【取りよせ】CHICAGO - GOTHENBURG 1969(2CDR) [Uxbridge 1260]
【取りよせ】CHICAGO - GOTHENBURG 1969(2CDR)
[Uxbridge 1260]
販売価格: 2,500円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Cue Club, Gothenburg, Sweden 15th December 1969 TRULY PERFECT SOUND
『シカゴの軌跡』で鮮烈なデビューを飾った1969年のCHICAGO。その黎明期を伝える傑作ライヴアルバムが登場です。
そんな本作に収められているのは「1969年12月15日ヨーテボリ公演」。彼らにとって初となるヨーロッパ・ツアーの一幕を真空パックした極上オーディエンス録音です。“THE BIG THING”と名乗っていた1967年からライヴ活動を始めていましたが、アルバム・デビューと共に本格的なワールド・ツアーも開始。まずは、その歩みの中でショウのポジションを確かめてみましょう。
・2月21日-4月28日:北米#1a(35公演)
《4月28日『シカゴの軌跡』発売》
・5月2日-31日:北米#1b(14公演)
・6月13日-7月16日:北米#2(13公演)
・7月26日-11月29日:北米#3(64公演)
・12月4日-21日:欧州(15公演) ←★ココ★
これが1969年のCHICAGO。『シカゴの軌跡』リリースの前後からツアーを始め、「北米#3」の合間を縫うように『シカゴと23の誓い』も制作。それまで北米でしか演奏した事のなかった彼らは、年末に遂に大洋を渡ってヨーロッパへと進出します。本作のヨーテボリ公演は、そんな「欧州」レッグの10公演目にあたるコンサートでした。
そんなショウで記録された本作は、極上なだけでなく超リアルなヴィンテージ録音。まず、肝心の演奏音と歌声ですが、これが凄いのなんの。ヘッドフォンで分析的に聴けば距離感ゼロではないのですが、かと言ってオーディエンスの常識外に近く感じる。極太の芯がグイグイと目の前に押し寄せ、大所帯アンサンブルなのに塊にならない。そう、この分離感こそが驚異的。先ほど「ヴィンテージ」と書きましたが、そのニュアンスは楽器や録音機材による音色という意味。1音1音が輪郭まで綺麗に描かれ、歪みも劣化もなく艶やかに踊る様は、とても60年代録音とは思えない。普通なら轟音か、スポイルされるかどちらかになりがちなベースでさえうねりながらも濁らないのです。仮にこれが70年代録音だとしても……いえ、80年代後半の録音だったとしても「名録音!」と言い切れる極上ぶり。「60年代のオーディエンス」に対する認識を力づくで改めさせられる絶世の美録音なのです。
そんなサウンドで描かれるのは、1969年ならではのショウ。初期のCHICAGOと言えば、公式ボックス『LIVE VI DECADES LIVE』で発掘された1970年ワイト島フェスや1969年パリ公演も記憶に新しいところですが、本作はそこでも聴けない曲もたっぷり。ここで比較しながら整理してみましょう。
●シカゴの軌跡(8曲)
・Introduction/Listen(★)/Beginnings/South California Purples/Questions 67 & 68(★)/I'm A Man/Liberation/Poem 58(★)
●シカゴと23の誓い(3曲)
・Poem For The People/25 Or 6 To 4/It Better End Soon
※注:「★」印は公式『LIVE VI DECADES LIVE (THIS IS WHAT WE DO)』でも聴けない曲。
……と、このようになっています。伝統盤『AT CARNEGIE HALL』と比較しても聴けない「Listen」「Poem For The People」「Liberation」「Poem 58」が美味しく、特に「Liberation」は60年代にしか記録がないレア曲。その一方で、CHICAGOの存在を世界に知らしめる「25 Or 6 To 4」を早くも披露しています。そして、そんなセット以上なのが演奏そのもの。前述の通り、全員の機微がしっかりと楽しめる美録音なわけですが、やはり注目なのは当時23歳だったテリー・キャス。ヴォーカルは若々しくもひたむきで、ギターは苛烈そのもの。ホーン・セクションと火花を散らすバトルがスピーカーから吹き出してくるのです。
しかも、超リアル。演奏音自体は上記で褒めちぎった通りなのですが、その合間合間に(ささやかに)聞こえる音も凄い。現場となった“CUE CLUB”はストーンズやFLEETWOOD MAC、ジミヘン、YES、DEEP PURPLE等々、錚々たる海外アーティストが出演している名門なのですが、(その名の通り)コンサートホールではなくクラブ。遠く小さくガチャガチャとグラスの鳴る音も聞こえるのです。CHICAGOと言えば、デビュー作からプラチナ・アルバムを連発して巨大会場を沸かせるイメージもありますが、そのアンサンブルを密室クラブで体験できる……まさに初期ならではの、1969年の欧州でしかあり得ないライヴアルバムなのです。
鮮烈なデビューを飾りつつ、まだその真価を知らしめている途中だった1969年のCHICAGO。その現場にマスター・サウンドで立ち会えてしまう奇跡のライヴアルバムです。貴重な名曲群、若々しさが迸る演奏、そしてクラブの密室感……すべてが特別、すべてが極上。まさに文化遺産以外の何物でもないロックの秘宝。どうぞ、じっくりと噛みしめるようにご堪能ください。
Disc 1(54:29)
1. Soundcheck
2. Introduction
3. Listen
4. Beginnings
5. South California Purples
6. Poem For The People
7. 25 Or 6 To 4
8. Questions 67&68
9. I'm A Man
Disc 2(38:44)
Encore
1. Liberation
2. Poem 58
3. It Better End Soon
Robert Lamm - keyboards, lead vocals
Terry Kath - guitar, lead vocals
Peter Cetera - bass, lead vocals
James Pankow - trombone, percussion
Lee Loughnane - trumpet, percussion, background vocals
Walter Parazaider - woodwinds, percussion, background vocals
Daniel Seraphine - drums
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Cue Club, Gothenburg, Sweden 15th December 1969 TRULY PERFECT SOUND
『シカゴの軌跡』で鮮烈なデビューを飾った1969年のCHICAGO。その黎明期を伝える傑作ライヴアルバムが登場です。
そんな本作に収められているのは「1969年12月15日ヨーテボリ公演」。彼らにとって初となるヨーロッパ・ツアーの一幕を真空パックした極上オーディエンス録音です。“THE BIG THING”と名乗っていた1967年からライヴ活動を始めていましたが、アルバム・デビューと共に本格的なワールド・ツアーも開始。まずは、その歩みの中でショウのポジションを確かめてみましょう。
・2月21日-4月28日:北米#1a(35公演)
《4月28日『シカゴの軌跡』発売》
・5月2日-31日:北米#1b(14公演)
・6月13日-7月16日:北米#2(13公演)
・7月26日-11月29日:北米#3(64公演)
・12月4日-21日:欧州(15公演) ←★ココ★
これが1969年のCHICAGO。『シカゴの軌跡』リリースの前後からツアーを始め、「北米#3」の合間を縫うように『シカゴと23の誓い』も制作。それまで北米でしか演奏した事のなかった彼らは、年末に遂に大洋を渡ってヨーロッパへと進出します。本作のヨーテボリ公演は、そんな「欧州」レッグの10公演目にあたるコンサートでした。
そんなショウで記録された本作は、極上なだけでなく超リアルなヴィンテージ録音。まず、肝心の演奏音と歌声ですが、これが凄いのなんの。ヘッドフォンで分析的に聴けば距離感ゼロではないのですが、かと言ってオーディエンスの常識外に近く感じる。極太の芯がグイグイと目の前に押し寄せ、大所帯アンサンブルなのに塊にならない。そう、この分離感こそが驚異的。先ほど「ヴィンテージ」と書きましたが、そのニュアンスは楽器や録音機材による音色という意味。1音1音が輪郭まで綺麗に描かれ、歪みも劣化もなく艶やかに踊る様は、とても60年代録音とは思えない。普通なら轟音か、スポイルされるかどちらかになりがちなベースでさえうねりながらも濁らないのです。仮にこれが70年代録音だとしても……いえ、80年代後半の録音だったとしても「名録音!」と言い切れる極上ぶり。「60年代のオーディエンス」に対する認識を力づくで改めさせられる絶世の美録音なのです。
そんなサウンドで描かれるのは、1969年ならではのショウ。初期のCHICAGOと言えば、公式ボックス『LIVE VI DECADES LIVE』で発掘された1970年ワイト島フェスや1969年パリ公演も記憶に新しいところですが、本作はそこでも聴けない曲もたっぷり。ここで比較しながら整理してみましょう。
●シカゴの軌跡(8曲)
・Introduction/Listen(★)/Beginnings/South California Purples/Questions 67 & 68(★)/I'm A Man/Liberation/Poem 58(★)
●シカゴと23の誓い(3曲)
・Poem For The People/25 Or 6 To 4/It Better End Soon
※注:「★」印は公式『LIVE VI DECADES LIVE (THIS IS WHAT WE DO)』でも聴けない曲。
……と、このようになっています。伝統盤『AT CARNEGIE HALL』と比較しても聴けない「Listen」「Poem For The People」「Liberation」「Poem 58」が美味しく、特に「Liberation」は60年代にしか記録がないレア曲。その一方で、CHICAGOの存在を世界に知らしめる「25 Or 6 To 4」を早くも披露しています。そして、そんなセット以上なのが演奏そのもの。前述の通り、全員の機微がしっかりと楽しめる美録音なわけですが、やはり注目なのは当時23歳だったテリー・キャス。ヴォーカルは若々しくもひたむきで、ギターは苛烈そのもの。ホーン・セクションと火花を散らすバトルがスピーカーから吹き出してくるのです。
しかも、超リアル。演奏音自体は上記で褒めちぎった通りなのですが、その合間合間に(ささやかに)聞こえる音も凄い。現場となった“CUE CLUB”はストーンズやFLEETWOOD MAC、ジミヘン、YES、DEEP PURPLE等々、錚々たる海外アーティストが出演している名門なのですが、(その名の通り)コンサートホールではなくクラブ。遠く小さくガチャガチャとグラスの鳴る音も聞こえるのです。CHICAGOと言えば、デビュー作からプラチナ・アルバムを連発して巨大会場を沸かせるイメージもありますが、そのアンサンブルを密室クラブで体験できる……まさに初期ならではの、1969年の欧州でしかあり得ないライヴアルバムなのです。
鮮烈なデビューを飾りつつ、まだその真価を知らしめている途中だった1969年のCHICAGO。その現場にマスター・サウンドで立ち会えてしまう奇跡のライヴアルバムです。貴重な名曲群、若々しさが迸る演奏、そしてクラブの密室感……すべてが特別、すべてが極上。まさに文化遺産以外の何物でもないロックの秘宝。どうぞ、じっくりと噛みしめるようにご堪能ください。
Disc 1(54:29)
1. Soundcheck
2. Introduction
3. Listen
4. Beginnings
5. South California Purples
6. Poem For The People
7. 25 Or 6 To 4
8. Questions 67&68
9. I'm A Man
Disc 2(38:44)
Encore
1. Liberation
2. Poem 58
3. It Better End Soon
Robert Lamm - keyboards, lead vocals
Terry Kath - guitar, lead vocals
Peter Cetera - bass, lead vocals
James Pankow - trombone, percussion
Lee Loughnane - trumpet, percussion, background vocals
Walter Parazaider - woodwinds, percussion, background vocals
Daniel Seraphine - drums