IRON MAIDEN - BREMEN 1984(2CDR) [Shades 1193]

IRON MAIDEN - BREMEN 1984(2CDR) [Shades 1193]

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商品詳細

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Live at Stadthalle, Bremen, Germany 27th October 1984 TRULY PERFECT SOUND

 MAIDEN史上最大級のワールド・ツアーとなった栄光の“WORLD SLAVERY TOUR”。その新たなるマスター・ピースが誕生です。
 そんな本作に記録されているのは「1984年10月27日ブレーメン公演」。その絶品オーディンス録音です。この日は一般的にはあまり知られていませんが、“WORLD SLAVERY TOUR”でも屈指のオーディエンス録音が残され、コアなトレーダー間では古くから有名。本作は、そんな知る人ぞ知る名録音なのですが、従来マスターのコピーではなく、最高峰を更新する最新バージョンなのです。その内容が気になるところですが、まずはショウのポジション。伝統盤『死霊復活』も交えながら確認してみましょう。

●1984年
・8月9日-9月1日:欧州#1(15公演)
《9月3日『パワースレイヴ』発売》
・9月3日-11月14日:欧州#2(51公演)←★ココ★
・11月24日-12月21日:北米#1a(20公演)
●1985年
・1月3日-7日:北米#1b(5公演)
・1月11日:ROCK IN RIO出演
・1月14日-3月31日:北米#2(50公演)←※死霊復活(A-C面)
・4月14日-5月10日:日本/豪州(15公演)
・5月23日-7月5日:北米#3(31公演)
《10月14日『死霊復活』発売》

【死霊復活とはセットの異なる“1984年編”】
 これがMAIDEN史上最大級のワールドツアー全景。『死霊復活』のメイン公演はツアーも進んだ後半でしたが、本作のブレーメン公演は前半。『パワースレイヴ』リリース直後の「欧州#2」39公演目にあたるコンサートでした。
 実は、これも重要なポイント。ツアー後半となる“1985年編”のセットは『死霊復活』でお馴染みですが、“1984年編”はちょっと違っており、「22 Accacia Avenue」やレアな「Losfer Words (Big 'Orra)」も演奏していたのです。もちろん、前者は『死霊復活』のD面、後者はシングル『Run to the Hills』B面で公式サウンドボードもあったわけですが、キチンとフルライヴの流れで楽しむにはオーディエンス録音に頼らざるを得ない。そのため、世界のマニアには「WORLD SLAVERY TOURの客録と言ったら1984年」と言われているのです。

【“1984年編”の代表録音がアップグレード】
 そして、本作こそ、そんな“1984年編”の代表作となり得るもの。従来からシュトゥットガルト録音やケベック録音など共に激しい頂点競争を繰り広げてきた銘品録音なのですが、本作はそれを海外マニアが磨き上げた最高峰更新盤なのです。実のところ、冒頭「Aces High」がチャーチルの演説なしで始まりますし、そのサウンドも微妙にこもっている。「これじゃ並かな……」と思われるかも知れませんが、実はこれは補填パート。メイン録音は2曲目「2 Minutes to Midnight」の1分半くらいから始まりまして、これがもう横列にクリア! 一気にサッと晴れ渡り、ダイレクト感もディテールもサウンドボードばりなのです。
 さらに、その後もアップグレード。この録音は主に2010年代半ばに広まったのですが、それはデジタルノイズが散見していました(現在でも某大手動画サイトではノイズ版がアップされていますね)。本作は、そうした傷がない。基本的にノイズが極少なベストマスターを使用しており、さらに同音源の別系統マスターで補填されているようです。上記のように“1984年編”には他公演の名作もあるので「ダントツNo.1」とは申せませんが、暫定1位とは言えてしまう絶品のライヴアルバムなのです。

【後の復刻ツアーとは異なる80年代だけのダイナミズム】
 そんなサウンドで描かれるショウは、まさに一大全盛の輝き。セットは前述の通り『死霊復活』に「Losfer Words (Big 'Orra)」「22 Accacia Avenue」を盛り込んだものなので整理は省略しますが、その演奏ぶりが凄い。ツアーを前半・後半に分けると前半にあたるわけですが、それでもすでに50公演以上をこなしたアンサンブルは鉄壁。ツインの呼吸感は水も漏らさぬコンビネーションを聴かせ、ニコ・マクブレインとスティーヴ・ハリスのゴキゴキとした硬質ギャロップが曲を……いえ、ショウそのものをグイグイと引っぱっていく。
 そして、ブルース・ディッキンソン。彼のヴォーカリゼーションも絶大。1985年以降のツアー疲れはまだ見えず、キャリア・ハイとも言われる“WORLD PIECES TOUR”に肉薄する伸びと張りが爆裂。そして何より、現在とはまったく異なるダイナミズム! 実のところ、歌い回しの機微や音域の広さは現在の方が上。しかし、この当時の発声は超豪快。ヴィヴラートと叫びの中間のような声が機微などお構いなしで放たれ、ド迫力スケール感/スペクタクルを描き出している。「歌う人=シンガー」としては今の方が優れているかも知れませんが、当時は「発声する人=ヴォーカリスト」として圧倒的なのです。

 ツアー疲れとも言われる『死霊復活』よりもダイナミックで、このツアーでしか聴けない「Losfer Words (Big 'Orra)」も飛び出す“1984年編”。その代表録音が最高峰を更新したライヴアルバムです。チャーチルの演説がない等、100%完璧ではないためにプレス化は逃しましたが、クオリティ的には永久保存レベルの大傑作。どうぞ、素晴らしき“WORLD SLAVERY TOUR”を存分にお楽しみください!

Disc 1(54:43)
1. Aces High
2. 2 Minutes to Midnight
3. The Trooper
4. Revelations
5. Flight of Icarus
6. Rime of the Ancient Mariner
7. Losfer Words (Big 'Orra)
8. Powerslave
9. Guitar Solo

Disc 2(34:06)
1. The Number of the Beast
2. Hallowed Be Thy Name
3. 22 Accacia Avenue
4. Iron Maiden
5. Run to the Hills
6. Running Free

Bruce Dickinson - Vocals
Steve Harris - Bass
Dave Murray - Guitar
Adrian Smith - Guitar
Nicko McBrain - Drums