ANTHRAX - CHICAGO 1988(1CDR)★ [Shades 1185]
ANTHRAX - CHICAGO 1988(1CDR)★
[Shades 1185]
販売価格: 1,500円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Rosemont Horizon, Rosemont, IL, USA 17th December 1988 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
『STATE OF EUPHORIA』を全米30位に送り込み、一作ごとに巨大な存在となっていった80年代のANTHRAX。その現場をリアルに伝える傑作ライヴアルバムが登場です。
そんな本作に刻まれているのは「1988年12月17日ローズモント公演」。厳密に言うとローズモントはシカゴ市内ではないのですが、いわゆるシカゴ都市圏に属する街です(日本に喩えるなら、クラブチッタ川崎で外タレが「ハロー東京!」と言うような感じでしょうか)。「1988年のシカゴ」というと、今週同時リリースのMETALLICA『CHICAGO 1988(Zodiac 381)』の姉妹編……かと思いきや、実は違います。確かにこの日のANTHRAXはサポート・アクトなのですが、メインはMETALLICAではなく、オジー・オズボーン。そう、オジーのプレス名作『NO REST FOR THE ROSEMONT(Zodiac 024)』と同じ日であり、同じテーパーが連続録音したライヴアルバムなのです。まずは、そんなショウのポジションを当時のスケジュールから確認しておきましょう。
●1988年
・8月10日:MEGAFORCE PARTY 1988
・8月27日-9月25日:欧州#1(12公演)
《9月18日『STATE OF EUPHORIA』発売》
・11月16日-12月31日:北米#1(30公演)←★ココ★
●1989年
・1月6日-30日:北米#2(13公演)
・3月8日-14日:英国(6公演)
・4月3日-5月12日:北米#3(30公演)
・6月1日-7月10日:欧州#2(29公演)
・12月15日+16日:ブルックリン(2公演)
《12月『PERSISTENCE OF TIME』製作開始》
これが1988年/1989年のANTHRAX。『STATE OF EUPHORIA』発売直後の「北米#1-2」がオジーのサポート。本作のローズモント公演は、その22公演目にあたるコンサートでした。
そんなショウで記録された本作は、オジーの名作『NO REST FOR THE ROSEMONT』がフラッシュバックする極上のオーディエンス録音。同じテーパー&連続録音なので当然ですが、プレス化されたオジー編に酷似しており、思いっきりオンでパワフル。距離感など微塵もなく極太の芯が目の前に迫り、それに伴ってリフのエッジもドラムの乱打も綺麗に粒だって感じられる。実のところ、あまりのパワフルぶりにバスドラの打音ピークにビビリを感じられたりもするのですが、それでもプレス級には変わらない。まさしく『NO REST FOR THE ROSEMONT』のANTHRAX編なのです。
そんなサウンドで描かれるのは、貴重な『STATE OF EUPHORIA』時代の大熱演。黄金時代のライヴアルバムというと公式盤『BBC LIVE IN CONCERT』『LIVE: THE ISLAND YEARS』もありますが、前者は“AMONG THE LIVING TOUR”で、後者は“PERSISTENCE OF TIME TOUR”。本作は両者の合間であり、どちらとも異なるのです。ここでそのセレクションを整理しておきましょう。
・SPREADING THE DISEASE(2曲):Madhouse/Medusa
・I'M THE MAN(1曲):I’m the Man
・AMONG THE LIVING(3曲):I Am The Law/Indians/Efilnikufesin (N.F.L.)
・STATE OF EUPHORIA(4曲):Be All, End All/Now It's Dark/Antisocial/Finale
……と、このようになっています。サポート・アクトだけに約1時間と短いのですが、その中に『SPREADING THE DISEASE』から『STATE OF EUPHORIA』までの名曲をギュウ詰め。さすがに過去曲はド定番になるのの、定番がまだ固まっていない『STATE OF EUPHORIA』ナンバーは面白く、貴重な「Now It's Dark」「Finale」も披露される。特に「Finale」はこのツアーでしか演奏していないレア曲。あのヘヴィな快走感を極太ド迫力な密着サウンドで楽しめるのです。
よりヘヴィに、よりビッグに。成功の階段を駆け上がっていたANTHRAXの熱演を極上サウンドで楽しめるライヴアルバムの傑作です。本作自体が優れた音楽作品でもあるわけですが、さらにオジーの『NO REST FOR THE ROSEMONT』と併せることでローズモントの一夜をフル体験できるのです。
思えば、1988年/1989年はヘヴィメタル自体にとって大きなターニング・ポイントでもありました。GUNS N’ ROSESに端を発するストリート感覚が重用され、キナ臭い世界情勢を背景にしてよりシリアス&ヘヴィな音が徐々に台頭。重苦しい90年代の兆候は見えつつも、塗りつぶされるのではなく華やかさを極めた80年代の薫りと融合していた……。ANTHRAXも、オジーも、そんな時代だったから『STATE OF EUPHORIA』や『NO REST FOR THE WICKED』を創り上げたのでしょう。1987年よりも重く、1990年ほど重苦しくない“1988年だからこそのヘヴィメタル”。ぜひ『NO REST FOR THE ROSEMONT』とも併せてたっぷりとお楽しみください。
(54:51)
01. Introduction
02. Be All, End All
03. Madhouse
04. I Am The Law
05. Now It's Dark
06. Indians
07. Antisocial
08. Medusa
09. N.F.L.
10. I'm The Man
11. Finale
Joey Belladonna - Vocals
Scott Ian - Guitar
Dan Spitz - Guitar
Frank Bello - Bass
Charlie Benante - Drums
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Rosemont Horizon, Rosemont, IL, USA 17th December 1988 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
『STATE OF EUPHORIA』を全米30位に送り込み、一作ごとに巨大な存在となっていった80年代のANTHRAX。その現場をリアルに伝える傑作ライヴアルバムが登場です。
そんな本作に刻まれているのは「1988年12月17日ローズモント公演」。厳密に言うとローズモントはシカゴ市内ではないのですが、いわゆるシカゴ都市圏に属する街です(日本に喩えるなら、クラブチッタ川崎で外タレが「ハロー東京!」と言うような感じでしょうか)。「1988年のシカゴ」というと、今週同時リリースのMETALLICA『CHICAGO 1988(Zodiac 381)』の姉妹編……かと思いきや、実は違います。確かにこの日のANTHRAXはサポート・アクトなのですが、メインはMETALLICAではなく、オジー・オズボーン。そう、オジーのプレス名作『NO REST FOR THE ROSEMONT(Zodiac 024)』と同じ日であり、同じテーパーが連続録音したライヴアルバムなのです。まずは、そんなショウのポジションを当時のスケジュールから確認しておきましょう。
●1988年
・8月10日:MEGAFORCE PARTY 1988
・8月27日-9月25日:欧州#1(12公演)
《9月18日『STATE OF EUPHORIA』発売》
・11月16日-12月31日:北米#1(30公演)←★ココ★
●1989年
・1月6日-30日:北米#2(13公演)
・3月8日-14日:英国(6公演)
・4月3日-5月12日:北米#3(30公演)
・6月1日-7月10日:欧州#2(29公演)
・12月15日+16日:ブルックリン(2公演)
《12月『PERSISTENCE OF TIME』製作開始》
これが1988年/1989年のANTHRAX。『STATE OF EUPHORIA』発売直後の「北米#1-2」がオジーのサポート。本作のローズモント公演は、その22公演目にあたるコンサートでした。
そんなショウで記録された本作は、オジーの名作『NO REST FOR THE ROSEMONT』がフラッシュバックする極上のオーディエンス録音。同じテーパー&連続録音なので当然ですが、プレス化されたオジー編に酷似しており、思いっきりオンでパワフル。距離感など微塵もなく極太の芯が目の前に迫り、それに伴ってリフのエッジもドラムの乱打も綺麗に粒だって感じられる。実のところ、あまりのパワフルぶりにバスドラの打音ピークにビビリを感じられたりもするのですが、それでもプレス級には変わらない。まさしく『NO REST FOR THE ROSEMONT』のANTHRAX編なのです。
そんなサウンドで描かれるのは、貴重な『STATE OF EUPHORIA』時代の大熱演。黄金時代のライヴアルバムというと公式盤『BBC LIVE IN CONCERT』『LIVE: THE ISLAND YEARS』もありますが、前者は“AMONG THE LIVING TOUR”で、後者は“PERSISTENCE OF TIME TOUR”。本作は両者の合間であり、どちらとも異なるのです。ここでそのセレクションを整理しておきましょう。
・SPREADING THE DISEASE(2曲):Madhouse/Medusa
・I'M THE MAN(1曲):I’m the Man
・AMONG THE LIVING(3曲):I Am The Law/Indians/Efilnikufesin (N.F.L.)
・STATE OF EUPHORIA(4曲):Be All, End All/Now It's Dark/Antisocial/Finale
……と、このようになっています。サポート・アクトだけに約1時間と短いのですが、その中に『SPREADING THE DISEASE』から『STATE OF EUPHORIA』までの名曲をギュウ詰め。さすがに過去曲はド定番になるのの、定番がまだ固まっていない『STATE OF EUPHORIA』ナンバーは面白く、貴重な「Now It's Dark」「Finale」も披露される。特に「Finale」はこのツアーでしか演奏していないレア曲。あのヘヴィな快走感を極太ド迫力な密着サウンドで楽しめるのです。
よりヘヴィに、よりビッグに。成功の階段を駆け上がっていたANTHRAXの熱演を極上サウンドで楽しめるライヴアルバムの傑作です。本作自体が優れた音楽作品でもあるわけですが、さらにオジーの『NO REST FOR THE ROSEMONT』と併せることでローズモントの一夜をフル体験できるのです。
思えば、1988年/1989年はヘヴィメタル自体にとって大きなターニング・ポイントでもありました。GUNS N’ ROSESに端を発するストリート感覚が重用され、キナ臭い世界情勢を背景にしてよりシリアス&ヘヴィな音が徐々に台頭。重苦しい90年代の兆候は見えつつも、塗りつぶされるのではなく華やかさを極めた80年代の薫りと融合していた……。ANTHRAXも、オジーも、そんな時代だったから『STATE OF EUPHORIA』や『NO REST FOR THE WICKED』を創り上げたのでしょう。1987年よりも重く、1990年ほど重苦しくない“1988年だからこそのヘヴィメタル”。ぜひ『NO REST FOR THE ROSEMONT』とも併せてたっぷりとお楽しみください。
(54:51)
01. Introduction
02. Be All, End All
03. Madhouse
04. I Am The Law
05. Now It's Dark
06. Indians
07. Antisocial
08. Medusa
09. N.F.L.
10. I'm The Man
11. Finale
Joey Belladonna - Vocals
Scott Ian - Guitar
Dan Spitz - Guitar
Frank Bello - Bass
Charlie Benante - Drums