PETER GABRIEL - JAPAN AID 1986(2CD + Bonus DVDR) [Virtuoso 119/120]
PETER GABRIEL - JAPAN AID 1986(2CD + Bonus DVDR)
[Virtuoso 119/120]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Jingu Stadium, Tokyo, Japan 20th & 21st December 1986 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
1986年12月20日と21日と、真冬の神宮球場で2日間に渡って開催されたチャリティ・ライブ「ジャパン・エイド」で、両日のトリを務めたピーター・ガブリエルのライブを、超高音質オーディエンス録音でそれぞれ完全収録。クラプトン、ジェフ・ベック、ミック・ジャガー、ピンク・フロイドそしてジェネシス、フィル・コリンズと言った80年代後のライブを、驚異的な超高音質で録音したテーパーの完全初登場ニューソース。両日ともその名の通り「PERFECT」なサウンドでショウの全貌を楽しむことができます。フェスティバルの他の出演者はジャクソン・ブラウン、ルー・リード、リトル・スティーブン、ハワード・ジョーンズといったところで、寒空の下、両日、7時間に及ぶライブが展開されました。ディスク1には初日公演を約54分収録。初日はピーターの「こんばんわ、日本」という日本語の挨拶からスタートします。オープニングはRed Rainで、2分30秒目辺りでリズムが入ったところで、ピーターが英語で「問題が起こった。ベースが聴こえないよ」と言って演奏が中断。急遽、キーボードとピーターによりHere Comes The Floodが歌われ、その場を繋ぐ様子がリアルに収録されています。この曲中に機材は回復したようで、終演後「We try again, Red Rain」のMCに続いて、再びRed Rainがスタートします。今回は問題なく演奏され、トニー・レヴィンのベースもクリアーに聴けます。Shock The Monkey終演後「来てくれてどうもありがとう!寒いですね!」とピーター・ガブリエルが日本語で挨拶。曲間では時折、機材ノイズが入るので、完璧な状態ではないようですが、コンサートはテンポよく進行していきます。San Jacinto、Sledgehammerに続いては反アパルトヘイト活動家スティーブ・ビコの紹介イントロを挟んで、お馴染みBikoが演奏されます。セットエンドはIn Your Eyesで、当日の出演者が皆ステージの登場、観客とも大盛り上がりでライブは終了します。ラストは女性司会者の終演のアナウンスを聴くことができます。ディスク2には2日目公演を約51分収録。こちらも初日同様の高音質で収録されています。機材トラブルに悩まされた初日と違い、この日はよりスムーズなライブが展開されています。Shock The Monkeyの後の日本語MCは無く、前日のSan Jacintoの代わりにNo Self Controlが演奏されます。終演後、初日同様に機材ノイズが発生していますが、ライブ自体はスムーズに進行していきます。2日目のメンバー紹介には「今日到着した」という紹介に加え「ユースー・ウドール」の名前も聞けます。この日は初日とは逆に、ラストの曲順を(おそらく当初の予定通りの)In Your Eyes、Bikoに変更しています。11分にも及ぶBikoの感動的な演奏は必聴。ラストには女性司会者が「後ほどフィナーレがあります」というMCを行ってショウを終了します。ピーターの「JAPAN AID」のステージは、民放テレビにてダイジェスト放送されましたので、ファンにはお馴染みですが、2つのショウを完全に、しかも極上のサウンドで捉えたライブと言うのは史上初の快挙です。世界中のファン驚愕の2枚組プレスCDタイトルが、好評Virtuosoレーベルより登場です!!
★beatleg誌 vol.138(2012年1月号)のレビュー要約です。ご参考まで。
ジャパン・エイド1st『ハリケーン・アイリーン』と名付けられたイベントはPeter Gabrielの呼び掛けによって神宮球場で行われた。Peter Gabriel、Howard Jones、Lou Reed、Little Steven、Nona Hendrix、Youssoou N' dour、Jackson Brown、The Stas Namin Band、日本からはサンディー&ザ・サンセッツ、白井貴子&Crazy BoysとRebeccaが日替わり、そして甲斐よしひろといった国内外のアーティストを交えての大型イベントとして注目された。もちろん、その目玉はPeter Gabrielの初来日だったことは言うまでもないのだが、もう一つは甲斐バンド解散後の甲斐よしひろの初ソロコンサートという目玉もあった。初日のトリはPeterで、2日目のトリが甲斐がつとめたと記憶している。12月末の野外フェスという試みは極寒という苦痛を観客に与え、Peterの演奏が終わってしまった2日目は、「次は甲斐よしひろか?」と会場を後にするものも多かった。最後の最後に出演者全員によって「Sun City」「You Can't Get It」「Revolution」が歌われた。この2日間の模様はTVでもインタビューと演奏シーンの抜粋が放送され、翌年にはソフト化されている。四半世紀たった今、この2日分の音源が出てくるとは夢にも思わなかったが、このCDを聴いた素直な感想は「こんなに会場は音、よくなかっただろう?」だ。その位、会場での音は悪かった記憶がある。この2枚のドキュメントを聴くと、それらは機材トラブルのせいだったとも思えてくる。待ちに待ったPeterの1曲目からトラブルが起き、セットリストにはない「Here Comes The flood」を弾き語りで聴くことができた。語り草になっているこのシーンももちろんバッチリ収録されている。Disc1の1と3が同名なのは、そのためである。5は初日だけ演奏された。最後の9はYoussoou N' dourや、他のミュージシャンもステージに上がってきて合唱。素晴らしいエンディングとなった。このシーンはボーナスDVDにも収録されているので、そちらでも堪能できる(映像については後述)。続いて2日目。セットリスト通り「Red Rain」からスタート。この日の音源は、若干ステージより離れての音像となっている。オーディエンス録音としては素晴らしい臨場感を持っている。この日は「SAN JACINTO」に代わって「NO SELF CONTROL」が演奏される。また、前述の全員での演奏が残されているため、そしてこのイベントのメッセージ性を凝縮した「BIKO」で終演する。2枚組プレスCD。Disc1の最後の最後に女性アナウンスによる追い出しのアナウンスがあるが、この日のPeterの演奏の後には、「後ほどフィナーレがある。」と女性アナウンスが入る。記録はここまで。ここで「どうせ、甲斐よしひろだろ。」と思ってしまった人たちは、最後のフィナーレは観れなく帰宅していった。その模様は今では、VHS、もしくはLDの中古を探すしかないのだが、そこまで期待して今度はボーナスのDVD映像を堪能。この映像は当時の高品位ビデオシステム(HDVS)、そしてデジタル録音で記録されている。この映像は放送用の前のものが使用されている。そして、なんとインタビュー&字幕入りである。民法の放送だったため、CF提供が入っていたと思うのだが、それがないだけでもありがたい。ついでならフィナーレ部分も収めてコンプリートなものにして欲しくなるほど、欲が出てしまう、そんな素晴らしいタイトル。さらに、ボーナスCDRとして、登場したのが2日目の別オーディエンス録音の『ANOTHER MASTER』。こちらは冒頭の女性アナウンスのPeter Gabrielの紹介から収録されているが、あくまでもボーナスDisc扱い。音像はまったく問題ないが、歓声と演奏のダイナミズムが上がると音割れしてしまうのが残念。最後に、このコンサートの主旨については「平和」という言葉によって漠然とした内容で語られてきた。実際、日本リスナーが「ジャパン・エイド」というネーミングから連想するに、アフリカの飢餓についてのチャリティの一環と思われていた節もある。当時のビデオのライナーにも「平和」という言葉が強調されているのだが、具体的な目的はあやふやだった。このチャリティ・コンサートはTHE UNIVERSITY FOR PEACEという大学の為のチャリティであり、ソフトの売り上げもその設立、運用へと充てられた。ただし、その大元となるのは反アパルトヘイト、黒人居住地にサン・シティと名付けられた白人専用の多目的施設での演奏を反対するミュージシャンたちの活動からはじまっている。どちらかというと迫害を受けている人たちがいるという事実を知ってもらいたいという運動が近いだろう。人種や国を超えての音楽の祭典が行われたという意味でもエポックメイキングなコンサートだった。その1年前の85年に来日公演が企画されていた某バンドのギタリストが南アフリカ国籍だったため入国拒否されていたという事実がある。そして、このイベントの流れは1988年にPeter Gabrielの二度目の来日となるHuman rights now! に繋がっていく。その音源も同時に発売。
Disc 1
Live at Jingu Stadium, Tokyo, Japan 20th December 1986(54:24)
1. Red Rain 2. Here Comes The Flood 3. Red Rain 4. Shock The Monkey 5. San Jacinto
6. Sledgehammer 7. Biko 8. Band Introduction 9. In Your Eyes
Disc 2
Live at Jingu Stadium, Tokyo, Japan 21st December 1986 (50:30)
1. Red Rain 2. Shock The Monkey 3. No Self Control 4. Sledgehammer 5. Band Introduction
6. In Your Eyes 7. Biko
Peter Gabriel - Vocals David Rhodes - Guitars David Sancious - Keyboards
Tony Levin - Bass Manu Katche - Drums
Virtuoso 119/120 \3,800 発売中 ★ギフト対象品
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★ピーター・ガブリエルの「JAPAN AID」のステージを、当時のテレビ放送マスターより、2日間、ダイジェスト的内容で約1時間に渡って高画質プロショット映像で収録したファン必携・必見のDVDRが付きます。コレクターには嬉しい、美しいピクチャーディスク仕様になっています。
PETER GABRIEL - JAPAN AID '86 (Bonus DVDR)
Jingu Stadium, Tokyo, Japan 20th & 21st December 1986 PRO-SHOT
チャリティ・イベント「JAPAN AID 1st」から当時、民放で放送されたテイクより、ピーター・ガブリエルのステージのみを抜粋して収録したDVDR。2つのショウを高音質で収録したCDも大変貴重ですが、やはり画面で見ることのできる「絵」の説得力は素晴らしいものがあります。時折、テロップや対訳などの日本語が画面に入るのも一興。某女性アナウンサーのインタビューも挟み込まれて収録されています。ロックイベントには珍しい真冬の野外イベントであり、バンドの吐息は白く、汗をかくと首筋からわずかに湯気が立ち上っているのも確認できます(その位、画質も良いです。)。初日の Red Rainではデヴィッド・ローズとトニー・レヴィンが変なカツラを被って演奏しているのが判ります。(トラブル直後なのに楽しい演出です。)初日のIn Your Eyes では当日の出演者全員がステージに並び、大盛り上がりの様子を見ることができます。2日目のSledgehammerでは後半でピーターとデヴィッドがぶつかって照れ笑いする様子も収録。ラストのBikoは圧巻。オリジナルDVDに確認できた微妙な音ずれは補正し、音声もリマスターしてあります。ファン必携・必見のタイトルがボーナスDVDRで登場です。
Live at Jingu Stadium, Tokyo, Japan 20th December 1986
1. Red Rain 2. San Jacinto 3. Sledgehammer 4. Biko 5. Band Introduction 6. In Your Eyes
Live at Jingu Stadium, Tokyo, Japan 21st December 1986
7. Red Rain 8. Sledgehammer 9. In Your Eyes 10. Biko
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.62min.
Video courtesy of Johanna label
Special bonus DVDR for 1st edition of "JAPAN AID 1986"(Virtuoso 119/120)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Jingu Stadium, Tokyo, Japan 20th & 21st December 1986 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
1986年12月20日と21日と、真冬の神宮球場で2日間に渡って開催されたチャリティ・ライブ「ジャパン・エイド」で、両日のトリを務めたピーター・ガブリエルのライブを、超高音質オーディエンス録音でそれぞれ完全収録。クラプトン、ジェフ・ベック、ミック・ジャガー、ピンク・フロイドそしてジェネシス、フィル・コリンズと言った80年代後のライブを、驚異的な超高音質で録音したテーパーの完全初登場ニューソース。両日ともその名の通り「PERFECT」なサウンドでショウの全貌を楽しむことができます。フェスティバルの他の出演者はジャクソン・ブラウン、ルー・リード、リトル・スティーブン、ハワード・ジョーンズといったところで、寒空の下、両日、7時間に及ぶライブが展開されました。ディスク1には初日公演を約54分収録。初日はピーターの「こんばんわ、日本」という日本語の挨拶からスタートします。オープニングはRed Rainで、2分30秒目辺りでリズムが入ったところで、ピーターが英語で「問題が起こった。ベースが聴こえないよ」と言って演奏が中断。急遽、キーボードとピーターによりHere Comes The Floodが歌われ、その場を繋ぐ様子がリアルに収録されています。この曲中に機材は回復したようで、終演後「We try again, Red Rain」のMCに続いて、再びRed Rainがスタートします。今回は問題なく演奏され、トニー・レヴィンのベースもクリアーに聴けます。Shock The Monkey終演後「来てくれてどうもありがとう!寒いですね!」とピーター・ガブリエルが日本語で挨拶。曲間では時折、機材ノイズが入るので、完璧な状態ではないようですが、コンサートはテンポよく進行していきます。San Jacinto、Sledgehammerに続いては反アパルトヘイト活動家スティーブ・ビコの紹介イントロを挟んで、お馴染みBikoが演奏されます。セットエンドはIn Your Eyesで、当日の出演者が皆ステージの登場、観客とも大盛り上がりでライブは終了します。ラストは女性司会者の終演のアナウンスを聴くことができます。ディスク2には2日目公演を約51分収録。こちらも初日同様の高音質で収録されています。機材トラブルに悩まされた初日と違い、この日はよりスムーズなライブが展開されています。Shock The Monkeyの後の日本語MCは無く、前日のSan Jacintoの代わりにNo Self Controlが演奏されます。終演後、初日同様に機材ノイズが発生していますが、ライブ自体はスムーズに進行していきます。2日目のメンバー紹介には「今日到着した」という紹介に加え「ユースー・ウドール」の名前も聞けます。この日は初日とは逆に、ラストの曲順を(おそらく当初の予定通りの)In Your Eyes、Bikoに変更しています。11分にも及ぶBikoの感動的な演奏は必聴。ラストには女性司会者が「後ほどフィナーレがあります」というMCを行ってショウを終了します。ピーターの「JAPAN AID」のステージは、民放テレビにてダイジェスト放送されましたので、ファンにはお馴染みですが、2つのショウを完全に、しかも極上のサウンドで捉えたライブと言うのは史上初の快挙です。世界中のファン驚愕の2枚組プレスCDタイトルが、好評Virtuosoレーベルより登場です!!
★beatleg誌 vol.138(2012年1月号)のレビュー要約です。ご参考まで。
ジャパン・エイド1st『ハリケーン・アイリーン』と名付けられたイベントはPeter Gabrielの呼び掛けによって神宮球場で行われた。Peter Gabriel、Howard Jones、Lou Reed、Little Steven、Nona Hendrix、Youssoou N' dour、Jackson Brown、The Stas Namin Band、日本からはサンディー&ザ・サンセッツ、白井貴子&Crazy BoysとRebeccaが日替わり、そして甲斐よしひろといった国内外のアーティストを交えての大型イベントとして注目された。もちろん、その目玉はPeter Gabrielの初来日だったことは言うまでもないのだが、もう一つは甲斐バンド解散後の甲斐よしひろの初ソロコンサートという目玉もあった。初日のトリはPeterで、2日目のトリが甲斐がつとめたと記憶している。12月末の野外フェスという試みは極寒という苦痛を観客に与え、Peterの演奏が終わってしまった2日目は、「次は甲斐よしひろか?」と会場を後にするものも多かった。最後の最後に出演者全員によって「Sun City」「You Can't Get It」「Revolution」が歌われた。この2日間の模様はTVでもインタビューと演奏シーンの抜粋が放送され、翌年にはソフト化されている。四半世紀たった今、この2日分の音源が出てくるとは夢にも思わなかったが、このCDを聴いた素直な感想は「こんなに会場は音、よくなかっただろう?」だ。その位、会場での音は悪かった記憶がある。この2枚のドキュメントを聴くと、それらは機材トラブルのせいだったとも思えてくる。待ちに待ったPeterの1曲目からトラブルが起き、セットリストにはない「Here Comes The flood」を弾き語りで聴くことができた。語り草になっているこのシーンももちろんバッチリ収録されている。Disc1の1と3が同名なのは、そのためである。5は初日だけ演奏された。最後の9はYoussoou N' dourや、他のミュージシャンもステージに上がってきて合唱。素晴らしいエンディングとなった。このシーンはボーナスDVDにも収録されているので、そちらでも堪能できる(映像については後述)。続いて2日目。セットリスト通り「Red Rain」からスタート。この日の音源は、若干ステージより離れての音像となっている。オーディエンス録音としては素晴らしい臨場感を持っている。この日は「SAN JACINTO」に代わって「NO SELF CONTROL」が演奏される。また、前述の全員での演奏が残されているため、そしてこのイベントのメッセージ性を凝縮した「BIKO」で終演する。2枚組プレスCD。Disc1の最後の最後に女性アナウンスによる追い出しのアナウンスがあるが、この日のPeterの演奏の後には、「後ほどフィナーレがある。」と女性アナウンスが入る。記録はここまで。ここで「どうせ、甲斐よしひろだろ。」と思ってしまった人たちは、最後のフィナーレは観れなく帰宅していった。その模様は今では、VHS、もしくはLDの中古を探すしかないのだが、そこまで期待して今度はボーナスのDVD映像を堪能。この映像は当時の高品位ビデオシステム(HDVS)、そしてデジタル録音で記録されている。この映像は放送用の前のものが使用されている。そして、なんとインタビュー&字幕入りである。民法の放送だったため、CF提供が入っていたと思うのだが、それがないだけでもありがたい。ついでならフィナーレ部分も収めてコンプリートなものにして欲しくなるほど、欲が出てしまう、そんな素晴らしいタイトル。さらに、ボーナスCDRとして、登場したのが2日目の別オーディエンス録音の『ANOTHER MASTER』。こちらは冒頭の女性アナウンスのPeter Gabrielの紹介から収録されているが、あくまでもボーナスDisc扱い。音像はまったく問題ないが、歓声と演奏のダイナミズムが上がると音割れしてしまうのが残念。最後に、このコンサートの主旨については「平和」という言葉によって漠然とした内容で語られてきた。実際、日本リスナーが「ジャパン・エイド」というネーミングから連想するに、アフリカの飢餓についてのチャリティの一環と思われていた節もある。当時のビデオのライナーにも「平和」という言葉が強調されているのだが、具体的な目的はあやふやだった。このチャリティ・コンサートはTHE UNIVERSITY FOR PEACEという大学の為のチャリティであり、ソフトの売り上げもその設立、運用へと充てられた。ただし、その大元となるのは反アパルトヘイト、黒人居住地にサン・シティと名付けられた白人専用の多目的施設での演奏を反対するミュージシャンたちの活動からはじまっている。どちらかというと迫害を受けている人たちがいるという事実を知ってもらいたいという運動が近いだろう。人種や国を超えての音楽の祭典が行われたという意味でもエポックメイキングなコンサートだった。その1年前の85年に来日公演が企画されていた某バンドのギタリストが南アフリカ国籍だったため入国拒否されていたという事実がある。そして、このイベントの流れは1988年にPeter Gabrielの二度目の来日となるHuman rights now! に繋がっていく。その音源も同時に発売。
Disc 1
Live at Jingu Stadium, Tokyo, Japan 20th December 1986(54:24)
1. Red Rain 2. Here Comes The Flood 3. Red Rain 4. Shock The Monkey 5. San Jacinto
6. Sledgehammer 7. Biko 8. Band Introduction 9. In Your Eyes
Disc 2
Live at Jingu Stadium, Tokyo, Japan 21st December 1986 (50:30)
1. Red Rain 2. Shock The Monkey 3. No Self Control 4. Sledgehammer 5. Band Introduction
6. In Your Eyes 7. Biko
Peter Gabriel - Vocals David Rhodes - Guitars David Sancious - Keyboards
Tony Levin - Bass Manu Katche - Drums
Virtuoso 119/120 \3,800 発売中 ★ギフト対象品
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★ピーター・ガブリエルの「JAPAN AID」のステージを、当時のテレビ放送マスターより、2日間、ダイジェスト的内容で約1時間に渡って高画質プロショット映像で収録したファン必携・必見のDVDRが付きます。コレクターには嬉しい、美しいピクチャーディスク仕様になっています。
PETER GABRIEL - JAPAN AID '86 (Bonus DVDR)
Jingu Stadium, Tokyo, Japan 20th & 21st December 1986 PRO-SHOT
チャリティ・イベント「JAPAN AID 1st」から当時、民放で放送されたテイクより、ピーター・ガブリエルのステージのみを抜粋して収録したDVDR。2つのショウを高音質で収録したCDも大変貴重ですが、やはり画面で見ることのできる「絵」の説得力は素晴らしいものがあります。時折、テロップや対訳などの日本語が画面に入るのも一興。某女性アナウンサーのインタビューも挟み込まれて収録されています。ロックイベントには珍しい真冬の野外イベントであり、バンドの吐息は白く、汗をかくと首筋からわずかに湯気が立ち上っているのも確認できます(その位、画質も良いです。)。初日の Red Rainではデヴィッド・ローズとトニー・レヴィンが変なカツラを被って演奏しているのが判ります。(トラブル直後なのに楽しい演出です。)初日のIn Your Eyes では当日の出演者全員がステージに並び、大盛り上がりの様子を見ることができます。2日目のSledgehammerでは後半でピーターとデヴィッドがぶつかって照れ笑いする様子も収録。ラストのBikoは圧巻。オリジナルDVDに確認できた微妙な音ずれは補正し、音声もリマスターしてあります。ファン必携・必見のタイトルがボーナスDVDRで登場です。
Live at Jingu Stadium, Tokyo, Japan 20th December 1986
1. Red Rain 2. San Jacinto 3. Sledgehammer 4. Biko 5. Band Introduction 6. In Your Eyes
Live at Jingu Stadium, Tokyo, Japan 21st December 1986
7. Red Rain 8. Sledgehammer 9. In Your Eyes 10. Biko
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.62min.
Video courtesy of Johanna label
Special bonus DVDR for 1st edition of "JAPAN AID 1986"(Virtuoso 119/120)