THE ROLLING STONES - WASHINGTON 1999 1ST NIGHT(2CD) [IMPORT TITLE]
THE ROLLING STONES - WASHINGTON 1999 1ST NIGHT(2CD)
[IMPORT TITLE]
販売価格: 2,800円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at MCI Center, Washington, D.C. USA 7th March 1999 TRULY PERFECT SOUND(New Master!!)
Schoeps MK4 New DAT Master
早いもので1999年のノー・セキュリティ・ツアーからも20年が経過しました。もはや「ビンテージ」の範疇に入れてもおかしくありません。今やオフィシャルでツアー終盤のサンノゼがリリースされたことも、ストーンズ自らビンテージな位置づけを認めた証ではないでしょうか。ツアーはミックの喉の不調(そのせいでサンノゼがツアー終盤へと振替)で出足こそつまずいてしまいましたが、その後はエンジン全開。足かけ三年に及んだバビロン・ツアーの合間にアメリカだけで行われた文字通りのスペシャルなツアー。
そうした異色なツアーであったと同時に、CD-Rの普及によってスピード・リリースが白熱したツアーでもありました。それに負けじとプレスCDもペースを上げたリリースで追随し、リリース合戦も白熱したのが今となっては懐かしい。そうした速さを優先した雰囲気が強まる中で、使われたオーディエンス録音のクオリティが二の次だったというのも事実でしょう。それまでより小会場を使い、そのせいで高価なチケットとなってしまったことから、録音を敢行してくれるはずのマニアが参戦出来ないといった弊害もあったはず。おかげで当時は1999年という時期の割に、思いのほか音質のいいアイテムが登場しなかったのもまた事実でした。
3月初旬に都合二回行われたワシントン公演もそうした中の一つ。どちらのショーもリアルタイムではVGPレーベルからプレスCDによるアイテムがリリースされていましたが、特に音が悪かったのが初日。当時「YOU GOT THE SILVER」というタイトルがリリースされたものの、その音質が何ともイマイチだった。音像の遠い録音状態だけならまだしも、ところどころで音が揺れてしまうという大きな問題を抱えていたのです。そのせいでレーベル名を使わずにVGPが出したほどの音源でしたが、それでも最新ライブという需要の中で出されたであろうことが容易に想像できます。
案の定リリース当初から評判の悪い音源だったのですが、1999年のショーという割に別音源が一切登場せず、それでもマニアは聞き続けていたもの。ところが何と、ショーから20年以上の歳月が経過したこの5月、ひょっこりと新たな音源が登場してくれたのです。今回ネット上に現れた新た音源ですが、既発盤をまるで問題にしない素晴らしいオーディエンス録音。先の音源は音が遠くて不安定だったことから、曲によっては演奏のディティールを聞き取るのも険しいほどでした。しかし今回の音源、さすがに「まるでサウンドボード」と形容されるような録音状態には及ばないものの、程よい演奏の距離感とクリアネス、そして何より鮮度が抜群。
「YOU GOT THE SILVER」と比べて格段に聞きやすい音源が今になって発掘されたことは驚きを禁じ得ません。またこの時期の関門であるBステージですが、「Route 66」の冒頭で極端に音が右に寄ってしまった箇所以外は驚くほど録音状態が安定してくれているのが嬉しい。さらに今回のリリースに当たっては、この定位の偏りを可能な限りアジャストしていますので、元々の素性に優れた音源がさらに聞きやすくなり、限定プレスCDでのリリースに相応しい状態へとバージョンアップを遂げました。
臨場感がまた抜群な割に、近くで騒ぐ観客がいないというのも大きなアドバンテージかと。こうして演奏が格段に聞き込めるようになった今回の初登場音源にて改めてワシントン初日を聞いてみれば、これがまた素晴らしい。そもそもノー・セキュリティ・ツアーの終盤である3月のレグはどの日も演奏の水準が高いのですが、その例に漏れずこの日も絶好調。先にも触れたBステージの幕開け「Route 66」などはサンノゼをも凌ぐワイルドな勢いが最高。「Live With Me」や「Respectable」の疾走感も素晴らしい。今のストーンズと比べては見も蓋もありませんが、いやしかしこんなにもタイトな演奏をビシビシ繰り広げていたのだな…と痛感させられる思いです。
意外なところでは、キースの「You Got The Silver」はこの日がライブ初演でした。今なお演奏される彼のレパートリーもこの日がデビュー。それ故に何ともおっかなびっくりな調子でキースが演奏しており、そのぎごちなさが何とも微笑ましい。これがまた今となっては新鮮に映るのだから面白いもの。
何しろ既発盤の音質は音像が遠くて非常にクセのあるものでしたので、なおさらワシントン初日でこれほどまでに充実した演奏を聞かせてくれたのか?と思い知らされること間違いなし。20年間も眠っていたノー・セキュリティ・ツアーから久々の新発掘オーディエンス録音。懐かしさと新鮮さの両方からマニアを満足させてくれる素晴らしい音源でもある。是非じっくりとお楽しみください。
(リマスター・メモ)
★原音の雰囲気を壊さずに抜けを良くする調整と、ステージチェンジを挟んで右→左→右とバランスが寄ってるのを均一にして聴きやすくしました。
Disc 1 (62:10)
1. Intro
2. Jumping Jack Flash
3. Live with Me
4. Respectable
5. You Got Me Rocking
6. Honky Tonk Women
7. Memory Motel
8. Saint of Me
9. Some Girls
10. Paint It Black
11. Band Introductions
12. You Got the Silver
13. Before They Make Me Run
14. Out of Control
Disc 2 (49:22)
1. B-Stage S.E.
2. Route 66
3. When the Whip Comes Down
4. Midnight Rambler
5. Tumbling Dice
6. It's Only Rock 'n' Roll
7. Start Me Up
8. Brown Sugar
9. Sympathy for the Devil
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at MCI Center, Washington, D.C. USA 7th March 1999 TRULY PERFECT SOUND(New Master!!)
Schoeps MK4 New DAT Master
早いもので1999年のノー・セキュリティ・ツアーからも20年が経過しました。もはや「ビンテージ」の範疇に入れてもおかしくありません。今やオフィシャルでツアー終盤のサンノゼがリリースされたことも、ストーンズ自らビンテージな位置づけを認めた証ではないでしょうか。ツアーはミックの喉の不調(そのせいでサンノゼがツアー終盤へと振替)で出足こそつまずいてしまいましたが、その後はエンジン全開。足かけ三年に及んだバビロン・ツアーの合間にアメリカだけで行われた文字通りのスペシャルなツアー。
そうした異色なツアーであったと同時に、CD-Rの普及によってスピード・リリースが白熱したツアーでもありました。それに負けじとプレスCDもペースを上げたリリースで追随し、リリース合戦も白熱したのが今となっては懐かしい。そうした速さを優先した雰囲気が強まる中で、使われたオーディエンス録音のクオリティが二の次だったというのも事実でしょう。それまでより小会場を使い、そのせいで高価なチケットとなってしまったことから、録音を敢行してくれるはずのマニアが参戦出来ないといった弊害もあったはず。おかげで当時は1999年という時期の割に、思いのほか音質のいいアイテムが登場しなかったのもまた事実でした。
3月初旬に都合二回行われたワシントン公演もそうした中の一つ。どちらのショーもリアルタイムではVGPレーベルからプレスCDによるアイテムがリリースされていましたが、特に音が悪かったのが初日。当時「YOU GOT THE SILVER」というタイトルがリリースされたものの、その音質が何ともイマイチだった。音像の遠い録音状態だけならまだしも、ところどころで音が揺れてしまうという大きな問題を抱えていたのです。そのせいでレーベル名を使わずにVGPが出したほどの音源でしたが、それでも最新ライブという需要の中で出されたであろうことが容易に想像できます。
案の定リリース当初から評判の悪い音源だったのですが、1999年のショーという割に別音源が一切登場せず、それでもマニアは聞き続けていたもの。ところが何と、ショーから20年以上の歳月が経過したこの5月、ひょっこりと新たな音源が登場してくれたのです。今回ネット上に現れた新た音源ですが、既発盤をまるで問題にしない素晴らしいオーディエンス録音。先の音源は音が遠くて不安定だったことから、曲によっては演奏のディティールを聞き取るのも険しいほどでした。しかし今回の音源、さすがに「まるでサウンドボード」と形容されるような録音状態には及ばないものの、程よい演奏の距離感とクリアネス、そして何より鮮度が抜群。
「YOU GOT THE SILVER」と比べて格段に聞きやすい音源が今になって発掘されたことは驚きを禁じ得ません。またこの時期の関門であるBステージですが、「Route 66」の冒頭で極端に音が右に寄ってしまった箇所以外は驚くほど録音状態が安定してくれているのが嬉しい。さらに今回のリリースに当たっては、この定位の偏りを可能な限りアジャストしていますので、元々の素性に優れた音源がさらに聞きやすくなり、限定プレスCDでのリリースに相応しい状態へとバージョンアップを遂げました。
臨場感がまた抜群な割に、近くで騒ぐ観客がいないというのも大きなアドバンテージかと。こうして演奏が格段に聞き込めるようになった今回の初登場音源にて改めてワシントン初日を聞いてみれば、これがまた素晴らしい。そもそもノー・セキュリティ・ツアーの終盤である3月のレグはどの日も演奏の水準が高いのですが、その例に漏れずこの日も絶好調。先にも触れたBステージの幕開け「Route 66」などはサンノゼをも凌ぐワイルドな勢いが最高。「Live With Me」や「Respectable」の疾走感も素晴らしい。今のストーンズと比べては見も蓋もありませんが、いやしかしこんなにもタイトな演奏をビシビシ繰り広げていたのだな…と痛感させられる思いです。
意外なところでは、キースの「You Got The Silver」はこの日がライブ初演でした。今なお演奏される彼のレパートリーもこの日がデビュー。それ故に何ともおっかなびっくりな調子でキースが演奏しており、そのぎごちなさが何とも微笑ましい。これがまた今となっては新鮮に映るのだから面白いもの。
何しろ既発盤の音質は音像が遠くて非常にクセのあるものでしたので、なおさらワシントン初日でこれほどまでに充実した演奏を聞かせてくれたのか?と思い知らされること間違いなし。20年間も眠っていたノー・セキュリティ・ツアーから久々の新発掘オーディエンス録音。懐かしさと新鮮さの両方からマニアを満足させてくれる素晴らしい音源でもある。是非じっくりとお楽しみください。
(リマスター・メモ)
★原音の雰囲気を壊さずに抜けを良くする調整と、ステージチェンジを挟んで右→左→右とバランスが寄ってるのを均一にして聴きやすくしました。
Disc 1 (62:10)
1. Intro
2. Jumping Jack Flash
3. Live with Me
4. Respectable
5. You Got Me Rocking
6. Honky Tonk Women
7. Memory Motel
8. Saint of Me
9. Some Girls
10. Paint It Black
11. Band Introductions
12. You Got the Silver
13. Before They Make Me Run
14. Out of Control
Disc 2 (49:22)
1. B-Stage S.E.
2. Route 66
3. When the Whip Comes Down
4. Midnight Rambler
5. Tumbling Dice
6. It's Only Rock 'n' Roll
7. Start Me Up
8. Brown Sugar
9. Sympathy for the Devil