FOCUS - LIVE FOCUS(3CD + Ltd Bonus DVDR) [Virtuoso 122/123/124]
FOCUS - LIVE FOCUS(3CD + Ltd Bonus DVDR)
[Virtuoso 122/123/124]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Texel Rehearsal In Netherlands 1971 STEREO SBD
Newport Jazz Festival In Europe 1971 STEREO SBD
Live at Philharmonic Hall, New York, NY. USA 23rd March 1973 STEREO SBD
1971年オランダはテセル島でのリハーサル、1971年10月29日ロッテルダムで行われた“ニューポート・ジャズ・フェスティヴァル”、更には1973年3月23日ニューヨークはフィルハーモニック・ホール公演をパッケージしたフォーカス・ファン待望の究極のアイテムが、3枚組プレスCDにてリリース決定です!!
まずはディスク1、1971年オランダはテセル島での、リハーサルを超極上ステレオ・ライン録音で収録。完璧なピッチ調整、リマスターで、更に究極のサウンドに仕上がっています。原音で確認されたEruptionでの数か所の音落ちも本盤ではありません。この演奏日の日付そのものは現在に至るまではっきりしませんが、この年は4〜5月にかけて2ndアルバムのレコーディング、10月頃にリリースされているので、おそらくこの「Moving Waves」発売前後のスタジオ・セッションを収録したものだと思われます。演奏内容ですが、新曲Anonymous Twoがスタジオ盤と微妙に異なるアレンジ(Sylviaもキーボードのフレーズのあちらこちらに導入されます)になっている等、聴きどころ満載ですが、フォーカスの歴史が辿れるとも言えるUntitledのパフォーマンスは必聴です。中でもアッカーマン独壇場の全編で炸裂する超絶ギター・プレイの数々は鳥肌もので、大袈裟ではなくここまでのぶっ飛んだフレーズの数々はそうは他で聴く事はできません。まさに初期フォーカスの、レア度、演奏内容、音質全てが完璧に揃った素晴らしい音源です。
続いてディスク2。トラック1にはディスク1の「テセル島でのリハーサル」よりFocusIを冒頭に約14分収録。こちらも原音で聞かれたアナログテープ劣化による問題は全て補整し、聴きやすいヴァージョンに仕上げてあります。続くトラック2以降は、セカンド・アルバム「ムーヴィング・ウェイヴス」リリース後、1971年10月29日ロッテルダムで行われた“ニューポート・ジャズ・フェスティヴァル”での公演を、ステレオ・サウンドボード録音で収録。こちらも完璧なピッチ調整、リマスターで、更に究極の音像に仕上げてあります。単なるPAアウト、放送用音源というレベルではなく、ボードものの中でも間違いなくトップに入る、非常にクオリティーの高いオフィシャル級のサウンドです。Eruption冒頭のアッカーマンのヴァイオリン奏法による美しい音色にいきなり感動してしまう事でしょう!今回収録されているのEruptionのみのセット・リストですがフェスなので、もしかするとこの1曲のみの可能性も充分に考えられますが、テセル島でのリハーサルでは「アノニマス2」「ハウス・オブ・ザ・キング」「フォーカス」といった曲も演奏されていますので、今回の公演でもそれらが演奏された可能性はあります。とにかくこのオルガンとギターによるクラシカルなデュオで幕を開けるEruptionがとんでもなく素晴らしい内容で、約23分のスタジオテイクとは違い、ジャズ・フェスというのも意識してからか、ここでは各メンバーのソロを交えてほぼ倍の長さに引き延ばされており、 インタープレイを中心とした黄金期の4人の息のあった壮絶なパフォーマンスは間違いなく全てが聴きどころとなっています!中でも猛烈なテクニックのアッカーマンが凄まじいプレイをこれでもかと炸裂させており、ソリッドな超絶速弾き、ヴァイオリン奏法など、緩急交えた素晴らしいプレイは、70年代ロックギターのスタイルとしては、間違いなく頂点を極めていたと言えるでしょう。フォーカスならではの奔放な演奏と、緊密なアンサンブルが見事に融合した至極のパフォーマンスを極上のサウンドでたっぷりと堪能できるファン必携の音源になっています。
そしてディスク3、1973年3月23日ニューヨークはフィルハーモニック・ホール公演をステレオ・サウンドボード録音で収録。こちらも非常にクオリティーの高い音質で、ピッチ調整、トリートメントも完璧に施されており、まさにオフィシャル級のサウンドに仕上がっています!!定番とも言えるフィルハーモニック・ホールの音源ですが、既発「Anonymus Two」等、幾つかのタイトルがリリースされていましたが、今回のサウンドが一番ナチュラルで、間違いなくジェネの若いアップグレード盤という事になります。アルバムでは、基本的にクラシカルなフレーズが目立つフォーカスですが、この日も、高いレベルの即興性の多い演奏がみられ、安易なインプロ/インタープレイに走るのではなく、高いテンションと技量で説得力あふれる演奏を繰り広げているのが本当に素晴らしいです!!(73年5月のロンドン/レインボー・シアター公演ではヤン・アッカーマンのリュート・ソロも披露されています。)楽音の分離感等、バランスのとれた最高の音質クオリティ、そして最高のパフォーマンスがたっぷり味わえる珠玉の音源です。
まさに、世界トップ・クラスのテクニックと構築美をもったフォーカスの最も充実していた時期の壮絶な唯一無二のアンサンブルを、超極上音質でパッケージしたファン必携のスーパー・アイテムが登場です!!
Disc 1(67:41)
Texel Rehearsal In Netherlands 1971
1. Anonymous Two 2. Eruption 3. Le Clochard 4. Untitled 5. House Of The King 6. Janis
Disc 2(63:59)
Texel Rehearsal In Netherlands 1971
1. FocusI
Newport Jazz Festival In Europe 1971
Live at De Doelen, Rotterdam, The Netherlands 29th October 1971
2. Introduction 3. Eruption
Disc 3(73:47)
Live at Philharmonic Hall, New York, NY. USA 23rd March 1973
1. Introduction 2. Focus III 3. Answers? Questions! Questions? Answers! 4. Focus II
5. Anonymous Two 6. Eruption 7. Hocus Pocus 8. Sylvia 9. Hocus Pocus (reprise)
Thijs Van Leer - Organ, Flute & Vocals Jan Akkerman - Guitar Bert Ruiter - Bass
Pierre Van Der Linden - Drums
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
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★フォーカス「LIVE FOCUS」の初回納品分に、1973年のロンドン、レインボウ・シアター公演を過去最高の画質で収録した「AT THE RAINBOW REMASTERED EDITION」が付属致します。現時点においても、唯一の同映像ソフトであるブラジル放送テイクを現行の技術で丁寧にリマスター。より鮮明な画像で、演奏者の細やかな動き、そして機材のディテイルを確認することができます。
FOCUS - AT THE RAINBOW: Remastered Edition(Bonus DVDR)
Live at Rainbow Theatre, London, UK May 1973 PRO-SHOT(UPGRADE)
1973年のロンドン、レインボウ・シアター公演をマルチ・カメラのプロショットと捉えた決定的映像作品「AT THE RAINBOW」のアップグレード版を収録。現時点においても、唯一の同映像ソフトであるブラジル放送テイクを現行の技術で丁寧にリマスター。画質を明るくすることで、より鮮明な画像で、演奏者の細やかな動き、そして機材のディテイルを確認することができます。ブラジルでの放送段階で、「Answers? Questions! Questions? Answers!」が誤って「Eruption」とクレジットされてしまっていますが(更に「House Of The King」が「Answers? Questions! Questions? Answers!」とテロップで誤って記載されている。)、今回はジャケ、メニューともに、実際の演奏曲目に沿った形で正確に作製されています。更に、ヤンのフロートソロの後にそのまま収録されてしまっていたフォーカスとは無関係の映像は除去、純粋のフォーカスの演奏のみを楽しめるように編集されています。バロックとジャズ・インプロビゼーションが見事に融合した傑作「Focus III」を発表した、バンドとしても人気、実力ともに頂点を極めた時期で、全編、充実のパフォーマンスを楽しむことができます。勿論、ヤン・アッカーマンの卓越したギタープレイ、タイス・バン・レアーのキーボード、フルート、個性的なボーカル・パフォーマンスもクリアーに収録。高い演奏技術と深い音楽的素養から生み出される楽曲の独創性・革新性ゆえ、「抒情派ユーロ・ロックの開祖」と形容されるFOCUSの決定的映像作品を、まさに最高のクオリティで堪能できるこの1枚。唯一無二の、ユーロロック史上、最重要な映像ソフトが、最良のヴァージョンで蘇りました。
★下記はオリジナル盤リリース時におけるbeatleg誌 vol.39(2003年10月号)のレビュー要約です。ご参考まで。(今回のDVD盤の画質は、このオリジナル盤を遥かに上回っている高品質なものです。)
オランダのクラシカル・ロック・グループ、フォーカスの、73年のロンドン公演の模様をプロ・ショットで収録した映像がDVD-Rでリリースされた。バック・スリーブのクレジット順とは違うが、実際の表記のソング・オーダーで収録されている。この映像は彼らのオフィシャル・ライブアルバム『FOCUS AT THE RAINBOW』と同日に収録されたもので、73年に日本でも一度だけ放送されて以降、世界的にも再放送されていなかったものだが、最近ブラジルで再放送が実現したためそのテレビ放送マスターを使用して製作されたものだ。従って画像のクオリティは高く、メンバーの紹介のテロップやボーナス映像部分でのナレーションはブラジル語になっている。ライブ・アルバムに収録されていたナンバーはすべて収められており、すべて彼らの代表曲である上に、この時期間違いなく彼らは全盛期にあった。クラシック出身のタイス・ヴァン・レアのフルート、オルガンプレイ、そして楽器の域まで高められたヴォイスと、クラシック&ジャズ出身のヤン・アッカーマンの滑らかだがワイルドなギタープレイが織り成す独自の音楽性は、正にヨーロッパの伝統と格式の高さを物語るものだ。他のメンバーも全員クラシックの教育を受けており、そのテクニックだけでもいかに彼らのポテンシャルが高かったかが判る。ボーナス映像として収録されている、「Profile feat. Thijs Van Leer's Flute Solo」「House Of The King」「Jan Akkerman's Lute Solo」がまた非常に貴重かつ見所もの多いもので、「House Of The King」「Jan Akkerman's Lute Solo」は本邦初公開のアルバム未収録のナンバーだ。「Jan Akkerman's Lute Solo」ではヤン・アッカーマンのリュート(ギターの前進の楽器)・ソロが聴ける。これは恐らく彼のソロ・アルバム『流浪の神殿』からのナンバーだろう。「Profile feat. Thijs Van Leer's Flute Solo」は「Answers? Questions!」の中間部分のフルート・ソロだ。ブラジルのテレビ局自身が曲のクレジットを間違っていたりするほど、今やフォーカスに詳しい人も少なくなってしまったようだが、本作はファンには待望のリリースだろうし、フォーカスを知らなかった人にも彼らの全貌が理解できる優れた映像である。
1. Focus II 2. Hocus Pocus 3. Focus III 4. Answers? Questions! Questions? Answers!
5. Eruption 6. Sylvia 7. Hocus Pocus (reprise)
Bonus Tracks
8. Flute Solo from "Answers? Questions! Questions? Answers!"
9. House Of The King 10. Lute Solo
Thijs Van Leer - Vocal, Organ & Flute Jan Akkerman - Guitar Bert Ruiter - Vocal & Bass
Pierre Van Der - Drums
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 43min.
Special Bonus DVDR for 1st set of "LIVE FOCUS"(Virtuoso 122/123/124)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Texel Rehearsal In Netherlands 1971 STEREO SBD
Newport Jazz Festival In Europe 1971 STEREO SBD
Live at Philharmonic Hall, New York, NY. USA 23rd March 1973 STEREO SBD
1971年オランダはテセル島でのリハーサル、1971年10月29日ロッテルダムで行われた“ニューポート・ジャズ・フェスティヴァル”、更には1973年3月23日ニューヨークはフィルハーモニック・ホール公演をパッケージしたフォーカス・ファン待望の究極のアイテムが、3枚組プレスCDにてリリース決定です!!
まずはディスク1、1971年オランダはテセル島での、リハーサルを超極上ステレオ・ライン録音で収録。完璧なピッチ調整、リマスターで、更に究極のサウンドに仕上がっています。原音で確認されたEruptionでの数か所の音落ちも本盤ではありません。この演奏日の日付そのものは現在に至るまではっきりしませんが、この年は4〜5月にかけて2ndアルバムのレコーディング、10月頃にリリースされているので、おそらくこの「Moving Waves」発売前後のスタジオ・セッションを収録したものだと思われます。演奏内容ですが、新曲Anonymous Twoがスタジオ盤と微妙に異なるアレンジ(Sylviaもキーボードのフレーズのあちらこちらに導入されます)になっている等、聴きどころ満載ですが、フォーカスの歴史が辿れるとも言えるUntitledのパフォーマンスは必聴です。中でもアッカーマン独壇場の全編で炸裂する超絶ギター・プレイの数々は鳥肌もので、大袈裟ではなくここまでのぶっ飛んだフレーズの数々はそうは他で聴く事はできません。まさに初期フォーカスの、レア度、演奏内容、音質全てが完璧に揃った素晴らしい音源です。
続いてディスク2。トラック1にはディスク1の「テセル島でのリハーサル」よりFocusIを冒頭に約14分収録。こちらも原音で聞かれたアナログテープ劣化による問題は全て補整し、聴きやすいヴァージョンに仕上げてあります。続くトラック2以降は、セカンド・アルバム「ムーヴィング・ウェイヴス」リリース後、1971年10月29日ロッテルダムで行われた“ニューポート・ジャズ・フェスティヴァル”での公演を、ステレオ・サウンドボード録音で収録。こちらも完璧なピッチ調整、リマスターで、更に究極の音像に仕上げてあります。単なるPAアウト、放送用音源というレベルではなく、ボードものの中でも間違いなくトップに入る、非常にクオリティーの高いオフィシャル級のサウンドです。Eruption冒頭のアッカーマンのヴァイオリン奏法による美しい音色にいきなり感動してしまう事でしょう!今回収録されているのEruptionのみのセット・リストですがフェスなので、もしかするとこの1曲のみの可能性も充分に考えられますが、テセル島でのリハーサルでは「アノニマス2」「ハウス・オブ・ザ・キング」「フォーカス」といった曲も演奏されていますので、今回の公演でもそれらが演奏された可能性はあります。とにかくこのオルガンとギターによるクラシカルなデュオで幕を開けるEruptionがとんでもなく素晴らしい内容で、約23分のスタジオテイクとは違い、ジャズ・フェスというのも意識してからか、ここでは各メンバーのソロを交えてほぼ倍の長さに引き延ばされており、 インタープレイを中心とした黄金期の4人の息のあった壮絶なパフォーマンスは間違いなく全てが聴きどころとなっています!中でも猛烈なテクニックのアッカーマンが凄まじいプレイをこれでもかと炸裂させており、ソリッドな超絶速弾き、ヴァイオリン奏法など、緩急交えた素晴らしいプレイは、70年代ロックギターのスタイルとしては、間違いなく頂点を極めていたと言えるでしょう。フォーカスならではの奔放な演奏と、緊密なアンサンブルが見事に融合した至極のパフォーマンスを極上のサウンドでたっぷりと堪能できるファン必携の音源になっています。
そしてディスク3、1973年3月23日ニューヨークはフィルハーモニック・ホール公演をステレオ・サウンドボード録音で収録。こちらも非常にクオリティーの高い音質で、ピッチ調整、トリートメントも完璧に施されており、まさにオフィシャル級のサウンドに仕上がっています!!定番とも言えるフィルハーモニック・ホールの音源ですが、既発「Anonymus Two」等、幾つかのタイトルがリリースされていましたが、今回のサウンドが一番ナチュラルで、間違いなくジェネの若いアップグレード盤という事になります。アルバムでは、基本的にクラシカルなフレーズが目立つフォーカスですが、この日も、高いレベルの即興性の多い演奏がみられ、安易なインプロ/インタープレイに走るのではなく、高いテンションと技量で説得力あふれる演奏を繰り広げているのが本当に素晴らしいです!!(73年5月のロンドン/レインボー・シアター公演ではヤン・アッカーマンのリュート・ソロも披露されています。)楽音の分離感等、バランスのとれた最高の音質クオリティ、そして最高のパフォーマンスがたっぷり味わえる珠玉の音源です。
まさに、世界トップ・クラスのテクニックと構築美をもったフォーカスの最も充実していた時期の壮絶な唯一無二のアンサンブルを、超極上音質でパッケージしたファン必携のスーパー・アイテムが登場です!!
Disc 1(67:41)
Texel Rehearsal In Netherlands 1971
1. Anonymous Two 2. Eruption 3. Le Clochard 4. Untitled 5. House Of The King 6. Janis
Disc 2(63:59)
Texel Rehearsal In Netherlands 1971
1. FocusI
Newport Jazz Festival In Europe 1971
Live at De Doelen, Rotterdam, The Netherlands 29th October 1971
2. Introduction 3. Eruption
Disc 3(73:47)
Live at Philharmonic Hall, New York, NY. USA 23rd March 1973
1. Introduction 2. Focus III 3. Answers? Questions! Questions? Answers! 4. Focus II
5. Anonymous Two 6. Eruption 7. Hocus Pocus 8. Sylvia 9. Hocus Pocus (reprise)
Thijs Van Leer - Organ, Flute & Vocals Jan Akkerman - Guitar Bert Ruiter - Bass
Pierre Van Der Linden - Drums
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
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★フォーカス「LIVE FOCUS」の初回納品分に、1973年のロンドン、レインボウ・シアター公演を過去最高の画質で収録した「AT THE RAINBOW REMASTERED EDITION」が付属致します。現時点においても、唯一の同映像ソフトであるブラジル放送テイクを現行の技術で丁寧にリマスター。より鮮明な画像で、演奏者の細やかな動き、そして機材のディテイルを確認することができます。
FOCUS - AT THE RAINBOW: Remastered Edition(Bonus DVDR)
Live at Rainbow Theatre, London, UK May 1973 PRO-SHOT(UPGRADE)
1973年のロンドン、レインボウ・シアター公演をマルチ・カメラのプロショットと捉えた決定的映像作品「AT THE RAINBOW」のアップグレード版を収録。現時点においても、唯一の同映像ソフトであるブラジル放送テイクを現行の技術で丁寧にリマスター。画質を明るくすることで、より鮮明な画像で、演奏者の細やかな動き、そして機材のディテイルを確認することができます。ブラジルでの放送段階で、「Answers? Questions! Questions? Answers!」が誤って「Eruption」とクレジットされてしまっていますが(更に「House Of The King」が「Answers? Questions! Questions? Answers!」とテロップで誤って記載されている。)、今回はジャケ、メニューともに、実際の演奏曲目に沿った形で正確に作製されています。更に、ヤンのフロートソロの後にそのまま収録されてしまっていたフォーカスとは無関係の映像は除去、純粋のフォーカスの演奏のみを楽しめるように編集されています。バロックとジャズ・インプロビゼーションが見事に融合した傑作「Focus III」を発表した、バンドとしても人気、実力ともに頂点を極めた時期で、全編、充実のパフォーマンスを楽しむことができます。勿論、ヤン・アッカーマンの卓越したギタープレイ、タイス・バン・レアーのキーボード、フルート、個性的なボーカル・パフォーマンスもクリアーに収録。高い演奏技術と深い音楽的素養から生み出される楽曲の独創性・革新性ゆえ、「抒情派ユーロ・ロックの開祖」と形容されるFOCUSの決定的映像作品を、まさに最高のクオリティで堪能できるこの1枚。唯一無二の、ユーロロック史上、最重要な映像ソフトが、最良のヴァージョンで蘇りました。
★下記はオリジナル盤リリース時におけるbeatleg誌 vol.39(2003年10月号)のレビュー要約です。ご参考まで。(今回のDVD盤の画質は、このオリジナル盤を遥かに上回っている高品質なものです。)
オランダのクラシカル・ロック・グループ、フォーカスの、73年のロンドン公演の模様をプロ・ショットで収録した映像がDVD-Rでリリースされた。バック・スリーブのクレジット順とは違うが、実際の表記のソング・オーダーで収録されている。この映像は彼らのオフィシャル・ライブアルバム『FOCUS AT THE RAINBOW』と同日に収録されたもので、73年に日本でも一度だけ放送されて以降、世界的にも再放送されていなかったものだが、最近ブラジルで再放送が実現したためそのテレビ放送マスターを使用して製作されたものだ。従って画像のクオリティは高く、メンバーの紹介のテロップやボーナス映像部分でのナレーションはブラジル語になっている。ライブ・アルバムに収録されていたナンバーはすべて収められており、すべて彼らの代表曲である上に、この時期間違いなく彼らは全盛期にあった。クラシック出身のタイス・ヴァン・レアのフルート、オルガンプレイ、そして楽器の域まで高められたヴォイスと、クラシック&ジャズ出身のヤン・アッカーマンの滑らかだがワイルドなギタープレイが織り成す独自の音楽性は、正にヨーロッパの伝統と格式の高さを物語るものだ。他のメンバーも全員クラシックの教育を受けており、そのテクニックだけでもいかに彼らのポテンシャルが高かったかが判る。ボーナス映像として収録されている、「Profile feat. Thijs Van Leer's Flute Solo」「House Of The King」「Jan Akkerman's Lute Solo」がまた非常に貴重かつ見所もの多いもので、「House Of The King」「Jan Akkerman's Lute Solo」は本邦初公開のアルバム未収録のナンバーだ。「Jan Akkerman's Lute Solo」ではヤン・アッカーマンのリュート(ギターの前進の楽器)・ソロが聴ける。これは恐らく彼のソロ・アルバム『流浪の神殿』からのナンバーだろう。「Profile feat. Thijs Van Leer's Flute Solo」は「Answers? Questions!」の中間部分のフルート・ソロだ。ブラジルのテレビ局自身が曲のクレジットを間違っていたりするほど、今やフォーカスに詳しい人も少なくなってしまったようだが、本作はファンには待望のリリースだろうし、フォーカスを知らなかった人にも彼らの全貌が理解できる優れた映像である。
1. Focus II 2. Hocus Pocus 3. Focus III 4. Answers? Questions! Questions? Answers!
5. Eruption 6. Sylvia 7. Hocus Pocus (reprise)
Bonus Tracks
8. Flute Solo from "Answers? Questions! Questions? Answers!"
9. House Of The King 10. Lute Solo
Thijs Van Leer - Vocal, Organ & Flute Jan Akkerman - Guitar Bert Ruiter - Vocal & Bass
Pierre Van Der - Drums
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 43min.
Special Bonus DVDR for 1st set of "LIVE FOCUS"(Virtuoso 122/123/124)