QUIET RIOT - RYOGOKU KOKUGIKAN 1986(2CDR) [Shades 1180]

QUIET RIOT - RYOGOKU KOKUGIKAN 1986(2CDR) [Shades 1180]

販売価格: 2,500(税込)

数量:

商品詳細

★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。

Live at Ryogogu Kokugikan, Tokyo, Japan 27th November 1986 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters)

 ランディ・ローズと共にQUIET RIOTの創始者でもあったケヴィン・ダブロウ。彼の生前最後の来日となった1986年の“QR III JAPAN TOUR”の現場を伝える秘蔵オリジナル音源が登場です。
 そんな本作が記録されたのは「1986年11月27日:両国国技館」。その現場を真空パックした傑作オーディエンス録音です。QUIET RIOTは1987年・1989年にも来日しましたが、その際のシンガーは元RUGH CUTTのポール・ショーティノ。その後、90年代以降の再結成QUIET RIOTではケヴィンが再びフロントに立ちましたが、来日することはなく2007年に帰らぬ人となってしまった。結果として、この1986年がケヴィン生前最後の来日公演となったのです。まずは、そのスケジュールを振り返り、ショウのポジションを確かめておきましょう。

・11月25日:愛知厚生年金会館
・11月27日:両国国技館 ←★本作★
・11月29日:大阪厚生年金会館
・12月1日:福岡サンパレス

 以上、全4公演。前年の初来日の東京は中野サンプラザ4連続公演が話題になりましたが、二度目は1公演のみ。その代わり(?)コンサートにはあまり使われない両国国技館が舞台となりました。
 その貴重なショウで記録された本作は、リアルなサウンドが素晴らしい。やや距離があるのは否めないものの、その空気感はすっきりとしており、骨太な芯がまっすぐに届く。曲間になると大歓声も沸きはするのですが、演奏中はスッと鎮まり、演奏音との間に遮蔽物がなくなる。そのため各楽器の機微もしっかりと伝わり、ヴォーカルやぶ厚いコーラスも混じり合わない。そして何より、マスター鮮度。録音本人から譲られた本作だけのオリジナル・マスターであり、ダビング痕や経年劣化がない。34年前の大気がそのままスピーカーから吹き出すような新鮮さで、じっくりと浸りきれるフレッシュなライヴアルバムなのです。
 そんなサウンドで描かれるのは三部作『METAL HEALTH』『CONDITION CRITICAL』『QR III』を濃縮し、黄金の80年代を総括するようなフルショウ。ここでその内容も整理しておきましょう。

●METAL HEALTH(5曲):Slick Black Cadillac/Don't Wanna Let You Go/Let's Get Crazy/Cum On Feel The Noize/Metal Health (Bang Your Head)
●CONDITION CRITICAL(2曲):Sign Of The Times/Mama Weer All Crazee Now
●QR III(5曲):Put Up Or Shut Up/The Pump/Main Attraction/Still Of The Night/The Wild And The Young
●その他(1曲):Slow Down(THE BEATLESカバー)

……と、このようになっています。大代表作『METAL HEALTH』を軸に3部作の名曲を濃縮還元しているわけですが、やはり美味しいのは『QR III』ナンバー。「Put Up Or Shut Up」「The Wild And The Young」は1987年の“JAPAN AID 2ND”でも演奏していましたが、他の3曲は貴重……と言いますか、当時体験された方でもない限りライヴでやってた事もほとんど知られていないナンバーです。
 そして、そんなセットを綴るパフォーマンスこそが熱い。やはり絶大な存在感を放っているのはケヴィン。ワイルドなダミ声は極めてダイナミックで、ポップでキャッチーな曲を熱くロックさせ、豪快そのものなMCで観客をグイグイと引っ張りまくる。正直なところ、後任のショーティノの方が歌唱力は上だと思いますが、ショウマンとして上なのは間違いなくケヴィン。豪放磊落なノリでコールで大合唱を呼び起こす様は、デヴィッド・リー・ロスもかくやのド迫力。もちろん、歌が下手という意味ではなく、パワーバラードの「Still Of The Night」で沸き上がる雄々しい哀愁は、ケヴィンにしか出せないもの。
 もちろん、ブルージーに泣くカルロス・カヴァーゾのギターも、パワフルなフランキー・バネリのビートも強靱。QUIET RIOTは決してケヴィンのワンマン・バンドではないのですが、彼らが時代の寵児にまで登り詰めたのはひとえに彼のショウマンシップにあった……そう思わせる熱いショウを現場体験できるのです。

 実のところ、来日公演は“QR III TOUR”の最終盤でもあり、離日後にはアラスカ公演やハワイ公演をこなして終了。ケヴィンは素行不良が原因で解雇され、QUIET RIOTも失速していきました。そんな崩壊間際に実現した来日公演をリアル・サウンドで体験できる貴重なライヴアルバムです。時代を牽引した本物のLAメタル。その黄金時代最後の姿。どうぞ、本作で存分にお楽しみください。

★完全初登場音源。貴重!!

Disc 1 (43:17)
01. Put Up Or Shut Up
02. Slick Black Cadillac
03. The Pump
04. Don't Wanna Let You Go
05. Main Attraction
06. Sign Of The Times
07. Mama Weer All Crazee Now
08. Still Of The Night

Disc 2 (43:05)
01. Let's Get Crazy
02. Guitar Solo
03. Let's Get Crazy (reprise)
04. The Wild And The Young
05. Cum On Feel The Noize
06. Metal Health (Bang Your Head)
07. Slow Down incl. Rock And Roll

Kevin DuBrow - Vocals
Chuck Wright - Bass
Carlos Cavazo - Guitar
Frankie Banali - Drums
Jeff Naideau - Keyboards