【取り寄せ】DARY HALL & JOHN OATES - CHICAGO 1982(2CDR) [Uxbridge 1270]

【取り寄せ】DARY HALL & JOHN OATES - CHICAGO 1982(2CDR) [Uxbridge 1270]

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Live at the Arie Crown Theater, Chicago, IL, USA 20th March 1982 ULTIMATE SOUND

 80年代の幕開けと共に更なる飛躍を遂げたホール&オーツ。そんな80年代初頭のフルショウを味わえる傑作ライヴアルバムが登場です。
 そんな本作が記録されたのは「1982年3月20日シカゴ公演」。その極上オーディエンス録音です。1982年と言えば、“PRIVATE EYES TOUR”と“H2O TOUR”が交錯し、来日も実現した時期。まずは、そんな活動概要からショウのポジションを確かめてみましょう。

●1981年
《9月1日『PRIVATE EYES』発売》
・9月13日-11月23日:北米#1(35公演)
●1982年
・1月28日+30日:サンレモ音楽祭
・2月11日-4月25日:北米#2(40公演)←★ココ★
《10月4日『H2O』発売》
・10月12日-19日:英国(7公演)
・10月25日-11月24日:日本/豪州(15公演)

 これが『PRIVATE EYES』のリリースから1982年末までの歩み。来日公演は『H2O』発売後だったわけですが、本作のシカゴ公演はその前となる“PRIVATE EYES TOUR”の一幕。「北米#2」の25公演目にあたるコンサートでした。
 そんなショウで記録された本作は、今話題の極上マスター・シリーズ“COVID-19 QUARANTINE RELEASE!”の最新弾でもある。ここ数週間、さまざまなアーティスト/バンドの超傑作をご紹介しているだけに繰り返しの説明は避けますが、このシリーズには個性が大きく2つあり、一方は残響をほとんど感じさせない超タイト・サウンド。もう1つはキラキラと透明感のあるホール鳴りでスペクタクルを感じさせるタイプです。
 そして本作は、前者。何しろ、「自分で録音した」と語る本人が公開しているのでオーディエンス録音に違いないのでしょうが、その芯は極太で距離感などまるでなく、ヘッドフォンで耳を澄ましていても「これがFM放送じゃない?」「生々しい歓声をオーバーダブしてるだけじゃないか?」と頭の中で「!?」が駆け回る。実際、単に密着感のサウンドというだけではなく、セパレートも鮮やかでステレオ感も絶大。「極上」と表現しても個性は千差万別なオーディエンス録音にあって、極めて「サウンドボードっぽい」タイプの録音なのです。
 そんなド密着サウンドで描かれるのは、黄金時代に突入したばかりの溌剌としたフルショウ。“PRIVATE EYES TOUR”と言えば、オフィシャルの発掘盤『GREATEST HITS LIVE』が有名ですが、あの合うバムはあくまでも抜粋盤。本作はそこでも聴けないレパートリーがたっぷりと楽しめるのです。ここで比較しながらセットを整理してみましょう。

●70年代(4曲)
・アバンダンド・ランチョネット:She's Gone
・サラ・スマイル:Sara Smile(★)
・ロックン・ソウル:Rich Girl(★)
・モダン・ポップ:Wait For Me
●80年代(10曲)
・モダン・ヴォイス:How Does It Feel to Be Back/Diddy Doo Wop (I Hear the Voices)/Kiss On My List/You've Lost That Lovin' Feelin'/You Make My Dreams/United State
・プライベート・アイズ:Did It in a Minute(★)/Mano a Mano/I Can't Go for That (No Can Do)/Private Eyes
●カバー他:Going To A Go-Go(★)/Ooh Poo Pah Doo(★)/Funky Broadway(★)
※注:「★」印は公式盤『GREATEST HITS LIVE』で聴けない曲。

……と、このようになっています。『GREATEST HITS LIVE』は特に録音日が特定されていませんが、本作はその拡張盤といった趣き。公式盤で聴けた曲はすべて網羅されつつ、さらなるレパートリーも増量しているのです。バランス的には70年代は各アルバムから不可欠な必殺曲だけを厳選し、あくまでも『VOICE』『PRIVATE EYES』の最新2大ヒット作から大盤振る舞い。全米No.1ヒットの「Kiss On My List」「I Can't Go for That (No Can Do)」「Private Eyes」を軸としながら、当時の最新ヒットを瑞々しく演奏していくのです。
 『GREATEST HITS LIVE』で聴けない「Sara Smile」「Rich Girl」「Did It in a Minute」といった定番も美味しいですが、面白いのはショウ中盤のジャムセクション。THE MIRACLESの「Going To A Go-Go」やアイク&ティナ・ターナーで知られる「Ooh Poo Pah Doo」、ダイク&THE BLAZERSの「Funky Broadway」等を自在に織り交ぜながら20分に渡ってフリーキーなお楽しみタイムが繰り広げられる。こうしたパートは『GREATEST HITS LIVE』では丸ごとオミットされているものの、実は全盛期の勢いや大成功ムードが丸出しになるセクションでもある。本作は、そんなフル録音だからこその醍醐味も極上サウンドでたっぷりと味わえるのです。
 単なるグレイテスト・ヒッツに留まらない上り調子なフルショウ。まさに全盛期の入り口に立つ彼らを極上体験できるライヴアルバムの大傑作です。世界中のマニアを沸かせている“COVID-19 QUARANTINE RELEASE!”シリーズでも、格別の1本。どうぞ、思う存分お楽しみください。

Disc 1(37:07)
1. Intro
2. Did It in a Minute
3. How Does It Feel to Be Back
4. Diddy Doo Wop
5. Mano a Mano
6. Rich Girl
7. She's Gone
8. Kiss On My List
9. I Can't Go for That (No Can Do)

Disc 2(50:52)
1. MC
2. Going To A Go-Go
3. MC
4. Ooh Poo Pah Doo
5. Guitar Jam
6. Funky Broadway
7. Sara Smile
8. Wait For Me
9. Private Eyes
10. You've Lost That Lovin' Feelin'
11. You Make My Dreams
12. United State

Daryl Hall - guitars, keyboards, vocals
John Oates - guitars, vocals
G.E. Smith - guitars
Charlie DeChant - saxophone, keyboards
Tom Wolk - bass
Mickey Curry - drums