【取り寄せ】RITCHIE BLACKMORE'S RAINBOW - SANTIAGO 1996: FM BROADCAST(2CDR) [Shades 1203]

【取り寄せ】RITCHIE BLACKMORE'S RAINBOW - SANTIAGO 1996: FM BROADCAST(2CDR) [Shades 1203]

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Live at Teatro Monumental, Santiago, Chile 27th June 1996 STEREO SBD(UPGRADE!!!)

 ドゥギー・ホワイトをフロントに迎え、90年代に甦った栄光のRAINBOW。その貴重なフル・サウンドボードが最高峰を大幅更新して登場です。
 そんな本作が記録されたのは「1996年6月27日サンティアゴ公演」。その一部始終を記録したステレオ・サウンドボード録音です。90年代のRAINBOWには幾つかのサウンドボードが残されていますが、本作は公式化も果たしたデュッセルドルフ公演の『BLACK MASQUERADE』と並ぶ最重要となるもの。まずは、その意味をご理解いただくためにもドゥギー時代のサウンドボード記録音を俯瞰してみましょう。

●1995年
・10月2日:ストックホルム(不完全FM+シングル1曲)
・10月9日:デュッセルドルフ ←※公式『BLACK MASQUERADE』
●1996年
・6月27日:サンティアゴ(完全FM) ←★本作★
●1997年
《チャック・バーギ脱退→ジョン・ミセリ加入》
・3月18日:ハリウッド(不完全FM)

 以上、全4種類。1995年・1996年・1997年それぞれに代表サウンドボードがあるわけですが、その中でフルショウ収録なのは2つのみ。公式『BLACK MASQUERADE』と本作のサンティアゴ公演だけなのです。サウンドボードにはミックスや音質、編集など、さまざまな個性があるものですが、完全/不完全の違いは圧倒的な差。つまり「BLACK MASQUERADEの次」となるのは間違いなくサンティアゴの放送音源なのです。
 それほどまでに重要なサンティアゴ・サウンドボードですが、残念ながらこれまではその価値に見合う盤がありませんでした。当時、初登場した際には猛烈にピッチが狂い、キンキンと高いドゥギーの声はほとんどミッキーマウス。とてもでないですが、聴けたものではなかった。もちろん定番サウンドボードですから、長い年月の間に当然のようにアップグレード。。。しなかった。デュッセルドルフ公演が公式化された事に加え、90年代の南米放送は再放送が望めず、さらにはリッチー自身がHRから引退。この放送は見直されることなく、24年物月日が経ってしまったのです。
 そんな完全サウンドボードの歴史を変えるのが本作。独自ルートでもたらされた新マスターによって大幅アップグレードした決定盤なのです。そのクオリティは、圧倒的。まず既発で大問題だったピッチが正常なまでは想定内として、決してそれだけではない。サウンド自体のヌケもまったく違い、もうちょっとで公式盤『BLACK MASQUERADE』さえも凌駕してしまいかねないアップグレードぶり。さらに言えば、これまで一瞬欠けて違和感のあった「Since You Been Gone」冒頭のリフもしっかりと収録されているのです。デジタル再放送されたという記録はないので当時のエアチェックのはずなのですが、これほどのマスターが24年間も眠っていたとは……。現在のところ、このバージョンはネットでも公開されていないようで、本作でしか聴けません。
 そんな最高峰更新サウンドで描かれるのは、『BLACK MASQUERADE』とはひと味違ったフルショウ。ここでは比較しながら整理してみましょう。

●DEEP PURPLEナンバー
・第2期/第5期:Perfect Strangers/Smoke On The Water
・第3期:Mistreated(★)/Burn
●RAINBOWナンバー
・ロニー時代:Long Live Rock 'n' Roll/Man On The Silver Mountain/Temple Of The King
・グラハム時代:Since You Been Gone
・ジョー時代:Difficult To Cure/Maybe Next Time(★)
・孤高のストレンジャー:Too Late For Tears/Wolf To The Moon/Still I'm Sad/Black Masquerade/Ariel/Hall Of The Mountain King
※注:「★」印は公式映像『BLACK MASQUERADE』で聴けなかった曲。

……と、このようになっています。長らく『BLACK MASQUERADE』に慣れきっていた耳には「虹の彼方に」から「Too Late For Tears」が導かれるオープニングが懐かしくも新鮮。そして、その公式作では聴けない「Mistreated」「Maybe Next Time」も盛り込まれた1996年セットをステレオ・サウンドボードで楽しめる。「Maybe Next Time」は他3種のサウンドボードでも聴けない唯一無二の90年代ライン録音なわけですが、「Mistreated」も美味しい。1997年のハリウッド・サウンドボードでも聴ける曲とは言え、演奏の出来は圧倒的に本作の方が上(と言いますか、1997年は総じてドゥギーの調子が良くありません)。特に「Mistreated」はギターとヴォーカルの覇気が出来不出来を大きく変えてしまう曲でもあり、本作こそが「ドゥギー版Mistreated」の最高峰なのです。

 90年代RAINBOWで2本しかないフル・サウンドボード。その最高峰を大きく更新したライヴアルバムの大傑作です。コレクションとしても不可避であり、バンドが充実していた時期の演奏も絶品。まさしくオフィシャル品『BLACK MASQUERADE』と並べて押さえておきたい超重要作。どうぞ、じっくりとお楽しみください。

Disc 1 (47:37)
1. Over The Rainbow
2. Too Late For Tears
3. Long Live Rock 'n' Roll
4. Mistreated
5. Wolf To The Moon
6. Difficult To Cure
7. Keyboards Solo
8. Still I'm Sad
9. Drums Solo
10. Man On The Silver Mountain

Disc 2 (52:23)
1. Temple Of The King
2. Black Masquerade
3. Ariel
4. Since You Been Gone
5. Perfect Strangers
6. Hall Of The Mountain King
7. Maybe Next Time
8. Burn
9. Smoke On The Water

Ritchie Blackmore - Guitar
Doogie White - Vocals
Chuck Burgi - Drums
Greg Smith - Bass
Paul Morris - Keyboards

Candice Night - backing vocals

STEREO SOUNDBOARD RECORDING