DEEP PURPLE - KOLN 1970(2CD) [Darker Than Blue 143/144]

DEEP PURPLE - KOLN 1970(2CD) [Darker Than Blue 143/144]

販売価格: 3,800(税込)

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商品詳細

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Taken from the original "Tape One Studios" cassette tape belonged to Cozy Powell

 ギターの神マイケル・シェンカーと、ドラム・ヒーロー:コージー・パウエルの出会いが生んだ傑作『神話』。その大人気ラフミックス・アルバムがセカンド・プレスで再入荷です。
 本作は、あの“コージー・テープ”から生まれLive at Mulheim Stadthalle, Koln, Germany 4th April 1970 TRULY AMAZING SOUND

 第二期DEEP PURPLEが、その演奏力と破壊力においてピークにあった1970年「IN ROCK」当時のライヴより、名演の誉れも高い4月4日、ドイツ・ケルン公演が、海外テーパーよりもたらされた上位オーディエンス・マスターをダイレクト使用した、完全限定プレスCD2枚組でリリース決定! このライヴはPower Gateレーベルより「COLOGNE 1970」として登場した時から、ファンよりプレスCD化を熱望されていた名録音。今回はその既発よりさらに優れたサウンドで、絶品のライヴを堪能できます!

 イアン・ギランとロジャー・グローヴァーを迎え、それまでのジョン・ロード主導の"アート・ロック"路線からリッチー主導のハードロックへと方向転換したPURPLEは、'69年の秋からほとんど休み無くライヴに明け暮れます。そのライヴと平行して製作された「IN ROCK」は、当時のPURPLEが持つライヴリーな感覚がストレートに反映され、歴史的な大傑作となりました。その「IN ROCK」がほぼ仕上がったのは1970年4月。バンドはこの前後もライヴに明け暮れ、アルバムに封じ込められたエネルギーをそのままステージからも放出し続けていました。
 本作に収録された'70年4月4日のケルン公演は、まさにその当時のライヴ。マニアの間ではコレクターズ・アイテムの初期から有名なライヴで、過去にも多くのアイテムを生み出してきました。中でもPower Gateレーベルから登場した「COLOGNE 1970」は、(プレス盤も含めて)既発タイトルとは比較にならないほど音質が向上していた事で、多くのファンを驚かせました。
 今回はそのケルン公演を、海外テーパー提供のマスターから新たに音盤化。聴いた誰もが納得する音質は、まさにマスター・クオリティ級。40年以上昔のオーディエンス録音でありながら、確かな明度と演奏のリアルさ・分離感は驚くほかありません。そこへ入念なリマスターを施して完成された本作は、文句なしのプレスCDタイトルとして、全てのPURPLEファンが手元にコレクションしたい一本でしょう!

 録音はオーディエンスの高まるムードの中、ギランのMCから「Speed King」が炸裂する場面からスタート。ギランのMCのバックで「待ちきれない」とばかりに轟音を立てるジョンのオルガンが、リッチーやペイスらと共に聴き手へ一斉に襲い掛かるようなライヴの幕開けは、まさに'70年PURPLEならではの凄まじさ! 狂おしく叫ぶギランのヴォーカルは、それでも「パワーを持て余している」印象。さらに曲中で繰り広げられるリッチーとジョンのインタープレイなど、ライヴの1曲目から聴き手は完全にノックアウトされてしまいます(6:34頃に聴こえる、何かが爆発したような音も迫力満点)!
 続く2曲目は未発表曲とされる「Mumbling Thing Blues」。ヴォーカル入りで9分を越えて演奏されるこの曲は、リッチーのギター・トラブルを繋ぐため即興で披露された曲とも言われます。ジョンのオルガンとロジャー,ペイスのリズムの上に、ギランがノリ一発でスクリーミングを連発する壮絶な歌を聴かせてくれます(途中からはリッチーも「俺も入れろ」と言わんばかりにギターを突っ込んできます)。PURPLEマニアの間でも注目を集める「この時ならでは」のテイクを、これだけの音質で聴けるだけでも、ファンは堪らないでしょう! 続く「Wring That Neck」では、ジョンのハモンドがバンドを先導し、23分もの壮絶なインストを聴かせます。曲の後半ではリッチーが大暴れし、バンド全体で入り乱れてのインタープレイ合戦! ディスク1半分近くを一曲で占めながら、聴き手を一瞬も飽きさせずラストまで突っ走ります! ドラムソロをインクルードした「Paint It Black」も、この当時らしい聴き所。途中からはほとんどアドリブ一色といったムードですが、それが破綻せず、きっちりまとまった演奏としてファンに聴かせてしまうのが素晴らしい! ディスク2へ収録された、実に27分間にも及ぶ大長編「Mandrake Root」は圧巻の一言。ギランの超人的なヴォーカルに続いて、狂乱のプレイを繰り広げるリッチー、自身もリッチーと変わらないか、それ以上に暴れるジョンのオルガンが、どちらも切れ味鋭いサウンドでぶつかり合う(中盤の12〜14分台ではギランのコンガと思われる音まではっきり捉えています)! さらに驚くべきは同曲の後半(16:45〜17:25頃)で一瞬飛び出す「Bloodsucker」の原型! ギランも(リッチーやジョンの即興に不意をつかれた印象ですが)しっかり歌っています。この「Mandrake Root」は、誰もが第二期PURPLEの凄みをまざまざと見せ付けられるはず。27分間のロング・バージョンでもファンは一瞬も聴き逃せません!

 ラスト2曲では、メインとなるケルン公演からほぼ一年後、1971年4月10日のオッフェンバッハ公演より「Black Night」と「Lucille」を、同じ海外テーパー提供によるマスターから特別にボーナス収録しています。一年前と同じくらいの爆発力とエネルギーを放ちながら、演奏はより安定し、まとまりあるプレイを聴かせる様になっているのが理解できます。

 この当時のバンドの演奏は、ライヴの全編を通じて「神懸かり」という言葉がぴったりの凄まじさ。嵐のように吹き荒れる演奏の前に、聴き手はただひれ伏すしかないでしょう。100分近く(うちケルン公演は約82分)にわたり、第二期PURPLEライヴの真髄を見せ付ける一本は、全てのハードロック・ファン必聴必携。歴史的な名演と迫力満点のサウンドを封じ込めるにふさわしい、2枚組の完全限定プレスCDでここにリリース決定です!

Disc 1
1. Speed King 2. Mumbling Thing Blues 3. Wring That Neck
4. Paint It Black incl. Drum Solo

Disc 2
1. Mandrake Root incl. Bloodsucker

Live at Stadthalle, Offenbach, Germany 10th April 1971

2. Black Night 3. Lucille 

Ian Gillan - Vocal Ritchie Blackmore - Guitar Roger Glover - Bass
Jon Lord - Keyboards Ian Paice - Drums