためにやや短いセットなのは残念なのですが、それだけに1曲1曲に濃密なパッションが注ぎ込まれているのです。
 それを痛感するのは、御大オジー。好調不調の波が激しい人ですが、この日はまさに絶好調。どの曲でも危なげなく、大観衆を前にしたテンションも凄い。しかも、本作のヴォーカルはサウンドボードのように図太い。これまでリリースされてきた1986年録音でも、屈指の大名演を聴かせてくれるのです。

【ディスク2-3:SCORPIONS】
 そんな帝王オジーさえも従えるのが蠍団。聖地ドニントン公演ではオジーが大トリでしたが、西ドイツ/スウェーデン版では大陸代表となるSCORPIONSがヘッドライナーを務めました。そして蠍団もまた一大全盛期の輝きが素晴らしい。1985年にはライヴ盤『WORLD WIDE LIVE』をリリースしたものの、1986年はMORツアーを含む7公演しかやらず、次のライヴは1988年の『SAVAGE AMUSMENT』以降。彼らも一時代の最終盤になるわけです。
 そんなSCORPIONSのショウは、ほとんど“本生100%版WORLD WIDE LIVE”と言えるもの。「Coming Home」からスタートし、ヒット曲の数々を一気に畳みかける前半11曲は、曲順にいたるまで『WORLD WIDE LIVE』そっくり。しかも、本作の現場は彼らの母国西ドイツ。ロックを象徴する巨大フェスを持ち込み、しかも大トリを飾る母国の英雄。それだけに観客もバンドも栄光の瞬間を噛みしめるようなムードに満ち、1曲1曲に誇りまで宿るような情熱が溢れ出してくるのです。
 ただし、『WORLD WIDE LIVE』風なのは、あくまで11曲目まで。実は、その後の後半が聴きどころなのです。「Can't Live Without You」に続いて演奏されるのは「Rock My Car」! 2015年の『RETURN TO FOREVER』で日の目を見た曲ですが、書かれたのは1985年。それが新曲として披露されるのです。しかも、この曲がライヴで演奏されたのは1986年MORツアーの3公演だけで、ドニントンでもやっていない。SCORPIONS史上でも類を見ない激レア・ライヴが激しくクリアな極上サウンドで楽しめるのです。
 そして、アンコールも『WORLD WIDE LIVE』とは違う。ウリ時代の名曲メドレー「In Trance/We'll Burn The Sky/He's A Woman She's A Man」が炸裂。これまたドニントン公演でも演奏しなかったスペシャルメドレーであり、母国ならではの大合唱が素晴らしいのです。

 HR/HMがもっとも輝き、音楽シーンの主役だった“1986年”。その栄光の象徴たる“MONSTERS OF ROCK”を丸ごと1日体験できる極上セットです。すべての出演者が聴きどころであり、すべてのディスクが極上サウンド。類い希なるモンスター・セット。ぜひ、是非とも、是が非でも、2タイトル・ディスク7枚トータルでお楽しみください!

Disc 1(73:04)
OZZY OSBOURNE

1. Intro. 2. Carmina Burana 3. Bark At The Moon 4. Suicide Solution 5. Mr. Crowley
6. Shot In The Dark 7. I Don't Know 8. Killer Of Giants 9. Guitar Solo
10. Thank God For The Bomb 11. Flying high Again 12. Band Introduction 13. Secret Loser
14. Drum Solo 15. Secret Loser(reprise) 16. Iron Man 17. Crazy Train 18. Paranoid

Ozzy Osbourne - Vocal Jake E. Lee - Guitar Phil Soussan - Bass Randy Castillo - Drums
John Sinclair - Keyboards

SCORPIONS

Disc 2(66:30)
1. Intro. 2. Coming Home 3. Blackout 4. Bad Boys Running Wild 5. Loving You Sunday Morning
6. Make It Real 7. Big City Nights 8. Coast To Coast 9. Holiday 10. Still Loving You
11. Rock You Like A Hurricane 12. Can't Live Without You 13. Rock My Car
14. Drum Solo 15. Rock My Car(reprise) 16. Dynamite

Disc 3(21:57)
Encore
1. The Zoo 2. In Trance/We'll Burn The Sky/He's A Woman She's A Man 3. Can't Get Enough

Klaus Meine - Vocal Matthias Jabs - Guitar Rudolf Schenker - Guitar
Francis Buchholz - Bass Herman Rarebell - Drums