BLACK SABBATH - 6TH GIG LOW MASTER: VIENNA 1982(2CDR) [Shades 296]

BLACK SABBATH - 6TH GIG LOW MASTER: VIENNA 1982(2CDR) [Shades 296]

販売価格: 2,500(税込)

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Live at Sophiensale, Vienna, Austria 24th April 1980 TRULY AMAZING SOUND(UPGRADE)

 オジー・オズボーンからロニー・ジェイムズ・ディオへフロントマンが交代し、新たに生まれ変わったBLACK SABBATHの「HEAVEN AND HELL」ツアーより、歴史的な名音源が、こちらも生まれ変わって登場です!
 現時点で存在が確認されているロニー時代最初のライヴ音源である、1980年4月24日のオーストリア・ウィーン公演は、今から3年近く前にPOWER GATEレーベルより「6TH GIG」のタイトルでリリースされた直後から「ロニー時代最初期の歴史的音源」として専門誌から評価され、ファンの皆様からも長くご支持を頂きました。
 前回、BLACK SABBATHのレア音源再リリースの一環として「TURN UP THE MOB TOUR」「CANADIAN ASSAULT」を復刻リリースしたところ、この「6TH GIG」に対する再登場の要望は特に強く寄せられ、ファンの間における本作への根強い支持には改めて驚かされました。そこで今回は皆様のご要望にお応えして、この歴史的な「6TH GIG」を、新たに発掘された最上位マスターをフル使用し、現在可能な最良最高の形で再びファンの皆様にお届けいたします! 

 既発「6TH GIG」の元となった音源も充分に優良なクオリティを持ったオーディエンスマスターでしたが、このソースにはトレーダー段階で施されたと思われるイコライジングが強く感じられました。これら不自然に増幅された高音や低音は、いかにリマスター工程で補正を試みても加工前の状態に戻すことはできず、自然なサウンドを聴きたいのならばさらに上位のマスターを発掘するほか無いというのが実情でした。
 今回新たに発掘されたマスターは、このような悩みを吹き飛ばす正真正銘のファーストジェネレーション・クオリティで、記念すべき音源を克明に切り取っていました!ナチュラルな質感・メンバーのプレイをより細やかに聴き込める音の鮮度・既発とは比較にならないほど明瞭な演奏の輪郭と、いずれも抜群の聴き応えです。既発を聴き込んだベテランのファン・コレクターも、本作は見逃せない一本になるはずです!

 「HEAVEN AND HELL」ツアーは、5月からの本格的なイギリスツアーに先立ち、ドイツ・オーストリアでのショウが事実上のウォームアップギグとして行われました。'80年4月17日のアウリッヒ公演にスタートした最初期ツアーは、4月26日のランツフート公演まで7公演が消化され、本作に収められたウィーン公演が6公演目となります。 最初期ならではの試行錯誤やメンバー交代直後らしい固さなど、本音源はあらゆる場面で珍しい聴き所が満載で、何回聴いてもその都度新しい驚きと発見を繰り返すことでしょう。ロニーはオープニングの「War Pigs」からオジーとは一線を画するドラマティックな歌唱を披露し、自分自身の時代の始まりを宣言しています。彼のパワフルな声と天性の説得力は「N.I.B.」や「Sweet Leaf」そして「Black Sabbath」などのSABBATHクラシックでも威力を全開し、誰にも真似ができない唯一無二の存在感を見せつけています。2曲目の「Neon Knights」は、イギリスツアー以降は「War Pigs」から流れ込むように怒涛の演奏を聴かせましたが、ここではタイトルコールをしてから一息おいてスタートするなど、初々しいバンドプロダクションが妙に新鮮さを感じさせます。しかし「Neon Knights」におけるロニーのヴォーカルはとにかく凄まじく、まるで荒れ狂う鬼神のようですらあります!アイオミのギターソロもツアー中盤以降とややパターンが違っており、ここでも新鮮な気持ちでお馴染みの名曲と向かい合えるでしょう。「Children Of The Sea」イントロでは、アイオミが出音を確認してからのスタートです。バンドの名演と観客の熱いリアクションが「新曲」を「名曲」へとステップアップさせていく、そんな場面を見ている気にさせられます。ライヴ中盤のレア曲「Lonely Is The Word」はツアー前半のみの聴き所。ヘヴィで押しの強い楽曲群にあって、切々としたメロディ中心の本曲がライヴに絶好のメリハリを与えています。
 この当時の「Heaven And Hell」はバンドアンサンブルも良い意味で豪快かつ荒く、過渡期ならではの演奏を楽しめます。SABBATHが'70年代的なハードロックバンドから、ロニーの影響を受けて’80年代的な様式美サウンドへと移行していく、その境目の演奏をたっぷりと堪能できるでしょう。「Iron Man」と「Die Young」をつなぐ9分近いアイオミのソロパートでは、ギーザーのベースとビルのドラムも加わり、70年代中盤を思い出させるジャムセッションを聴かせてくれます。メインセットのラストに位置する「Paranoid」では、この時点ですでに「Heaven And Hell」のリフへのリプライズも確認できます。アンコールは不動の「Children Of The Grave」でライヴを締めくくります。なお本音源ではアウトロの「Laguna Sunrise」を既発より長く収録しており、ライヴの余韻をよりじっくりと噛みしめる事ができます。

 装いだけでなく中身まで全く新しい形で生まれ変わった本作は、再び「ツアー最初期の大定番」として、全てのSABBATH・ロニーファンに愛される事でしょう。長いSABBATH史の1ページにまた新たなトピックが書き加えられた瞬間を、本作でどうぞお確かめください!ベテランから初心者まで絶対に聴き逃せない、大推薦の一本です!

Disc 1
1. Supertzar 2. War Pigs 3. Neon Knights 4. N.I.B. 5. Children Of The Sea 6. Sweet Leaf
7. Drum Solo 8. Sweet Leaf(reprise) 9. Lonely Is The Word

Disc 2
1. Black Sabbath 2. Heaven And Hell 3. Iron Man 4 Guitar Solo 5. Die Young 6. Paranoid
7. Children Of The Grave 8. Outro(Laguna Sunrise)

Ronnie James Dio - Vocals Tony Iommi - Guitar Geezer Butler - Bass Bill Ward - Drums
Geoff Nicholls - Keyboards