YNGWIE J. MALMSTEEN - TRILOGY IN MERRILLVILLE 1986(2CD + Ltd Bonus DVDR) [ZODIAC 057]
YNGWIE J. MALMSTEEN - TRILOGY IN MERRILLVILLE 1986(2CD + Ltd Bonus DVDR)
[ZODIAC 057]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Holiday Star Theatre, Merrillville, IN. USA 27th November 1986 PERFECT SOUND(from Original Masters)
イングヴェイ・マルムスティーンの「TRILOGY」発表に伴うアメリカツアーから、1986年11月27日のインディアナ州メリービル公演が、既発音源と全く異なる完全初登場のオリジナル・カセット・マスターから音盤化! イングヴェイのプレイがまさに絶頂だった当時のプレイを、最上級のオーディエンス・サウンドと同日最長の録音で満喫させる本作は、全てのメタル・マニア必聴必携。その格式にふさわしい2枚組の完全限定プレスCDでリリース決定です!
1983年にSTEELERそしてALCATRAZZで鮮烈なメジャー・デビューを果たして30年。イングヴェイ・マルムスティーンは今もなおロック・ギターの最高峰に君臨し続けています。そのキャリアで特筆される作品やライヴは数多く、ファンによって愛好する時代や作品は、それぞれ異なっているでしょう。
そのイングヴェイにとって「TRILOGY」こそ、「初期キャリアのピーク」であった事に異論を持つ方は少ないでしょう。神がかったプレイはすでに誰もが知る所でしたが、それ以上に優れた楽曲の数々は、イングヴェイが並外れたコンポーザーである事も証明したのです(当時のイングヴェイは作曲に当たっても実験精神が旺盛だった事が、彼の自伝等で明らかにされています)。そしてツアー開始後の火を噴くようなライヴ・パフォーマンスが何より凄かった。イングヴェイ自身が「とにかくやり過ぎだった」と述懐する"あの時代"のライヴは、音源だけでも肌で感じるような凄みが漂っています。
その"絶頂時代"におけるイングヴェイ・ライヴを、同時代としては過去最上級のサウンドで真空パッケージしたのが本録音! 本作では「TRILOGY」リリース直後のアメリカツアーより、11月27日のインディアナ州メリービル公演を、テーパー提供によるオリジナル・カセット・マスターよりダイレクトに音盤化したもの。録音者はMOTLEY CRUEの「THEATRE OF ROSEMONT」やMETALLICAの「THE ECSTASY OF ARAGON」など、'80年代のアメリカで数多くの優良ライヴ音源を残した名テーパー。本作でも抜群のクリアネスと極上の臨場感、そして確かな演奏の聴き易さで、鬼気迫るイングヴェイ・ライヴの熱狂を封じ込めています(なお本ライヴはShadesレーベルの既発「INDIANA TRILOGY」と同一ライヴです。従来は"11月22日"とされていましたが、テーパーの証言と記録に基づき、本作では11月27日とクレジットしています。もちろん録音は完全別マスターです)。
ディスクを再生すると、場内から沸き立つ歓声の中、イングヴェイのギターがラウドかつウルトラクリアに飛び出します(サウンドチェックなのに鳥肌が立つような音色)! それを裏付ける抜群の見通しとクリアネスは、さすがのオリジナル・マスター。バンド全体の楽音もダイレクト感に溢れていて、迫力満点の音像は全ての聴き手をノックアウトするはず。イングヴェイのギターはもちろん、アンダース・ヨハンソンのドラムやイェンス・ヨハンソンのキーボードなどは、オーディエンス録音でありながら、ライン音源のように間近に感じられます。
「TRILOGY」の発表直後である'86年11月初頭、イングヴェイはジェフ・スコット・ソートらを率いて2度目のジャパンツアーを果たしていました。その際の熱狂を間近で体験したマニアも多いはず。しかし本作で聴けるライヴの激しさは、来日公演を観たマニアでさえ「日本公演以上ではないのか!?」と驚くのではないでしょうか。セットおよび演奏のアウトラインは来日公演にも通じますが、バンド・アンサンブルはさらに充実しています。勢い良くスタートする「Liar」とメロディアスな「Queen In Love」、スピーディな「Fury」と、いきなり3連発する新曲はいずれも圧巻の聴き応え。ジェフはマーク・ボールズがアルバムで残した絶唱に負けず劣らずの素晴らしいパフォーマンスを披露。アンダースのドラムとウォーリー・ヴォスのベースが織り成すリズムも非常にタイトで、場内の大歓声を集めています。これらの演奏を聴くだけで、バンドがベストな状態だと理解できるでしょう。
ライヴ前半のヤマ場は「Far Beyond The Sun」でしょう! イングヴェイのギターは全編で荒れ狂いながらも、その美しさを失わない。流麗なフレージングがサウンドボードのようなリアルさであふれ出す中盤は最高です(ウォーリー・ヴォスのベースも明瞭に浮かび上がっています)。ラストに添えられる「The Star Spangled Banner」も(当然ではありますが)アメリカのオーディエンスにアピールし、続く「Fire」へ最高のムードで流れ込みます!
前作「MARCHING OUT」からの「Soldier Without Faith」のクリアなギター・サウンドはイングヴェイ・ファン必聴のポイント。ジェフも「TRILOGY」ナンバー以上に伸びやかな歌声を聴かせます。さらに「Icarus' Dream Suite Op.4」そして「I Am A Viking」が、ライヴ中盤のハイライトを熱く盛り上げる! 「I Am A Viking」から展開する約10分のギターソロはまさに変幻自在!
ディスク2はメンバー紹介に続いて「You Don't Remember I'll Never Forget」が炸裂! 同曲は発表直後でありながら、すでに代表曲・名曲の存在感で聴き手を痺れさせます! さらに「Trilogy Suite Op5」から続く「I'll See The Light Tonight」で、場内はこの日一番の大盛り上がり。怒涛の演奏でセット本編を終了します。
アンコールは「Blues」からの「Black Star」でムーディに始まります(本録音では既発で欠落していた「Blues」冒頭も収録)。叙情的なメロディがクリアに、ダイレクトに紡がれる「Black Star」のサウンドは、同時期でも屈指の録音テイクでしょう。そしてラストはALCATRAZZナンバーの「Too Young To Die, Too Drunk To Live」が演奏され、85分間のライヴを劇的にクロージングします!
技術・勢いともにピークだった「TRILOGY」ツアーのライヴは、全てのマニアが「これこそイングヴェイだ!」と唸る最高の内容。その模様を過去最上級の録音で今のファンに伝える本作は、まさに音の文化遺産です! 全てのメタル・ファンが見逃せない決定的録音が、必聴必携の完全限定プレスCD2枚組でここに登場します!
★超お薦めの一枚。イングヴェイ・タイトルの最高傑作の一つ。
Disc 1(49:42)
1. Intro 2. Liar 3. Queen In Love 4. Fury 5. Far Beyond The Sun 6. Fire 7. Keyboard & Guitar Solo
8. Soldier Without Faith 9. Icarus' Dream Suite Op.4 10. I Am A Viking 11. Guitar Solo
Disc 2(35:36)
1. Member Introduction 2. You Don't Remember I'll Never Forget 3. Trilogy Suite Op: 5
4. I'll See The Light Tonight 5. Blues 6. Black Star 7. Too Young To Die, Too Drunk To Live
Yngwie J. Malmsteen - Guitar Jeff Scott Soto - Vocals Jens Johansson - Keyboards
Wally Voss - Bass Anders Johansson - Drums
-----------------------------------------------------------------------
★イングヴェイ・マルムスティーン「TRILOGY IN MERRILLVILLE」の初回納品分に、1986年9月1日、ノースダコタ州マイノット公演を驚くほどにクリアーで優秀な高画質オーディエンス・ショット映像で収録した、ファン必携・必携のタイトル「MINOT 1986」が特別に付属致します。
YNGWIE J. MALMSTEEN - MINOT 1986(Bonus DVDR)
Live in Minot, North Dakota, USA 1st September 1986 AMAZING SHOT
1986年9月1日、マーク・ボールズ在籍中にも拘らずジェフ・スコット・ソートをステージに立てて行われた貴重なノースダコタ州マイノット公演の極上映像「Minot 1986」がボーナスDVDRとして付属致します。
"86年9月1日、ジェフ・スコット・ソート"・・と聞いて「おや?」と思われるファンも多いと思いのではないでしょうか。というのは、この時期はマーク・ボールズがまだバンドに在籍中だったからです。しかしここで歌っているのは間違いなくジェフで、マークがまだ在籍しているのに、この日はジェフがステージで歌っている訳です。勿論マークはまだ解雇されていませんから本作公演以降も9月20日までの公演についてはマークが歌っている音源が現存しており、その様子は既発の名タイトル『MARK BOALS YEARS VOLUME 2 (Shades 352)』でも確認する事が出来ます。史実を振り返るとこうしてジェフがマーク在籍中にステージに立った記録は9月29日にも確認されますが本作もそのひとつで、これは86年晩夏の時点でマークを解雇する事がほぼ決定していた事を裏付ける決定的な証と言えるでしょう。勿論マークとジェフも認識していたと思いますが、イングヴェイやマネージメントの思惑は本公演の前日(8月31日)から始まった大々的なツアー開始と同時にジェフを実際のステージに何度か立たせる事で、10月のTRILOGYリリース時期には時間的ロスの無いツアー・シンガーとしての引き継ぎが既に完了しているという狙いがあったと思われます。しかしそれだけにこの映像は非常に貴重なドキュメンタリー映像ともなっており、そのレアな公演が極上AUDショットとして映像収録されている訳ですから、これは熱心なファンであればこそ見逃せない必見映像となっているのです。
カメラは会場後方、ステージに向かって中央やや右側からのショットで、画質と音質はこの時代のものとしては最良の部類に入る素晴らしいものです。柵か何かにカメラを固定しているようで映像ブレも殆ど無く、ロングでは会場全体を程好く見渡し、アップではかなり近いショットとして鮮明な映像が映し出されるというバランス感抜群の映像なのも魅力でしょう。しかもこうしたAUD映像にありがちな経年劣化の色の滲みがほぼ皆無なため、まるでつい先日収録したかの様な鮮度の良い画質を保っている点も特筆されます。
演奏面も興味深く、例えば「I'll See The Light, Tonight」ではギターソロ直後にブレイクが入る86年夏独特のスタイルとなっていますが、この日は3回もブレイク・ポイントを入れるという異例の演奏です。このブレイクを入れる様子は前述の既発タイトル『MARK BOALS YEARS VOLUME 2』で聴ける周辺の他日音源でも確認出来ますが、ツアー序盤は日によってそれぞれブレイクを入れるタイミングと回数が異なっているのが特徴で、スタイルがまだ完全に固まっていません。だからこそこの位置とタイミングで3回も入れているのは極めて珍しいケースですし、それが映像として確認出来る点も研究素材としての面白さと価値を際立たせています。またこの時期の公演はまだ大物バンドに帯同してのショート・プログラムだった為に「キーボード・ソロ」→「Icarus' Dream Suite Op.4」も約3分程度の短いメドレーとなっていますが、実はこの部分も大きな見どころです。このシーンは他日の公演でもCDタイトルで音のみを聴くと何となく通り過ぎてゆくシーンですが、映像としてこの部分を観てみるとイングヴェイとイェンスという2人の音楽的中心人物にまずスポットを当て、その上でタフな「I Am A Viking」を続けて演奏する事でバンドのパワー・バランスや楽曲の大きさをより強くアピールする為の"視覚に訴える為の3分間"だった事に気付かされると思います。そしてそこから更に、ショート・プログラムである事を逆に利用したショウ全体の巧みな構成もじんわりと感じ取れるのではないでしょうか。勿論イングヴェイのソロも大きな見どころで、ソロ突入時の高速フレーズをネックに両手を添えながらハンマリングのみでやっている様子も興味深いですし、ピッキングの途中に素早くライトハンドを交えながら進むギター捌きも鮮明に記録されています。中には「Eruption」をこの日は歯で弾くという大道芸もありますが、しかしそうした大技シーンであっても音楽そのものには全く隙が無いという、最後まで目を離せないソロ・シーンが満載となっています。
マーク在籍中だった為に恐らくジェフとのリハーサルはそう多くはこなしていないと思われますが、しかしその僅かな期間で新曲の構成やアピールの仕方を完全に自分のモノにし、米国ツアー開始直後にこれだけ完成度の高いショウをこなすジェフのフロントマンとしての高い能力に驚かされるでしょう。勿論バンドの演奏能力の高さやイングヴェイのギター捌き、そしてその響きに圧倒されること請け合いの映像です。86年の夏の終りにあったシンガー再交代時期の貴重な公演を、当時の映像としては稀に見るこの素晴らしい音質と画質を誇る本作で是非御堪能下さい!!
(47:44)
1. Intro. 2. I'll See The Light, Tonight 3. Queen In Love 4. Far Beyond The Sun 5. Fire
6. Keyboard Solo 7. Icarus' Dream Suite Op.4 8. I Am A Viking 9. Guitar Solo
10. You Don't Remember, I'll Never Forget 11. Black Star
Yngwie J. Malmsteen - Guitar Jeff Scott Soto - Vocals Jens Johansson - Keyboards
Wally Voss - Bass Anders Johansson - Drums
COLOUR NTSC Approx. 48min.
Special Bonus CDR for 1st set of "TRILOGY IN MERRILLVILLE"(ZODIAC 057)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Holiday Star Theatre, Merrillville, IN. USA 27th November 1986 PERFECT SOUND(from Original Masters)
イングヴェイ・マルムスティーンの「TRILOGY」発表に伴うアメリカツアーから、1986年11月27日のインディアナ州メリービル公演が、既発音源と全く異なる完全初登場のオリジナル・カセット・マスターから音盤化! イングヴェイのプレイがまさに絶頂だった当時のプレイを、最上級のオーディエンス・サウンドと同日最長の録音で満喫させる本作は、全てのメタル・マニア必聴必携。その格式にふさわしい2枚組の完全限定プレスCDでリリース決定です!
1983年にSTEELERそしてALCATRAZZで鮮烈なメジャー・デビューを果たして30年。イングヴェイ・マルムスティーンは今もなおロック・ギターの最高峰に君臨し続けています。そのキャリアで特筆される作品やライヴは数多く、ファンによって愛好する時代や作品は、それぞれ異なっているでしょう。
そのイングヴェイにとって「TRILOGY」こそ、「初期キャリアのピーク」であった事に異論を持つ方は少ないでしょう。神がかったプレイはすでに誰もが知る所でしたが、それ以上に優れた楽曲の数々は、イングヴェイが並外れたコンポーザーである事も証明したのです(当時のイングヴェイは作曲に当たっても実験精神が旺盛だった事が、彼の自伝等で明らかにされています)。そしてツアー開始後の火を噴くようなライヴ・パフォーマンスが何より凄かった。イングヴェイ自身が「とにかくやり過ぎだった」と述懐する"あの時代"のライヴは、音源だけでも肌で感じるような凄みが漂っています。
その"絶頂時代"におけるイングヴェイ・ライヴを、同時代としては過去最上級のサウンドで真空パッケージしたのが本録音! 本作では「TRILOGY」リリース直後のアメリカツアーより、11月27日のインディアナ州メリービル公演を、テーパー提供によるオリジナル・カセット・マスターよりダイレクトに音盤化したもの。録音者はMOTLEY CRUEの「THEATRE OF ROSEMONT」やMETALLICAの「THE ECSTASY OF ARAGON」など、'80年代のアメリカで数多くの優良ライヴ音源を残した名テーパー。本作でも抜群のクリアネスと極上の臨場感、そして確かな演奏の聴き易さで、鬼気迫るイングヴェイ・ライヴの熱狂を封じ込めています(なお本ライヴはShadesレーベルの既発「INDIANA TRILOGY」と同一ライヴです。従来は"11月22日"とされていましたが、テーパーの証言と記録に基づき、本作では11月27日とクレジットしています。もちろん録音は完全別マスターです)。
ディスクを再生すると、場内から沸き立つ歓声の中、イングヴェイのギターがラウドかつウルトラクリアに飛び出します(サウンドチェックなのに鳥肌が立つような音色)! それを裏付ける抜群の見通しとクリアネスは、さすがのオリジナル・マスター。バンド全体の楽音もダイレクト感に溢れていて、迫力満点の音像は全ての聴き手をノックアウトするはず。イングヴェイのギターはもちろん、アンダース・ヨハンソンのドラムやイェンス・ヨハンソンのキーボードなどは、オーディエンス録音でありながら、ライン音源のように間近に感じられます。
「TRILOGY」の発表直後である'86年11月初頭、イングヴェイはジェフ・スコット・ソートらを率いて2度目のジャパンツアーを果たしていました。その際の熱狂を間近で体験したマニアも多いはず。しかし本作で聴けるライヴの激しさは、来日公演を観たマニアでさえ「日本公演以上ではないのか!?」と驚くのではないでしょうか。セットおよび演奏のアウトラインは来日公演にも通じますが、バンド・アンサンブルはさらに充実しています。勢い良くスタートする「Liar」とメロディアスな「Queen In Love」、スピーディな「Fury」と、いきなり3連発する新曲はいずれも圧巻の聴き応え。ジェフはマーク・ボールズがアルバムで残した絶唱に負けず劣らずの素晴らしいパフォーマンスを披露。アンダースのドラムとウォーリー・ヴォスのベースが織り成すリズムも非常にタイトで、場内の大歓声を集めています。これらの演奏を聴くだけで、バンドがベストな状態だと理解できるでしょう。
ライヴ前半のヤマ場は「Far Beyond The Sun」でしょう! イングヴェイのギターは全編で荒れ狂いながらも、その美しさを失わない。流麗なフレージングがサウンドボードのようなリアルさであふれ出す中盤は最高です(ウォーリー・ヴォスのベースも明瞭に浮かび上がっています)。ラストに添えられる「The Star Spangled Banner」も(当然ではありますが)アメリカのオーディエンスにアピールし、続く「Fire」へ最高のムードで流れ込みます!
前作「MARCHING OUT」からの「Soldier Without Faith」のクリアなギター・サウンドはイングヴェイ・ファン必聴のポイント。ジェフも「TRILOGY」ナンバー以上に伸びやかな歌声を聴かせます。さらに「Icarus' Dream Suite Op.4」そして「I Am A Viking」が、ライヴ中盤のハイライトを熱く盛り上げる! 「I Am A Viking」から展開する約10分のギターソロはまさに変幻自在!
ディスク2はメンバー紹介に続いて「You Don't Remember I'll Never Forget」が炸裂! 同曲は発表直後でありながら、すでに代表曲・名曲の存在感で聴き手を痺れさせます! さらに「Trilogy Suite Op5」から続く「I'll See The Light Tonight」で、場内はこの日一番の大盛り上がり。怒涛の演奏でセット本編を終了します。
アンコールは「Blues」からの「Black Star」でムーディに始まります(本録音では既発で欠落していた「Blues」冒頭も収録)。叙情的なメロディがクリアに、ダイレクトに紡がれる「Black Star」のサウンドは、同時期でも屈指の録音テイクでしょう。そしてラストはALCATRAZZナンバーの「Too Young To Die, Too Drunk To Live」が演奏され、85分間のライヴを劇的にクロージングします!
技術・勢いともにピークだった「TRILOGY」ツアーのライヴは、全てのマニアが「これこそイングヴェイだ!」と唸る最高の内容。その模様を過去最上級の録音で今のファンに伝える本作は、まさに音の文化遺産です! 全てのメタル・ファンが見逃せない決定的録音が、必聴必携の完全限定プレスCD2枚組でここに登場します!
★超お薦めの一枚。イングヴェイ・タイトルの最高傑作の一つ。
Disc 1(49:42)
1. Intro 2. Liar 3. Queen In Love 4. Fury 5. Far Beyond The Sun 6. Fire 7. Keyboard & Guitar Solo
8. Soldier Without Faith 9. Icarus' Dream Suite Op.4 10. I Am A Viking 11. Guitar Solo
Disc 2(35:36)
1. Member Introduction 2. You Don't Remember I'll Never Forget 3. Trilogy Suite Op: 5
4. I'll See The Light Tonight 5. Blues 6. Black Star 7. Too Young To Die, Too Drunk To Live
Yngwie J. Malmsteen - Guitar Jeff Scott Soto - Vocals Jens Johansson - Keyboards
Wally Voss - Bass Anders Johansson - Drums
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★イングヴェイ・マルムスティーン「TRILOGY IN MERRILLVILLE」の初回納品分に、1986年9月1日、ノースダコタ州マイノット公演を驚くほどにクリアーで優秀な高画質オーディエンス・ショット映像で収録した、ファン必携・必携のタイトル「MINOT 1986」が特別に付属致します。
YNGWIE J. MALMSTEEN - MINOT 1986(Bonus DVDR)
Live in Minot, North Dakota, USA 1st September 1986 AMAZING SHOT
1986年9月1日、マーク・ボールズ在籍中にも拘らずジェフ・スコット・ソートをステージに立てて行われた貴重なノースダコタ州マイノット公演の極上映像「Minot 1986」がボーナスDVDRとして付属致します。
"86年9月1日、ジェフ・スコット・ソート"・・と聞いて「おや?」と思われるファンも多いと思いのではないでしょうか。というのは、この時期はマーク・ボールズがまだバンドに在籍中だったからです。しかしここで歌っているのは間違いなくジェフで、マークがまだ在籍しているのに、この日はジェフがステージで歌っている訳です。勿論マークはまだ解雇されていませんから本作公演以降も9月20日までの公演についてはマークが歌っている音源が現存しており、その様子は既発の名タイトル『MARK BOALS YEARS VOLUME 2 (Shades 352)』でも確認する事が出来ます。史実を振り返るとこうしてジェフがマーク在籍中にステージに立った記録は9月29日にも確認されますが本作もそのひとつで、これは86年晩夏の時点でマークを解雇する事がほぼ決定していた事を裏付ける決定的な証と言えるでしょう。勿論マークとジェフも認識していたと思いますが、イングヴェイやマネージメントの思惑は本公演の前日(8月31日)から始まった大々的なツアー開始と同時にジェフを実際のステージに何度か立たせる事で、10月のTRILOGYリリース時期には時間的ロスの無いツアー・シンガーとしての引き継ぎが既に完了しているという狙いがあったと思われます。しかしそれだけにこの映像は非常に貴重なドキュメンタリー映像ともなっており、そのレアな公演が極上AUDショットとして映像収録されている訳ですから、これは熱心なファンであればこそ見逃せない必見映像となっているのです。
カメラは会場後方、ステージに向かって中央やや右側からのショットで、画質と音質はこの時代のものとしては最良の部類に入る素晴らしいものです。柵か何かにカメラを固定しているようで映像ブレも殆ど無く、ロングでは会場全体を程好く見渡し、アップではかなり近いショットとして鮮明な映像が映し出されるというバランス感抜群の映像なのも魅力でしょう。しかもこうしたAUD映像にありがちな経年劣化の色の滲みがほぼ皆無なため、まるでつい先日収録したかの様な鮮度の良い画質を保っている点も特筆されます。
演奏面も興味深く、例えば「I'll See The Light, Tonight」ではギターソロ直後にブレイクが入る86年夏独特のスタイルとなっていますが、この日は3回もブレイク・ポイントを入れるという異例の演奏です。このブレイクを入れる様子は前述の既発タイトル『MARK BOALS YEARS VOLUME 2』で聴ける周辺の他日音源でも確認出来ますが、ツアー序盤は日によってそれぞれブレイクを入れるタイミングと回数が異なっているのが特徴で、スタイルがまだ完全に固まっていません。だからこそこの位置とタイミングで3回も入れているのは極めて珍しいケースですし、それが映像として確認出来る点も研究素材としての面白さと価値を際立たせています。またこの時期の公演はまだ大物バンドに帯同してのショート・プログラムだった為に「キーボード・ソロ」→「Icarus' Dream Suite Op.4」も約3分程度の短いメドレーとなっていますが、実はこの部分も大きな見どころです。このシーンは他日の公演でもCDタイトルで音のみを聴くと何となく通り過ぎてゆくシーンですが、映像としてこの部分を観てみるとイングヴェイとイェンスという2人の音楽的中心人物にまずスポットを当て、その上でタフな「I Am A Viking」を続けて演奏する事でバンドのパワー・バランスや楽曲の大きさをより強くアピールする為の"視覚に訴える為の3分間"だった事に気付かされると思います。そしてそこから更に、ショート・プログラムである事を逆に利用したショウ全体の巧みな構成もじんわりと感じ取れるのではないでしょうか。勿論イングヴェイのソロも大きな見どころで、ソロ突入時の高速フレーズをネックに両手を添えながらハンマリングのみでやっている様子も興味深いですし、ピッキングの途中に素早くライトハンドを交えながら進むギター捌きも鮮明に記録されています。中には「Eruption」をこの日は歯で弾くという大道芸もありますが、しかしそうした大技シーンであっても音楽そのものには全く隙が無いという、最後まで目を離せないソロ・シーンが満載となっています。
マーク在籍中だった為に恐らくジェフとのリハーサルはそう多くはこなしていないと思われますが、しかしその僅かな期間で新曲の構成やアピールの仕方を完全に自分のモノにし、米国ツアー開始直後にこれだけ完成度の高いショウをこなすジェフのフロントマンとしての高い能力に驚かされるでしょう。勿論バンドの演奏能力の高さやイングヴェイのギター捌き、そしてその響きに圧倒されること請け合いの映像です。86年の夏の終りにあったシンガー再交代時期の貴重な公演を、当時の映像としては稀に見るこの素晴らしい音質と画質を誇る本作で是非御堪能下さい!!
(47:44)
1. Intro. 2. I'll See The Light, Tonight 3. Queen In Love 4. Far Beyond The Sun 5. Fire
6. Keyboard Solo 7. Icarus' Dream Suite Op.4 8. I Am A Viking 9. Guitar Solo
10. You Don't Remember, I'll Never Forget 11. Black Star
Yngwie J. Malmsteen - Guitar Jeff Scott Soto - Vocals Jens Johansson - Keyboards
Wally Voss - Bass Anders Johansson - Drums
COLOUR NTSC Approx. 48min.
Special Bonus CDR for 1st set of "TRILOGY IN MERRILLVILLE"(ZODIAC 057)