FLEETWOOD MAC - ROCK AM RING 1988(2CDR) [Uxbridge 373]

FLEETWOOD MAC - ROCK AM RING 1988(2CDR) [Uxbridge 373]

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商品詳細

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Live at Open Air Rock am Ring, Nurburgring, Germany 5th June 1988 STEREO SBD

1988年6月5日、ドイツはニュルブルクリンクで開催された「ROCK AM RING」でのライブを、現地放送マスターより、1時間54分に渡って超高音質ステレオ・ライン録音で完全収録。1987年4月に「Mirage」以来、実に5年ぶりのアルバム「Tango In The Night」をリリースしたフリートウッド・マックでしたが、アルバムリリース直後にリンジー・バッキンガムは脱退。代わりにリック・ビトーとビリー・バーネットらの2人のギタリストを加えた6人編成でツアーを行います。(他にコーラスやキーボードのサポートメンバーも加わった大所帯でのライブです)。ツアーは1987年10月から12月まで北米、翌88年5月から6月までイギリスを中心に行われました。ヨーロッパはスウェーデン、ドイツ、オランダと4回のライブが行われ、その一つがこの「ROCK AM RING」でのフェスティバル・ライブです。当時、本公演はドイツのSWR3ラジオ局で生放送され、本盤はそのテイクを収録しています。卓直結ライン録音と違って、ラジオ音源ですので、しっかりとミックスされたサウンドです。若干、丸みを感じさせるサウンドですが、鮮度の良い、聴きやすい音質です。1987/88年ツアーの売りのひとつでもある、スティーヴィーのソロ・ヒット曲「Stand Back」はショウ後半に演奏されますが、ちょうど、ラジオ局が交通情報を流したので、その部分(1:55付近)でカットが入ります。2人の新加入ギタリストはリンジーの抜けた穴を、80年代後半らしい、パワフルかつテクニカルなギターで上手くサポートしています。「Tango In The Night」収録曲も多数聴くことができ、まさにこの時期ならではのセットを高音質で楽しむことができます。20分近い演奏で盛り上がるWorld Turningでの、野外ライブならではの解放感に満ちた盛り上がりも、この日ならでは。コマーシャル路線を追求した、スケールの大きなゴージャスなサウンドが楽しめる1988年フリートウッド・マックのライブを高音質ライン録音で堪能できる、ファン必携の1枚です。

★beatleg誌 vol.133(2011年8月号)のレビュー要約です。ご参考まで。

 1988年6月5日、ドイツのニュルブルクリンクで行われた“Rock am Ring”というフェスに出演した時の模様を素晴らしい音質のFM放送音源にて収録したもの。1987年に『Tango In The Night』をリリースしたものの、その直後に中心人物であるリンジー・バッキンガムが脱退してしまい、急遽代役としてリック・ビトーとビリー・バーネットを迎えて敢行されたツアーの一環である。従って、メンバー構成は1990年にリリースされる『Behind The Mask』の布陣ということになる。リンジー・バッキンガムが脱退したことで、当然の如く、スティーヴィー・ニックスとクルスティン・マクヴィーの曲が中心にセットリストは組まれているが、それまで常に演奏されて来た「Oh Well」だけでなく、「Stop Messin' Around」「I Loved Another Woman」といったピーター・グリーン時代の曲が開き直ったかのように演奏されているのが面白い。スティーヴィー・ニックスのソロ名義のナンバーである「Has Anyone Ever Written Anything For You」「Stand Back」が演奏されているのは、まるでそれに対抗するかのようだ。又、リンジー・バッキンガムの曲も少ないながら演奏されていて、このバンドのテーマ曲のような「Go Your Own Way」は必然として、バッキンガム・ニックス時代の「Don't Let Me Down Again」も演奏されているところが実に不思議である。オープニングの「Say You Love Me」のサビを聴くだけで、リンジー・バッキンガムのヴォーカルが無いと随分と異なった印象を受けるだろうが、何と言うかスティーヴィー・ニックスとクルスティン・マクヴィーをフィーチャーしたセッション・ミュージシャンによるフリートウッド・マックのトリビュート・バンドといった雰囲気すら漂っている。しかし、だからこそ『Rumours』時代の音源ばかり聴いているファンには逆に斬新に聴こえるのではないだろうか。今年の春は何故かネット上でフリートウッド・マックのライヴ音源が飛び交っていたが、これはこの5月に公開されたものが元になっているのだろう。尚、このツアーからは1987年12月12日と13日のサンフランシスコ公演から構成されたオフィシャル映像『Fleetwood Mac's Tango In The Night』がリリースされているが、それは60分のダイジェスト収録であるのに対して、この収録時間は114分にも及んでいる。

Disc 1
1. Intro. 2. Say You Love 3. The Chain 4. Dreams 5. Isn't It Midnight 6. Oh Well 7. Seven Wonders
8. Stop Messin' Around 9. Everywhere 10. Gold Dust Woman 11. Don't Let Me Down Again
12. Has Anyone Ever Written Anything For You 13. Another Woman 14. Brown Eyes

Disc 2
1. World Turning 2. Little Lies 3. Stand Back 4. You Make Loving Fun 5. Go Your Own Way
6. D.J. Talks 7. Blue Letter 8. Don't Stop

Stevie Nicks - Vocal, Tambourine Christine McVie - Vocal, Keyboard John McVie - Bass
Mick Fleetwood - Drums, Percussion Rick Vito - Guitar, Vocal Billy Burnette - Guitar, Vocal

STEREO SOUNDBOARD RECORDING