YNGWIE J. MALMSTEEN'S RISING FORCE - DEFINITIVE BUDOKAN 1988(2CD) [ZODIAC 386]

YNGWIE J. MALMSTEEN'S RISING FORCE - DEFINITIVE BUDOKAN 1988(2CD) [ZODIAC 386]

販売価格: 3,800(税込)

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商品詳細

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LLive at Budokan, Tokyo, Japan 25th August 1988 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

 唯我独尊の革命児イングヴェイが対等な相棒ジョー・リン・ターナーと組んだ特別すぎる名作『ODYSSEY』。その来日公演を記録した名門キニーの大名盤が誕生。永久保存プレス2CDで登場です!
 そんな本作に刻まれているのは「1988年8月25日:日本武道館」公演。その極上オーディエンス録音です。「キニー」「1988年」と来れば、オリジナル・カセットから起こされた『DEFINITIVE YOKOHAMA 1988(Zodiac 355)』も記憶に新しいところですが、もちろん本作はあの大名盤の姉妹作になるわけです。そんな姉妹も含め、まずは当時の日程からショウのポジションを確かめてみましょう。

・8月16日『FIRST ODYSSEY(名古屋)』
・8月17日『SPEED AT NIGHT(大阪)』
・8月18日『LOST ODYSSEY(大阪)』
・8月20日『KYOTO 1988』
・8月23日『DEFINITIVE YOKOHAMA 1988』
・8月25日:日本武道館 ←★本作★
※注:各日とも代表作のみ。

 以上、全6公演。インググヴェイはALCATRAZZの初来日から4年で4度目。元RAINBOWとして人気の高いジョーと組んだ事もあり、遂に日本武道館の大舞台に立ったわけです。少年時代にリッチー・ブラックモアに心酔していたイングヴェイにとって、日本武道館は特別な会場。あの『MADE IN JAPAN』の現場に臨む意欲に燃えたライヴをフル体験できるアルバムなのです(ちなみに大阪フェスティバルホールはALCATRAZZで体験済み)。
 それだけ特別なショウを記録した本作は、サウンドも特別。何しろ、あの名門キニーのオリジナル・カセットからダイレクトにCD化した銘品中の銘品。しかも、キニー・コレクションでも特級の1作なのです。残されたチケットによると「1階席南西A列」で録音されたようですが、これこそ日本武道館のスウィート・スポット。もちろん、録音家の得手不得手によってスウィート・スポットは変わるものですが、このポジションはほとんど失敗しないとも言われているのです。
 実際、本作のサウンドはそれを音で証明しているようでもあり、骨太な芯も鮮やかな輪郭もえらくビビッド。音色にオーディンスらしさも感じられるのでサウンドボードと間違えはしませんが、クリアさやダイレクト感はそんじょそこらのFM放送にも負けない。常にクリアさで飛び抜けているキニー録音ですが、本作はその中でもサウンドボードっぽさの強いパワフル録音なのです。
 そのサウンドで描かれるのは、イングヴェイにとってもジョーにとっても二度となかった“マジカル”なフルショウ。彼らのライヴと言えば『TRIAL BY FIRE』が基準となりますので、ここで比較しながらセットを整理してみましょう。

・RISING FORCE:Far Beyond The Sun/Black Star
・MARCHING OUT:I'll See The Light, Tonight(★)
・TRILOGY:Liar/Queen In Love/You Don't Remember, I'll Never Forget/Trilogy Suite Opus 5
・ODYSSEY:Rising Force/Deja Vu/Crystal Ball/Heaven Tonight/Now Is The Time(★)/Dreaming(Tell Me)/Faster Than The Speed Of Light(★)
・カバー他:Adagio(★)/Budokan Blues(★◆)/Smoke On The Water(★◆)
※注:「★」印は『TRIAL BY FIRE』では聴けない曲。「◆」印はジェフ・バクスターとの共演。

……と、このようになっています。「Rising Force」「Dreaming(Tell Me)」のようにイングヴェイ/ジョー双方の定番になっていく曲も演奏されますが、「Crystal Ball」「Heaven Tonight」あたりをジョーの歌声で聴けるのは当時ならでは。もっと言えば、「Now Is The Time」「Faster Than The Speed Of Light」はこのツアーでしか演奏していないにも関わらず、『TRIAL BY FIRE』でも聴けない名曲群なのです。もちろん、『ODYSSEY』以外のナンバーも美味しい。ジョーはマーク・ボールズのように超ハイノート・シンガーではないわけですが、絶頂期だったために届くべきパートでは届き、他のシンガー達では絶対にやらないスキャットや即興もカッコイイ。味気なくなりがちなネオクラシカルHRにソウルフルな味わいを注入していくのです。
 また、日本武道館ならではのスペシャルだったのがアンコール。THE DOOBIE BROTHERSのジェフ・バクスターが登場し、即興ブルース「Budokan Blues」と「Smoke On The Water」で共演するのです。本編のネオクラシカル・テイストとは異なるブルージーなコーナーなのですが、これも実に面白い。ジェフとジョーは本場のブルース趣味を繰り広げつつ、イングヴェイはあくまでジミヘンがフィルターになった欧州人らしいフレーズで対抗。これもまた『ODYSSEY』時代ならではのコラボレーションなのです。

 ネオクラシカルなイングヴェイと、ポップなジョー。2人のコラボレーションはミスマッチになりそうなギリギリの線でマジックを起こし、『ODYSSEY』を異色の大名盤にしました。しかし、その本領は実はステージにこそあった。ポップさのない格調高い過去のネオクラ曲もソウルフルに味付けされ、クラシカルなインプロヴィゼーションと混じり合っていく。そんな奇跡の時代にあって、本作は両者の意欲が最高潮に燃え上がっていた“日本武道館の夜”を名門サウンドで真空パックしたライヴアルバムです。
 それこそ『ODYSSEY』自体と同等の価値を持つであろう大名盤。どうぞ、永久保存プレス2CDでいつでも、いつまでもご堪能ください!

★初登場・超高音質キニーテープ。チケット有り(1階南西A列25番★録音には最高の場所)



Disc 1 (63:19)
1. Intro
2. Rising Force
3. Liar
4. Queen In Love
5. Deja Vu
6. You Don't Remember, I'll Never Forget (incl. Street Of Dreams)
7. Keyboards Solo
8. Crystal Ball
9. Adagio
10. Far Beyond The Sun
11. Bass Solo
12. Heaven Tonight
13. Now Is The Time
14. Drum Solo
15. I'll See The Light Tonight

Disc 2 (45:06)
1. Trilogy Suite Op.5
2. Krakatau/Solo
3. Dreaming (Tell Me)
4. Faster Than The Speed Of Light
5. Black Star
6. Budokan Blues (with Jeff Baxter)
7. Smoke On The Water (with Jeff Baxter)

Yngwie J. Malmsteen - Guitars
Joe Lynn Turner - Lead Vocals
Jens Johansson - Keyboards
Barry Dunaway - Bass, Vocals
Anders Johansson - Drums

★★特別企画

★イングヴェイ・マルムスティーン「DEFINITIVE BUDOKAN 1988」に、当日の映像が楽しめる「BUDOKAN 1988: THE VIDEO」が付属致します。

YNGWIE J. MALMSTEEN'S RISING FORCE - BUDOKAN 1988: THE VIDEO(Bonus DVDR)
Live at Budokan, Tokyo, Japan 25th August 1988 AMAZING SHOT

 ジョー・リン・ターナーを相棒に迎え、遂に日本武道館の舞台に立った1988年のイングヴェイ・マルムスティーン。その歴史的な現場に居合わせられる貴重映像。
 そんな本作が撮影されたのは「1988年8月25日:日本武道館」公演。そのオーディンス・ショットです……たぶん。いきなり弱気になって申し訳ありませんが、実はそれには理由がある。まず第一に、本作は2カメのマルチカメラ編集。そして第二にその2台のアングルが異様なのです。
 1台はスタンド席からやや遠目に捉えつつ、これが極上。観客の姿がまるで視界に入らない完全な絶景で、明らかに三脚を使用したカメラワークはカクカクと動くのが不全なものの、その分手ブレなしの安定感が絶大。そして驚異的なのがズーム。最初は指先のようなジョーやイングヴェイがどんどん拡大していき、最ズームでは半身が画面いっぱいになるほど寄る。それほどのアップにもかかわらず表情が分かるほどの画質でして、1988年の家庭用ビデオとは思えない。実は何かしらのプロ撮影なのではないか……と思えるほどの映像美なのです。
 さらに驚きなのがサブカメラ。このポジションは、何と頭上。日本武道館も最上段の客席なら結構な角度になるものですが、その場合はステージのほぼ真横になるもの。このアングルはそうではなく、完全に頭上。ジョーやイェンス・ヨハンソンのつむじまで見えるのです。とても観客が撮れる角度ではありませんし、もっと言えばプロショットでもこんな角度にカメラを設置したりしない。ナゾがナゾを呼ぶ不可思議ショットなのです。
 そんな映像美で描かれるのは、名コンビ「ジョー&イングヴェイ」が並び立つフルショウ。“ODYSSEY Tour”の映像と言えば、何はさておいても公式作『TRIAL BY FIRE』が象徴でもありますので、まずは当時のスケジュールで本作との位置関係をおさらいしておきましょう。

●1988年
《4月8日『ODYSSEY』発売》
・4月10日ー16日:北米#1(5公演)
・5月19日ー7月30日:北米#2(49公演)
・8月16日ー25日:日本(6公演) ←★ココ★
・11月14日ー12月19日:欧州(28公演)
●1989年
・1月18日ー2月10日:ロシア(21公演)←※TRIAL BY FIRE
《10月12日『TRIAL BY FIRE』発売》

 これが『ODYSSEY』時代の活動概要。『TRIAL BY FIRE』を生み出したロシア・ツアーは、年の改まった1989年だったのに対し、対日公演は真夏の8月。本作の日本武道館公演は、そのハイライトとなる最終日でした(ちなみに、ジョーが初めて武道館に立ったのは1981年8月26日。本作と1日ズレの7年前でした)。そして、本作はセットも『TRIAL BY FIRE』と似て非なるモノ。ここで比較しつつ整理しておきましょう。

●オデッセイ
・Rising Force/Deja Vu/Crystal Ball/Heaven Tonight/Now Is The Time(★)/Dreaming(Tell Me)/Faster Than The Speed Of Light(★)
●その他
・トリロジー:Liar/Queen In Love/You Don't Remember, I'll Never Forget/Trilogy Suite Opus 5
・その他オリジナル:Far Beyond The Sun/Black Star/I'll See The Light, Tonight(★)
・カバー他:Adagio(★)/Blues Jam(★◆)/Smoke On The Water(★◆)
※注:「★」印は『TRIAL BY FIRE』では聴けない曲。「◆」印はジェフ・バクスターとの共演。

 記念すべきイングヴェイの初武道館は、当店でもプレス名盤『DEFINITIVE BUDOKAN 1988(Zodiac 386)』でお馴染みです。本作は、その“向こう側”を実際に目撃させてくれる貴重映像なのです。ショウ内容もあまりにも個性的な作風も必見の2カメ・ミックスの映像作品。どうぞ、この機会に存分にお楽しみください。

★ジョー・リン・ターナー時代の日本武道館公演を目撃できる映像作がギフト・リリース。オーディエンス撮影とは思えない異様なアングルの2カメ・ミックスで、貴重なフルショウを体験できます。

1. Intro
2. Rising Force
3. Liar
4. Queen In Love
5. Deja Vu
6. You Don't Remember, I'll Never Forget (incl. Street Of Dreams)
7. Keyboards Solo
8. Crystal Ball
9. Adagio
10. Far Beyond The Sun
11. Bass Solo
12. Heaven Tonight
13. Now Is The Time
14. Drum Solo
15. I'll See The Light Tonight
16. Trilogy Suite Op.5
17. Krakatau/Solo
18. Dreaming (Tell Me)
19. Faster Than The Speed Of Light
20. Black Star
21. Budokan Blues (with Jeff Baxter)
22. Smoke On The Water (with Jeff Baxter)

Yngwie J. Malmsteen - Guitars
Joe Lynn Turner - Lead Vocals
Jens Johansson - Keyboards
Barry Dunaway - Bass, Vocals
Anders Johansson - Drums

COLOUR NTSC Approx.109min.

Ltd Bonus DVDR for "DEFINITIVE BUDOKAN 1988"(ZODIAC 386)