JUDAS PRIEST - THE TREASURE TAPES 1982-1988(6CDR) [Shades 867]

JUDAS PRIEST - THE TREASURE TAPES 1982-1988(6CDR) [Shades 867]

販売価格: 3,500(税込)

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商品詳細

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Stabler Arena, Bethlehem, PA. USA 26th August 1982 TRULY AMAZING SOUND
Great Western Forum Arena, Los Angeles, CA. USA 11th May 1986 PERFECT SOUND
KB Hallen, Copenhagen, Denmark 10th May 1988 PERFECT SOUND

 早くも傑作との噂が立っている『FIREPOWER』リリースも目前に迫った鋼鉄神。期待に胸を躍らせている方も多いと思いますが、衝撃のニュースも飛び込んできました。デイヴ・ホランドの死去に続き、なんとグレン・ティプトンがパーキンソン病でツアー不参加を発表。後任にはPRIESTの近作を手がけるプロデューサーで元SABBATのギタリストでもあったアンディ・スニープの名が挙がっています。とりあえず新作とツアーは予定通りのようですが、我らが鋼鉄神の姿が少しずつ、少しずつ変わって行ってしまう……。

 本来、そんなニュースとは関係なかったのですが、今週お届けするのはまさに“黄金時代の粋”。彼らがもっとも輝いていた80年代の最重要コレクションとなる6枚組であり、オーディエンス録音でしか記録の残っていない激レア曲を最高峰マスターで綴ったビッグ・セットです。
 もともとJUDAS PRIESTはレア演奏曲自体が少ないバンドで、なおかつ黄金の80年代は各ツアーとも極上サウンドボードが充実。“オーディエンス録音でしか聴けない曲”のほとんどは70年代のハードロック時代に集中しており、80年代は何らかのライン録音で聴けます。しかし、何事にも例外は付きもの。そんな“80年代のオーディエンスでしか聴けない曲”とは、「Fever」「Hot For Love」「Johnny B. Goode」。本作は、この3曲を演奏したレアショウ3公演の極上マスター・セットなのです。もちろん、「The Rage」や「Blood Red Skies」のように21世紀になって初めて演奏された曲、「Rapid Fire」「United」のように後年になってサウンドボード録音された曲は他にもありますが、“80年代の客録だけの曲”はこれで全部。まさしく「80年代のオーディエンスはコレ1本でOK」の最重要セットです。
 それでは、各公演を詳しくご紹介していきましょう。

【ディスク1-2:WORLD VENGEANCE TOUR 1982】
 まず登場するのは、いきなり究極の激レア録音。「1982年8月26日ベツレヘム公演」です。大ブレイク時代“WORLD VENGEANCE TOUR”でも正真正銘の世界初日となったコンサートです。
 それだけに大名盤『SCREAMING FOR VENGEANCE』ナンバーはすべて初演となるわけですが、極めつけの貴重曲は当然「Fever」。最新の調査でもわずか2回しか確認されていないJUDAS PRIEST究極のレア・ライヴなのです。本作のディスク1-2は、そんな激レア・ライヴを聴ける最高峰マスター。激レアだけに「聴けるだけでありがたい」サウンドでも文句は言えないところなのですが、本作は違う。後述の他2公演には一歩譲るものの、80年代オーディンスとしては特級。轟音・爆音の類では(決して!)なく、曲の鱗片を探しながら聴くタイプでも(まったく!!)ない。極太な芯はライン録音ばりに逞しく、オーディエンスでは弱点になりがちな低音も手応えたっぷり。さらに生々しい喝采も制圧しきってディテールまで詳細に真っ直ぐ届く素晴らしさ。開演時の「The Hellion」がなく、「Hell Bent For Leather」の冒頭がやや不安定といった欠点がなくはないものの、激レア度など無視しても「黄金期の名作」として堂々とご紹介できる名録音なのです。
 そのサウンドで轟く「Fever」の素晴らしい事……。曲調から言ってライヴの流れにそぐわなかったのは想像が付きますが、パフォーマンス自体は絶品。何よりも素晴らしいのはロブ・ハルフォードの絶唱。どこまでも気持ちよーく伸びるハイノートの素晴らしさ。激しい貴重度を超えて惚れ惚れするライヴテイクです。

【ディスク3-4:FUEL FOR LIFE TOUR 1986】
 続いて登場するのは「1986年5月11日ロサンゼルス公演」。“FUEL FOR LIFE TOUR”7公演目の極上オーディエンス録音です。こちらの目玉は「Hot For Love」。これまた「Fever」にも負けないド・レア曲でして、ワールドツアー序盤の4公演でしか確認されていません。
 もちろん、本作はその4公演でもベスト録音・ベストマスター。そのクオリティは、問答無用の大傑作! このツアーは公式も含めて何公演も超極上サウンドボードがあるためにオーディエンスまでは意識が向きづらいのですが、本作はその中でも極上の銘品録音。金属光沢ギラギラに輝くディテール、クリスタルクリアな空気感、極太の芯がレーザービームのように届くクリアさ。曲間などでカットがあるために永久保存プレスを逃しましたが、サウンド・クオリティ自体は何もかもか“ツアー代表作”と呼ぶに相応しい極上ぶりなのです。
 そのサウンドで描かれるのは、7公演目という極めて美味しいショウ。まだまだ序盤で疲れなどなく、フレッシュな勢い全開。しかも、7公演目と言えばちょうどエンジンが暖まり、アンサンブルがこなれた頃。そんな旨みがたっぷりと味わえるのです。そして何より、激レア「Hot For Love」! 意欲作『TURBO』でもオーケストラヒットまで飛び出すポップカラーの名曲ですが、ステージではさらに躍動感が増量。それでいてPRIEST印な泣きと激しさが両立したツイン・ソロも炸裂。激レアになったのがもったいない素晴らしいパフォーマンスが楽しめます。

【ディスク5-6:MERCENARIES OF METAL TOUR 1988】
 最後は“MERCENARIES OF METAL TOUR”の4公演目となる「1988年5月10日コペンハーゲン公演」です。もちろん、ここでの激レアはチャック・ベリーの名カバー「Johnny B. Goode」!
 「Johnny B. Goode」と言えば、先日もツアー初日の極上アルバム『SWEDISH B. GOODE 1988(Shades 858)』をご紹介したばかり。実は、本作のコペンハーゲンはあの傑作とトップを争っている名録音なのです。実際、1stジェネ・カセットからデジタル化されたクオリティは、ディスク3-4にも通じる超クリア・サウンド。金属光沢な鳴りの鮮やかさ、細やかでダイレクトなディテールは『SWEDISH B. GOODE 1988』を超えてさえいます。
 それでも世界のコア・コレクター達が王座指定するのは『SWEDISH B. GOODE 1988』なのですが、その要因は録音クオリティではなく、現場によるもの。実はこのコペンハーゲンでは現場PAからヒスっぽいノイズが出ているのです。これは恐らく、ギター・アンプ。ギターレスでロブが浪々と歌うシーンでは、それこそ極上サウンドボード級の超クリア・サウンドになることからも、避けようのない現場音なのがはっきりと分かる。そして、これを裏返せば、現場のささやかなノイズまで超クリアに捉えているということでもあり、実際、好みによっては『SWEDISH B. GOODE 1988』より気に入られても何ら不思議はないハイクオリティぶり。アンプの調子さえ良ければ、せめて途中で気付いて改善してくれれば、永久保存プレス確実だったのに……。まさに“惜しい!”超名録音なのです。
 もちろん、ショウは『SWEDISH B. GOODE 1988』にも通じる重金属パラダイス。純メタル路線に回帰した『RAM IT DOWN』のムードそのままに、4公演目ということで初演の堅さがほぐれつつある。黄金の「The Hellion/Electric Eye」オープニング、重厚アンセム「Come And Get It」「I’m A Rocker」「Heavy Metal」や激走「Ram It Down」など、とにかく重金属カタルシスの一気呵成。貴重なメタリック「Johnny B. Goode」も最高です。
 さらに追記するならディスク3-4の“1986年編”とサウンドが似ているのも嬉しい。本来2枚組になるはずだった『TURBO』と『RAM IT DOWN』ですが、紆余曲折を経て「ポップ」と「ヘヴィ」を代表する2作に別れ、分裂した作風はツアーのカラーにもなった。本作の“ディスク3-4”と“ディスク5-6”は、似たサウンドでJUDAS PRIESTの両極カラーを並べて聴けるわけです。

 とにかく激レア3曲が聴けるトップ・クオリティ録音セット。オフィシャル作品やサウンドボードにしか興味のない方でも必須・必聴。ホンネを言えば、JUDAS PRIESTのオーディエンス録音も1公演1公演コレクトしていただきたい。しかし、そこまでの思い入れがなくても本作は不可避な6枚組です。“PRIESTのオーディエンス”の最初の一歩に最適であり、最後にたどり着く回答。“黄金の80年代”最重要にして大決定盤セット、ここに堂々の誕生です!

Stabler Arena, Bethlehem, PA. USA 26th August 1982

Disc 1(42:53)
1. Electric Eye 2. Riding On The Wind 3. Heading Out To The Highway
4. Metal Gods 5. Bloodstone 6. Breaking The Law 7. Sinner 8. Fever 9. Desert Plains

Disc 2(45:49)
1. The Ripper 2. Diamonds & Rust 3. Devil's Child 4. Screaming For Vengeance
5. You've Got Another Thing Comin' 6. Victim Of Changes 7. Living After Midnight
8. The Green Manalishi 9. Hell Bent For Leather 

Great Western Forum Arena, Los Angeles, CA. USA 11th May 1986

Disc 3(48:02)
1. Out In The Cold 2. Locked In 3. Heading Out To The Highway 4. Metal Gods
5. Breaking The Law 6. Love Bites 7. Some Heads Are Gonna Roll 8. The Sentinel
9. Hot For Love 10. Private Property

Disc 4(46:57)
1. Desert Plains 2. Rock You All Around The World 3. Freewheel Burning
4. Victim Of Changes 5. The Green Manalishi 6. Living After Midnight
7. You've Got Another Thing Comin' 8. Hell Bent For Leather

KB Hallen, Copenhagen, Denmark 10th May 1988

Disc 5(51:02)
1. Intro./The Hellion 2. Electric Eye 3. Metal Gods 4. Sinner 5. Breaking The Law
6. Come And Get It 7. I’m A Rocker 8. The Sentinel 9. The Ripper
10. Beyond The Realms Of Death 11. Some Heads Are Gonna Roll 

Disc 6(53:27)
1. Ram It Down 2. Heavy Metal 3. Victim Of Changes 4. The Green Manalishi
5. Living After Midnight 6. Johnny B. Goode 7. You've Got Another Thing Comin'
8. Hell Bent For Leather

Rob Halford - Vocals Glenn Tipton - Guitars K.K. Downing - Guitars
Ian Hill - Bass Dave Holland - Drums