JACKSON BROWNE - UDINE 1996(2CDR) [Uxbridge 1286]

JACKSON BROWNE - UDINE 1996(2CDR) [Uxbridge 1286]

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商品詳細

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Piazza Castello, Udine, Italy 19th July 1996 ULTIMATE SOUND

 社会的テーマに回帰した『LOOKING EAST』を発表し、キャリア最大級のツアーに乗り出した1996年のジャクソン・ブラウン。その現場を極上体験できるライヴアルバムが登場です。
 そんな本作に収められているのは「1996年7月19日ウディネ公演(イタリア)」。その超絶級オーディエンス録音です。1996年と言えば、来日公演が実現した事でも思い出深いところ。まずは、そのワールド・ツアーの全体像からショウのポジションを確かめてみましょう。

《2月13日『LOOKING EAST』発売》
・2月11日-4月4日:北米#1(37公演)
・4月15日-26日:日本/ハワイ(7公演)
・6月15日:南アフリカ公演
・6月18日-7月23日:欧州#1(25公演)←★ココ★
・8月3日-10月19日:北米#2(33公演)
・11月4日-22日:欧州#2(アコ12公演)
・12月5日-11日:豪州(3公演)

 これが1996年のジャクソン・ブラウン。約120公演をこなし、定番の北米/欧州を2周したばかりか南アフリカやオーストラリアまで遠征する大規模ツアーを実施しました。実際50年以上のソロキャリアでも、1年のうちに三桁のライヴをこなしたのは1996年だけでした。ヨーロッパも一度目と二度目では趣向が異なり、「欧州#1」はエレキバンド・スタイル、「欧州#2」はソロのアコースティック・ツアーでした。その中で本作のウディネ公演は「欧州#1」の22公演目にあたるコンサートでした。
 そんなショウで記録された本作は、ごく最近発掘された極上オーディエンス録音。とにかく力強い芯にも細やかなディテールにもド肝を抜かれる。再生した直後に生々しい拍手音が聞こえるのでサウンドボードと間違えはしませんが、いざ開演すると間違えてしまう。ヘッドフォンで耳を澄ませてもホール鳴りが感じられず、距離感ゼロ。顕微鏡的に聴き込むと、スネアの音色がちょっとだけオーディエンスっぽい気がするものの、それもスカスカなわけではなく密度たっぷり。1曲1曲終えるごとに雨音のような拍手が沸き上がると「あ、そういえば客録だった」と我に返る……そんなレベルのド密着感の名録音なのです。
 そして、ダイレクト感を一層強調するのがキリッとした輪郭。耳に突き刺さるような鋭さはなく、1音の立ち上がりから消音の刹那まで綺麗に描かれている。これは恐らく、マスター鮮度によるもの。本作は1stジャネ・マスターからデジタル化されており、ダビング痕や経年劣化がほとんど感じられない。まさに昨日録ったような美しさ。そして、その機微によってバンド・アンサンブルが綺麗にセパレートし、重なり合っても混じり合わない。コーラスワークも1人ひとりの息づかいレベルです。
 そして、そんな美音で描かれるのは、25年に及ぶキャリアを総括するような名曲の宝庫。ここでセットを整理してみましょう。

●70年代(11曲)
・SATURATE BEFORE USING:Something Fine/Rock Me On The Water/Doctor, My Eyes
・FOR EVERYMAN:For Everyman
・LATE FOR THE SKY:Fountain of Sorrow/Late for the Sky
・THE PRETENDER:Your Bright Baby Blues/The Pretender
・RUNNING ON EMPTY:Running on Empty/The Load-Out/Stay
●80年代(2曲)
・LAWYERS IN LOVE:Lawyers in Love
・LIVES IN THE BALANCE:In the Shape of a Heart
●90年代(8曲)
・I'M ALIVE:I’m Alive/Everywhere I Go
・LOOKING EAST:Some Bridges/The Barricades of Heaven/I'm the Cat/Culver Moon/Looking East/Alive in the World

……と、このようになっています。マルチプラチナムのヒット作『HOLD OUT』からゼロではありますが、各時代から幅広く名曲が集合している。軸となる最新作『LOOKING EAST』ナンバーが美味しいわけですが、特に「I'm the Cat」「Culver Moon」「Alive in the World」といったところは非常に貴重。また、新曲ではないもののラストを飾る「Lawyers in Love」もレアな1曲だったりします。
 とにもかくにもオーディエンスの常識外となる極上のサウンドと、地味深い演奏で綴られる歴代の名曲群。これに尽きます。良い音・良い曲・良い演奏……優れた音楽作品の三要素が極めつけの次元で共存し、浸っているだけで時間を忘れてしまうライヴアルバムの大傑作です。どうぞ、心が溶けるまで存分にご堪能ください。

Disc 1(66:43)
1. Intro
2.I'm Alive
3.Everywhere I Go
4. Some Bridges
5. The Barricades of Heaven
6. Fountain of Sorrow
7. I'm the Cat
8. Culver Moon
9. Your Bright Baby Blues
10. For Everyman
11. Something Fine

Disc 2(65:32)
1. Late for the Sky
2. In the Shape of a Heart
3. Rock Me on the Water
4. Looking East
5. Doctor My Eyes
6. Alive in the World
7. The Pretender
8. Running on Empty
9. The Load-Out
10. Stay
11. Lawyers in Love