OZZY OSBOURNE - ULTIMATE SIN IN CHICAGO(1CD + Ltd Bonus CDR) [ZODIAC 025]
OZZY OSBOURNE - ULTIMATE SIN IN CHICAGO(1CD + Ltd Bonus CDR)
[ZODIAC 025]
販売価格: 2,500円(税込)
商品詳細
★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at UIC Pavillion, Chicago, IL. USA 5th April 1986 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters)
OZZY OSBOURNEの1986年「THE ULTIMATE SIN」アメリカツアーより、序盤に当たる4月5日、イリノイ州シカゴの"UIC パビリオン"公演が、完全初登場となるオリジナル・カセット・マスターを用いた高音質オーディエンス・ソース、完全限定プレスCDで登場です! ジェイク・E・リーやランディ・カスティロらを率い、アメリカのメタル・シーンでもトップに君臨した当時の華やかなオジー・ライヴを、臨場感溢れる優れたサウンドで楽しめます。
ジェイク・E・リーを迎えた2作目「THE ULTIMATE SIN」の製作において、オジーはソロ・デビュー以来の"ヘヴィネス"や、"ドラマティックなサウンド"と、L.A.メタル・ムーヴメント真っ只中での"売れるサウンド"の板ばさみで試行錯誤しました。このような紆余曲折を乗り越えて完成したアルバムは、折からのヘヴィメタル・ブームを最大限に受けてヒットし、オジーの人気とネーム・バリューはますます拡大しました。
その「THE ULTIMATE SIN」ワールド・ツアーは、RATTをオープニングに起用したイギリスツアーからスタート。久しぶりのツアー、それもオジーの母国イギリスでのライヴとあって、バンドはツアーの序盤から素晴らしい演奏を聴かせました。
そのイギリスツアー終了後に始まったのが、METALLICAをサポートに迎えての全米ツアーでした。勢いあるMETALLICAに全力の演奏を許してなお、オジーは貫禄の演奏とショウアップされたステージでファンを魅了。5月末から6月初旬の来日公演や、8月の"モンスターズ・オブ・ロック"出演を挟みつつも、この時の全米ツアーは9月まで約半年間継続されました。
その長期に渡るアメリカツアーにおいて特に有名なライヴといえば、何と言っても4月1日のカンザスシティ公演。ラジオ放送音源や公式ビデオの存在もあって、当時のライヴを知る上で欠かせない定番となっています。
今回登場した本作は、そのカンザスシティ公演から4日後に行われた、イリノイ州シカゴ"UIC パビリオン"公演。MOTLEY CRUEの「THEATRE OF ROSEMONT」やMETALLICAの「THE ECSTASY OF ARAGON」など、シカゴ近郊で多くの優れたライヴ音源を残した名テーパーによる録音です。本作でも上記した傑作録音に負けない、上質で優秀なサウンドにより、当時のオジー・ライヴを臨場感たっぷりに満喫できます!
本作もオープニング「CARL ORFF "CARMINA BURANA"」や「Bark At The Moon」から、会場の高まるムードや高揚する熱気を、優れた明度とナチュラルなサウンドの広がりで収めています。場面によっては低域が若干歪み気味ではありますが、高音の抜けは鮮やか。オジーのヴォーカルはもちろん、ジェイクのフラッシーなギターも存在感あるサウンドで収められています。
「THE ULTIMATE SIN」からセレクトされた「Never Know Why」や「Shot In The Dark」は、ノリの良い曲想とキャッチーなメロディが秀逸。ジェイクも水を得た魚のように躍動し、素晴らしいプレイを随所で聴かせます。演奏が華やかでテクニカルになった反面、バンド・サウンドが軽くなったと言われますが、オジーらしい重厚でヘヴィなサウンドはもちろん健在。ランディ・ローズ時代の「Suicide Solution」や「Mr. Crowley」を聴けば、それが理解できるでしょう。
会場がコーラスで大合唱する「I Don't Know」はライヴの大きな聴き所。ジェイクのエスニックなトーンと叙情性が魅力の「Killer Of Giants」も聴き逃せないポイントです。そのジェイクのフリー・ソロを挟んで、ライヴ後半は怒涛の展開。切り込むような鋭さが聴き手を引き込む「Thank God For The Bomb」や「Secret Loser」、さらに「The Ultimate Sin」と、この時ならではの楽曲が連発されます(「Secret Loser」にインクルードされたランディ・カスティロのドラムソロも迫力満点です)! ライヴのクライマックスはサバスの「Iron Man」が、そして代表曲「Crazy Train」が炸裂し、聴き手をノックアウトします!
「Crazy Train」でライヴ本編が締めくくられた後、観客は当然のようにアンコールを求めます。しかしこの日はジェイクが体調不良に見舞われたそうで、オジーが直接その事実を観客に伝え、「Paranoid」は演奏されないままライヴは終了します。事情を説明するオジーのMC、落胆するオーディエンスの様子など、全てをリアルなドキュメントで拾い上げた後に、録音は終了します。
この日はアンコールが無かったため、77分間の録音がライヴの全てです。しかし演奏自体は充実そのもの。盛り上がる会場とファンの様子も、オフィシャル・ライヴやラジオ放送では味わえない、生々しい熱気で捉えられています。本録音のテーパーは'80年代中盤におけるライヴを、多くの音源で"時代の空気"ごとパッケージしています。本作もそういったリアルなドキュメントのひとつ。当時のライヴ会場の熱気を、演奏とともにどうぞお楽しみください! オジーのファンはもちろん、L.A.メタルを愛するファンなら、是非ゲットしたい一本が、ファン必携の完全限定プレスCDでリリース決定です!
(77:14)
1. Carl Orff "Carmina Burana" 2. Bark At The Moon 3. Suicide Solution 4. Never Know Why
5. Mr. Crowley 6. Shot In The Dark 7. I Don't Know 8. Killer Of Giants 9. Jake E. Lee Solo
10. Thank God For The Bomb 11. Flying High Again 12. Secret Loser
13. Randy Castillo Solo/Secret Loser(Reprise) 14. The Ultimate Sin 15. Iron Man 16. Crazy Train
Ozzy Osbourne - Vocal Jake E. Lee - Guitar Phil Soussan - Bass Randy Castillo - Drums
John Sinclair - Keyboards
-------------------------------------------------------------------
★オジー・オズボーンのプレスCDタイトル「ULTIMATE SIN IN CHICAGO」初回納品分には、ボーナス・タイトルとして、同じく1986年ツアーより4月1日・ミズーリ州カンザス公演を収めた「KANSAS CITY 1986 FM BROADCAST: Remastered Edition」が付属します。
オジーが最も華やかだった'86年ライヴでも、最高のサウンドボード音源として知られるライヴを、最新のリマスターでお楽しみ頂けます!
OZZY OSBOURNE - KANSAS CITY 1986 FM BROADCAST : Remastered Edition(Bonus CDR)
Live at Kemper Arena, Kansas City, MO. USA 1st April 1986 STEREO SBD(Upgrade)
King Biscuit Flower Hour Broadcast Master
オジーが1986年に発表した「THE ULTIMATE SIN」は、現在でこそ「オジーが嫌っている作品」として、ややネガティヴな印象をもって語られています。しかし当時流行のL.A.メタル路線を最も高いと言える水準で突き詰めた内容は、オジーにランディ・ローズ時代以上の成功をもたらしました。さらにジェイク・E・リーがその才能を全開させた事も、作品・ライヴの双方を特別なものとしました。
その'86年ライヴで特に有名なものが、イギリスでは8月16日の"モンスターズ・オブ・ロック"であり、アメリカでは4月1日のミズーリ州カンザスシティ"ケンパー・アリーナ"公演です。特に後者は公式ビデオ作品としてリリースされており、マニアにはお馴染みのライヴでしょう。
しかしこのオフィシャル映像は純粋に演奏やショウのみをフィーチャーしたものではなく、セットリスト中でも目玉といえる「Shot In The Dark」や「The Ultimate Sin」がビデオ・クリップの映像に差し替えられていたなど、賛否両論ある作品でした。それだけにマニアからは「このライヴを楽しむなら、むしろラジオ音源の方が良い」とすら言われています。
本作ではそのラジオ放送ソースを、音楽番組"キング・ビスケット・フラワー・アワー"の放送用マスターより70分以上にわたって収録しています。この音源はかつてShadesレーベルより「AGE OF SIN」のディスク2としてもリリースされていました。しかし今回は、元音源をさらに磨き上げた最新リマスター・バージョンとしての登場。既発以上にクリアで鮮明、それでいて落ち着きのあるサウンドは「このままプレスCD化してほしい」と思わせる絶品のクオリティ。高い完成度でスペシャルなライヴを満喫させます!
バンド紹介をフィーチャーしたオープニングの「Carl Orff "Carmina Burana"」から、公式を上回る素晴らしいサウンドが炸裂! '86年ライヴのサウンドボード音源は、前述した8月の"モンスターズ・オブ・ロック"も素晴らしいサウンドで楽しめましたが、こちらは音のパンチやリアルさなど、明らかに格上と断言できます。さらにそちらでは欠落していたライヴの序盤「Bark At The Moon」・「Suicide Solution」も、本作ではバッチリ楽しめます。特に「Bark At The Moon」で繰り広げられる、ジェイクのフラッシーできらびやかなギター・プレイには、誰もが圧倒されてしまうでしょう!
このツアー限りの曲が多かった「THE ULITAME SIN」ナンバーを、完璧なステレオ・ラインソースで楽しめるのも本作の魅力。3曲目に登場する「Never Know Why」から、スマッシュ・ヒットした「Shot In The Dark」は、時代を色鮮やかに反映した最高のエンターテイメント! 「Mr. Crowley 」や「I Don't Know」など、これらの曲と交互に配置されたランディ・ローズ時代の楽曲も、ジェイクのオリジナリティ溢れるトリッキーなプレイで、この時のみの装いを楽しませます。
ライヴの中盤「Killer Of Giants」と、ジェイクのギターソロを挟んだ「Thank God For The Bomb」は、この編成の旨みをたっぷり味わわせます! 特にランディ・カスティロのパワフルかつ軽妙なドラムは、「Killer Of Giants」の壮大さも、「Thank God For The Bomb」のキャッチーさも、それぞれの魅力を目いっぱいにアピールします。後半の「The Ultimate Sin」でも、彼のプレイはスタジオ・テイク以上の重厚さで楽曲を再現します(もちろんキーボードやベースなど、オーディエンス録音ではもうひとつ判りづらかったバンド・アンサンブルも、聴き手の目の前でありありと浮かび上がります)。
ライヴのクライマックスはおなじみの「Iron Man」に「Crazy Train」そして「Paranoid」! 怒涛の勢いで畳み掛ける演奏の数々は、この時代におけるオジー・ライヴのダイナミズムを最良の形で満喫できるでしょう!
本ライヴでは、かつてラジオ放送のエアチェック・ソースも存在しますが、そちらは約50分の短縮版でした。完全な形のライヴを最高の音質で楽しめる本作は、間違いなく全てのオジー・ファン必聴です! 本作の70分間では、ドラムソロを含む「Secret Looser」がカットされているため、実は"完全収録"ではありません。しかし圧倒的な音質と高い満足感を味わわせる収録内容は、ジェイク時代でも飛び抜けた存在感を誇ります!
このままプレスCD化されても、誰もが納得するであろう大推薦の音源。プレスCDタイトルのシカゴ公演と併せ、オジーの1986年アメリカツアーをとことん楽しませる一本です!
1. Opening 2. Carl Orff "Carmina Burana" 3. Bark At The Moon 4. Suicide Solution 5. Never Know Why
6. Mr. Crowley 7. Shot In The Dark 8. I Don't Know 9. Killer Of Giants 10. Guitar Solo
11. Thank God For The Bomb 12. Flying High Again 13. The Ultimate Sin 14. Iron Man
15. Crazy Train 16. Paranoid
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
Ozzy Osbourne - Vocal Jake E. Lee - Guitar Phil Soussan - Bass Randy Castillo - Drums
Special Bonus CDR for 1st set of "ULTIMATE SIN IN CHICAGO"(ZODIAC 025)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at UIC Pavillion, Chicago, IL. USA 5th April 1986 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters)
OZZY OSBOURNEの1986年「THE ULTIMATE SIN」アメリカツアーより、序盤に当たる4月5日、イリノイ州シカゴの"UIC パビリオン"公演が、完全初登場となるオリジナル・カセット・マスターを用いた高音質オーディエンス・ソース、完全限定プレスCDで登場です! ジェイク・E・リーやランディ・カスティロらを率い、アメリカのメタル・シーンでもトップに君臨した当時の華やかなオジー・ライヴを、臨場感溢れる優れたサウンドで楽しめます。
ジェイク・E・リーを迎えた2作目「THE ULTIMATE SIN」の製作において、オジーはソロ・デビュー以来の"ヘヴィネス"や、"ドラマティックなサウンド"と、L.A.メタル・ムーヴメント真っ只中での"売れるサウンド"の板ばさみで試行錯誤しました。このような紆余曲折を乗り越えて完成したアルバムは、折からのヘヴィメタル・ブームを最大限に受けてヒットし、オジーの人気とネーム・バリューはますます拡大しました。
その「THE ULTIMATE SIN」ワールド・ツアーは、RATTをオープニングに起用したイギリスツアーからスタート。久しぶりのツアー、それもオジーの母国イギリスでのライヴとあって、バンドはツアーの序盤から素晴らしい演奏を聴かせました。
そのイギリスツアー終了後に始まったのが、METALLICAをサポートに迎えての全米ツアーでした。勢いあるMETALLICAに全力の演奏を許してなお、オジーは貫禄の演奏とショウアップされたステージでファンを魅了。5月末から6月初旬の来日公演や、8月の"モンスターズ・オブ・ロック"出演を挟みつつも、この時の全米ツアーは9月まで約半年間継続されました。
その長期に渡るアメリカツアーにおいて特に有名なライヴといえば、何と言っても4月1日のカンザスシティ公演。ラジオ放送音源や公式ビデオの存在もあって、当時のライヴを知る上で欠かせない定番となっています。
今回登場した本作は、そのカンザスシティ公演から4日後に行われた、イリノイ州シカゴ"UIC パビリオン"公演。MOTLEY CRUEの「THEATRE OF ROSEMONT」やMETALLICAの「THE ECSTASY OF ARAGON」など、シカゴ近郊で多くの優れたライヴ音源を残した名テーパーによる録音です。本作でも上記した傑作録音に負けない、上質で優秀なサウンドにより、当時のオジー・ライヴを臨場感たっぷりに満喫できます!
本作もオープニング「CARL ORFF "CARMINA BURANA"」や「Bark At The Moon」から、会場の高まるムードや高揚する熱気を、優れた明度とナチュラルなサウンドの広がりで収めています。場面によっては低域が若干歪み気味ではありますが、高音の抜けは鮮やか。オジーのヴォーカルはもちろん、ジェイクのフラッシーなギターも存在感あるサウンドで収められています。
「THE ULTIMATE SIN」からセレクトされた「Never Know Why」や「Shot In The Dark」は、ノリの良い曲想とキャッチーなメロディが秀逸。ジェイクも水を得た魚のように躍動し、素晴らしいプレイを随所で聴かせます。演奏が華やかでテクニカルになった反面、バンド・サウンドが軽くなったと言われますが、オジーらしい重厚でヘヴィなサウンドはもちろん健在。ランディ・ローズ時代の「Suicide Solution」や「Mr. Crowley」を聴けば、それが理解できるでしょう。
会場がコーラスで大合唱する「I Don't Know」はライヴの大きな聴き所。ジェイクのエスニックなトーンと叙情性が魅力の「Killer Of Giants」も聴き逃せないポイントです。そのジェイクのフリー・ソロを挟んで、ライヴ後半は怒涛の展開。切り込むような鋭さが聴き手を引き込む「Thank God For The Bomb」や「Secret Loser」、さらに「The Ultimate Sin」と、この時ならではの楽曲が連発されます(「Secret Loser」にインクルードされたランディ・カスティロのドラムソロも迫力満点です)! ライヴのクライマックスはサバスの「Iron Man」が、そして代表曲「Crazy Train」が炸裂し、聴き手をノックアウトします!
「Crazy Train」でライヴ本編が締めくくられた後、観客は当然のようにアンコールを求めます。しかしこの日はジェイクが体調不良に見舞われたそうで、オジーが直接その事実を観客に伝え、「Paranoid」は演奏されないままライヴは終了します。事情を説明するオジーのMC、落胆するオーディエンスの様子など、全てをリアルなドキュメントで拾い上げた後に、録音は終了します。
この日はアンコールが無かったため、77分間の録音がライヴの全てです。しかし演奏自体は充実そのもの。盛り上がる会場とファンの様子も、オフィシャル・ライヴやラジオ放送では味わえない、生々しい熱気で捉えられています。本録音のテーパーは'80年代中盤におけるライヴを、多くの音源で"時代の空気"ごとパッケージしています。本作もそういったリアルなドキュメントのひとつ。当時のライヴ会場の熱気を、演奏とともにどうぞお楽しみください! オジーのファンはもちろん、L.A.メタルを愛するファンなら、是非ゲットしたい一本が、ファン必携の完全限定プレスCDでリリース決定です!
(77:14)
1. Carl Orff "Carmina Burana" 2. Bark At The Moon 3. Suicide Solution 4. Never Know Why
5. Mr. Crowley 6. Shot In The Dark 7. I Don't Know 8. Killer Of Giants 9. Jake E. Lee Solo
10. Thank God For The Bomb 11. Flying High Again 12. Secret Loser
13. Randy Castillo Solo/Secret Loser(Reprise) 14. The Ultimate Sin 15. Iron Man 16. Crazy Train
Ozzy Osbourne - Vocal Jake E. Lee - Guitar Phil Soussan - Bass Randy Castillo - Drums
John Sinclair - Keyboards
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★オジー・オズボーンのプレスCDタイトル「ULTIMATE SIN IN CHICAGO」初回納品分には、ボーナス・タイトルとして、同じく1986年ツアーより4月1日・ミズーリ州カンザス公演を収めた「KANSAS CITY 1986 FM BROADCAST: Remastered Edition」が付属します。
オジーが最も華やかだった'86年ライヴでも、最高のサウンドボード音源として知られるライヴを、最新のリマスターでお楽しみ頂けます!
OZZY OSBOURNE - KANSAS CITY 1986 FM BROADCAST : Remastered Edition(Bonus CDR)
Live at Kemper Arena, Kansas City, MO. USA 1st April 1986 STEREO SBD(Upgrade)
King Biscuit Flower Hour Broadcast Master
オジーが1986年に発表した「THE ULTIMATE SIN」は、現在でこそ「オジーが嫌っている作品」として、ややネガティヴな印象をもって語られています。しかし当時流行のL.A.メタル路線を最も高いと言える水準で突き詰めた内容は、オジーにランディ・ローズ時代以上の成功をもたらしました。さらにジェイク・E・リーがその才能を全開させた事も、作品・ライヴの双方を特別なものとしました。
その'86年ライヴで特に有名なものが、イギリスでは8月16日の"モンスターズ・オブ・ロック"であり、アメリカでは4月1日のミズーリ州カンザスシティ"ケンパー・アリーナ"公演です。特に後者は公式ビデオ作品としてリリースされており、マニアにはお馴染みのライヴでしょう。
しかしこのオフィシャル映像は純粋に演奏やショウのみをフィーチャーしたものではなく、セットリスト中でも目玉といえる「Shot In The Dark」や「The Ultimate Sin」がビデオ・クリップの映像に差し替えられていたなど、賛否両論ある作品でした。それだけにマニアからは「このライヴを楽しむなら、むしろラジオ音源の方が良い」とすら言われています。
本作ではそのラジオ放送ソースを、音楽番組"キング・ビスケット・フラワー・アワー"の放送用マスターより70分以上にわたって収録しています。この音源はかつてShadesレーベルより「AGE OF SIN」のディスク2としてもリリースされていました。しかし今回は、元音源をさらに磨き上げた最新リマスター・バージョンとしての登場。既発以上にクリアで鮮明、それでいて落ち着きのあるサウンドは「このままプレスCD化してほしい」と思わせる絶品のクオリティ。高い完成度でスペシャルなライヴを満喫させます!
バンド紹介をフィーチャーしたオープニングの「Carl Orff "Carmina Burana"」から、公式を上回る素晴らしいサウンドが炸裂! '86年ライヴのサウンドボード音源は、前述した8月の"モンスターズ・オブ・ロック"も素晴らしいサウンドで楽しめましたが、こちらは音のパンチやリアルさなど、明らかに格上と断言できます。さらにそちらでは欠落していたライヴの序盤「Bark At The Moon」・「Suicide Solution」も、本作ではバッチリ楽しめます。特に「Bark At The Moon」で繰り広げられる、ジェイクのフラッシーできらびやかなギター・プレイには、誰もが圧倒されてしまうでしょう!
このツアー限りの曲が多かった「THE ULITAME SIN」ナンバーを、完璧なステレオ・ラインソースで楽しめるのも本作の魅力。3曲目に登場する「Never Know Why」から、スマッシュ・ヒットした「Shot In The Dark」は、時代を色鮮やかに反映した最高のエンターテイメント! 「Mr. Crowley 」や「I Don't Know」など、これらの曲と交互に配置されたランディ・ローズ時代の楽曲も、ジェイクのオリジナリティ溢れるトリッキーなプレイで、この時のみの装いを楽しませます。
ライヴの中盤「Killer Of Giants」と、ジェイクのギターソロを挟んだ「Thank God For The Bomb」は、この編成の旨みをたっぷり味わわせます! 特にランディ・カスティロのパワフルかつ軽妙なドラムは、「Killer Of Giants」の壮大さも、「Thank God For The Bomb」のキャッチーさも、それぞれの魅力を目いっぱいにアピールします。後半の「The Ultimate Sin」でも、彼のプレイはスタジオ・テイク以上の重厚さで楽曲を再現します(もちろんキーボードやベースなど、オーディエンス録音ではもうひとつ判りづらかったバンド・アンサンブルも、聴き手の目の前でありありと浮かび上がります)。
ライヴのクライマックスはおなじみの「Iron Man」に「Crazy Train」そして「Paranoid」! 怒涛の勢いで畳み掛ける演奏の数々は、この時代におけるオジー・ライヴのダイナミズムを最良の形で満喫できるでしょう!
本ライヴでは、かつてラジオ放送のエアチェック・ソースも存在しますが、そちらは約50分の短縮版でした。完全な形のライヴを最高の音質で楽しめる本作は、間違いなく全てのオジー・ファン必聴です! 本作の70分間では、ドラムソロを含む「Secret Looser」がカットされているため、実は"完全収録"ではありません。しかし圧倒的な音質と高い満足感を味わわせる収録内容は、ジェイク時代でも飛び抜けた存在感を誇ります!
このままプレスCD化されても、誰もが納得するであろう大推薦の音源。プレスCDタイトルのシカゴ公演と併せ、オジーの1986年アメリカツアーをとことん楽しませる一本です!
1. Opening 2. Carl Orff "Carmina Burana" 3. Bark At The Moon 4. Suicide Solution 5. Never Know Why
6. Mr. Crowley 7. Shot In The Dark 8. I Don't Know 9. Killer Of Giants 10. Guitar Solo
11. Thank God For The Bomb 12. Flying High Again 13. The Ultimate Sin 14. Iron Man
15. Crazy Train 16. Paranoid
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
Ozzy Osbourne - Vocal Jake E. Lee - Guitar Phil Soussan - Bass Randy Castillo - Drums
Special Bonus CDR for 1st set of "ULTIMATE SIN IN CHICAGO"(ZODIAC 025)