【近日入荷】GENESIS - ANNECY 1975(2CDR) [Amity 612]
【近日入荷】GENESIS - ANNECY 1975(2CDR)
[Amity 612]
販売価格: 2,500円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Salle D'Expositions, Annecy, France 22nd March 1975 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND
ピーター・ガブリエル時代の到達点にして、英国ロックが誇る物語ライヴの金字塔“THE LAMB LIES DOWN ON BROADWAY TOUR”。その中でも秘境とされる大陸ヨーロッパ公演を伝える傑作ライヴアルバムが登場です。
実は現在、世界のコレクター間では“ブロードウェイ・ツアー”が熱い。世界的なコロナ渦の外出規制によってさまざまなバンド／アーティストの発掘が活発になっていますが、なぜかGENESISでは“ブロードウェイ・ツアー”のオーディエンス録音の発掘が続出しているのです。特に注目されているのがヨーロッパ録音。本作は、そんな中で人気を集めている名録音なのです。なぜ、欧州が人気なのか。それをご説明するためにも、まずは当時のスケジュールから振り返ってみましょう。
●1974年
《11月18日『眩惑のブロードウェイ』発売》
・11月20日-12月18日：北米#1（26公演）
●1975年
・１月９日-２月４日：北米#2（19公演）
・２月19日-４月12日：欧州#1（34公演）←★ココ★
・４月14日-５月２日：英国（16公演）
・５月８日-24日：欧州#2（13公演）
これが世紀の物語ツアーの全体像。本稿に目を留められる方ならご存じとは思いますが、“ブロードウェイ・ツアー”と言えば、ガブリエル時代でも最大となる極上サウンドボード録音の名産地。幾多の名作・傑作がひしめいています。しかし、そうしたサウンドボード群は極めて偏っている。ほとんどが序盤の北米ツアーであり、欧州では母国イギリスの『DEFINITIVE LIVERPOOL 1975』だけ。つまり、大陸ヨーロッパ編を聴くためにはオーディエンス録音に頼らざるを得ないのです。
さらに言えば、欧州は演奏も素晴らしい。上記の日程をご覧の通り、サウンドボードが大量に生まれた「北米#1-2」はツアー序盤であり、その後に欧州や英国へ移行している。このツアーは不慣れな２枚組の新作アルバムを丸ごと演奏するだけあって、後半ほどこなれて上達していくのです。もちろん、１公演ごとの出来不出来もあるので一概に断言出来ませんが、おおよそ北米よりも欧州の方が名演率が高いとも言われているのです。
そして、本作こそがその大陸編の代表作となるもの。「欧州#1」の18公演目となる「1975年３月22日：アヌシー公演」の絶品オーディエンス録音です。実際、本作のサウンドは端正。サウンドボード間違えるほどオンではありませんが、瑞々しい空間を貫く芯は十分に力強く、細やかなディテールもしっかりと味わえる。そして何より、絶妙な艶と幻想感を醸し出す鳴りが素晴らしい。YESなどにも言える事ですが、シンフォニック・ロックはオーディエンス録音特有のホール鳴りによって荘厳さが増し、音楽が降り注ぐような感覚が生まれる。もちろん録音自体が汚ければ元も子もありませんし、芯や機微までボケてしまっては台無し。しかし、本作にその心配はなく、ホール鳴りが演奏に厚みとダイナミズムを与え、キラキラとした輝きまで感じさせる美録音なのです。
ガブリエル時代のGENESISほど世界中にフォロワーを生んだプログレ・バンドはいませんが、中でもフランスは格別でした。かの国を代表するANGEやMONA LISAは単にシンフォニックなだけでなく、演劇的なヴォーカルと物語を綴るロック・テアトルで一世を風靡。本作に詰まっているのは、そんなフランスで本家のGENESISが『眩惑のブロードウェイ』を披露する夜なのです。
もしかしたら、この会場にはクリスチャン・デキャンやドミニク・ル・ギュネがいるかも知れない……そんな醍醐味は物語ツアーだからこそ一層感慨深く、“ブロードウェイ・ツアー”でも他国録音では味わえないのです。単に１本の優れた音楽作品なのはもちろんですが、さらにユーロロック史にまで広がる歴史スペクタクルも滲み出すライヴアルバムの傑作です。どうぞ、心ゆくまで存分にお楽しみください。
Disc 1(50:39)
1. Intro to Rael
2. The Lamb Lies Down on Broadway
3. Fly on a Windshield
4. Broadway Melody of 1974
5. Cuckoo Cocoon
6. In the Cage
7. The Grand Parade of Lifeless Packaging
8. Story of Rael One
9. Back in N.Y.C.
10. Hairless Heart
11. Counting Out Time
12. Carpet Crawlers
13. The Chamber of 32 Doors
Disc 2(65:28)
1. Story of Rael Two
2. Lilywhite Lilith
3. The Waiting Room
4. Anyway
5. Here Comes the Supernatural Anaesthetist
6. Interlude
7. The Lamia
8. Silent Sorrow in Empty Boats
9. The Colony of Slippermen
10. Ravine
11. The Light Dies Down on Broadway
12. Riding the Scree
13. In the Rapids
14. It
15. Encore
16. Watcher of the Skies
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Salle D'Expositions, Annecy, France 22nd March 1975 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND
ピーター・ガブリエル時代の到達点にして、英国ロックが誇る物語ライヴの金字塔“THE LAMB LIES DOWN ON BROADWAY TOUR”。その中でも秘境とされる大陸ヨーロッパ公演を伝える傑作ライヴアルバムが登場です。
実は現在、世界のコレクター間では“ブロードウェイ・ツアー”が熱い。世界的なコロナ渦の外出規制によってさまざまなバンド／アーティストの発掘が活発になっていますが、なぜかGENESISでは“ブロードウェイ・ツアー”のオーディエンス録音の発掘が続出しているのです。特に注目されているのがヨーロッパ録音。本作は、そんな中で人気を集めている名録音なのです。なぜ、欧州が人気なのか。それをご説明するためにも、まずは当時のスケジュールから振り返ってみましょう。
●1974年
《11月18日『眩惑のブロードウェイ』発売》
・11月20日-12月18日：北米#1（26公演）
●1975年
・１月９日-２月４日：北米#2（19公演）
・２月19日-４月12日：欧州#1（34公演）←★ココ★
・４月14日-５月２日：英国（16公演）
・５月８日-24日：欧州#2（13公演）
これが世紀の物語ツアーの全体像。本稿に目を留められる方ならご存じとは思いますが、“ブロードウェイ・ツアー”と言えば、ガブリエル時代でも最大となる極上サウンドボード録音の名産地。幾多の名作・傑作がひしめいています。しかし、そうしたサウンドボード群は極めて偏っている。ほとんどが序盤の北米ツアーであり、欧州では母国イギリスの『DEFINITIVE LIVERPOOL 1975』だけ。つまり、大陸ヨーロッパ編を聴くためにはオーディエンス録音に頼らざるを得ないのです。
さらに言えば、欧州は演奏も素晴らしい。上記の日程をご覧の通り、サウンドボードが大量に生まれた「北米#1-2」はツアー序盤であり、その後に欧州や英国へ移行している。このツアーは不慣れな２枚組の新作アルバムを丸ごと演奏するだけあって、後半ほどこなれて上達していくのです。もちろん、１公演ごとの出来不出来もあるので一概に断言出来ませんが、おおよそ北米よりも欧州の方が名演率が高いとも言われているのです。
そして、本作こそがその大陸編の代表作となるもの。「欧州#1」の18公演目となる「1975年３月22日：アヌシー公演」の絶品オーディエンス録音です。実際、本作のサウンドは端正。サウンドボード間違えるほどオンではありませんが、瑞々しい空間を貫く芯は十分に力強く、細やかなディテールもしっかりと味わえる。そして何より、絶妙な艶と幻想感を醸し出す鳴りが素晴らしい。YESなどにも言える事ですが、シンフォニック・ロックはオーディエンス録音特有のホール鳴りによって荘厳さが増し、音楽が降り注ぐような感覚が生まれる。もちろん録音自体が汚ければ元も子もありませんし、芯や機微までボケてしまっては台無し。しかし、本作にその心配はなく、ホール鳴りが演奏に厚みとダイナミズムを与え、キラキラとした輝きまで感じさせる美録音なのです。
ガブリエル時代のGENESISほど世界中にフォロワーを生んだプログレ・バンドはいませんが、中でもフランスは格別でした。かの国を代表するANGEやMONA LISAは単にシンフォニックなだけでなく、演劇的なヴォーカルと物語を綴るロック・テアトルで一世を風靡。本作に詰まっているのは、そんなフランスで本家のGENESISが『眩惑のブロードウェイ』を披露する夜なのです。
もしかしたら、この会場にはクリスチャン・デキャンやドミニク・ル・ギュネがいるかも知れない……そんな醍醐味は物語ツアーだからこそ一層感慨深く、“ブロードウェイ・ツアー”でも他国録音では味わえないのです。単に１本の優れた音楽作品なのはもちろんですが、さらにユーロロック史にまで広がる歴史スペクタクルも滲み出すライヴアルバムの傑作です。どうぞ、心ゆくまで存分にお楽しみください。
Disc 1(50:39)
1. Intro to Rael
2. The Lamb Lies Down on Broadway
3. Fly on a Windshield
4. Broadway Melody of 1974
5. Cuckoo Cocoon
6. In the Cage
7. The Grand Parade of Lifeless Packaging
8. Story of Rael One
9. Back in N.Y.C.
10. Hairless Heart
11. Counting Out Time
12. Carpet Crawlers
13. The Chamber of 32 Doors
Disc 2(65:28)
1. Story of Rael Two
2. Lilywhite Lilith
3. The Waiting Room
4. Anyway
5. Here Comes the Supernatural Anaesthetist
6. Interlude
7. The Lamia
8. Silent Sorrow in Empty Boats
9. The Colony of Slippermen
10. Ravine
11. The Light Dies Down on Broadway
12. Riding the Scree
13. In the Rapids
14. It
15. Encore
16. Watcher of the Skies