THE WHO - GLASGOW 1976(2CD) [IMPORT TITLE]
THE WHO - GLASGOW 1976(2CD)
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販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Celtic Park, Glasgow, Scotland 5th June 1976 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND
結果的にキース・ムーン存命時最後のライブ・イヤーであった1976年はアメリカ・ツアーに良質音源が集中している感があり、上半期に行われたヨーロッパやイギリスでの音源のアイテムは多くありません。そうした状況下で生み出された名盤が今や売り切れとなってしまった「CHARLTON 1976」と「SWANSEA 1976」でしょう。どちらも短期イギリス・ツアーを代表するオーディエンスとサウンドボードの二大巨頭的な存在としてベストセラーとなりました。特に1974年の映像の印象が圧倒的に強いチャールトンでの見過ごされていた76年版ステージの名音源をリリースしてみせた前者はマニアを狂喜させた名盤。
そんな中で今回リリースされるのは6月5日のグラスゴー。これがちょうどチャールトンとスワンシーの間に行われた公演でして、それだけでも演奏内容に関してはお墨付きだと断言いたしましょう。以前リリースした「BOSTON 1976」のように、アメリカですとキースがロックンロール・ライフに浸かってライブに支障をきたしてしまうこともあった訳ですが、母国イギリスでのステージとなるといつもの暴走感はそのままでありながらも、アメリカの時のような危うさがないのがいいところ。これは同時期のZEPなどにも当てはまることですよね。
今回のグラスゴーはモノラルのオーディエンス録音なのですが、その質感はこれぞビンテージ・オーディエンスのお手本というもの。奥行きのある音像でアナログ感たっぷりな音質はヘッドフォンよりもスピーカーから大音量で鳴らしてその感触をたっぷりとつかんでほしい。ステレオ録音だったチャールトンよりもこちらの方が落ち着いてじっくり聞き込みやすい、と感じるマニアもおられることかと。
実を言うと元の音源はアナログチックな質感を通り越し、よりモコモコとした録音状態でした。そこをイコライズで調整してみたところ、一気に聞きやすくなったのです。既にネット上で元の音源を手に入れられているマニアなどからすると、自分で落として聞いていたのが馬鹿らしくなってしまうほどのアッパー感にすら映るのではないか。一方でビンテージ・オーディエンスらしくヒスも散見されますが、これをねじ伏せてしまうとせっかくのアナログチックな味わいが失われてしまいます。この点に関しては微調整にとどめました。
そしてこの音源の面白いところは、野外会場での70年代ロックコンサートということもあってか、ライブ開始直後はロジャーのボーカルとキースのドラムの音が大きいバランスで鳴っているということ。それでも聞いていてストレスを感じさせないところがこの音源の偉大さで、むしろキースの天才的なドラミングがザ・フーの演奏を支えていたことを思い知らされます。彼が亡くなったあと、ロジャーはキースが自分の歌に呼吸してくれるかのようなドラミングを懐かしんでいましたが、ここで聞かれるバスドラのキックの具合など、まさにロジャーの歌に合わせていることが解って面白い。あれほど派手なドラミングを聞かせていた一方、ちゃんとシンガーをも支えていたところに彼の偉大さがあったのです。だからこそ、そんな独特の音質も楽しめてしまう。
また非常に珍しい場面として「Baba O'Riley」の曲紹介をジョン・エントウィッスルが務めていることでしょう。大抵はピートかロジャーが紹介していた曲だけに、これは珍しい。いかにもピートが「ジョン、お前もたまには喋ろよ」と言われたであろうことがありありと伝わってくると同時に、ジョンがフーのライブでここまでがっつりMCを務めている場面と言うのも実はレアなのではないでしょうか。この後も「TOMMY」パート開始前にキースが彼に向かって叫んでいますし、この日は「ジョンいじり」だったのかもしれません。おまけに同曲辺りから演奏のバランスもよくなってくる。
そして映画版の大ヒットによって前年から再び短縮版が導入された「TOMMY」短縮版パートですが、これがかなりボルテージ高めな演奏であっという間に聞き終えてしまう。中でも、いつもよりはっきり激しく演奏されるのが「We're Not Gonna Take It」。演奏が終盤にさしかかり「listening to you」が連呼される頃になると観客も巻き込んですさまじい盛り上がり。それでいてアメリカでの暴走気味な演奏とは一味違うシャープな切れ味が魅力の一日でもある。チャールトンとスワンシーの間で埋もれていた1976年の名演かつ名音源が限定プレスCDにてリリースされます!
Disc 1 (40:22)
1. Intro
2. I Can't Explain
3. Substitute
4. My Wife
5. Baba O'Riley
6. Squeeze Box
7. Behind Blue Eyes
8. Dreaming From The Waist
9. Magic Bus
Disc 2 (54:22)
1. MC
2. Amazing Journey
3. Sparks
4. The Acid Queen
5. Fiddle About
6. Pinball Wizard
7. I'm Free
8. Tommy's Holiday Camp
9. We're Not Gonna Take It
10. See Me, Feel Me
11. Summertime Blues
12. My Generation
13. Join Together
14. My Generation Blues
15. Won't Get Fooled Again
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Celtic Park, Glasgow, Scotland 5th June 1976 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND
結果的にキース・ムーン存命時最後のライブ・イヤーであった1976年はアメリカ・ツアーに良質音源が集中している感があり、上半期に行われたヨーロッパやイギリスでの音源のアイテムは多くありません。そうした状況下で生み出された名盤が今や売り切れとなってしまった「CHARLTON 1976」と「SWANSEA 1976」でしょう。どちらも短期イギリス・ツアーを代表するオーディエンスとサウンドボードの二大巨頭的な存在としてベストセラーとなりました。特に1974年の映像の印象が圧倒的に強いチャールトンでの見過ごされていた76年版ステージの名音源をリリースしてみせた前者はマニアを狂喜させた名盤。
そんな中で今回リリースされるのは6月5日のグラスゴー。これがちょうどチャールトンとスワンシーの間に行われた公演でして、それだけでも演奏内容に関してはお墨付きだと断言いたしましょう。以前リリースした「BOSTON 1976」のように、アメリカですとキースがロックンロール・ライフに浸かってライブに支障をきたしてしまうこともあった訳ですが、母国イギリスでのステージとなるといつもの暴走感はそのままでありながらも、アメリカの時のような危うさがないのがいいところ。これは同時期のZEPなどにも当てはまることですよね。
今回のグラスゴーはモノラルのオーディエンス録音なのですが、その質感はこれぞビンテージ・オーディエンスのお手本というもの。奥行きのある音像でアナログ感たっぷりな音質はヘッドフォンよりもスピーカーから大音量で鳴らしてその感触をたっぷりとつかんでほしい。ステレオ録音だったチャールトンよりもこちらの方が落ち着いてじっくり聞き込みやすい、と感じるマニアもおられることかと。
実を言うと元の音源はアナログチックな質感を通り越し、よりモコモコとした録音状態でした。そこをイコライズで調整してみたところ、一気に聞きやすくなったのです。既にネット上で元の音源を手に入れられているマニアなどからすると、自分で落として聞いていたのが馬鹿らしくなってしまうほどのアッパー感にすら映るのではないか。一方でビンテージ・オーディエンスらしくヒスも散見されますが、これをねじ伏せてしまうとせっかくのアナログチックな味わいが失われてしまいます。この点に関しては微調整にとどめました。
そしてこの音源の面白いところは、野外会場での70年代ロックコンサートということもあってか、ライブ開始直後はロジャーのボーカルとキースのドラムの音が大きいバランスで鳴っているということ。それでも聞いていてストレスを感じさせないところがこの音源の偉大さで、むしろキースの天才的なドラミングがザ・フーの演奏を支えていたことを思い知らされます。彼が亡くなったあと、ロジャーはキースが自分の歌に呼吸してくれるかのようなドラミングを懐かしんでいましたが、ここで聞かれるバスドラのキックの具合など、まさにロジャーの歌に合わせていることが解って面白い。あれほど派手なドラミングを聞かせていた一方、ちゃんとシンガーをも支えていたところに彼の偉大さがあったのです。だからこそ、そんな独特の音質も楽しめてしまう。
また非常に珍しい場面として「Baba O'Riley」の曲紹介をジョン・エントウィッスルが務めていることでしょう。大抵はピートかロジャーが紹介していた曲だけに、これは珍しい。いかにもピートが「ジョン、お前もたまには喋ろよ」と言われたであろうことがありありと伝わってくると同時に、ジョンがフーのライブでここまでがっつりMCを務めている場面と言うのも実はレアなのではないでしょうか。この後も「TOMMY」パート開始前にキースが彼に向かって叫んでいますし、この日は「ジョンいじり」だったのかもしれません。おまけに同曲辺りから演奏のバランスもよくなってくる。
そして映画版の大ヒットによって前年から再び短縮版が導入された「TOMMY」短縮版パートですが、これがかなりボルテージ高めな演奏であっという間に聞き終えてしまう。中でも、いつもよりはっきり激しく演奏されるのが「We're Not Gonna Take It」。演奏が終盤にさしかかり「listening to you」が連呼される頃になると観客も巻き込んですさまじい盛り上がり。それでいてアメリカでの暴走気味な演奏とは一味違うシャープな切れ味が魅力の一日でもある。チャールトンとスワンシーの間で埋もれていた1976年の名演かつ名音源が限定プレスCDにてリリースされます!
Disc 1 (40:22)
1. Intro
2. I Can't Explain
3. Substitute
4. My Wife
5. Baba O'Riley
6. Squeeze Box
7. Behind Blue Eyes
8. Dreaming From The Waist
9. Magic Bus
Disc 2 (54:22)
1. MC
2. Amazing Journey
3. Sparks
4. The Acid Queen
5. Fiddle About
6. Pinball Wizard
7. I'm Free
8. Tommy's Holiday Camp
9. We're Not Gonna Take It
10. See Me, Feel Me
11. Summertime Blues
12. My Generation
13. Join Together
14. My Generation Blues
15. Won't Get Fooled Again