JUDAS PRIEST - U.S. VENGEANCE 1982-1983(2CDR) [Shades 853]

JUDAS PRIEST - U.S. VENGEANCE 1982-1983(2CDR) [Shades 853]

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商品詳細

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HemisFair Arena Convention Center, San Antonio, TX. USA 10th September 1982 STEREO SBD
Convention Center, Tucson, AZ. USA 1st February 1983 STEREO SBD

 音楽ジャンル“ヘヴィメタル”の理想を世界に知らしめた大名盤『SCREAMING FOR VENGEANCE』。その鋼鉄の魂をステージから布教していた全盛期JUDAS PRIESTのステレオサウンドボード・アルバムが登場です。
 そんな本作に収められているのは2公演。「1982年9月10日サンアントニオ公演」と「1983年2月1日ツーソン公演」。両公演のステレオ・サウンドボードを最高峰マスターでセットした2枚組です。“WORLD VENGEANCE TOUR 1982-1983”と言えば、オフィシャル作品『LIVE VENGEANCE '82』や30周年盤のボーナになった”US FESTIVAL’83”のプロショットが有名。それらも含めて、まずはヘヴィメタル史上の最重要とも言えるツアーの全体像からショウのポジションを確認してみましょう。

【1982年】
《7月17日『SCREAMING FOR VENGEANCE』発売》
・8月26日-10月28日:北米#1(46公演)←★ディスク1
・11月4日-12月15日:北米#2(29公演)←※公式
【1983年】
・1月4日-2月21日:北米#3(34公演)←★ディスク2
・5月29日:US FESTIVAL’83 ←※公式
《9月-11月『DEFENDERS OF THE FAITH』制作》
・12月12日-22日:欧州(9公演)

 これがツアー概要。資料によって偏りが激しいので公演数は厳密ではありませんが、おおよその流れはご理解いただけると思います。ツアータイトルに「WORLD」と入っていますが、実は名ばかりでアメリカ/カナダばかりを徹底的にサーキット。資料によっては『DEFENDERS OF THE FAITH』制作後の「欧州」レッグは別ツアーとしているケースもあり、この時期のPRIESTがアメリカ攻略しか頭になかったことがよく分かるスケジュールです。
 そんな中で本作のディスク1は「北米#1」の11公演目、ディスク2は「北米#3」21公演目。現在までに知られる“WORLD VENGEANCE TOUR”のプロ記録はこの2公演と公式化されたプロショット2本の合計4本。つまり、本作とオフィシャル作品2本でサウンドボード&プロショットのコレクションもコンプリートできるわけです。さて、それでは各ディスクを詳しくご紹介していきましょう。

【ディスク1:1982年サンアントニオ公演】
 まずは、かつてはヒューストン公演とも言われ、古くから数々のタイトルで“WORLD VENGEANCE TOUR”を代表してきた極上ステレオ・サウンドボード。そのクオリティはオフィシャル級……と言いますか、この公演は本当にオフィシャルにも使われたことがあるもの。『SCREAMING FOR VENGEANCE』30周年盤にはボーナスにライヴトラックが追加されていましたが、そこに「The Hellion/Electric Eye」「Riding On The Wind」「Screaming For Vengeance」「You've Got Another Thing Comin’」の4曲が収録されました。
 このディスクは、そんな伝統音源の最長・最高峰盤。KING BISCUIT FLOWER HOURの名番組“IN CONCERT”のラジオ・ディスクから起こされているらしく、コアマニアが「これこそベスト!」と太鼓判を押すマスターを使用。それでも数カ所ほど片チャンネルが落ちるなどの欠点がありましたが、本作は最新・最新マスタリングで修復。現時点で望みうるベストバージョンに仕上げました。
 そのサウンドで描かれる“WORLD VENGEANCE TOUR”は、まさに鋼鉄の理想郷。もう、オープニングからしてハイライト。たった1曲で“ヘヴィメタルの何たるか”を宣言する「The Hellion/Electric Eye」が轟きますが、実は歴史的な名メドレーもこれだけでは不完全。ここに間髪入れず「Riding On The Wind」が続いてこそ完全体と言えるのです。本作ではこの流れが完璧に再現されている。この完全形が聴けるのは長いJUDAS PRIEST史でも、このツアーだけ。HALFORDではちょくちょく演ってくれましたが、本家本元がアルバム通りのバンド・ポテンシャルでブチかましてくれるカタルシスは何物にも代えられません。

【ディスク2:1983年ツーソン公演】
 続く、ディスク2もオフィシャル絡みのサウンドボード。シングル等には使われませんでしたが、ロブ・ハルフォードの公式サイトで公開されたもの。復帰直前の2003年に初公開された際にはモノラルでしたが、本作は現状で最高峰とされるステレオ・マスターを使用しました。それでもディスク1のオフィシャル級サウンドに比べるとやや落ちるものでしたが、本作ではそのベストマスターをさらにマスタリング。ディスク1にも劣らぬ迫力のクリア・サウンドで収録いたしました。
 もちろん、ショウはディスク1にも通じる素晴らしいメタル・パラダイス。オープニングと同じようにアルバムB面の流れを思い起こさせる「Screaming For Vengeance」→「You've Got Another Thing Comin’」の流れ、ミドルの名曲「Devil's Child」、今となっては望むべくもない「Bloodstone」等々、大名盤『SCREAMING FOR VENGEANCE』レパートリーの一気呵成。特に激しく疾走しながらハーモニーソロが胸に迫る「Screaming For Vengeance」は、これ1曲でメロディック・パワーメタルの元祖にして究極形とも言える凄まじい輝きを放っています。
 もちろん、過去のレパートリーも金属光沢たっぷりにブチかます。実のところ、両公演サウンドボードはフルショウが発見されておらず、ディスク1には「The Ripper」「Diamonds And Rust」「Victim Of Changes」の3曲、ディスク2には「The Green Manalishi (with the Two-Pronged Crown)」「Hell Bent For Leather」が欠けている。本作は、両方を合わせることで全曲網羅しているわけです。

 「ヘヴィメタルとは何か?」。それを一点の曇りなく表現しきった“WORLD VENGEANCE TOUR”の極上サウンドボード・セットです。究極的なオフィシャル作品『LIVE VENGEANCE '82』が存在するためにShadesレーベルからのご紹介となりましたが、その価値・クオリティは永久保存級のライヴアルバムです。これぞ、重金属の理想。その最高峰盤。どうぞ、この機会に金属光沢の極みを存分にお楽しみください。

Disc 1(68:50)
HemisFair Arena Convention Center, San Antonio, TX. USA 10th September 1982

1. The Hellion/Electric Eye 2. Riding On The Wind 3. Heading Out To The Highway 
4. Metal Gods 5. Bloodstone 6. Breaking The Law 7. Sinner 8. Desert Plains 
9. Devil's Child 10. Screaming For Vengeance 11. You've Got Another Thing Comin'
12. Living After Midnight 13. The Green Manalishi 14. Hell Bent For Leather

Disc 2 (76:53)
Convention Center, Tucson, AZ. USA 1st February 1983

1. The Hellion/Electric Eye 2. Riding On The Wind 3. Heading Out To The Highway
4. Metal Gods 5. Bloodstone 6. Breaking The Law 7. Sinner 8. Desert Plains
9. The Ripper 10. Diamonds And Rust 11. Devil's Child 12. Screaming For Vengeance
13. You've Got Another Thing Comin' 14. Victim Of Changes 15. Living After Midnight

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Rob Halford - Vocals Glenn Tipton - Guitars K.K. Downing - Guitars
Ian Hill - Bass Dave Holland - Drums