DAVID BOWIE - ANAHEIM 1974: MIKE MILLARD ORIGINAL MASTER TAPES(2CD) [Wardour-421]
DAVID BOWIE - ANAHEIM 1974: MIKE MILLARD ORIGINAL MASTER TAPES(2CD)
[Wardour-421]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Anaheim Convention Center, Anaheim, CA, USA 16th September 1974 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND
マイク・ミラードによる1978年”ISOLAR 2”ツアーから衝撃の大発掘だった「L.A. FORUM 1978 MIKE MILLARD 1ST GEN」によって彼がボウイのステージも録音していたことが明らかとなったのですが、さらにミラードは1974年の” THE PHILLY DOGS TOUR”ツアーまでも録音したということが先週明らかとなって世界中のボウイ・マニアを騒然とさせています。まだ「L.A. FORUM 1978 MIKE MILLARD 1ST GEN」のショーは「SLAUGHTER IN THE AIR」というド定番LPという前置きのある日だった訳ですが、今回は今まで音源の一切存在しなかったアナハイム公演だというのだから、なおさら世界中のマニアが色めき立っている。
そもそも1974年はマイク・ミラードの録音が軌道に乗り始めた年。しかし翌年以降ほど活発な録音には至らず、あまり音源の存在も知られていません。それだけに今まで彼が”THE PHILLY DOGS TOUR”ツアーを録音していたという事実すら知られていなかった訳ですから、今回の発掘の衝撃たるや!
よって75年以降の録音ほどクローズな音像ではないのですが、程よい距離感に驚くほどのステレオ感が合わさった独特の音質が流石はミラード。おまけに鮮度も抜群。これまでトレーダー間にも出回らず眠り続けていたが故にテープが鮮度を保ってくれたのかもしれません。ショー開始当初は会場の出音が安定せず、そのせいで演奏やボウイの歌声に浮き沈みが生じてしまっているのですが、それも「Sweet Thing」から落ち着いてくれる。何よりボウイの歌声がどんどんクッキリとしてくるからたまりません。そして1974年当時の空気をたっぷりと吸い込んだリアルな感触がまた絶品。
こうした独特の魅力を感じさせる音質もさることながら、何と言っても衝撃なのが今まで一切音源の存在しなかった日であり、それどころか9月の” THE PHILLY DOGS TOUR”ツアー終盤を捉えているという資料的価値の高さは計り知れないものがある。9月といえばメインはLAユニバーサル・アンフィシアターでの連夜公演がメインであり、そこから生み出されたこれまたド定番のオフィシャルが「CRACKED ACTOR (LIVE LOS ANGELES '74)」。それとは違う旧来の別ミックス&別編集バージョンを収録した「DEFINITIVE LOS ANGLES 1974」も聞き逃せません。
しかしこの時期はこの日のサウンドボードだけでなく、他の日を捉えたオーディエンス録音もLAに集中。今まで唯一ユニバーサル・アンフィシアター以外の音源はLA日程を終えた次の公演である9月11日のサンディエゴだけ(音質はよくないです)。つまり” THE PHILLY DOGS TOUR”9月終盤というのは今までベールに包まれていたのです。
マニアなら想像つくかと思いますが、74年のボウイはコカインを燃料にして沸き上がるアイディアをすぐさまステージで実践していた時期。だからこそツアーがずっと同じ構成で行われたと思ったら大間違い。その証拠となるのがこれまた今回ミラードが録音してくれたアナハイム公演。9月のステージでアンコールに演奏された曲と言えば先のLAが証明していたように「John, I'm Only Dancing (Again)」だと思われていました。
ところがこの日のアンコール、それと同様「リリース前の新曲」というボウイからの前置きから演奏されたのは何と「Somebody Up There Likes Me」!当時制作が進行中だったニューアルバム「YOUNG AMERICANS」で後に日の目を見る曲ですが、ステージでは” THE PHILLY DOGS TOUR”10月のレグからレパートリーに投入されていたとばかり思われていた。ところがどうでしょう、既にアレンジが完成した上でこの日に披露されていたという。これがライブ初演という可能性も考えられますが、いずれにせよここで聞かれる演奏は世界中のボウイ・マニアにとって驚愕の新事実。
そして何と言っても演奏自体が「CRACKED ACTOR (LIVE LOS ANGELES '74)」をも上回る出来映えというのも衝撃。そもそも9月のみスライ・アンド・ファミリーストーンのドラマー、グレッグ・エリコとサンタナのダグ・ローチがベースという期間限定のブラック・フィーリング溢れるリズム隊であり、彼らがLAでの連夜公演を終えてすっかりバンドに馴染んでいる様子まで伝わってくるのが流石のミラード・クオリティ。バックのコーラス隊もLAの時よりゴージャスで、来たるべき10月以降のディープなソウル路線ステージへの進化を予見させるもの。
それに何と言ってもボウイの声が絶好調。元々74年のボウイはコカインに浸ったが故の不摂生のせいで声がかすれ気味なのは7月のステージを収めたオフィシャル「DAVID LIVE」でも明らかですが、かすれたままながらも声が出まくっているのがこの日のボウイの凄さ。それはオフィシャルのLAをも軽く上回ってしまうほどの好調ぶり。
また9月のツアーは伝説の”DIMOND DOGS”ステージセットが使われた最後の時期でして、6月から7月にかけてのツアーでステージセットにトラブルが続出したことから、ボウイとしてはもう使いたくなかった。しかしマネージャーのトニー・デフリーズに説得される形で使い続けたのが9月。実際アナハイムのステージを捉えた客席からの写真でも”DIMOND DOGS”ステージセットが映っている。
それ故にセットだけでなくレパートリーに関しても「Big Brother」から「Chant Of The Ever Circling Skeletal Family」にメドレーというアルバム「DIMOND DOGS」のエンディングそのままのレパートリーもこれが最後。ここで炸裂するエリコのドラミングも聞き逃せません。このようにツアーとしては” THE PHILLY DOGS TOUR”コンセプトが始まっていた時期ながら、それでもなお「DIMOND DOGS」の色合いを強く残していたという過度期。何より「Somebody Up There Likes Me」を既に披露していたという価値は計り知れないものがある。そうした貴重な場面が高音質で楽しめる驚異の新発掘音源。またしてもミラードがやってくれました!
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1 (49:47)
1. Intro / 1984
2. Rebel Rebel
3. Moonage Daydream
4. Sweet Thing
5. Candidate
6. Sweet Thing (Reprise)
7. Changes
8. Suffragette City
9. Aladdin Sane
10. Band Introduction
11. All The Young Dudes
12. Cracked Actor
13. Rock 'N' Roll With Me
14. Knock On Wood
Disc 2 (50:51)
1. It's Gonna Be Me
2. Space Oddity
3. Future Legend
4. Diamond Dogs
5. Big Brother
6. Chant Of The Ever Circling Skeletal Family
7. Time
8. The Jean Genie
9. Rock 'n' Roll Suicide
10. Somebody Up There Likes Me
David Bowie - vocals
Michael Kamen - electric piano, Moog synthesizer, oboe
Mike Garson - piano, mellotron Earl Slick - guitar
Carlos Alomar - rhythm guitar
David Sanborn - alto saxophone, flute
Richard Grando - baritone saxophone, flute
Doug Rauch - bass
Greg Errico - drums
Pablo Rosario - percussion
Gui Andrisano - backing vocals
Warren Peace - backing vocals
Ava Cherry - backing vocals
Robin Clark - backing vocals
Anthony Hinton - backing vocals
Diane Sumler - backing vocals
Luther Vandross - backing vocals
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Anaheim Convention Center, Anaheim, CA, USA 16th September 1974 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND
マイク・ミラードによる1978年”ISOLAR 2”ツアーから衝撃の大発掘だった「L.A. FORUM 1978 MIKE MILLARD 1ST GEN」によって彼がボウイのステージも録音していたことが明らかとなったのですが、さらにミラードは1974年の” THE PHILLY DOGS TOUR”ツアーまでも録音したということが先週明らかとなって世界中のボウイ・マニアを騒然とさせています。まだ「L.A. FORUM 1978 MIKE MILLARD 1ST GEN」のショーは「SLAUGHTER IN THE AIR」というド定番LPという前置きのある日だった訳ですが、今回は今まで音源の一切存在しなかったアナハイム公演だというのだから、なおさら世界中のマニアが色めき立っている。
そもそも1974年はマイク・ミラードの録音が軌道に乗り始めた年。しかし翌年以降ほど活発な録音には至らず、あまり音源の存在も知られていません。それだけに今まで彼が”THE PHILLY DOGS TOUR”ツアーを録音していたという事実すら知られていなかった訳ですから、今回の発掘の衝撃たるや!
よって75年以降の録音ほどクローズな音像ではないのですが、程よい距離感に驚くほどのステレオ感が合わさった独特の音質が流石はミラード。おまけに鮮度も抜群。これまでトレーダー間にも出回らず眠り続けていたが故にテープが鮮度を保ってくれたのかもしれません。ショー開始当初は会場の出音が安定せず、そのせいで演奏やボウイの歌声に浮き沈みが生じてしまっているのですが、それも「Sweet Thing」から落ち着いてくれる。何よりボウイの歌声がどんどんクッキリとしてくるからたまりません。そして1974年当時の空気をたっぷりと吸い込んだリアルな感触がまた絶品。
こうした独特の魅力を感じさせる音質もさることながら、何と言っても衝撃なのが今まで一切音源の存在しなかった日であり、それどころか9月の” THE PHILLY DOGS TOUR”ツアー終盤を捉えているという資料的価値の高さは計り知れないものがある。9月といえばメインはLAユニバーサル・アンフィシアターでの連夜公演がメインであり、そこから生み出されたこれまたド定番のオフィシャルが「CRACKED ACTOR (LIVE LOS ANGELES '74)」。それとは違う旧来の別ミックス&別編集バージョンを収録した「DEFINITIVE LOS ANGLES 1974」も聞き逃せません。
しかしこの時期はこの日のサウンドボードだけでなく、他の日を捉えたオーディエンス録音もLAに集中。今まで唯一ユニバーサル・アンフィシアター以外の音源はLA日程を終えた次の公演である9月11日のサンディエゴだけ(音質はよくないです)。つまり” THE PHILLY DOGS TOUR”9月終盤というのは今までベールに包まれていたのです。
マニアなら想像つくかと思いますが、74年のボウイはコカインを燃料にして沸き上がるアイディアをすぐさまステージで実践していた時期。だからこそツアーがずっと同じ構成で行われたと思ったら大間違い。その証拠となるのがこれまた今回ミラードが録音してくれたアナハイム公演。9月のステージでアンコールに演奏された曲と言えば先のLAが証明していたように「John, I'm Only Dancing (Again)」だと思われていました。
ところがこの日のアンコール、それと同様「リリース前の新曲」というボウイからの前置きから演奏されたのは何と「Somebody Up There Likes Me」!当時制作が進行中だったニューアルバム「YOUNG AMERICANS」で後に日の目を見る曲ですが、ステージでは” THE PHILLY DOGS TOUR”10月のレグからレパートリーに投入されていたとばかり思われていた。ところがどうでしょう、既にアレンジが完成した上でこの日に披露されていたという。これがライブ初演という可能性も考えられますが、いずれにせよここで聞かれる演奏は世界中のボウイ・マニアにとって驚愕の新事実。
そして何と言っても演奏自体が「CRACKED ACTOR (LIVE LOS ANGELES '74)」をも上回る出来映えというのも衝撃。そもそも9月のみスライ・アンド・ファミリーストーンのドラマー、グレッグ・エリコとサンタナのダグ・ローチがベースという期間限定のブラック・フィーリング溢れるリズム隊であり、彼らがLAでの連夜公演を終えてすっかりバンドに馴染んでいる様子まで伝わってくるのが流石のミラード・クオリティ。バックのコーラス隊もLAの時よりゴージャスで、来たるべき10月以降のディープなソウル路線ステージへの進化を予見させるもの。
それに何と言ってもボウイの声が絶好調。元々74年のボウイはコカインに浸ったが故の不摂生のせいで声がかすれ気味なのは7月のステージを収めたオフィシャル「DAVID LIVE」でも明らかですが、かすれたままながらも声が出まくっているのがこの日のボウイの凄さ。それはオフィシャルのLAをも軽く上回ってしまうほどの好調ぶり。
また9月のツアーは伝説の”DIMOND DOGS”ステージセットが使われた最後の時期でして、6月から7月にかけてのツアーでステージセットにトラブルが続出したことから、ボウイとしてはもう使いたくなかった。しかしマネージャーのトニー・デフリーズに説得される形で使い続けたのが9月。実際アナハイムのステージを捉えた客席からの写真でも”DIMOND DOGS”ステージセットが映っている。
それ故にセットだけでなくレパートリーに関しても「Big Brother」から「Chant Of The Ever Circling Skeletal Family」にメドレーというアルバム「DIMOND DOGS」のエンディングそのままのレパートリーもこれが最後。ここで炸裂するエリコのドラミングも聞き逃せません。このようにツアーとしては” THE PHILLY DOGS TOUR”コンセプトが始まっていた時期ながら、それでもなお「DIMOND DOGS」の色合いを強く残していたという過度期。何より「Somebody Up There Likes Me」を既に披露していたという価値は計り知れないものがある。そうした貴重な場面が高音質で楽しめる驚異の新発掘音源。またしてもミラードがやってくれました!
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1 (49:47)
1. Intro / 1984
2. Rebel Rebel
3. Moonage Daydream
4. Sweet Thing
5. Candidate
6. Sweet Thing (Reprise)
7. Changes
8. Suffragette City
9. Aladdin Sane
10. Band Introduction
11. All The Young Dudes
12. Cracked Actor
13. Rock 'N' Roll With Me
14. Knock On Wood
Disc 2 (50:51)
1. It's Gonna Be Me
2. Space Oddity
3. Future Legend
4. Diamond Dogs
5. Big Brother
6. Chant Of The Ever Circling Skeletal Family
7. Time
8. The Jean Genie
9. Rock 'n' Roll Suicide
10. Somebody Up There Likes Me
David Bowie - vocals
Michael Kamen - electric piano, Moog synthesizer, oboe
Mike Garson - piano, mellotron Earl Slick - guitar
Carlos Alomar - rhythm guitar
David Sanborn - alto saxophone, flute
Richard Grando - baritone saxophone, flute
Doug Rauch - bass
Greg Errico - drums
Pablo Rosario - percussion
Gui Andrisano - backing vocals
Warren Peace - backing vocals
Ava Cherry - backing vocals
Robin Clark - backing vocals
Anthony Hinton - backing vocals
Diane Sumler - backing vocals
Luther Vandross - backing vocals